カテゴリー「発行社局:京王」の77件の記事

2026.03.09

1627.【京王】1000系営業運転開始30周年記念乗車券

京王井の頭線で活躍している車両、デビューから30周年を迎えました。

 

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 名称   :1000系営業運転開始30周年記念乗車券
 発行社局:京王電鉄
 発売日  :2026年3月9日
 値段   :1,000円
 購入箇所:吉祥寺駅
 シリアルNo.:1116
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井の頭線で運転されている京王1000系は、1996年1月より運転を開始しました。それから30周年を迎えて発売されました記念乗車券で、1000系デビュー当時の写真をあしらった台紙に、1000系の写真をあしらったD型硬券による「いのかしらおでかけきっぷ」(京王線新宿~明大前間と井の頭線全線の1日フリーきっぷ)と渋谷・吉祥寺からの乗車券3枚がセットされています。本日2026年3月9日より井の頭線の渋谷・下北沢・明大前・吉祥寺の各駅で発売されました。

 

1996年にデビューした京王1000系、井の頭線の輸送力増強を目的として20m車体4ドアの5両編成で登場しました。それまでこの路線で運転されてきた3000系からモデルチェンジが図られましたが、一方で3000系で培われた編成ごとに色分けられたレインボーカラーはそのまま受け継がれ、前面形状も3000系イメージを継承したものになりました。1996年1月から3月までに間で5編成が登場、その後1997年に5編成が登場しここで7色揃いました。2004年までに15編成まで揃い約半数の3000系を置き換えました。2008年から増備が再開され、この時から前面形状が変更となり行先表示器が大型化し埋め込みとなり、側面もビード加工から平滑仕上げとなりました。このため編成番号が1721編成と番号が飛んでいます。この増備の過程で登場した1727編成はそれまでのベージュの前面から「オレンジベージュ」という前面塗装となりベージュで運転されていた1706編成・1713編成も変更されました。2010年までで増備は完了し2011年12月からは井の頭線全列車が1000系で運転されるようになりました。

1000系に統一後の井の頭線、2012年に1729編成が「レインボーラッピング」というスペシャル編成となり、一方で初期の編成から更新が始まりました。最近では2027年度に予定されているという井の頭線自動運転・ワンマン化に伴う改造を行った編成が出現、前面の外装が変更になりました。先日1000系30周年を記念した撮影会が開催されたとのことですが、現行スタイルで7本並ぶのはこれが最後であったとのことです。また30周年を記念して1701編成と1702編成について、前面ピラー部を黒から登場時の姿をイメージしたグレーに変更し、車掌台側にかつて装備されていた運行番号表示器をオマージュした30thの吊り下げ札を掲げています。

 

1000系がデビューした当時、自分は井の頭線沿線在住でありましたので、当時新型車1000系の登場は最大に関心ごとでありました。やがて永福町の京王バス車庫脇の側線に、初めて1000系が姿を見せたときは、井の頭線新時代を感じました。その後入線整備や各種試験が繰り返された中、ある日富士見ヶ丘の車両基地へ並行する神田川遊歩道を進むと、基地の奥に入線間もない1000系2編成とこの時代で朝ラッシュ限定運用であった3000系狭幅・片開き車編成2本が並んでいるというシーンを目撃しており、世代交代を印象付けました。そして営業運転開始日に早速乗車したという思い出があり、この当時発売されました記念乗車券も買い求めております。

それからも1000系増備と、姿を消していく3000系を沿線から見届け、その後の1000系の活躍を沿線から見守ってきた自分でしたが、今では環境が変わり井の頭線沿線からは離れてしまいました。

 

デビューから早くも30年が過ぎた京王1000系、これからも渋谷から吉祥寺を結ぶ井の頭線で活躍していくことになります。

2026.01.24

1623.【京王】2000系運行開始記念乗車券

「あなたとあたらしいあしたへ」京王線に新型車両がデビューします。

 

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 名称   :2000系運行開始記念乗車券
 発行社局:京王電鉄
 発売日  :2026年1月24日
 値段   :1,000円
 購入箇所:新宿駅
 シリアルNo.:0063
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京王線においてまもなくデビューすることになった新型車両2000系、本年2026年1月31日より営業運転を開始しますが、その前から発売されました記念乗車券で、2000系のサイドビューをあしらった軟券による京王線・井の頭線一日乗車券となります。本日2026年1月24日より京王主要駅で発売されたとともに、本日若葉台車両基地で撮影会及び試乗会が開催されたのち、府中競馬正門前駅にて一般にもお披露目の展示会が開催されるとのことです。なお展示会会場となる府中競馬正門前駅においても本日に限り発売されます。

 

このほど京王に導入された2000系、デザインにあたって利用者と京王社員を対象に車内設備に関するアンケートや座談会を実施し手決定したコンセプトをもとに、人の感性を分析できるAIで複数のデザイン案を分析して決定したといいます。そのスタイルは「円」をモチーフとしたラウンド型となり側面も円をモチーフとした外装になっています。車体自体は5000系に続いて総合車両製作所製のステンレス車体「sustina」、前面は普通鋼製となりアイボリーに塗装されています。その形状から古代魚「サカバンバスピス」と形容されたスタイルは親しみやすさを感じさせます。さらに中間5号車には「ひだまりスペース」と名付けられた大型フリースペースが設けられ、この部分の側窓は子供でも景色が見やすいように大型の窓となっています。

 

京王線系統で運転開始する2000系、京王において2000系は狭義では3代目となります。(初代は1925年に今の府中~京王八王子間を開業させた玉南電気鉄道が導入したデハ1型が1944年に改番されデハ2000型となる。2代目は1957年に導入された京王初の高性能車で湘南型前面の車両。なお現在京王れーるランドにて展示されている2015号車は2000系の改良型の2010系)また、編成中の各車号についても2代目となる車号が多く、今回運転を開始する新宿方先頭車(10号車)の車号2701についても2代目で、初代2701号車は1953年に導入された京王線系統初の湘南型前面の車両でありました。いずれも緑色の外装を持ち京王線系統の通称「グリーン車」と呼ばれた車両に附番されていた2000番台、最後の車両は1984年で京王線系統からは引退しましたが、それ以来42年ぶりに2000番台が附番された車両となります。

 

