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2025.06.09

【クラウドファンディング】(一社)CARB「ステンプラカー保存会」 解体目前の京王井の頭線3000系を再び首都圏へ。北陸発・帰還の旅 ご協力のお願い

間もなく開設10周年を迎える弊ブログ、上記タイトルバーと合わせてこのような記事をアップしておりますことをお許しください。けれども自分がなぜこのような記事を作成し公開したか、本記事を最後までご覧いただけますと幸いです。

 

(一社)CARB「ステンプラカー保存会」 解体目前の京王井の頭線3000系を再び首都圏へ。北陸発・帰還の旅

 

現在READYFORサイトにおきまして、一般社団法人CARB殿が「ステンプラカー保存会」を立ち上げ、上記のプロジェクト実現に向けてクラウドファンディングが行われております。趣旨としましては、先日運行を終了した北陸鉄道浅野川線で最後の元京王井の頭線3000系であった8000系8801-8811編成のうち北鉄金沢方の8811(元京王3000系3701号車)を保存のため、CARB殿が茨城県土浦市に車両を保存・修復を行うために整備した施設「首都圏電車区」までの輸送を実現するために、その費用をクラウドファンディングで募集しているという内容です。私もこのプロジェクトに賛同するとともに、少ない金額ではありますがクラウドファンディングに協力しました。そしてこのような取り組みが行われていることを一人でも多くの方に知ってもらいたく、このような記事を作成した次第です。

 

CARB殿は以前山梨県の企業に保存され解体が決まった富士急5700形(元小田急2200形)及び、千葉県の銚子電鉄で運行されやはり解体とされていたデハ1002(元営団銀座線・丸ノ内線方南町支線2000形2040号車)の救出をクラウドファンディングで行い、現在「首都圏電車区」において、保存に向けて修復等を行っています。

今回北陸鉄道8811号車(元京王3000系3701号車)を首都圏電車区へ輸送を実現するための目標額は、880万1千円を2025年7月31日23:00までに達成させなければならないという大変厳しいものになっています。石川県から首都圏まで車両を輸送するとした場合、これだけの金額がなければ運ぶことはできないということになります。現在北陸鉄道では解体を止めている状況であり、このプロジェクトの目標が達成できなければそのまま解体という道をたどることになります。

 

本プロジェクトの意義及び詳細につきましては、READYFOR(一社)CARB「ステンプラカー保存会」のサイトをご覧ください。

 

今回「ステンプラカー保存会」が保存に向けて取り組みを行っている車両は京王時代は第1編成の吉祥寺方先頭車であったクハ3701号車になります。145両が製造された京王3000系、そのトップナンバー編成でありこの編成と次の第2編成は挟幅・片開きの車体という特徴があり、各地に譲渡された京王3000系でも北陸鉄道浅野川線にしか譲渡されなかったタイプの車両になります。オールステンレスの車体に前面を強化プラスチックで着色成型されたパーツを取り付け、カラフルなスタイルで活躍した京王3000系、第3回の鉄道友の会ローレル賞受賞車両でもあります。

 

私がこのプロジェクトに賛同しました理由ですが、自分は京王井の頭線沿線で生まれ育ちました。子供のころからの鉄道マニアでありまして、いわゆる「乗り鉄」であるとともに、本ブログに公開しておりますとおり記念きっぷ類を集める「蒐集鉄」でもあります。その原点であったのが京王井の頭線で活躍しこの路線の顔であった3000系であり、その思い出はここには書き尽くすことができないくらいたくさんあります。

京王3000系を井の頭線で、そして各地へ譲渡されてからもかの地を訪れその活躍の姿を見てきた自分にとりまして、元京王3000系3701である北陸鉄道8801号車を保存したいと手を挙げた一般社団法人CARB殿には敬意を表するところであります。そしてどうか、首都圏電車区への輸送が叶うことを願わずにはいられません。

 

本記事をご覧になりました皆様、私がこのプロジェクトに賛同し協力しました理由についてご理解いただけましたでしょうか。本記事をご覧いただきまして、「ステンプラカー保存会」の取り組みに賛同いただけるようでしたら、クラウドファンディングにご協力いただけますでしょうか。

ぜひ、(一社)CARB「ステンプラカー保存会」 解体目前の京王井の頭線3000系を再び首都圏へ。北陸発・帰還の旅プロジェクト実現にむけまして、お力添えをお願いいたします。

 

 

弊ブログにおきましては、過去記事におきまして京王井の頭線3000系および北陸鉄道8000系にまつわるアイテムを多く公開しております。以下リンクしておりますので、併せてご覧いただけますと幸いです。

 

