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2025.10.27

1619.【京急】KEIKYU BLUE SKY TRAIN運行開始20周年記念乗車券

京急において異彩を放つ列車、運行開始から20周年を迎えました。

 

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 名称   :KEIKYU BLUE SKY TRAIN運行開始20周年記念乗車券
 発行社局:京浜急行電鉄
 発売日  :2025年10月27日(一般発売)
 値段   :3,000円
 購入箇所:京急久里浜駅
 シリアルNo.:0315
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京急で異彩を放つ青い電車、KEIKYU BLUE SKY TRAINが運行開始から20周年を迎えて発売されました記念乗車券になります。KEIKYU BLUE SKY TRAINの前面を表紙とし、内面はこれまでのシーンをあしらった台紙に、D型硬券による乗車券5枚がセットされています。なお硬券乗車券の裏面はKEIKYU BLUE SKY TRAIN前面パーツとなっていて、乗車券のセットする位置で600形606Fまたは2100形2157F・2133F、行き先もエアポート快特羽田空港と快特三崎口とすることができるという仕掛けがあります。購入時は606F現行の姿(更新後)でエアポート快特羽田空港でしたが、組み方により以下のようにすることもできます。

 

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606F(更新前)快特三崎口

 

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2100形2157F(更新前)快特三崎口

 

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2100形2133F(更新後)快特三崎口

 

KEIKYU BLUE SKY TRAINは2005年に600形606Fに青の外装を施して運行を開始しました。その後2100形2157Fも同様に青の外装となり2編成が、赤い電車でお馴染みの京急で異彩を放つ青い電車として運転されてきました。その後606Fは更新により前面ワイパーカバーの形状に変更があり、2100形については更新に伴い2157Fから2133Fが現在KEIKYU BLUE SKY TRAINとして運転されています。

 

この記念乗車券は、2025年10月26日に久里浜工場で開催されたKEIKYU BLUE SKY TRAIN 20周年記念撮影会会場で先行発売されたのち、本日2025年10月27日より京急久里浜駅で発売を開始しました。

 

三浦半島の海・羽田空港から広がる空をイメージした青の外装で運行されるKEIKYU BLUE SKY TRAIN、20周年を迎え本日も異彩を放って運転されています。この編成の登場は大変驚いたのですが、早いものでそれだけの時が流れました。

2025.10.26

1618.【京王】調布市制施行70周年記念乗車券

東京・多摩地域にある調布市は、本年2025年で市制施行70周年の佳節を迎えました。この都市を通る京王電鉄においては、記念乗車券が発売されました。

 

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 名称   :調布市制施行70周年記念乗車券
 発行社局:京王電鉄
 発売日  :2025年10月26日
 値段   :1,000円
 購入箇所:仙川駅
 シリアルNo.:0953
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京王線が経由する主要市の一つである東京都調布市は、本年2025年で市制施行から70周年の佳節を迎えました。これを記念しまして京王電鉄で発売されました記念乗車券で、竣工直後の調布市役所庁舎を表紙とし、調布市長のメッセージと合わせて市制施行後の調布市の歴史をあわせて、市制施行時の調布市内の京王各駅の写真とこの当時の主力車両であった2700形をあしらった台紙に、調布市制施行70周年のロゴをあしらったC型硬券による京王線・井の頭線全線一日乗車券大人用1枚がセットされています。本日2025年10月26日より、調布市内の京王各駅で発売されまして、自分は最も新宿方に位置する仙川駅で入手しました。

 

東京都調布市は1955年に神代町と調布町が合併して調布市として市制施行となりました。その後の調布市の歴史の主な事柄として、1964年に開催されたオリンピック東京大会において、調布市内の甲州街道がマラソン・競歩のコースとして通過したこと、2001年に東京オリンピック1964大会のマラソン折り返し地点付近に東京スタジアム(現:味の素スタジアム)がオープンし、サッカーJリーグFC東京・東京ヴェルディ1969のホームスタジアムとなりました。

今日では24万人の人口を数える調布市、かつて京王線は調布駅周辺で長きにわたり地上を走行しており都市整備の懸案となっていましたが、2012年に京王線柴崎~西調布間・相模原線調布~京王多摩川間が連続立体化によりこの区間にある調布駅をはじめ国領・布田の各駅が地下に移転となりました。その後調布駅は駅前広場や商業施設が整備されました。