京王においては5000系以来9年ぶりとなる新型車両2000系は、2026年1月31日より営業運転を開始します。そして2027年3月までに4編成40両が導入するとされており、これ以降も増備されると思われます。

京王線のこれからを担う新型車両2000系、デビューを迎えます。

2025.11.08

1620.【京王】競馬場線開業70周年記念乗車券

「中央フリーウェイ」から「右に見える競馬場」へ向かう路線、開業から70周年を迎えました。

 

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 名称   :競馬場線開業70周年記念乗車券
 発行社局:京王電鉄
 発売日  :2025年11月8日
 値段   :1,000円
 購入箇所:新宿駅
 シリアルNo.:0202
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東京都府中市にある東京競馬場へのアクセスを担う京王競馬場線は、本年2025年4月29日で開業から70周年を迎えました。約半年ほど遅れて発売されました記念乗車券で、表紙は府中競馬正門前行きの初代5000系・裏表紙は競馬開催日に運転された臨時急行列車の運用に就いた1962年頃の2000系(先代)と競馬場線の路線図をあしらい、開くと開業時から競馬場線で運転されてきた列車や府中競馬正門前駅の写真があしらわれ、D型硬券によるKEIO地紋の京王線・井の頭線一日乗車券大人用がセットされています。本日2025年11月8日より新宿・東府中・府中の各駅と発売日の2025年11月8日に限り東京競馬場内に出展した京王ブースでも発売されたとのことです。本日の東京競馬場のメインレースが京王杯2歳ステークスであったこともあり、競馬場線70周年記念のキャンペーンと合わせての企画であったようです。競馬場線開業70周年企画は本年春ごろから開催されており、主に平日の競馬場線運用列車にヘッドマークの装着があり、夏ごろにスマートフォンの「京王アプリ」においてデジタルスタンプラリーが開催され自分も参加しましてクリアファイルとシールをいただきましたが、それから3か月程が過ぎまして記念乗車券発売となり、自分は新宿駅にて入手しました。

 

今から70年前の1955年4月29日に開業した京王競馬場線、京王線の東府中から分岐して府中競馬正門前を結ぶ1駅区間の路線となります。府中競馬正門前駅を降りますと、すぐ東京競馬場のメインゲートにつながる通路を通って競馬場内のスタンドに行くことができます。日本ダービーや天皇賞(秋)・ジャパンカップなど大レースが開催される我が国を代表する競馬場である東京競馬場、大変大きな競馬場でもあり開催日には大変多くの観客が訪れます。競馬はかつてはいわゆる賭博のイメージでしたが、その後大衆の娯楽となり、特に先述の大レース開催日には大変多くの老若男女が競馬場を訪れます。大変大きな歓声に包まれるレースが終了し「町の灯が やがてまたたきだす」頃の競馬場からの帰りの列車は、勝負に勝って意気揚々としている人とと、負けて肩を落としている人が乗車しているという悲喜こもごもの様相となっておりました。

 

京王では競馬場線開業時から競馬開催日には新宿から府中競馬正門前へ直通の臨時急行が運転されました。運転開始時は旧型車や2700系・2000系(先代)等では前面のサボ、2010系や初代5000系では装備されていた方向幕で府中競馬正門前行き列車には競走馬の蹄鉄が描かれており、競馬場に向かう列車であることをアピールしておりました。(この記念乗車券に初代5000系の府中競馬正門前行き前面方向幕があしらわれています。)競馬開催日運転の臨時急行列車はその後6000系・7000系・8000系となりましたが、特に1980年代から90年代にかけての競馬開催日に運転された臨時急行には7000系がよく充当されました。昨今旧塗装が復活した編成が登場して注目を集めている7000系ですが、この塗装時代の7000系は普通運用がメインで優等運用に入ることは稀であったのですが、競馬開催日には7000系の急行府中競馬正門前行きはよく見ることがありました。

これら臨時直通列車ですが、2001年のダイヤ改正から下り府中競馬正門前行きの設定はなくなり、帰り時間帯の新宿行き(新線新宿行きもある)特急・急行が設定されるのみとなり、代わって特急(2022年まで運転されていた準特急を含む)が競馬開催日に東府中駅に臨時停車し、この駅乗り換えで府中競馬正門前へ向かうようになり、この時は競馬場線内折り返し列車は増発となり8両編成列車での運転となりました。この列車についても2010年頃から一時期、都営新宿線車両が運用に就いていたことがありました。

 

ここまで、競馬開催日の競馬場線について記述しましたが、この路線の競馬開催のない主に平日の様子についても記したいと思います。競馬開催のない平日は20分ヘッドで東府中~府中競馬正門前の折り返し運転で、競馬開催日には大勢の利用がある府中競馬正門前駅の広いホームは閑散としています。開業時は単行運転、その後も2両編成でグリーン車から5000系非冷房の吊り掛け車の時代を経て、1980年代半ばごろから6000系2両編成で運転されておりました。1999年からはこの路線での2両編成列車はワンマン運転となり、6000系2両編成2編成がワンマン運転対応改造を行いほぼ専属で運転されていました。6000系末期の時代に登場時の臙脂帯に復刻された編成も2両編成でワンマン運転対応編成であったため、平日ダイヤの競馬場線で運転されていることがよくありました。

2011年の6000系引退後から現在はワンマン対応となった7000系2両編成で運転されています。最近では平日の府中競馬正門前駅は遠隔監視により無人駅になってしまいました。

また、平日の府中競馬正門前駅として特筆することとしまして、TVドラマやCMなどの撮影でよく使用されており、その方面の方々にとりまして知る人ぞ知る駅にもなっています。

 

こうして開業70周年を迎えた京王競馬場線ですが、この路線は営業キロにして0.9キロと大変短い路線で、東京競馬場芝コース周回距離の半分にも満たない路線であり、それこそ「夜空に続く滑走路」にもなることはできない路線であるかと思います。けれども競馬の歴史に残る名馬たちによる多くの名勝負が繰り広げられたコースと、熱狂と興奮の坩堝へいざなった路線であります。これからもこの地に競馬場がある限り、京王競馬場線の役割は変わることはないでしょう。

2025.10.26

1618.【京王】調布市制施行70周年記念乗車券

東京・多摩地域にある調布市は、本年2025年で市制施行70周年の佳節を迎えました。この都市を通る京王電鉄においては、記念乗車券が発売されました。

 

