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2024.03.03

1525.【JR西日本】ありがとう北陸本線(敦賀~金沢)記念料金券セット

2024年3月16日、北陸新幹線が金沢から福井県の敦賀まで延伸します。これに伴い現在の北陸本線の敦賀~金沢はJR西日本から第三セクター会社に転換されます。併せて北陸本線の特急列車も新幹線に移行となるため敦賀~金沢間は運転を終了し敦賀で新幹線から連絡する特急になります。新幹線開業に合わせて運転区間が短縮される特急列車の記念料金券セットが発売されました。

 

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 名称   :ありがとう北陸本線(敦賀~金沢)記念料金券セット
 発行社局:西日本旅客鉄道
 発売日  :2024年2月15日
 値段   :4,840円
 購入箇所:DISCOVER WEST mall(JR西日本公式オンラインショップ内)(Web販売)
 シリアルNo.:2189
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北陸本線を走行した特急列車、その代表的な列車は大阪から金沢・富山・新潟を結んでいた「雷鳥」号と、名古屋から金沢・富山を結んでいた「しらさぎ」号になるかと思います。いずれも国鉄時代より485系を使用し北陸本線を運転していました。北陸本線の特急列車はこの他にも大阪から北陸本線経由ではるばる青森を結んだ「白鳥」号や、米原で新幹線から接続して金沢を結んだ「加越」号や金沢から新潟を結んでいた「北越」号、更には東京・上野から信越本線長野経由で金沢を結んでいた「白山」号や、上越線経由で運転された「はくたか」号もあり、特急街道さながらの様相でありました。その後は上越新幹線開業による運転区間見直しなどがあり国鉄末期のころになりますと、更に速達化を図るため米原~金沢間の速達列車は「きらめき」号、長岡~金沢間の速達列車は「かがやき」号という列車も設定されましたが、JR発足後これら愛称は整理されていきました。JR発足後に485系をリニューアルした車両でパノラマグリーン車を連結した列車は「スーパー雷鳥」号となりました。

485系列車両で運転されてきた北陸本線の特急列車にJR発足後の1995年に681系が大阪~金沢・富山間で運転を開始し、この列車は「サンダーバード」という愛称がつきましたが、その後雷鳥に代わって大阪から金沢・富山を結ぶ特急列車の愛称名になりました。そして1997年のほくほく線開業に合わせて上越新幹線越後湯沢で接続して金沢を結ぶ特急列車に「はくたか」号の愛称が使用されるようになり、その後「しらさぎ」号にも681系・683系が導入されました。

 

2015年3月の北陸新幹線長野~金沢開業で、「はくたか」は北陸新幹線の列車名となり、一方並行在来線が第三セクター会社に移管となったことから、北陸本線の特急は大阪~金沢間の「サンダーバード」号と名古屋・米原~金沢間の「しらさぎ」号(一部列車は七尾線の和倉温泉まで運転する列車もあり)として、運転されてきました。そして2024年3月16日、北陸新幹線金沢~敦賀開業に合わせてこれら特急列車は敦賀~金沢間の運転は終了し「サンダーバード」号は大阪から敦賀、「しらさぎ」号は名古屋・米原~敦賀の運転となり、敦賀で北陸新幹線に接続する特急となります。

 

特急列車の敦賀~金沢間の運転終了を記念しまして発売されました記念料金券(自由席特急券)のセットになります。大阪→金沢の自由席特急券は常備軟券、金沢→大阪の自由席特急券は補充券の様式のセットになります。この記念料金券セットは駅でも発売があったようですが、自分はJR西日本のオンラインショップで購入しました。681系・683系を表紙とし、内面は北陸本線敦賀~金沢で運転されていた特急列車485系・681系等の写真をあしらった台紙に、軟券の自由席特急券が2枚セットされています。

なお、北陸本線敦賀~金沢の記念切符はこの他、敦賀~金沢間全駅の硬券入場券セットの発売もありましたが、こちらはWebで申し込もうとしたらすでに完売でしたので入手できませんでした。

 

北陸新幹線敦賀延伸で大きく変わる北陸の鉄道事情、長きにわたり活躍した特急車両も転機を迎えます。国鉄時代から走り抜け引退した485系列。そしてJR発足後から今日まで北陸路で活躍した681系・683系、雷神鳥の愛称がついたこの車両は北陸路において「平成を駆け抜けたすごいヤツ」であったのかもしれません。まもなく時代が変わる北陸本線になります。

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2011年11月 ありがとう!京王井の頭線3000系

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