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2023.11.01

1517.【東武】8000型運行開始60周年記念乗車券

東武鉄道の通勤・通学輸送を支えた車両、運行開始から60周年を迎えました。

 

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 名称   :8000型運行開始60周年記念乗車券
 発行社局:東武鉄道
 発売日  :2023年11月1日
 値段   :1,000円
 購入箇所:朝霞台駅
 シリアルNo.:2578
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運行開始から60周年を迎えた東武8000型、この車両は今から60年前の1963年11月1日から運行を開始しました。20m両開き4つドアの通勤車両になります。1983年まで712両が製造され私鉄の1形式において最多両数を誇りました。登場時は折妻・丸形ヘッドライトで外装はベージュとオレンジのツートン色でしたが、1970年代中頃よりセイジクリーム1色になったのち、1980年代中頃から現在のジャスミンホワイトにブルーの2本の帯が入る外装に変更となりました。その後時代が下り1986年頃より更新修繕が実施されるようになり、1987年頃からの更新修繕を行った車両からは前面が6050系や10000系列に準じたスタイル・角形ヘッドライトとなりスカートが付けられるといった変更が行われました。

 

更新修繕後も活躍をつづけた8000型でしたが、後継の車両が登場するに及び姿を消し始めていますが、2023年9月末の時点において、まだ198両が残り活躍しています。

今残る8000型ですが、本線である伊勢崎線系統では、東武スカイツリーラインの浅草・北千住界隈で営業運転する運用はなくなりました。しかし都内でも亀戸線や大師線で2両編成ワンマン運転の8000型が運転されており、ここではかつて7800系列に1950年代ごろに施されたという試験塗装をまとった編成が存在しています。そして春日部で交差し大宮~柏~船橋を結ぶ東武アーバンパークラインにおいては、10000系や60000系に交じって6両編成で運転されており、更にこの路線では急行が運転されており8000型も充当されることがあります。その先伊勢崎線館林まで行きますと、館林~伊勢崎の伊勢崎線末端区間や佐野線・小泉線、太田から分岐する桐生線で2両編成あるいは800・850型となった3両編成の8000型がいずれもワンマン運転でこの地域のローカル運用に就いています。しかしこのエリアにも10000系が進出してきています。

一方東上線系統におきましても、池袋・志木・川越界隈での8000型の運行は終了しており「今は昔の物語」になりました。しかし坂戸まで行きますとここから分岐する越生線、そして東上線でも森林公園・小川町~寄居の末端区間で4両編成ワンマン運転の8000型が活躍しています。ここでは更新修繕が行われ前面形状が変更になった編成で登場時のベージュとオレンジのツートン色やセイジクリームの外装の編成が存在しています。

今となっては、残存する8000型は更新修繕が行われ前面形状が変更になった車両が多数となった中、登場時のオリジナルの前面のまま最後まで残っていたのが8111編成で、この編成は2012年で東上線で運行を終了してから東武博物館所有として本線系統に転属し外装を登場時のベージュとオレンジの外装を再現してイベント列車等で運行されてきました。その後はセイジクリームに塗り替えられ運転されましたが、いつしか運転も行われなくなり南栗橋車両基地に留置となりその動向が注目されましたが、ここに来まして再び外装を登場時のベージュとオレンジに変更し、南栗橋から東武アーバンパークラインの七光台に転属となりその際にイベント列車として運転されました。そして8000型運行開始60周年を迎えた本日2023年11月1日、早速東武アーバンパークラインの定期運用に就いたとのことです。8111編成もまもなく落成から60年を迎えます。

 

8000型運行開始60周年を迎えまして、このような記念乗車券が東武主要駅で発売されました。8000型が運行されている4駅の乗車券が綴られており、8000型活躍のシーンの写真をあしらった2024年卓上カレンダーになっています。

 

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付属したカレンダー

 

運行開始から60周年を迎えた東武8000型、時代は高度成長期に入り沿線開発が進み利用客が急増していった時代に登場しました。東武の通勤・通学輸送を最大勢力で支えた通勤車両、現在在籍両数は最盛期の1/3を割り込んでいますが、まだまだ活躍する姿を見ることができる車両であります。

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    お断り>
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