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 名称   :調布市制施行70周年記念乗車券
 発行社局:京王電鉄
 発売日  :2025年10月26日
 値段   :1,000円
 購入箇所:仙川駅
 シリアルNo.:0953
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京王線が経由する主要市の一つである東京都調布市は、本年2025年で市制施行から70周年の佳節を迎えました。これを記念しまして京王電鉄で発売されました記念乗車券で、竣工直後の調布市役所庁舎を表紙とし、調布市長のメッセージと合わせて市制施行後の調布市の歴史をあわせて、市制施行時の調布市内の京王各駅の写真とこの当時の主力車両であった2700形をあしらった台紙に、調布市制施行70周年のロゴをあしらったC型硬券による京王線・井の頭線全線一日乗車券大人用1枚がセットされています。本日2025年10月26日より、調布市内の京王各駅で発売されまして、自分は最も新宿方に位置する仙川駅で入手しました。

 

東京都調布市は1955年に神代町と調布町が合併して調布市として市制施行となりました。その後の調布市の歴史の主な事柄として、1964年に開催されたオリンピック東京大会において、調布市内の甲州街道がマラソン・競歩のコースとして通過したこと、2001年に東京オリンピック1964大会のマラソン折り返し地点付近に東京スタジアム(現:味の素スタジアム)がオープンし、サッカーJリーグFC東京・東京ヴェルディ1969のホームスタジアムとなりました。

今日では24万人の人口を数える調布市、かつて京王線は調布駅周辺で長きにわたり地上を走行しており都市整備の懸案となっていましたが、2012年に京王線柴崎~西調布間・相模原線調布~京王多摩川間が連続立体化によりこの区間にある調布駅をはじめ国領・布田の各駅が地下に移転となりました。その後調布駅は駅前広場や商業施設が整備されました。

 

記念きっぷ台紙に今から70年前の調布市内京王各駅の写真があしらわれていますが、柴崎駅がかろうじてこの時代の面影が残っているかなと感じますが、それ以外は仙川駅は橋上の構造は変わらなくとも駅舎と「京王ストア」が一体化した構造になっており、70年前は「金子」と称していた現在のつつじヶ丘駅も橋上となっています。国領・布田・調布の各駅は地下になり、70年前は「上石原」と称していた現在の西調布駅も橋上化、飛田給駅はスタジアム最寄駅として大規模な改良を伴った橋上駅舎になっています。また70年前は終点だった京王多摩川駅は相模原線延伸に際して高架駅になりました。京王多摩川駅周辺は現在再開発が始まっており、かつては「京王百花苑」のちに「京王フローラルガーデンアンジェ」と呼ばれたエリアは高層住宅や公園などが整備されることになっており、京王多摩川駅も駅改良工事がおこなわれています。

 

調布市では制施行70周年を記念して各種催しが行われ京王電鉄も協賛しており、モバイルスタンプラリー「エキタグ」で調布市内京王各駅と調布市内の名所を回る企画が開催されており、京王線において調布市制施行70周年のヘッドマークを付けた列車が運転されているとのことです。

 

市制施行70周年を迎えた東京都調布市、市内には深大寺や神代植物公園、武者小路実篤記念館、布多天神社があり、幕末の時代に活躍した新撰組組長近藤勇生誕の地であります。映画の撮影所も多くあり「映画のまち調布」としてPRをおこなってきたところでもあります。

中央自動車道のインターチェンジがあり、伊豆大島・新島・式根島・三宅島を結ぶ航空便が発着する調布飛行場、そして味の素スタジアムがある東京都調布市、見どころが多い都市の佳節となります。

2025.10.23

1617.【京王】京王7000系復刻塗装記念乗車券

デビューから40年以上が過ぎて現在も京王線で活躍している7000系、往年の姿を再現した編成が登場します。

 

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 名称   :京王7000系復刻塗装記念乗車券
 発行社局:京王電鉄
 発売日  :2025年10月23日
 値段   :2,000円
 購入箇所:吉祥寺駅
 シリアルNo.:2896
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現在も活躍する京王7000系、1984年にデビューしました。その後時代により外観が現在の京王コーポレートカラーとなる赤と青のラインになりましたが、このほど初期型コルゲート車体の10両編成7728編成が、往年の臙脂帯に復刻されることから発売された記念乗車券となります。

臙脂帯となった外装をモチーフとした表紙、このほど臙脂帯に復刻される7728編成の概要と合わせて、京王全線一日乗車券の大人用・小児用合わせて2枚KEIOロゴ地紋のD型硬券と7728編成を構成する車両の車号板のステッカーがセットされています。車号板ステッカーは7728編成を構成する車両番号からランダムでセットされており、自分は7278号車(この編成で下り方から2両目の中間車)のステッカーがセットされていました。復刻塗装編成の運行開始は2025年10月28日とのことですが、その前から京王主要駅で発売されました。

 

1984年にデビューした京王7000系、廃車も発生していますがトップナンバー7701編成をはじめとしてまだまだ健在です。登場時は界磁チョッパ制御・銀色前面でコルゲートのステンレス車体臙脂帯でしたが、1987年頃から入線した7721編成からは前面はアイボリー、ビート加工のステンレス車体臙脂帯という形態になりました。その後長編成化やVVVFインバータ制御化などにより編成替えが多く発生しまた銀色前面で登場した初期の7000系についても前面がアイボリーとなりました。2000年代に入りますと京王のコーポレートカラーとなる赤と青のラインに変更されました。それ以来約20年ぶりに復活することになった臙脂帯外装となります。

今回臙脂帯が再現される7728編成は1986年に7714編成として前面銀色の8両編成で入線し、1990年代に前面アイボリー化・前面スカート取り付けがおこなわれ、2000年代に入り京王コーポレートカラーの赤と青のラインに変更となり、その後はVVVFインバータ制御化や車内案内表示の取り付けが行われ、2011年に7715編成から中間車を2両組み込み10両編成になって7728編成となりました。

再現された臙脂帯の7728編成は前面はアイボリー・スカートが装着した状態ですが、帯が臙脂色になるだけでなく、車号板についてかつての京王車両で用いられた角ばったフォントのものになり、側面戸袋窓上に取り付けられている「KEIO」ロゴ板も「K.T.R」と表記されたものに変更されます。KEIO TEITO ELECTRIC RAILWAYの略で、この編成が登場した時の社名「京王帝都電鉄」時代の姿となります。