0035.【京王】3000系入線20周年記念乗車券

0036.【京王】3000系引退記念乗車券

0240.【京王】井の頭線急行運転10周年記念乗車券

0241.【京王】井の頭線急行運転開始15周年記念乗車券

0708.【京王】井の頭線急行運転30周年記念パスネット

0902.【京王】京王線開業90周年 井の頭線開業70周年記念 オリジナルパスネット 京王のあゆみと共に Vol.5

0929.【京王】井の頭恩賜公園100周年記念乗車券

1430.【京王】井の頭線急行運転50周年記念乗車券

1514.【京王】井の頭線開業90周年記念乗車券

1519.【JR東日本・東急・東京メトロ・京王】ハチ公生誕100年記念入場券・乗車券

 

0116.【北陸鉄道】浅野川線・8000系車両運行開始記念乗車券

0429.【北陸鉄道】北陸鉄道浅野川線(北鉄金沢駅)移設地下化工事完成記念きっぷ

1468.【北陸鉄道・富士山麓電鉄】浅野川線8802+8812号×富士急行線1001号編成 リバイバル塗装コラボ入場券セット

1508.【北陸鉄道】浅野川線8801+8811号 復刻塗装記念乗車券

1596.【北陸鉄道】浅野川線8000系引退記念乗車券

 

カテゴリー 特集:トミーテック鉄道コレクション第21弾のモデル車両

 

お断り

本記事はクラウドファンディング期限の2025年7月31日23:00以降に削除いたします。ご了承ください。

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2011年11月 ありがとう!京王井の頭線3000系

  • Img_9050
    2011年12月、約49年にもわたり京王井の頭線で活躍してきた3000系、レインボーカラーに彩られ井の頭線のイメージを確立したこの車両も、ついに終焉となりました。最後の編成となったのはライトブルーの3028F、この編成は1987年に入線し活躍してきました。 末期には朝のラッシュ時間帯に運よく富士見ヶ丘~渋谷の1往復の運用にしか就かなくなってしまった3000系、2011年11月には「さよなら運転」として日曜日の昼間に井の頭線全線で運転され、最後の走りを披露しました。また11月20日には富士見ヶ丘車両基地において「ありがとう3000系フェスタ」も開催され、事前申込制であったこのイベントにも参加して、最後の姿を見てきました。井の頭線沿線で生まれ育ち、それこそこの車両の活躍をみて育ったと自負する私にとって、感慨深い月になった2011年11月、3000系最後の姿をぜひ皆様にご覧いただきたいと思います。

中央線201系

  • 2010101700
    JR中央線で約30年にもわたり活躍した201系、特に多摩地域においては、長きにわたり親しまれた車両で、私も小・中学生時代は遠足で、学生時代は通学で、そして社会人になってからも通勤などで利用したなじみ深い車両でした。時の国鉄が「省エネ電車」として中央線に導入された201系。そしてほとんどの車両が中央線から離れることなく、この路線で「オレンジバーミリオン」の外装で生涯を終えました。すでに引退して時が過ぎましたが、私が撮影した201系の思い出として、どうぞご覧下さい。

2002年100周年を迎えた江ノ電

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    2001年12月に初めてデジカメを購入して、翌年から1年間通った路線があります。藤沢から鎌倉を結ぶご存知江ノ電です。この年は江ノ電が開業して100周年という節目の年で、各車両にステッカーなどが付いています。また世代交代もあった年です。 自分の思い出アルバムの中から公開いたします。どうぞご覧下さい。

惜別 名鉄岐阜600V線区

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    2005年3月31日、惜しまれつつも廃止を迎えた名鉄岐阜市内線・揖斐線・美濃町線・田神線の総称「岐阜600V線区」。 私が初めて訪れたのは、1999年の夏のことでした。名古屋本線で新岐阜に着くと、駅前に停車していた電車に乗り、車の洪水の中を抜け、のどかな風景の中を走っていきました。
    その後2001年2月、そして2005年と何度か訪れたのですが、ついにこれら路線も命運が尽きてしまいました。そこで、名鉄岐阜600V線区で活躍していた古豪から最新鋭車まで、個性豊かな車両たちへの思い出をつづり、このアルバムを作成しました。
    このアルバムでは、2001年9月30日の運行をもって廃止となった谷汲線・揖斐線(黒野~本揖斐)のモ750も登場しています。いずれにしましても、今では思い出になってしまった、名鉄岐阜600V線区へのレクイエムです。 どうぞご覧下さい。

    お断り>
    今回のアルバムは、一部ポジプリントからスキャンしたもの、あるいは携帯電話内蔵カメラで撮影した画像も含まれています。特に1999年・2001年撮影のものはすべてポジプリントからのスキャンになります。つきましては画質にやや難があるものがあります。ご了承ください。