1516.【新京成】8900形デビュー30周年記念乗車券
新京成電鉄で活躍している車両、デビューから30周年を迎えました。
======================
名称 :8900形デビュー30周年記念乗車券
発行社局:新京成電鉄
発売日 :2023年10月7日
値段 :1,000円
購入箇所:松戸駅
シリアルNo.:0900
======================
新京成電鉄でこのほどデビューから30周年を迎えた車両は8900形になります。1993年9月26日より運転を開始しました。新京成電鉄では初のステンレス車となり、外装はチェリーピンクとクリアブルーのラインを配し、前面はチェリーピンクでS字ラインをあしらいました。側面のドアは1500㎜とそれまでの車両よりも広い幅となり、車内設備として新京成電鉄では初のLEDによる案内表示装置が設けられました。電装品は8800形に続いてVVVFインバータ制御を採用、そして特筆すべき点として我が国の高速電車としては初のシングルアーム型パンタグラフを搭載しました。新京成8900形は1996年まで8両編成3本24両導入されました。
導入後の経緯は、1999年5月よりチェリーピンクの部分をルビーレッドとする変更が行われこれが2代目カラーとなります。そして2014年9月よりこの形式でも現行カラーであるピンクと白の3代目カラーに変更となりましたが、この時期に各編成中間車2両を編成から外して廃車として6両編成3本に変更されました。そして今日も運転されています。
8900形デビュー30周年を迎えて発売されました記念乗車券になります。8900形デビュー時から今日までの写真をあしらったD型硬券乗車券4枚が台紙にセットされています。この台紙の表紙は3種類存在し新京成各駅(京成津田沼駅を除く)で発売されたものは表紙が3代目の現行カラーをあしらったデザインになっていますが、発売日の2023年10月7日にくぬぎ山車両基地で開催されたイベント「新京成サンクスフェスタ2023inくぬぎ山」など各種イベント会場では、初代カラー・2代目カラーをあしらった表紙の台紙仕様のものが発売されたとのことです。弊ブログでは、松戸駅で購入した現行の3代目カラーをあしらった表紙のものを公開しております。
初搭載となったシングルアーム型パンタグラフが注目された新京成8900形、デビューから早くも30周年を迎えました。新京成電鉄では、この後登場したN800形や80000形は京成電鉄と共通設計となったことから、現状では新京成電鉄独自設計最後の車両となっています。6両編成になり外装は変わりましたが、今日も新京成電鉄で運転されている8900形になります。