 

復刻塗装となった7728編成は2025年10月25日に開催される撮影会ののち、10月28日より運転を開始するとのことです。昨今人気を集めるようになってきた京王7000系、在りし日の姿をまとった姿がまもなくお披露目されます。

2025.07.07

1602.【京王】令和7年7月7日 七夕7ならび記念乗車券

本年2025年も7月7日、1年に一度織姫と彦星が巡り合う七夕を迎えました。本日は和暦で表記しますと令和7年7月7日と、7が並ぶ日付となります。今回も数字並び日付として記念きっぷ類が発売された社局がありますので、弊ブログにて入手しましたアイテムを公開いたします。

 

令和7年7月7日を迎え発売されました記念きっぷ、まずは京王電鉄にて発行されましたものを入手しましたので公開いたします。

 

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 名称   :令和7年7月7日 七夕7ならび記念乗車券
 発行社局:京王電鉄
 発売日  :2025年7月1日
 値段   :1,500円
 購入箇所:吉祥寺駅
 シリアルNo.:3909
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令和7年7月7日数字並び日付記念として京王で発売されました記念きっぷは、D型硬券による京王線・井の頭線全線一日乗車券の大人用と子供用が1枚づつセットされ、台紙の表紙は京王線7000系と井の頭線1000系のイラスト、開くと同じく京王線7000系7727Fと井の頭線1000系1729Fが飛び出す絵本風に立体的にあしらわれました。7月7日を前に京王各駅(除く府中競馬正門前・多摩動物公園)にて2025年7月1日より発売が開始され、発売開始日に早速入手してきました。

 

この記念きっぷにあしらわれている車両ですが、京王線は7000系となっています。1984年に第1編成が登場し現在も活躍している車両となりますが、一部廃車が始まっているもののトップナンバーである7701F編成は健在で落成から40年以上が過ぎて活躍しています。7000系は初期車はステンレスコルゲート車体ですが、後期車はステンレスビード加工車体という変化があり、その後界磁チョッパからVVVFインバータ制御に改装に合わせてリニューアルとともに編成替えも多くの編成で行われており、それに伴う改番も多く発生しています。デビューから40年以上が過ぎて最近人気になってきた車両でもあります。そしてこの記念乗車券にあしらわれた7727Fは初期のコルゲート車体の10両固定編成で、この編成の京王八王子・高尾山口・橋本方先頭車の車号は「7777」という、本日の7並びにふさわしい車両ということで、この記念乗車券にその姿があしらわれております。7777号車は1986年に7763号車として落成し2011年にVVVF化及び10両編成化により7777に改番されました。

一方井の頭線については、レインボーカラー7色に色分けられた1000系が活躍していますが、今回の記念乗車券には、1000系に1編成存在している特別編成「レインボーラッピング」の1729Fがあしらわれました。その外観から人気になっている編成になります。この姿になってから10年以上が経過していますが、今日もレインボーラッピングの姿で運転されています。

 

さて京王電鉄において現在、京王線系統では笹塚~仙川間の高架化工事が進められています。そして今年度に新型車両2000系が登場するとされており、7000系は今後も数を減らしていくことになりそうです。一方井の頭線では、ホームドアの設置が先行して進められていますが、今後自動運転によるワンマン運転に移行するとしており、本年自動運転に対応した改造を行った1000系が登場しています。

時代が移り変わろうとしている、令和7年の七夕を迎えた京王電鉄になります。

2024.10.24

1564.【京王】京王百貨店新宿店開店60周年記念乗車券

新宿にある百貨店、本年2024年で開店60周年を迎えます。

 

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 名称   :京王百貨店新宿店開店60周年記念乗車券
 発行社局:京王電鉄
 発売日  :2024年10月24日
 値段   :1,000円
 購入箇所:新宿駅
 シリアルNo.:0240
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本年2024年で開店から60周年を迎える新宿の百貨店は京王百貨店になります。新宿西口に1964年11月1日に全館オープンとなりました。当時の京王帝都電鉄がグループ企業として設立し誕生した百貨店になります。新宿に開店して60周年を迎え京王電鉄で発売されました記念乗車券になります。京王百貨店新宿店建設時の完成予想イラストと今日でも京王百貨店の包装紙に描かれているブルーの鳩をあしらった表紙に、京王百貨店建設・開店時の写真及び京王線新宿駅の写真などをあしらった台紙に、京王百貨店開店前後で主力であった京王線車両と開店時の京王百貨店の様子をあしらったD型硬券による乗車券3枚がセットされています。これら乗車券の地紋は、今から60年前の京王百貨店開店時に当時の京王線車両の側面に付けられていた京王帝都電鉄の社紋となっています。

 

今から60年前に新宿に開店した京王百貨店、いわゆる電鉄系百貨店となりますが、京王の百貨店進出は後発であったとされています。1964年開催の東京オリンピックの興奮も冷めやまぬ時期に開店しました。以来60年、百貨店の激戦地といえる新宿の地で、更に時代の流れを受けながらも顧客を確保し、今日まで盛業してきた百貨店になります。60年の間で王冠のマークはそのままですが1986年に聖蹟桜ヶ丘に2号店が開店した際に現在のロゴとなり、包装紙のデザインは今日も名作映画のタイトルデザインなどで有名なデザイナー、ソール・バス氏によりデザインされたブルーの鳩の柄が使用されています。

鉄道マニア的観点からの京王百貨店新宿店といいますと、現在Nゲージの貸しレイアウトもある鉄道模型の専門店が入店しています。また毎年1月頃に開催される催事で「元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」があり、全国の有名駅弁などを集めて販売する恒例の催事として1966年に第1回が開催されて以降今日まで続けられ、多くの来店がある催事となっています。

 

