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2024.10.19

1558.【秩父鉄道】鉄道の日記念乗車券 秩父鉄道創立125周年・急行列車運転55周年記念急行券

本年2024年も鉄道の日を迎え、秩父鉄道におきましては本年も鉄道の日関連で記念きっぷの発売が複数ありました。合わせまして公開いたします。

 

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 名称   :鉄道の日記念乗車券 秩父鉄道創立125周年
 発行社局:秩父鉄道
 発売日  :2024年10月--日
 値段   :1,200円
 購入個所:第31回鉄道フェスティバル会場(お台場イーストプロムナード)
 シリアルNo.:0179
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 名称   :鉄道の日記念 急行列車運行開始55周年記念急行券
 発行社局:秩父鉄道
 発売日  :2024年10月--日
 値段   :1,000円
 購入個所:第31回鉄道フェスティバル会場(お台場イーストプロムナード)
 シリアルNo.:0160
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秩父鉄道において2024年に鉄道の日を記念して発売されましたアイテム、本年で秩父鉄道が創立から125周年を迎えるということで発売されました記念乗車券と、本年で運行開始から55周年を迎えた急行列車を記念して発売されました記念急行券になります。この他全駅セット硬券入場券の発売もありましたが、入手はしておりません。

 

125周年の記念乗車券は準常備券スタイルの硬券乗車券が、秩父鉄道の年表を記し裏面に歴代の代表的な車両をあしらった台紙にセットされているものになります。

急行運行開始55周年記念急行券は、歴代の急行用車両をあしらったC型硬券による急行券4枚が、現在の急行で活躍している6000系をかたどった台紙に急行の歴史をあしらった台紙にセットされているというものになります。 

これら記念乗車券につきましては、本年はお台場で開催されました鉄道フェスティバル会場の秩父鉄道ブースにて入手しました。

 

秩父鉄道は1899年に上武鉄道として設立し1901年に熊谷~寄居間が開業したのが始まりとなります。

125年の歴史を歩んできた秩父鉄道においては、今から55年前の1969年より急行列車が運転されています。「秩父路」号という愛称がある列車で、乗車には急行券が必要な列車となります。今日においてJR各社では定期の急行列車は消滅し、数少なくなった急行券を必要とする列車となっています。

1969年の急行「秩父路」号運行開始時に使用された車両は300形で1959年に製造された秩父鉄道オリジナル車両で、2ドアクロスシートという車内構造でした。登場時は2両編成でしたが1966年に中間車サハ350型を増結した3両編成になりました。この時入線したサハ350型のうちサハ352はアルミ車でした。3両編成で急行「秩父路」号として運用されました。1986年に外装が小豆色ツートンから黄色車体青帯に変更となり、1992年まで急行「秩父路」号として運転され、その後全車両廃車となりました。

300形の後を受けて急行「秩父路」号として使用された車両が3000系で、1992年にJR東日本から165系急行型電車を譲受し、前面は非貫通化・上部種別表示器を撤去・中央窓大型化・前面愛称表示板差しを新設し、外装は白と青のツートン色、車内を改装して3両編成3本が急行「秩父路」号として運転されました。愛称表示は通常は「秩父路」ですが、沿線で催しが開催された際などは特製の表示板が掲出されました。

急行「秩父路」号として運転されてきた3000系は2006年11月にさよなら運転を行い引退となりその後全車両廃車となりました。 

そして3000系引退後今日、急行「秩父路」号として運転されている車両は6000系で、2006年より運転を開始しました。西武鉄道から新101系を譲受し、前頭下部に「急行秩父路」と表示できるLED表示器を設置し、車体を2ドア化、車内はクロスシートに改造しました。外観は3000系の外装を踏襲したものになっています。6000系については1編成2014年に秩父地域まで延伸100周年を記念して300形登場時の小豆色ツートン塗装になった編成が存在しています。

 

秩父鉄道の急行列車の記念きっぷは2021年にその歴史を綴った記念乗車券の発売がありましたが、55周年の佳節として記念急行券として本年の鉄道の日時期に発売されました。

 

2024年の鉄道の日を迎えた秩父鉄道、これから秋の行楽シーズン、そして「秩父夜祭」と活気づく季節になります。

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2011年11月 ありがとう!京王井の頭線3000系

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    お断り>
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