 

記念きっぷ台紙に今から70年前の調布市内京王各駅の写真があしらわれていますが、柴崎駅がかろうじてこの時代の面影が残っているかなと感じますが、それ以外は仙川駅は橋上の構造は変わらなくとも駅舎と「京王ストア」が一体化した構造になっており、70年前は「金子」と称していた現在のつつじヶ丘駅も橋上となっています。国領・布田・調布の各駅は地下になり、70年前は「上石原」と称していた現在の西調布駅も橋上化、飛田給駅はスタジアム最寄駅として大規模な改良を伴った橋上駅舎になっています。また70年前は終点だった京王多摩川駅は相模原線延伸に際して高架駅になりました。京王多摩川駅周辺は現在再開発が始まっており、かつては「京王百花苑」のちに「京王フローラルガーデンアンジェ」と呼ばれたエリアは高層住宅や公園などが整備されることになっており、京王多摩川駅も駅改良工事がおこなわれています。

 

調布市では制施行70周年を記念して各種催しが行われ京王電鉄も協賛しており、モバイルスタンプラリー「エキタグ」で調布市内京王各駅と調布市内の名所を回る企画が開催されており、京王線において調布市制施行70周年のヘッドマークを付けた列車が運転されているとのことです。

 

市制施行70周年を迎えた東京都調布市、市内には深大寺や神代植物公園、武者小路実篤記念館、布多天神社があり、幕末の時代に活躍した新撰組組長近藤勇生誕の地であります。映画の撮影所も多くあり「映画のまち調布」としてPRをおこなってきたところでもあります。

中央自動車道のインターチェンジがあり、伊豆大島・新島・式根島・三宅島を結ぶ航空便が発着する調布飛行場、そして味の素スタジアムがある東京都調布市、見どころが多い都市の佳節となります。

2025.10.23

1617.【京王】京王7000系復刻塗装記念乗車券

デビューから40年以上が過ぎて現在も京王線で活躍している7000系、往年の姿を再現した編成が登場します。

 

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 名称   :京王7000系復刻塗装記念乗車券
 発行社局:京王電鉄
 発売日  :2025年10月23日
 値段   :2,000円
 購入箇所:吉祥寺駅
 シリアルNo.:2896
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現在も活躍する京王7000系、1984年にデビューしました。その後時代により外観が現在の京王コーポレートカラーとなる赤と青のラインになりましたが、このほど初期型コルゲート車体の10両編成7728編成が、往年の臙脂帯に復刻されることから発売された記念乗車券となります。

臙脂帯となった外装をモチーフとした表紙、このほど臙脂帯に復刻される7728編成の概要と合わせて、京王全線一日乗車券の大人用・小児用合わせて2枚KEIOロゴ地紋のD型硬券と7728編成を構成する車両の車号板のステッカーがセットされています。車号板ステッカーは7728編成を構成する車両番号からランダムでセットされており、自分は7278号車(この編成で下り方から2両目の中間車)のステッカーがセットされていました。復刻塗装編成の運行開始は2025年10月28日とのことですが、その前から京王主要駅で発売されました。

 

1984年にデビューした京王7000系、廃車も発生していますがトップナンバー7701編成をはじめとしてまだまだ健在です。登場時は界磁チョッパ制御・銀色前面でコルゲートのステンレス車体臙脂帯でしたが、1987年頃から入線した7721編成からは前面はアイボリー、ビート加工のステンレス車体臙脂帯という形態になりました。その後長編成化やVVVFインバータ制御化などにより編成替えが多く発生しまた銀色前面で登場した初期の7000系についても前面がアイボリーとなりました。2000年代に入りますと京王のコーポレートカラーとなる赤と青のラインに変更されました。それ以来約20年ぶりに復活することになった臙脂帯外装となります。

今回臙脂帯が再現される7728編成は1986年に7714編成として前面銀色の8両編成で入線し、1990年代に前面アイボリー化・前面スカート取り付けがおこなわれ、2000年代に入り京王コーポレートカラーの赤と青のラインに変更となり、その後はVVVFインバータ制御化や車内案内表示の取り付けが行われ、2011年に7715編成から中間車を2両組み込み10両編成になって7728編成となりました。

