« 2024年6月 | トップページ | 2024年8月 »

2024.07.20

1546.【京成】スカイライナーご利用5000万人記念ライナー引換券・スカイライナー運行開始50周年記念ライナー引換券

最速の成田空港アクセス列車である京成スカイライナー、節目・佳節を迎えたことから記念アイテムが発売されました。

 

Img_3690

 

京成スカイライナーは現在のAE形車両の運転開始からの利用客が5000万人を達成、またスカイライナーの運行開始から50周年を迎えたことから発売されましたアイテムになります。いずれもライナー引換券で、大人用京成上野→成田空港・小児用成田空港→京成上野のライナー指定券に引き換えができるというものになります。成田スカイアクセス線開通及びAE形がデビューした7月14日にスカイライナー及び朝夕に運転されるモーニングライナー・イブニングライナー停車駅(新鎌ヶ谷駅を除く)で発売されました。

5000万人記念、50周年記念それぞれ入手しましたので、それぞれ見ていきましょう。

 

スカイライナーご利用5000万人記念ライナー引換券

 

=============================
 名称   :スカイライナーご利用5000万人記念ライナー引換券
 発行社局:京成電鉄
 発売日  :2024年7月17日
 値段   :1,950円
 購入箇所:京成上野駅
 シリアルNo.:0093

 備考  :パスケースが付属
=============================

 

Img_3687

 

Img_3688

 

現在のスカイライナーは2010年7月17日成田スカイアクセス線開通に合わせて登場したAE形により運転されています。成田スカイアクセス線内では最高時速160kmで走行する性能を持つAE形の運転開始からの利用客が5000万人を達成したことから、発売されましたライナー引換券になります。AE形においては1編成5000万人達成の装飾を施した列車が運転されているとのことで、この記念引換券にもあしらわれています。また、このライナー引換券には記念パスケースが付属します。

 

Img_3689

付属したパスケース

 

記念ロゴが施された皮製・白色のパスケースになります。

 

スカイライナー運行開始50周年記念ライナー引換券

 

=============================
 名称   :スカイライナー運行開始50周年記念ライナー引換券
 発行社局:京成電鉄
 発売日  :2024年7月17日
 値段   :1,950円
 購入箇所:京成上野駅
 シリアルNo.:0103

 備考  :パスケースが付属
=============================

 

Img_3683

 

Img_3684

 

スカイライナー運行開始50周年を記念して発売されましたライナー引換券になります。歴代のスカイライナー車両をあしらいました。またこのライナー引換券にもパスケースが付属しました。

 

Img_3686

付属したパスケース

 

記念ロゴが施された皮製・茶色のパスケースになります。

 

現在のスカイライナーAE形は3代目の車両になります。スカイライナーの歴史は1973年から運行を開始した初代AE形が始まりとなります。車両自体は1972年に入線していたようでしたが、成田空港開港が遅れたことから1973年12月より京成上野~京成成田で座席指定特急として運転を開始、成田山新勝寺への参拝客を乗せてデビューしました。1974年に鉄道友の会ブルーリボン賞を受賞しました。成田空港が開港した1978年から成田空港へスカイライナーとして運転されるようになりましたが、この当時の成田空港駅は現在の東成田駅でターミナルビルから離れた場所にありバスで連絡していました。外装は登場時は茶色とクリームのツートンでしたが、1983年からはブルーとアイボリーを基調とし赤のストライプが入るというデザインに変更されました。初代AE形は1993年で全車両が引退し先頭車1両が宗吾車両基地内で保存されているほか、発生した台車・電装品・冷房装置等はこの時代に登場した通勤車3400形で使用されました。

 

1990年になりますと2代目のスカイライナーとなるAE100形がデビューしました。8両編成になり前面には都営浅草線・京急線方面への直通を意識して非常口が設けられました。AE100形デビューから間もなく1991年になりますと成田空港ターミナル地下に乗り入れる路線が開通しスカイライナーも乗り入れるようになりました。AE100形は2010年に成田スカイアクセス開通によりスカイライナーからは撤退し、京成上野~京成成田を京成本線経由で運転するシティライナーで運転されましたが、利用が低迷したこともありシティライナーは廃止となり、AE100形は2016年に最後の運転を行い引退しました。引退後も先頭車1両が宗吾車両基地内で保存されているとのことです。

