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2025.03.07

1582.【名鉄】2000系デビュー20周年記念乗車券

今日の名鉄のフラッグシップを担う車両、デビューから20年が過ぎました。

 

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 名称   :2000系デビュー20周年記念乗車券
 発行社局:名古屋鉄道
 発売日  :202521
 値段   :1,000
 購入箇所:名鉄名古屋駅サービスセンター
 シリアルNo.00244

 備考  :デザインは2種類あり
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箱底面に乗車券

 

Img_3892

箱に格納される台紙(裏面)

 

今日の名鉄のフラッグシップを担っている車両は2000系で「ミュースカイ」と呼ばれる車両になります。2005年1月空港線開業と同時に中部国際空港~名鉄名古屋・名鉄岐阜・新鵜沼で全車特別車の快速特急として運転を開始、神宮前~中部国際空港間はノンストップで運転し名鉄名古屋~中部国際空港の所要時間は最速28分で運転されます。白をベースとし扉部分を青とした外装・前面にはポリカーボネートを用いて空港へのアクセス列車をイメージしたものになりました。登場時は3両編成で2本つないで6両編成での運転もありましたが、大変好評であったことから2006年には中間車を1両増結して4両編成になり2本つないで8両編成の運転も行われています。デビューした2005年にグッドデザイン賞、翌2006年には鉄道友の会ローレル賞を受賞しました。2009年からは2000系を使用した列車の種別が「ミュースカイ」と案内されるようになり今日まで名鉄のフラッグシップトレインとして運転されています。その後キャラクターやタイアップ企画で各種ラッピングされた姿で運転されたことがあり、昨年2024年には名鉄創業130周年を記念して1編成外装を反転させた特別編成「ブルーミュースカイ」が登場しています。この編成はこの記事作成時点においても運転中とのことです。

 

こうしてデビュー20周年を迎えて発売されました記念きっぷになります。この記念きっぷは202521日に中部国際空港駅にて開業20周年を記念したイベント会場で発売されたのち、2025225日より名鉄名古屋駅サービスセンターでの発売が開始されました。20001号車をかたどった箱の底面に乗車券があり箱の中に2000系の諸元等が記載された台紙が丸まった状態で格納されておりました。なお、乗車券になっている箱の外装は2種類存在し弊ブログでは入手した通常塗装バージョンを公開しております。この記念きっぷには創業130周年記念で登場した「ブルーミュースカイ」反転塗装バージョンのものも発売されました。

また、この台紙の表面は中部国際空港駅をかたどったイラストになっており、乗車券の箱を置いて楽しめるようにもなっています。

 

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台紙(表面)

 

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台紙に記念きっぷの箱を置いた状態

 

空港線開業と同時に運転を開始した2000系「ミュースカイ」、名鉄のフラッグシップ車両として運転されています。自分は空港線が開業した日に「ミュースカイ」に早速乗車した思い出があり、その際に名鉄名古屋駅で発売されたデビュー記念乗車券等を買い求めており弊ブログの過去記事にて公開しております。

2000系「ミュースカイ」がデビューした2005年、名古屋では中部国際空港の開港とともに国際博覧会の開催もあり大いに盛り上がっていたという時代でした。「ミュースカイ」に早速乗車し、包まれた熱狂を体感したあの日から、早くも20年という年月が流れてしまいました。 

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    お断り>
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