60年前の京王の百貨店進出に際して、京王線も大きな変革を迎えることになりました。かつての京王線新宿駅は現在の京王百貨店新宿店の場所にあり、新宿を出発すると現在の西新宿1丁目交差点から文化服装学院付近まで甲州街道上を走行し、その先も地上を走行していました。京王線は路面電車が起源で、この時代になりますと輸送力増強と高速化などが行われるようになりますが、新宿付近が路面電車時代の名残という隘路として残りそれらの妨げになっておりました。また車両も戦前時代に導入された小型車も残っていたという時代でありました。近代化と百貨店進出という大きな変革に向けこの区間の改良が行われることになり、京王百貨店が開店する1年前の1963年に京王線新宿駅は現在の地下駅に移転となり甲州街道上の区間も含め地下線に切り替えられました。この年には架線電圧を600Vから1500Vに昇圧が行われ、新宿~東八王子(当時)を40分で運転する特急列車の運行が開始されました。この時代京王線に颯爽とデビューした車両が5000系(初代)で、アイボリーに臙脂帯という外装は京王の新たな時代の到来を告げる車両となりました。5000系(初代)は1996年で京王線での営業運転は終了していますが、今日でも京王の名車として語り継がれている所以であります。地下に移った京王線新宿駅の跡地に建設されたのが、京王百貨店となります。

京王の歴史で1963年は大きな変革があった年として記録されておりますが、その先にあったのが1964年の京王百貨店の開店でありました。今回発売されました京王百貨店新宿店開店60周年記念乗車券においても、京王線新宿駅の地下化の様子が記載されております。

 

開店から60周年を迎える京王百貨店新宿店ですが、現在新宿界隈におきましても再開発が始まっており、西口では京王百貨店に隣接していた小田急百貨店本館がすでに解体されてしまいその跡地に高層ビルが建設されるとのことです。京王においてもJR東日本と共同プロジェクトとして、現在の京王百貨店の場所とその南側の甲州街道を越えた先のエリアと一体となった再開発が行われることになっており、すでに南側のJR東日本本社ビルの隣にあったJR新宿ビル(JRの事務所等があった国鉄時代からある建物)は解体され、その跡地に高層ビルが建設されることになっており、この高層ビル完成後に現在の京王百貨店は建て替えのため解体されその跡地は19階建てのビルになるとのことです。これら再開発は「新宿グランドターミナル」構想の一環として、東京都と新宿に乗り入れる鉄道会社5社、新宿区と渋谷区(甲州街道より南側エリア、JR新南改札・都営大江戸線新宿駅・バスタ新宿・JR東日本本社ビル・タカシマヤタイムズスクエア等のある場所は渋谷区になります)等を交えて進められています。JR新宿ビル跡にできる高層ビルは2028年完成予定、京王百貨店の建て替えの完成は2040年代を予定しているとのことです。

これに合わせて京王線新宿駅も改良工事が行われることになっており、現在の新宿駅から北側に延伸・拡幅され東京メトロ丸ノ内線新宿駅方面へ直接向かう改札口が新設されるとのことです。1963年に地下駅に移転した京王線新宿駅ですが、その後も輸送需要が急増し長編成化が行われたことから1980年代に地下移設時の4線5面から3線3面に改造され、渡り分岐を移設するなどの工事が行われました。このため京王八王子方では不自然にカーブしていることやホームが狭くなっているという状況になっており、これらの状況が改善されることになっています。京王線新宿駅改良の完成は駅本体については2031年頃、全体の完成はやはり2040年代の予定とのことです。

 

開店から60周年を迎える京王百貨店新宿店、変わり始める新宿の地の百貨店として、これからも盛業を祈念するところであります。

2024.06.06

1538.【京王】令和6年6月6日 京王レトロヘッドマーク記念乗車券

本年2024年も6月に入り6日を迎えました。和暦で表記しますと令和6年6月6日と6が並ぶ日付となり、今回も数字並び日付の記念きっぷが多くの鉄道会社等で発売されました。

 

令和6年6月6日を迎え発売されました記念きっぷ、京王電鉄にて発行されましたものを入手しました。

 

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 名称   :令和6年6月6日 京王レトロヘッドマーク記念乗車券
 発行社局:京王電鉄
 発売日  :2024年6月1日
 値段   :1,000円
 購入箇所:京王多摩センター駅
 シリアルNo.:4567
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令和6年6月6日の数字並び記念乗車券として京王電鉄で発売されましたものは「京王レトロヘッドマーク記念乗車券」として、台紙に京王線系統で1970年代から80年代・90年代にかけて主力車両として活躍した6000系をあしらい、6000系をはじめとして昭和時代に使用されたヘッドマークをモチーフとした乗車券を台紙に差し込める(一部差し込めない乗車券もあり)というスタイルで発売されました。なお発売は6月6日を前に2024年6月1日から京王各駅(除く多摩動物公園駅)で発売されました。

 

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台紙

 

台紙は京王線で活躍した6000系と、この記念乗車券においてセットされたヘッドマークについて説明があり、裏表紙は井の頭線で活躍した3000系の初期車(狭幅・片開きドア車)をあしらいました。台紙内部の6000系6866号車の写真に乗車券をセットできるようになっています。台紙内部にあしらわれた6866号車は2両編成の京王八王子方先頭車であるとともに、末期にはワンマン運転対応編成として平日の競馬場線で運行され、引退直前で台紙にあしらわれている登場時のアイボリーに臙脂帯・前面は斜めにカットされたという外装になっておりました。

 

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ヘッドマーク・乗車券

 

ヘッドマークは別紙で、シートタイプになっており切り取って台紙にセットする形になります。その裏面が乗車券になります。ヘッドマークは6種類用意され、その内容は春・秋のハイキングシーズンの特急列車に掲げられた「陣馬」「高尾」、正月の終夜運転で運転された特急列車に掲げられた「迎光」、1990年の相模原線全線開通の祝賀列車に掲げられたヘッドマーク、本年2024年で開業から60周年を迎えた動物園線へ方向幕の設置がなかった車両に掲げられたライオンが描かれた「多摩動物公園」行きのサボ、1988年まで井の頭線3000系の急行列車の前面に掲げられていた「急行」板が選定され、これらヘッドマークの裏面が乗車券となります。これら乗車券の地紋は京王帝都電鉄時代の社紋になっております。

 