再現された臙脂帯の7728編成は前面はアイボリー・スカートが装着した状態ですが、帯が臙脂色になるだけでなく、車号板についてかつての京王車両で用いられた角ばったフォントのものになり、側面戸袋窓上に取り付けられている「KEIO」ロゴ板も「K.T.R」と表記されたものに変更されます。KEIO TEITO ELECTRIC RAILWAYの略で、この編成が登場した時の社名「京王帝都電鉄」時代の姿となります。

 

復刻塗装となった7728編成は2025年10月25日に開催される撮影会ののち、10月28日より運転を開始するとのことです。昨今人気を集めるようになってきた京王7000系、在りし日の姿をまとった姿がまもなくお披露目されます。

2025.10.21

1616.【京急】羽田空港第3ターミナル駅開業15周年記念乗車券

羽田空港から国際線に搭乗するターミナルビル、そのオープンに合わせて開業した駅が本年2025年で15周年を迎えました。

 

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 名称   :羽田空港第3ターミナル駅開業15周年記念乗車券
 発行社局:京浜急行電鉄
 発売日  :2025年10月21日
 値段   :2,000円
 購入箇所:羽田空港第3ターミナル駅
 シリアルNo.:0409
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主に国際線が出航する羽田空港第3ターミナルは、本日2025年10月21日で開業15周年を迎えました。それに合わせて開業した京急空港線の羽田空港第3ターミナル駅も開業15周年を迎え、記念乗車券がこのように発売されました。

京急カラーのトランクをかたどり、開くと飛行機と京急車両・15周年のロゴが立体的にあしらわれた台紙に、D型硬券乗車券4枚がセットされています。

 

15周年を迎えた京急空港線の羽田空港第3ターミナル駅は、2010年10月21日に羽田空港国際線ターミナル駅として天空橋~羽田空港国内線ターミナル(この駅開業と同時に羽田空港から改称・現:羽田空港第1・第2ターミナル駅)間に開業した新駅となります。国際線が出航する第3ターミナルの直下に開業しました。その後羽田空港の運用変更に伴い国際線が第3ターミナルの他第2ターミナルからも出航することになったことから、2020年に現在の羽田空港第3ターミナル駅に改称しています。

 

羽田からも世界へ、あの日から15年という年月が流れました。大勢の利用がある駅になりました。

2025.10.19

1615.【東急】世田谷線開通100周年記念 「世田谷線散策きっぷセット」

世田谷の街並みを行く路線、開通から100周年の佳節を迎えました。

 

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 名称   :世田谷線開通100周年記念 「世田谷線散策きっぷセット」
 発行社局:東急電鉄
 発売日  :2025年10月11
 値段   :2,500円
 購入箇所:「TOKYU STYLE」 Webサイト(Web販売)
 シリアルNo.:0123
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東急世田谷線は本年2025年で開通から100周年を迎えました。100周年を迎えて発売されました記念きっぷで、世田谷線で活躍した歴代車両をあしらった世田谷線1日フリー乗車券である「世田谷線散策きっぷ」大人用5枚が世田谷線の歴史や現在この路線で活躍している300系の諸元及び300形車両に取り付けられている「東京急行電鉄」の銘鈑をあしらったステッカーが付属した台紙にセットされています。2025年10月11日より世田谷線の三軒茶屋駅・下高井戸駅改札窓口の他、「TOKYU STYLE」Webサイトでも発売され、自分は「TOKYU STYLE」Webサイトにて申し込みまして、先日手元に届きました。

 

東急世田谷線は、渋谷から二子玉川間を玉川通り(大山街道)上で軌道を運営していた玉川電気鉄道の支線として、1925年に三軒茶屋から世田谷間が開業、ほどなくして下高井戸まで全区間が開業しました。下高井戸まで開業後玉川電気鉄道は1938年に東京横浜電鉄に合併され、のちに東京急行電鉄となります。

戦後も東急の路線となりましたが、1969年に玉川線は渋谷~二子玉川園(現:二子玉川)及び二子玉川園から分岐していた砧線も含めて廃止となり、三軒茶屋~下高井戸間が世田谷線として残り今日に至ります。