 

そして現在スカイライナーとして運転されているAE形は、2010年の成田スカイアクセス線開通にあわせて運転を開始した車両で、そのデザインは山本寛斎氏により外観は「風」内装は「凛」をコンセプトとしてデザインし成田スカイアクセス線内で最高時速160km運転を行うという性能を誇ります。デビュー翌年の2011年に鉄道友の会ブルーリボン賞を受賞し、今日も京成電鉄のフラッグシップを担い都心と成田空港を結んでいます。

 

成田スカイアクセス線開通から5000万人の利用を数えたスカイライナー、運転開始から50年の歴史を数えました。成田空港は今後も需要増を見込みターミナルビル移転等が計画されているようで、未来に向けて変化が予想される成田空港アクセス。その一翼を担う京成スカイライナーの役割は今後も変わることはないかと思います。

2024.07.15

1545.【東武】スペーシアX 1周年記念乗車券

令和の東武鉄道のフラッグシップを担う車両、デビューから早くも1年が過ぎました。

 

======================
 名称   :スペーシアX 1周年記念乗車券
 発行社局:東武鉄道
 発売日  :2024年7月15日
 値段   :1,000円
 購入箇所:池袋駅
 シリアルNo.:2338
======================

 

Img_3681

 

Img_3682

 

昨年2023年7月15日より運転を開始した東武の新型特急車両「スペーシアX」、1周年を迎えてこのような記念乗車券が発売されました。

 

記念乗車券は、スペーシアXの停車駅周辺の著名な施設等をあしらったイラスト・裏面はスペーシアXの写真と1周年のロゴをあしらった台紙に、鬼怒川温泉からの硬券乗車券がセットされています。この記念乗車券は東武主要駅で発売され、東上線系統の駅でも発売されました。

 

デビュー1周年を迎えた「スペーシアX」、その外観と豪華な車内設備は評判になり人気の列車になっています。本年3月からは増備の上増便も行われていますが、なお人気となっています。そして、スペーシアXは本年2024年の鉄道友の会ブルーリボン賞受賞車両となりました。

 

東武のフラッグシップを担い、日光・鬼怒川への観光客を乗せて運転されている「スペーシアX」、1周年を迎えこれからの更なる活躍が期待できそうです。

2024.07.14

1544.【上信】西武イエローリバイバル記念乗車券

群馬県の高崎から下仁田を結ぶ上信電鉄で運行されているクモハ501・クモハ502に、懐かしの外装が再現されました。

 

======================
 名称   :西武イエローリバイバル記念乗車券
 発行社局:上信電鉄
 発売日  :2024年6月30日
 値段   :1,000円
 購入箇所:高崎駅
 シリアルNo.:0162
======================

 

Img_3673

 

Img_3675

 

Img_3676

 

上信電鉄500形は、西武鉄道新101系の譲渡車で2004年12月に第1編成であるクモハ501・502が入線し2005年2月より営業運転を開始しました。その後銀河鉄道999号として運転されたり企業の広告のラッピングをまとったこともありましたが、2015年12月からは群馬県のイメージキャラクターをまとった「ぐんまちゃん列車」として運転されました。このほどこの編成に施された外装は「西武イエローリバイバル」として、西武鉄道時代の黄色の外装を再現しました。この外装で2024年5月10日から運転を開始しています。再現された外装は西武時代末期のもので黄色単色・前面はブラックというものになります。

リバイバルカラー運転を記念して発売されましたアイテムになります。上信入線時から過去にまとっていた姿、西武イエローに塗装を変更している姿をあしらった台紙に硬券乗車券・入場券がセットされているものになります。

 

この記念乗車券と同時に、このような記念乗車券も発売されました。

 

========================
 名称   :オリジナルカラーコラボ記念乗車券セット
 発行社局:上信電鉄
 発売日  :2024年6月30日
 値段   :1,000円
 購入箇所:高崎駅
 シリアルNo.:0157
========================

 

Img_3677

 

Img_3679

 

Img_3678

 

