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2024.04.20

1532.【JR九州】ありがとう!SL人吉 記念乗車券

九州で運行されたSL、運行を終えました。

 

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 名称   :ありがとう!SL人吉 記念乗車券
 発行社局:九州旅客鉄道
 発売日  :2024年3月23日
 値段   :3,300円
 購入箇所:九州の旅とお取り寄せ(Web販売)
 シリアルNo.:0969

 備考   :クリアファイル付属
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九州で運行を終えたSLは58654号機で1914年から製造された8620形機関車の1両で、1922年(大正11年)に製造され長崎に配置されて以降九州内で活躍し、1975年に人吉機関区所属で運行を終えた後は、人吉市内の矢岳駅構内SL展示館で保存されました。その後JR九州発足後の1988年に復活し、豊肥本線熊本~宮地間で「SLあそBOY」号として2005年まで運行されました。その後2009年に復活し「SL人吉」として、熊本~人吉間を鹿児島本線と肥薩線で運行されてきました。2020年7月、肥薩線沿線を流れる球磨川が豪雨により氾濫、肥薩線は八代~吉松間で線路が流される等の被害を受け今日も不通の状態になっています。このため2021年より鳥栖~熊本間の鹿児島本線で運行されました。2022年には落成から100年という佳節を迎え特別運行が行われました。しかし、各種事情により本年3月23日に博多~熊本間での特別運行を最後に運転を終了することになりました。

 

運転を終了することになり発売されました記念乗車券になります。駅での発売の他JR九州商事が運営している通販サイト「九州の旅とお取り寄せ」にてWeb販売も行われまして、自分はWeb販売にて入手し、先日手元に届きました。SL人吉の略歴と肥薩線で運行されていた時の様子の写真をあしらった台紙に、博多→熊本の硬券による片道乗車券がセットされています。なお、この記念乗車券にはオリジナルのクリアファイルが付属しました。

 

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付属したクリアファイル

 

記念乗車券台紙及びクリアファイルにはSL人吉が肥薩線で球磨川沿いを力走している写真があしらわれています。2020年の豪雨により球磨川は氾濫し、これら写真にあしらわれている箇所はいずれも濁流にのまれ印象的な橋梁も流されてしまったとのことです。今もなお不通になっている肥薩線ですが、先日JR九州と熊本県及び関係自治体等との間で復旧に向けた話がまとまりつつあるとのことです。

 

SL人吉としても引退した蒸気機関車58654号機、私は1993年夏初めて九州を訪れたときに豊肥本線で「SLあそBOY」に熊本→宮地間で乗車しており、この機関車がけん引する列車で阿蘇外輪山を越えるスイッチバックと阿蘇の大カルデラ内を乗車しています。この当時はアメリカ風な姿になっており外装は濃緑色になり前面にはカウキャッチャーが付いた状態でした。その後2013年に実親と九州と訪れたときに「SL人吉」として熊本→人吉間で乗車しております。この時は熊本から「SL人吉」に乗り八代から肥薩線に入り球磨川沿いの渓流とその道中にかかるクラシカルな橋梁などを堪能し、人吉から「いさぶろう」に乗り大畑ループ・スイッチバックそして日本三大車窓を眺め、吉松で乗り換え特急「はやとの風」で鹿児島に向かうというこの当時の観光ルートを巡り、この機関車はそれだけ思い出があります。

 

引退した58654号機、かつて保存されていた人吉に再度保存されるとの報があります。引退と復活を繰り返し102年も生きた蒸気機関車、その火を落としたところであります。

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2011年11月 ありがとう!京王井の頭線3000系

  • Img_9050
    2011年12月、約49年にもわたり京王井の頭線で活躍してきた3000系、レインボーカラーに彩られ井の頭線のイメージを確立したこの車両も、ついに終焉となりました。最後の編成となったのはライトブルーの3028F、この編成は1987年に入線し活躍してきました。 末期には朝のラッシュ時間帯に運よく富士見ヶ丘~渋谷の1往復の運用にしか就かなくなってしまった3000系、2011年11月には「さよなら運転」として日曜日の昼間に井の頭線全線で運転され、最後の走りを披露しました。また11月20日には富士見ヶ丘車両基地において「ありがとう3000系フェスタ」も開催され、事前申込制であったこのイベントにも参加して、最後の姿を見てきました。井の頭線沿線で生まれ育ち、それこそこの車両の活躍をみて育ったと自負する私にとって、感慨深い月になった2011年11月、3000系最後の姿をぜひ皆様にご覧いただきたいと思います。

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  • 2010101700
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    お断り>
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