世田谷線となってからも、この路線では玉川線時代からの旧型車両により運転されてきましたが、現在の世田谷線で運行されている300系が1999年に登場、それまで活躍していた旧型車両は2001年で全車両が引退、これにより世田谷線各駅はホームのこう上が図られ車両との段差がなくなったことから、バリアフリー化が達成されました。

現在の世田谷線は法律上は軌道という扱いになっていますが、路上を走行する併用軌道区間はありません。けれども都内有数の幹線道路である環七通りを横切る若林踏切では、交差する道路の信号が「赤」になってから電車が動き出し道路を横切るという光景が今も残っています。

 

今回世田谷線100周年記念きっぷにあしらわれている車両は、現在活躍している300系と、世田谷線となってからも活躍した70形・80形・150形、そして玉川線の支線であった時代に現在の世田谷線区間でも運転され渋谷へ直通した当時の玉川線の花形車両であった200形があしらわれました。

 

開業から100周年を迎えた東急世田谷線、世田谷の街並みの中をゆく路線となります。

 

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この記念乗車券にセットされた「世田谷線散策きっぷのご案内」も封入されていました。

2025.10.18

1614.【南海・阪神】南海電気鉄道創業140周年×阪神電気鉄道開業120周年記念入場券セット

本年2025年は万国博覧会が開催された大阪、世界各国から大勢の来場者を集め先日閉幕しました。その大阪を拠点とする大手私鉄がそれぞれ佳節を迎え、コラボレーションした記念きっぷが発売されました。

 

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 名称   :南海電気鉄道創業140周年×阪神電気鉄道開業120周年記念入場券セット
 発行社局:南海電気鉄道・阪神電気鉄道
 発売日  :2025年10月10日
 値段   :1,000円
 購入箇所:南海電車グッズオンラインショップ(Web販売)
 シリアルNo.:0342
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万博が開催された2025年で佳節を迎えた鉄道は、南海電気鉄道と阪神電気鉄道になります。南海電気鉄道は創立140周年、阪神電気鉄道は開業120周年を迎えました。両社がコラボレーションした記念きっぷで、南海は難波駅の硬券入場券大人・小児用が1葉になったC型硬券、阪神は神戸三宮駅の大人用・小児用入場券が台紙にセットされたものになります。2025年10月10日より南海難波駅・南海電車グッズオンラインショップ・阪神電鉄主要駅及び鉄道甲子園オンラインショップで発売され、自分は南海電車グッズオンラインショップにてWeb販売で入手し、先日と元に届きました。

 

南海電鉄は1885年に阪堺鉄道により難波から大和川間を小型蒸気機関車にて営業を開始、我が国初の純民間資本の鉄道会社として開業しました。現在では難波から堺を越え和歌山へそして高野鉄道を合併して高野山へ向かう路線を運営しています。また関西国際空港アクセスも担う鉄道になります。

阪神電鉄は1905年に神戸(三宮)~大阪(出入橋)を電車にて開業しました。我が国初の都市間を1435mm軌間の電車にて運転を開始し、当時から高頻度運転を行っていました。現在では大阪梅田から神戸三宮・元町を結ぶ本線の他大阪ミナミの繁華街難波にも乗り入れ難波経由で近鉄奈良線と直通運転を行っています。難波にて南海と阪神が乗り換えできるようになりました。

 

それぞれ長い歴史を歩んできた南海と阪神、万博が開催された2025年に佳節を迎えました。これからもそれぞれの地域で、発展を祈念するところです。

2025.10.12

1613.【銚子電鉄】22000形電車 観光列車次郎右衛門デビュー記念乗車券

関東東端の「崖っぷち」路線において、本年4月より観光列車がデビューしています。その記念乗車券が発売されました。

 