クモハ501・502の西武リバイバルカラー運転開始に合わせて、現在の上信電鉄で運行されているオリジナルカラー車両をコラボレーションした記念乗車券になります。クモハ501・502の他、上信電鉄オリジナル車両で登場時の外装が再現されたデハ251、最新型車両である7000形、JR東日本107形の譲渡車のうちJR時代の外装で運転されてる704・754編成の並びなどをあしらった台紙に、硬券入場券・乗車券がセットされているものになります。

 

沿線にある富岡製糸場が世界遺産に登録され活性化が進んでいる上信電鉄、入線から20年を迎える500形に施された西武イエローリバイバル塗装、西武鉄道において新101系は今では多摩川線や狭山線の支線に残るのみになりあと数年で姿を消すとされています。そのような中で上信電鉄で再現された黄色外装になります。

カテゴリー

Googleで検索




  • 弊ブログ内検索
    ウェブ全体から検索


    Powered by Google

2011年11月 ありがとう!京王井の頭線3000系

  • Img_9050
    2011年12月、約49年にもわたり京王井の頭線で活躍してきた3000系、レインボーカラーに彩られ井の頭線のイメージを確立したこの車両も、ついに終焉となりました。最後の編成となったのはライトブルーの3028F、この編成は1987年に入線し活躍してきました。 末期には朝のラッシュ時間帯に運よく富士見ヶ丘~渋谷の1往復の運用にしか就かなくなってしまった3000系、2011年11月には「さよなら運転」として日曜日の昼間に井の頭線全線で運転され、最後の走りを披露しました。また11月20日には富士見ヶ丘車両基地において「ありがとう3000系フェスタ」も開催され、事前申込制であったこのイベントにも参加して、最後の姿を見てきました。井の頭線沿線で生まれ育ち、それこそこの車両の活躍をみて育ったと自負する私にとって、感慨深い月になった2011年11月、3000系最後の姿をぜひ皆様にご覧いただきたいと思います。

中央線201系

  • 2010101700
    JR中央線で約30年にもわたり活躍した201系、特に多摩地域においては、長きにわたり親しまれた車両で、私も小・中学生時代は遠足で、学生時代は通学で、そして社会人になってからも通勤などで利用したなじみ深い車両でした。時の国鉄が「省エネ電車」として中央線に導入された201系。そしてほとんどの車両が中央線から離れることなく、この路線で「オレンジバーミリオン」の外装で生涯を終えました。すでに引退して時が過ぎましたが、私が撮影した201系の思い出として、どうぞご覧下さい。

2002年100周年を迎えた江ノ電

  • Img_0527
    2001年12月に初めてデジカメを購入して、翌年から1年間通った路線があります。藤沢から鎌倉を結ぶご存知江ノ電です。この年は江ノ電が開業して100周年という節目の年で、各車両にステッカーなどが付いています。また世代交代もあった年です。 自分の思い出アルバムの中から公開いたします。どうぞご覧下さい。

惜別 名鉄岐阜600V線区

  • 2005032101
    2005年3月31日、惜しまれつつも廃止を迎えた名鉄岐阜市内線・揖斐線・美濃町線・田神線の総称「岐阜600V線区」。 私が初めて訪れたのは、1999年の夏のことでした。名古屋本線で新岐阜に着くと、駅前に停車していた電車に乗り、車の洪水の中を抜け、のどかな風景の中を走っていきました。
    その後2001年2月、そして2005年と何度か訪れたのですが、ついにこれら路線も命運が尽きてしまいました。そこで、名鉄岐阜600V線区で活躍していた古豪から最新鋭車まで、個性豊かな車両たちへの思い出をつづり、このアルバムを作成しました。
    このアルバムでは、2001年9月30日の運行をもって廃止となった谷汲線・揖斐線(黒野~本揖斐)のモ750も登場しています。いずれにしましても、今では思い出になってしまった、名鉄岐阜600V線区へのレクイエムです。 どうぞご覧下さい。

    お断り>
    今回のアルバムは、一部ポジプリントからスキャンしたもの、あるいは携帯電話内蔵カメラで撮影した画像も含まれています。特に1999年・2001年撮影のものはすべてポジプリントからのスキャンになります。つきましては画質にやや難があるものがあります。ご了承ください。