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2024.10.12

1555.【西武】西武秩父線開通55周年記念乗車券

山に囲まれた秩父を目指した路線、本年2024年で開通から55周年の佳節を迎えます。

 

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 名称   :西武秩父線開通55周年記念乗車券
 発行社局:西武鉄道
 発売日  :2024年10月12日
 値段   :2,000円
 購入箇所:西武秩父駅
 シリアルNo.:00203
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本年2024年で開通から55周年を迎えた路線は、西武秩父線になります。池袋線の吾野から西武秩父を結ぶ路線になります。

 

埼玉県の北西部にある秩父は、秩父盆地の中心に位置し物資の集積地として、また勇壮な山車で知られる夜祭が行われる秩父神社の門前町として栄えたところになります。しかし周囲を山に囲まれ、東京から秩父へは西武秩父線の開通までは上野から高崎線で熊谷で、または池袋から東武東上線で寄居でそれぞれ秩父鉄道に乗り換え約3時間の旅であり、秩父から見ても東京ははるか遠くの世界でありました。今から55年前の1969年、西武秩父線が開通。山間に橋を架け正丸峠をトンネルで突き抜け、池袋から秩父が最短83分で結ばれることになりました。

 

開業55周年を迎えて発売されました記念乗車券になります。カードタイプの西武全線フリーきっぷで連続2日間有効の乗車券が、今から55年前の西武秩父線開業時の祝賀列車出発式や西武秩父駅前での祝賀パレード等の様子をあしらった台紙にセットされたものになります。西武秩父線の吾野・横瀬・西武秩父の各駅で発売されました。この記念きっぷからは、55年前の秩父地方の変革となった西武秩父線開通、出発式の日は秋の晴天であったようで、その当時の秩父の人々の大きな喜びと期待が感じられます。

この記念乗車券や台紙にある西武秩父線開業出発式に臨んでいる車両は、西武秩父線開業と同時に運行を開始した特急車両5000系で「レッドアロー」と呼ばれました。5000系レッドアローは1995年で西武での運行は終了しましたが、先頭車1両が保存され横瀬にある車両基地で保管されています。本日2024年10月12日は西武秩父線開業55周年を記念したイベントが横瀬駅・西武秩父駅で開催され、横瀬では西武秩父線開業時にデビューし横瀬に保存されているレッドアロー5000系や101系通勤車、E851形電気機関車などが展示されました。例年この時期に横瀬で開催されるイベントではありますが、昨今の情勢から横瀬会場の車両展示は事前申し込み制であり、西武秩父までこの記念乗車券を入手した行き帰りで車窓からイベントの様子を眺めたにとどまりました。

 

秩父地方に大きな影響を与えた西武秩父線、今日では3代目となる特急車両「Laview」が秩父へいざないます。開業から55周年を迎えました。

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2011年11月 ありがとう!京王井の頭線3000系

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    お断り>
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