令和6年6月6日の数字並び日付記念乗車券として、かつて京王線で活躍した6000系をモチーフとした記念乗車券。京王6000系は1972年に登場した京王初の20m車体4ドアの大型車でした。都営新宿線直通に対応した車両であり、1991年まで304両が導入され主力車両として活躍しました。外観はアイボリーに臙脂帯で後年帯色は京王コーポレートカラーである赤と青の2本に変更されました。2011年で全車両引退し、6438号車が多摩動物公園駅前「京王れーるランド」の車両展示場にて保存されているほか、京王れーるランド内の運転シミュレーターや車掌体験コーナーにて最後まで運行されていた6022編成の両先頭車の車体の一部が活用されています。

 

最近、昭和レトロブームが起きていると言います。昭和時代の京王線の主力車両であった6000系と、過去京王の列車に掲げられたヘッドマークをあしらった令和6年6月6日、京王で発売されました6並び日付の記念乗車券になります。

2023.11.11

1519.【JR東日本・東急・東京メトロ・京王】ハチ公生誕100年記念入場券・乗車券

日本一有名な待ち合わせ場所の主、生誕から100年を迎えました。

 

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4社で発売された「ハチ公生誕100年 記念入場券・乗車券」

 

日本一有名な待ち合わせ場所、それは東京・渋谷駅前の「ハチ公広場」であるかと思います。渋谷のスクランブル交差点に隣接する広場には、いつでも待ち合わせをしている人が多く集まっています。この広場にある銅像は「忠犬ハチ公像」であり、この広場の主としてさらには渋谷のシンボルとして多くの人々に親しまれております。

 

銅像になり今も渋谷駅前に鎮座している「ハチ公」は、今から100年前の1923年に現在の秋田県大館市で生まれた秋田犬で、生後間もなく東京に送られ1924年より東京帝国大学農学部の教授であった上野英三郎博士に飼われ「ハチ」と名付けられました。上野博士は「ハチ」を大変よく可愛がり、出かける際は渋谷駅まで伴われていくことが多かったとのことです。しかし1925年に上野博士は仕事先で急逝します。「ハチ」はその後何度か飼い主が変わりましたが、それでも決まって夕方ごろに飼い主のもとから抜け出し渋谷駅に向かい、帰ってくることのない博士を駅前で待ち続けていたといいます。博士の死後から7年後に新聞の投書から人々に知られるようになり「ハチ公」と呼ばれ、そして1934年に「忠犬ハチ公像」が渋谷駅前に設置されました。銅像が設置された翌年の1935年に「ハチ」は亡くなり、人間さながらの葬儀が行われたとのことです。死後上野博士の墓所の隣に「ハチ」を祀る石祠が設けられ、また「ハチ」の遺骸は剥製になり東京・上野にある国立科学博物館で展示されているとのことです。

生前に製作され渋谷駅前に設置された「忠犬ハチ公像」は、第二次大戦中に金属供出のため撤去されてしまいましたが、戦後1948年に2代目の「忠犬ハチ公像」が再建・設置され、以降時代の流れとともに変りゆく渋谷の街並みと集う人々を眺めてきた銅像になります。

 

さてハチ公生誕100年を記念しまして、渋谷駅周辺では各種イベントが開催されました。これに合わせまして、渋谷駅に乗り入れる鉄道会社4社合同企画としてこのような記念きっぷが発売されました。発売開始日となった2023年11月11日は4社セットで発売され、翌日から各社で発売されました。自分は4社セットで入手できましたので、各社それぞれ発売されましたハチ公生誕100年記念きっぷを見ていきましょう。

 

 

JR東日本発行「ハチ公生誕100年記念入場券」

 

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 名称   :ハチ公生誕100年記念入場券
 発行社局:東日本旅客鉄道
 発売日  :2023年11月11日
 値段   :1,000円
 購入箇所:渋谷駅特設会場
 シリアルNo.:0692

 備考  :ポストカード付属
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渋谷駅は1885年の山手線開通と同時に開業しました。島式ホーム1面の駅でしたが、1940年に外回りホームが増設され2面ホームとなりました。時代が下り1996年に埼京線恵比寿延伸に伴い埼京線が走行する山手貨物線に渋谷駅ホームが設置され停車するようになりましたが、この時のホームは山手線ホームより品川方にずれた場所に設置されました。その後2001年には新たに設定された「湘南新宿ライン」も停車するようになり、今では「成田エクスプレス」などの特急列車も停車するようになりました。

さて、JR渋谷駅では駅周辺の再開発に合わせて大規模な駅改良工事が行われております。この改良工事に伴い埼京線・湘南新宿ラインのホームは新宿・池袋方に移転し山手線ホームと並ぶようになりました。そして山手線ホームについてもホーム拡幅により現在では島式ホームになっております。これら改良は線路切り替えを伴うもので、これまで何度か列車を運休させて切替工事が行われてきました。そして来週2023年11月18日と19日で山手線を内回り・外回りそれぞれ1日づつ渋谷駅を含む大崎~池袋で運休させて線路切り替え工事が行われます。一連の線路切り替え工事はこれで完了となりますが、この後も駅舎の新設など大きな工事が続きます。

 

JR東日本で発行されました「ハチ公生誕100年記念入場券」は、ハチ公生誕100年の記念ロゴとかつて山手線で運転されていたE231系500番代と現在の山手線で運転されているE235系、埼京線のE233系と湘南新宿ラインのE231系をあしらった渋谷駅のD型硬券入場券5枚がハチ公の物語や駅長のメッセージが記載された台紙にセットされています。また、JR東日本発売分ではポストカードが付属します。

 

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付属したポストカード

 

ハチ公生誕100年の記念ヘッドマークを着けた山手線E235系をあしらったポストカードになります。山手線において1編成このようなヘッドマークを着けた列車が運転されています。

 

 

東急発行「ハチ公生誕100年記念乗車券」

 

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 名称   :ハチ公生誕100年記念乗車券
 発行社局:東急電鉄
 発売日  :2023年11月11日
 値段   :1,000円
 購入箇所:渋谷駅特設会場
 シリアルNo.:0692
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東急の渋谷駅は東横線が1927年に開通、それ以前に玉川電気鉄道(のちの東急玉川線)が1907年に開通しています。玉川線は1969年に廃止となりますが、この路線を地下化した新玉川線(2000年に田園都市線となる)が1977年に開通しています。

 