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 名称   :22000形電車 観光列車次郎右衛門デビュー記念乗車券
 発行社局:銚子電気鉄道
 発売日  :2025年10月--日
 値段   :2,000円
 購入個所:第32回鉄道フェスティバル会場(お台場イーストプロムナード)
 シリアルNo.:0052
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銚子電鉄では、本年2025年4月より新型車両22000形の第2編成がデビューしています。南海電鉄2200系を譲り受け改造のうえ銚子電鉄に入線し運行を開始しました。運行開始から約半年過ぎて発売されました記念乗車券になります。南海から銚子へ改造の様子と車内の様子をあしらった台紙に、銚子電鉄の1日乗車券(弧廻手形ではない)と硬券乗車券合せて4枚がセットされました。

 

今回入線した22000形は南海時代は、登場時22005-22006として登場、高野線で難波から高野山への急行列車として活躍後、1994年頃より更新により2200系2201-2251に改番され高野線で引き続き運転されていたものの、やがて支線系統に転用されましたが2024年で南海からは引退し、銚子電鉄にやってきました。

銚子電鉄ではこの編成は観光列車として整備することになり、その資金をクラウドファンディングで調達しました。外装は南海での引退時のグレーに青と黄色のラインを堅持していますが、車内は一部ボックス席を設けるなど観光列車を意識したものになっています。そして車号も南海でのデビュー時と同じ22005-22006となっています。

銚子22005-22006編成は運行開始にあたり「次郎右衛門」と名付けられました。愛称の由来は銚子の偉人である「﨑山次郎右衛門」から命名されました。﨑山次郎右衛門は、江戸時代前期の紀州の漁師であったのですが、紀州で漁業を営んでいるときに遭難したところ銚子の人々に助けられました。その恩返しとして、銚子に移り住み「イワシ漁」を始めるとともに故郷の紀州からおよそ140人の漁師を銚子に呼び寄せ、銚子の地で漁業技術の伝承と外川に代表される漁港の建設に尽力しました。今日の漁師街銚子の発展に尽くした人物として、外川駅近くの神社にその功績を伝える碑が建立されています。奇しくもこのほど銚子電鉄にやってきた22000形は、もとは大阪・難波から紀州和歌山・高野山を結んでいた南海電鉄からの譲渡車両です。銚子の発展に尽力した紀州からやってきた偉人の名を冠した観光列車として銚子での活躍が始まっています。

 

第2編成目の22000形がデビューした銚子電鉄、この編成導入により銚子電鉄は再び4編成体制となり、運行の安定性が向上しました。そしてこの編成運行開始に合わせて、銚子電鉄は「犬吠崖っぷちライン」という愛称を命名して、案内するようになりました。

 

関東東端の小さな鉄道、これまで幾度も廃線の危機が訪れながらも乗り越えてきた銚子電鉄、多くの話題を提供し集客に努めています。その路線で運転を開始した22000形第2編成となる観光列車次郎右衛門、これからの活躍を祈念したいと思います。

1612.【アルピコ】2025鉄道の日 20100形全編成竣工記念券

本年2025年も「鉄道の日」がやってきます。本年も10月11日・12日に、東京・お台場イーストプロムナードにおいて「鉄道フェスティバル」が開催されました。本年は会場出展各社に設置された電子タグをめぐりスマートフォンでスタンプを獲得する「エキタグ」特設スタンプの設置があり、このスタンプ巡りがメインで自分は訪れました。

そして、本年もこの会場に出展していました社局から、今回はアルピコ交通で発売された鉄道の日記念きっぷを入手しましたので公開いたします。

 

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 名称   :2025鉄道の日 20100形全編成竣工記念券
 発行社局:アルピコ交通
 発売日  :2025年10月5日
 値段   :1,600円
 購入箇所:第32回鉄道フェスティバル会場(お台場イーストプロムナード)

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本年3月で全4編成が揃ったアルピコ交通上高地線20100形、以前記念1日フリー乗車券の発売がありましたが、鉄道の日を記念して20100形全4編成前面のイラストと上高地線イメージキャラクターである「渕東なぎさ」をあしらった台紙に、D型硬券による上高地線1日フリー乗車券と新村駅の硬券入場券がセットされているものになります。

 

20100形は2022年に第1編成が入線後3年かけて全4編成が揃いました。第1・2編成は側面にブルーのラインと「ALPICO」のロゴをあしらい、第3編成は上高地線イメージキャラクターである「渕東なぎさ」をあしらった「2代目なぎさTRAIN」、第4編成は「TOBU×ALPICOコラボトレイン」として、20100形の種車となった東武20000系と同じ臙脂色のラインとなっています。

