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2024.12.30

1571.【名鉄】豊川線全線開通70周年記念乗車券

来年の正月も初詣客で賑わうであろう路線、全線開通から70周年の佳節を迎えました。

 

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 名称   :豊川線全線開通70周年記念乗車券
 発行社局:名古屋鉄道
 発売日  :2024年12月14日
 値段   :1,300円
 購入箇所:名鉄名古屋駅サービスセンター
 シリアルNo.:00324

 備考   :クリアカード付属
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名鉄名古屋本線国府から分岐する豊川線、戦時中の豊川市内へ軍需工場への通勤路線として国府~市役所前(現:諏訪町)が開通していましたが、戦後豊川稲荷への参詣路線として延伸され新豊川(現:豊川稲荷)までの全線が今から70年前の1954年に開通しました。全線開通70周年を迎えて発売されました記念乗車券になります。発売日は津島駅の特設会場で発売されましたが残分について名鉄名古屋駅旅行センターで発売されることになり、先日名古屋を訪れる機会があったもので名鉄名古屋駅旅行センターで入手しました。

記念乗車券の内容は、臨時特急列車として乗り入れた7000系「パノラマカー」が豊川線内にて列車行き違いで離合しているシーンを表紙とし、内面は昭和の時代、豊川線に「豊川稲荷」号として乗り入れた3400系や5200系、そして団体列車として乗り入れた8800系「パノラマDX」等と現在の豊川線で運転されている6800系をあしらい、豊川稲荷から神宮前までの片道乗車券が綴られています。裏表紙には昭和の時代にこの路線で普通列車で運転されていたというAL車と呼ばれた旧型車と「パノラマDX」が連結して走行しているというある意味衝撃的な写真が掲載されています。「パノラマDX」登場時はこの車両を使用して正月時期に団体専用列車として乗り入れたとのことですが、この時期は初詣需要により単線の豊川線は容量限界で運転されていたため、団体専用列車は定期の普通列車に連結されて豊川線に乗り入れたとのことです。旧型AL車と「パノラマDX」は連結運転は不可であるため、両編成に運転士を乗せ汽笛で合図しながら運転を行う協調運転で走行したとのことです。

また、この記念乗車券にはクリアカードが付属します。

 

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付属したクリアカード

 

クリアカードは5種類存在し、いずれも記念乗車券にあしらわれた写真になります。ランダムに1枚封入され自分は「パノラマDX」柄が付属しました。

 

全線開通70周年を迎えた豊川線ですが、この路線は路面電車として開通しました。現在では本線等と同様の車両・設備で途中駅には高架になった駅もあり本線直通列車も運転されていますが、現在でも軌道法の適用にて運行を行っています。本線直通は今では朝・夕時間帯に急行・特急の設定がありますが、昼間は6800系2両編成によるワンマン運転で豊川稲荷~国府の折り返し運転となっています。

 

昭和の時代の盛況を感じることができる内容で発売されました名鉄豊川線全線開通70周年記念乗車券、間もなく新年を迎えますが豊川稲荷への参拝客を乗せて運転される路線になります。

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