都内有数の繁華街に発展した渋谷、その開発の中心を担ったのは東急グループであり、今日でも東急グループの本拠地である渋谷、かつては駅に隣接して東急百貨店東横店があり、東口には映画館やプラネタリウムなどがあった東急文化会館、西口には109や駅から離れた場所に東急百貨店本店、Bunkamuraや東急ハンズなど多くの施設があり、渋谷の賑わいをけん引してきました。

そして今、渋谷は100年に一度といわれる再開発が各所で始まっており、東急グループもその中心を担い渋谷の街が変わり始めています。東口の東急文化会館はすでになく、その場所は「渋谷ヒカリエ」という複合高層ビルとなり2012年にオープンしています。そしてこの再開発や地下鉄副都心線との直通運転開始に伴い、東横線の渋谷駅は2013年に現在の地下駅に移転となり、その跡地はJR渋谷駅の埼京線・湘南新宿ラインホーム敷地になったほか、「渋谷スクランブルスクエア」や「渋谷ストリーム」という複合高層ビルがオープンしています。また渋谷駅に隣接していた東急百貨店東横店も建物の老朽化や再開発により閉店となり建物の解体が進んでいます。東急百貨店本店も再開発に伴い閉店となり、隣接するBunkamuraも一部施設を除き長期閉館となっています。東急ハンズについては、店舗は存続しているものの東急グループからは離れています。

  

東急で発売されました「ハチ公生誕100年記念乗車券」は、ハチ公生誕100年の記念ロゴとかつて玉川線で運転されていた低床電車200形、東横線など東急各路線で活躍しその風貌から「アオガエル」と呼ばれ一時期ハチ公広場にも車体が置かれていた先代の5000系、長きに渡り田園都市線を中心に活躍し2022年で引退した8500系、現在の最新型車両である2020系をあしらったD型硬券乗車券5枚がハチ公の物語や駅長のメッセージが記載された台紙にセットされています。なお、ハチ公の物語や駅長のメッセージの部分は各社共通となっています。

 

東急でもハチ公生誕100年のヘッドマークを着けた列車が運転されているとのことです。

 

 

東京メトロ発行「ハチ公生誕100年記念乗車券」

 

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 名称   :ハチ公生誕100年記念乗車券
 発行社局:東京地下鉄
 発売日  :2023年11月11日
 値段   :1,000円(4社セットでの発売額)
 購入箇所:渋谷駅特設会場
 シリアルNo.:0692

 備考  :大人用600円、小児用300円単体での発売あり

      4社セットでの発売時にのみペーパークラフト付属
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東京メトロは渋谷駅に銀座線・半蔵門線・副都心線が乗り入れております。銀座線の渋谷駅は東京高速鉄道として1938年に開通、半蔵門線は当時の営団地下鉄で1978年に開通、副都心線は2008年に開通しています。なお半蔵門線・副都心線の渋谷駅は共同駅として東急管理になっているため、東京メトロの渋谷駅は実質銀座線の渋谷駅のみとなります。

銀座線の渋谷駅は、渋谷特有の谷という地形であることから地上の高架線上に駅が設けられ、かつての東急百貨店東横店の西館3階にありましたが、再開発に伴う建て替えのため2020年に現在の東口広場上空の高架線に移転しています。
 
東京メトロで発売されました「ハチ公生誕100年記念乗車券」は、磁気カード型の犬のイラストをあしらった東京メトロ24時間券の大人用・小児用券のセットとして、他社と共通のハチ公の物語や駅長のメッセージが記載された台紙にセットされています。なお一般発売では大人用・小児用バラでの発売も行われセットで購入すると台紙がついてくるという発売方法であったようです。また2023年11月11日に4社セットとして購入した場合にのみ、台紙とオリジナルのペーパークラフトが付属しました。

 

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4社セットで購入時に付属したペーパークラフト

 

ペーパークラフトは、銀座線開業時の1000形と現在の銀座線の車両1000系をあしらいました。

 

 

京王発行「ハチ公生誕100年記念乗車券」

 

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 名称   :ハチ公生誕100年記念乗車券
 発行社局:京王電鉄
 発売日  :2023年11月11日
 値段   :1,000円
 購入箇所:渋谷駅特設会場
 シリアルNo.:0692
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京王の渋谷駅は井の頭線の始発駅で1933年に帝都電鉄として開業、本年2023年で開業から90周年を迎えました。

井の頭線の渋谷駅はその後何度か建て替えが行われていますが、現在の駅は1998年に完成した駅改良工事により開業時から0.1キロ吉祥寺方に移転しており、その上は複合商業施設として「渋谷マークシティ」が2000年にオープンしています。

 

京王で発売されました「ハチ公生誕100年記念乗車券」は、ハチ公生誕100年の記念ロゴがついた「いのかしら おでかけきっぷ」(京王線新宿~明大前間と井の頭線全線の1日乗車券)とかつて井の頭線で運転されていた3000系、現在の車両である1000系をあしらったD型硬券乗車券3枚が、ハチ公の物語や駅長のメッセージが記載された台紙にセットされています。なおこれら硬券乗車券の地紋は、京王帝都電鉄時代の社紋となっています。
 

京王でもハチ公生誕100年のヘッドマークを着けた列車が井の頭線で運転されているとのことです。

 

 

飼い主が急逝してからも帰ってくることのない主人を渋谷駅で待ち続けた「ハチ」、その後銅像になって有名な待ち合わせ場所の主として集う人々と変わりゆく渋谷の街並みを眺め続けた「忠犬ハチ公像」、若者の街となり流行の発信地ともなった渋谷のシンボルとして今日も多くの人々に親しまれています。100年に一度という再開発が進む渋谷の街の中心で、これからも「ハチ公」の物語は語り継がれていくことでしょう。

2023.08.01

1514.【京王】井の頭線開業90周年記念乗車券

レインボーカラーに彩られたステンレスカーが走る路線、開業から90周年を迎えました。

 

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 名称   :井の頭線開業90周年記念乗車券
 発行社局:京王電鉄
 発売日  :2023年8月1日
 値段   :1,000円
 購入箇所:吉祥寺駅
 シリアルNo.:2734
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渋谷から吉祥寺を結ぶ京王電鉄井の頭線は、今から90年前の1933年8月1日に帝都電鉄により渋谷~井の頭公園間が開業しました。翌1934年4月1日に吉祥寺まで延伸し全線が開通しました。その後の経緯は1940年に帝都電鉄は小田原急行鉄道と合併し翌年に小田急電鉄と社名を変更後、1942年には東京横浜電鉄等と合併し東京急行電鉄となりこの時に井の頭線という路線名が付けられました。戦後を迎え1948年6月1日に東京急行電鉄は4社に分割されますが、井の頭線はこの時に京王の路線となり京王帝都電鉄井の頭線としてその後運行されることになります。

