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2025.06.28

1601.【相鉄】さがみ野駅・かしわ台駅開業50周年記念入場券セット

相鉄本線にある駅、開業から50周年を迎え記念イベントが開催され記念入場券の発売がありました。

 

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 名称   :さがみ野駅・かしわ台駅開業50周年記念入場券セット
 発行社局:相模鉄道
 発売日  :2025年6月28日
 値段   :500円
 購入箇所:相模鉄道車両センター構内特設会場
 シリアルNo.:1479

 備考   :Aセット(記念券付き)
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間もなく開業50周年を迎える相鉄本線の駅は、さがみ野駅とかしわ台駅で1975年8月17日に相模大塚~海老名間に2駅同時に開業しました。開業50周年のイベント開催の一環で発売されました記念入場券セットとなります。弊ブログではAセットして発売されました、さがみ野・かしわ台の硬券入場券と両駅開業50周年のD型硬券による記念券と、かつてこの間にあった大塚本町駅と大塚本町駅の開業時の駅名柏ヶ谷駅の復刻硬券入場券がセットされたものを公開しております。この記念入場券セットはBセット・Cセットとして、両駅が開業50周年を迎える2025年8月17日にかしわ台駅発で運転される特別列車「あつぎ号」に乗車できるチケットと、さがみ野・かしわ台の硬券入場券がセットになったものも発売されました。

 

さがみ野駅・かしわ台駅は、50年前の1975年8月17日に開業しました。地域の発展に伴い開業した駅となります。なおさがみ野駅・かしわ台駅間にはこの両駅が開業するまで大塚本町駅があり、この駅は両駅の開業に伴い廃止となりました。大塚本町駅は1946年3月に柏ヶ谷駅として開業し1か月後に大塚本町駅と改称して、1975年8月16日まで現在のかしわ台駅のすぐ横浜方に存在しておりました。大塚本町駅の跡ですが、駅舎のあった場所はかしわ台駅東口改札となっており、下り線ホームが東口改札からかしわ台駅ホームへつながる通路の一部として今も残っております。そして現在、さがみ野駅・かしわ台駅とも地域の中心となっている駅であり、またかしわ台駅については車両基地が設けられており、相鉄の運行上の要衝となっている駅でもあります。

 

この記念入場券は、2025年6月28日にかしわ台にある相模鉄道車両センターと呼ばれる相鉄車両の検査・修繕を行う工場内に設けられた特設会場で発売されました。発売時間前に整理券の配布があり、整理券に記載された時間に再度集まり順次発売会場へ案内されました。この日は大変暑い日でしたが、発売所へ案内される際に車両基地留置中の車両でさがみ野・かしわ台50周年のヘッドマークを付けた10000系の展示や留置中の12000系を使用して行き先表示を変えての展示があり、さらに発売会場に向かう途中にはこの地で保存されている、現在の相鉄線を開業させた神中鉄道で開通初期に活躍した蒸気機関車と開業時に使用されていた客車を見ることができました。

そして発売会場を出てかしわ台駅に戻る陸橋から車両基地を眺めてみますと、留置していた車両のほとんどが「YOKOHAMA NAVE BLUE」という都心直通に合わせて変更された外装の車両となり、グレーベースやステンレス無塗装車両はかなり減少してきていることを感じました。

 

今ではこれら駅にも東京方面へ直通する列車が停車する相鉄本線のさがみ野駅・かしわ台駅、開業から50周年の佳節となりました。

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2011年11月 ありがとう!京王井の頭線3000系

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    2011年12月、約49年にもわたり京王井の頭線で活躍してきた3000系、レインボーカラーに彩られ井の頭線のイメージを確立したこの車両も、ついに終焉となりました。最後の編成となったのはライトブルーの3028F、この編成は1987年に入線し活躍してきました。 末期には朝のラッシュ時間帯に運よく富士見ヶ丘~渋谷の1往復の運用にしか就かなくなってしまった3000系、2011年11月には「さよなら運転」として日曜日の昼間に井の頭線全線で運転され、最後の走りを披露しました。また11月20日には富士見ヶ丘車両基地において「ありがとう3000系フェスタ」も開催され、事前申込制であったこのイベントにも参加して、最後の姿を見てきました。井の頭線沿線で生まれ育ち、それこそこの車両の活躍をみて育ったと自負する私にとって、感慨深い月になった2011年11月、3000系最後の姿をぜひ皆様にご覧いただきたいと思います。

中央線201系

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    JR中央線で約30年にもわたり活躍した201系、特に多摩地域においては、長きにわたり親しまれた車両で、私も小・中学生時代は遠足で、学生時代は通学で、そして社会人になってからも通勤などで利用したなじみ深い車両でした。時の国鉄が「省エネ電車」として中央線に導入された201系。そしてほとんどの車両が中央線から離れることなく、この路線で「オレンジバーミリオン」の外装で生涯を終えました。すでに引退して時が過ぎましたが、私が撮影した201系の思い出として、どうぞご覧下さい。

2002年100周年を迎えた江ノ電

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    2001年12月に初めてデジカメを購入して、翌年から1年間通った路線があります。藤沢から鎌倉を結ぶご存知江ノ電です。この年は江ノ電が開業して100周年という節目の年で、各車両にステッカーなどが付いています。また世代交代もあった年です。 自分の思い出アルバムの中から公開いたします。どうぞご覧下さい。

惜別 名鉄岐阜600V線区

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    2005年3月31日、惜しまれつつも廃止を迎えた名鉄岐阜市内線・揖斐線・美濃町線・田神線の総称「岐阜600V線区」。 私が初めて訪れたのは、1999年の夏のことでした。名古屋本線で新岐阜に着くと、駅前に停車していた電車に乗り、車の洪水の中を抜け、のどかな風景の中を走っていきました。
    その後2001年2月、そして2005年と何度か訪れたのですが、ついにこれら路線も命運が尽きてしまいました。そこで、名鉄岐阜600V線区で活躍していた古豪から最新鋭車まで、個性豊かな車両たちへの思い出をつづり、このアルバムを作成しました。
    このアルバムでは、2001年9月30日の運行をもって廃止となった谷汲線・揖斐線(黒野~本揖斐)のモ750も登場しています。いずれにしましても、今では思い出になってしまった、名鉄岐阜600V線区へのレクイエムです。 どうぞご覧下さい。

    お断り>
    今回のアルバムは、一部ポジプリントからスキャンしたもの、あるいは携帯電話内蔵カメラで撮影した画像も含まれています。特に1999年・2001年撮影のものはすべてポジプリントからのスキャンになります。つきましては画質にやや難があるものがあります。ご了承ください。