 

そして、アルピコ交通では本年も鉄道の日記念入場券の発売がありました。

 

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 名称   :2025年鉄道の日記念新島々駅普通入場券
 発行社局:アルピコ交通
 発売日  :2025年10月5日
 値段   :180円
 購入箇所:第32回鉄道フェスティバル会場(お台場イーストプロムナード)

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アルピコ交通の2025年鉄道の日記念入場券は新島々駅のD型硬券で、本年3月で定期運行を終了し6月にラストランを行った最後の3000形3003-3004「モハカラー」編成と、代わってデビューした20100形第4編成「TOBU×ALPICOコラボトレイン」をあしらいました。

 

世代交代が完了したアルピコ交通上高地線、上高地への観光シーズンも本年は終盤となってきました。時代が変わった2025年鉄道の日のアルピコ交通上高地線であります。

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2011年11月 ありがとう!京王井の頭線3000系

  • Img_9050
    2011年12月、約49年にもわたり京王井の頭線で活躍してきた3000系、レインボーカラーに彩られ井の頭線のイメージを確立したこの車両も、ついに終焉となりました。最後の編成となったのはライトブルーの3028F、この編成は1987年に入線し活躍してきました。 末期には朝のラッシュ時間帯に運よく富士見ヶ丘~渋谷の1往復の運用にしか就かなくなってしまった3000系、2011年11月には「さよなら運転」として日曜日の昼間に井の頭線全線で運転され、最後の走りを披露しました。また11月20日には富士見ヶ丘車両基地において「ありがとう3000系フェスタ」も開催され、事前申込制であったこのイベントにも参加して、最後の姿を見てきました。井の頭線沿線で生まれ育ち、それこそこの車両の活躍をみて育ったと自負する私にとって、感慨深い月になった2011年11月、3000系最後の姿をぜひ皆様にご覧いただきたいと思います。

中央線201系

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    JR中央線で約30年にもわたり活躍した201系、特に多摩地域においては、長きにわたり親しまれた車両で、私も小・中学生時代は遠足で、学生時代は通学で、そして社会人になってからも通勤などで利用したなじみ深い車両でした。時の国鉄が「省エネ電車」として中央線に導入された201系。そしてほとんどの車両が中央線から離れることなく、この路線で「オレンジバーミリオン」の外装で生涯を終えました。すでに引退して時が過ぎましたが、私が撮影した201系の思い出として、どうぞご覧下さい。

2002年100周年を迎えた江ノ電

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    2001年12月に初めてデジカメを購入して、翌年から1年間通った路線があります。藤沢から鎌倉を結ぶご存知江ノ電です。この年は江ノ電が開業して100周年という節目の年で、各車両にステッカーなどが付いています。また世代交代もあった年です。 自分の思い出アルバムの中から公開いたします。どうぞご覧下さい。

惜別 名鉄岐阜600V線区

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    2005年3月31日、惜しまれつつも廃止を迎えた名鉄岐阜市内線・揖斐線・美濃町線・田神線の総称「岐阜600V線区」。 私が初めて訪れたのは、1999年の夏のことでした。名古屋本線で新岐阜に着くと、駅前に停車していた電車に乗り、車の洪水の中を抜け、のどかな風景の中を走っていきました。
    その後2001年2月、そして2005年と何度か訪れたのですが、ついにこれら路線も命運が尽きてしまいました。そこで、名鉄岐阜600V線区で活躍していた古豪から最新鋭車まで、個性豊かな車両たちへの思い出をつづり、このアルバムを作成しました。
    このアルバムでは、2001年9月30日の運行をもって廃止となった谷汲線・揖斐線(黒野~本揖斐)のモ750も登場しています。いずれにしましても、今では思い出になってしまった、名鉄岐阜600V線区へのレクイエムです。 どうぞご覧下さい。

    お断り>
    今回のアルバムは、一部ポジプリントからスキャンしたもの、あるいは携帯電話内蔵カメラで撮影した画像も含まれています。特に1999年・2001年撮影のものはすべてポジプリントからのスキャンになります。つきましては画質にやや難があるものがあります。ご了承ください。