 

帝都電鉄として開業時は前面運転席窓上に庇がついた車両が運行されましたが、戦後京王帝都電鉄発足時の井の頭線は、戦時中の空襲で被災した多くの車両を復旧し更新しながらも、新車両を導入して増え続けた輸送需要に応えました。1950年代に入りますと湘南スタイル前面の1900型、最初の高性能車である旧1000系が登場、これら車両はその外装から「グリーン車」と呼ばれました。

そして1962年、井の頭線車両の代名詞となったレインボーカラーに彩られたステンレスカー3000系が登場、この車両は1963年度に鉄道友の会ローレル賞を受賞し以降増備が続き冷房車も登場、1971年に急行の運転が開始され合せて5両編成化も行われました。1983年で最後の「グリーン車」であった旧1000系が運転を終了すると井の頭線全列車が3000系で統一され、この車両が井の頭線の顔として1988年まで増備が行われ沿線で親しまれました。井の頭線のイメージを形作った3000系は2011年で全編成運転を終了し、その後クハ3719号車が多摩動物公園駅前「京王れーるランド」で保存展示されたほか、多くの車両が地方私鉄数社に譲渡されましたが、経年もありその後導入された車両により置き換えが始まっているところもあります。

そして現在井の頭線で運転されている車両は1000系で1996年から運転を始めた20m4ドアの大型車になりますが、3000系で培われたレインボーカラーの前面はそのまま継承されました。こうして井の頭線は開業から90周年の佳節を迎えました。

 

井の頭線開業90周年を迎え発売されました記念乗車券になります。表紙に1972年頃に吉祥寺で撮影された3000系車両をあしらい、内面には京王帝都電鉄として発足後から活躍した主に「グリーン車」と呼ばれた1700型・1800型・1900型・旧1000系、1962年に登場し今日の井の頭線のイメージを形作った3000系、そして裏表紙に特別編成「レインボーラッピング」を含めた全8色の1000系をそれぞれ台紙にあしらい、デビュー間もない頃の3000系(狭幅・片開ドア)と旧1000系をあしらったC型硬券による「いのかしら おでかけきっぷ」(京王線新宿~明大前間と井の頭線全区間の1日フリー乗車券)2枚がセットされています。これら乗車券の地紋は京王帝都電鉄時代の社紋になっています。

 

自分は井の頭線沿線で生まれ育ちましたので、3000系が全盛で活躍していた時代は、まさに自分の幼少から少年・青年時代を過ごした時期になります。この記念乗車券にあしらわれている写真についても、大変馴染みがあるところで撮影されたものが多くあります。開業から90周年を迎えた京王井の頭線、渋谷と吉祥寺を結んで運転されています。

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2011年11月 ありがとう!京王井の頭線3000系

  • Img_9050
    2011年12月、約49年にもわたり京王井の頭線で活躍してきた3000系、レインボーカラーに彩られ井の頭線のイメージを確立したこの車両も、ついに終焉となりました。最後の編成となったのはライトブルーの3028F、この編成は1987年に入線し活躍してきました。 末期には朝のラッシュ時間帯に運よく富士見ヶ丘~渋谷の1往復の運用にしか就かなくなってしまった3000系、2011年11月には「さよなら運転」として日曜日の昼間に井の頭線全線で運転され、最後の走りを披露しました。また11月20日には富士見ヶ丘車両基地において「ありがとう3000系フェスタ」も開催され、事前申込制であったこのイベントにも参加して、最後の姿を見てきました。井の頭線沿線で生まれ育ち、それこそこの車両の活躍をみて育ったと自負する私にとって、感慨深い月になった2011年11月、3000系最後の姿をぜひ皆様にご覧いただきたいと思います。

中央線201系

  • 2010101700
    JR中央線で約30年にもわたり活躍した201系、特に多摩地域においては、長きにわたり親しまれた車両で、私も小・中学生時代は遠足で、学生時代は通学で、そして社会人になってからも通勤などで利用したなじみ深い車両でした。時の国鉄が「省エネ電車」として中央線に導入された201系。そしてほとんどの車両が中央線から離れることなく、この路線で「オレンジバーミリオン」の外装で生涯を終えました。すでに引退して時が過ぎましたが、私が撮影した201系の思い出として、どうぞご覧下さい。

2002年100周年を迎えた江ノ電

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    2001年12月に初めてデジカメを購入して、翌年から1年間通った路線があります。藤沢から鎌倉を結ぶご存知江ノ電です。この年は江ノ電が開業して100周年という節目の年で、各車両にステッカーなどが付いています。また世代交代もあった年です。 自分の思い出アルバムの中から公開いたします。どうぞご覧下さい。

惜別 名鉄岐阜600V線区

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    2005年3月31日、惜しまれつつも廃止を迎えた名鉄岐阜市内線・揖斐線・美濃町線・田神線の総称「岐阜600V線区」。 私が初めて訪れたのは、1999年の夏のことでした。名古屋本線で新岐阜に着くと、駅前に停車していた電車に乗り、車の洪水の中を抜け、のどかな風景の中を走っていきました。
    その後2001年2月、そして2005年と何度か訪れたのですが、ついにこれら路線も命運が尽きてしまいました。そこで、名鉄岐阜600V線区で活躍していた古豪から最新鋭車まで、個性豊かな車両たちへの思い出をつづり、このアルバムを作成しました。
    このアルバムでは、2001年9月30日の運行をもって廃止となった谷汲線・揖斐線(黒野~本揖斐)のモ750も登場しています。いずれにしましても、今では思い出になってしまった、名鉄岐阜600V線区へのレクイエムです。 どうぞご覧下さい。

    お断り>
    今回のアルバムは、一部ポジプリントからスキャンしたもの、あるいは携帯電話内蔵カメラで撮影した画像も含まれています。特に1999年・2001年撮影のものはすべてポジプリントからのスキャンになります。つきましては画質にやや難があるものがあります。ご了承ください。