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2023.05.05

1506.【東武】555(スリーファイブ)記念乗車券

令和5年5月5日と5が並ぶ日付となった今日、東武でも「令和5年5月5日」記念きっぷが発売され入手しました。

 

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 名称   :555(スリーファイブ)記念乗車券
 発行社局:東武鉄道
 発売日  :2023年5月5日
 値段   :1,000円
 購入箇所:北千住駅
 シリアルNo.:0270
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東武鉄道で発売されました令和5年5月5日記念乗車券、各路線でナンバリング「5」の駅(東向島駅:東武スカイツリーライン「TS05」、加須駅:伊勢崎線「TI05」、新古河駅:日光線「TN05」、七里駅:東武アーバンパークライン「TD05」、中板橋駅:東上線「TJ05」)からの硬券乗車券5枚が、令和5年5月5日の時点で東武鉄道に在籍している車両の写真を表紙や内面にあしらいました。

 

さて、東武鉄道においては本年2023年7月15日に、日光・鬼怒川方面へ新型特急車両N100系「SPACIA X」が運転を開始します。すでに2編成が入線し試運転が行われており、この記念乗車券にもあしらわれています。白亜の車体に豪華な車内設備を装備した、令和時代の東武のフラッグシップを担う車両になります。東武各駅にはこの車両の運転開始を告知する掲示が登場し、デビューへの期待が膨らみます。

 

本年2023年は、新たなフラッグシップとなる新型特急車が登場する東武鉄道、令和5年5月5日を迎えました。

1505.【相鉄】令和5年5月5日 記念入場券

2023年5月5日、和暦で表記すると令和5年5月5日と5が並ぶ日付となった本日、多くの社局で記念きっぷの発売がありました。先記事の京王に続きまして、相鉄の「令和5年5月5日」きっぷを入手しました。
 

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 名称   :令和5年5月5日 記念入場券
 発行社局:相模鉄道
 発売日  :2023年5月5日
 値段   :800円
 購入箇所:横浜駅
 シリアルNo.:0575
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相鉄で発売されました「令和5年5月5日」記念きっぷは、主要5駅のA型硬券入場券が台紙にセットされているもので、台紙は硬券入場券の様式をイメージし、内面は5にちなんで、かつて相鉄で活躍していた5000系車両をあしらい、その経歴を綴ったものになっています。

 

相鉄5000系は、1955年から2009年まで運行されていた車両で、その時代に合わせて車体載せ替えや台車・電装品の更新を行いながら活躍した車両になります。

その歴史は1955年に、相鉄として初の新造電車であるとともに初の高性能車として登場した旧5000系がはじまりになります。この車両は当時流行していた湘南スタイルを持ち、床下機器をカバーで覆っていたことが特徴でした。

旧5000系は大変好評のうち運転されてきましたが、高度成長の時代に沿線人口が急増し輸送力増強が必要となったことから、1974年にアルミ製20m4ドアの車体に乗せ換え5100系に改造されました。この車両では相鉄車両の一時期の特徴ある装備の一つである自動窓が初めて採用されました。

その後は1988年に電装品を更新してVVVFインバータ制御車に改造され、再び5000系となって2009年まで運転されました。

この車両の活躍の間で相鉄は沿線の開発が進み二俣川からいずみ野線が延伸して湘南台まで開通し、大手私鉄に数えられる企業に大きく発展しました。その時代の移り変わりの中で、姿形を変えながら旧5000系の時代から数えて、実に54年もの間運行された車両になります。
旧5000系の車体は5100系に更新時にすべて処分されてしまったそうで現存せず、アルミ車体についてもおそらくは処分されてしまったかと思われます。

 

弊ブログにおきましては、2009年の5000系引退時に発売されました記念乗車券を過去記事にて公開しています。最後の記念運行の時は、種別幕に「感謝」「希望」と表示して有終の美を飾りました。あの日から早いもので14年が過ぎました。

 

5000系引退後の相鉄は、さらなる発展を目指し東京進出が目標となり、西谷からJR線及び東急線に直通する新線の建設が行われました。2019年に西谷~羽沢横浜国大間が開通しJR線と直通運転を開始、そして本年2023年3月に羽沢横浜国大~新横浜間が開通し同時に開通した東急線とつながり東急線経由で東京方面への直通運転が開始されました。これに合わせて車両についてもイメージ戦略に合わせて「YOKOHAMA NAVE BLUE」をまとった車両が登場、さらに直通運転用に東急直通対応の20000系・21000系JR直通対応の12000系がいずれも「YOKOHAMA NAVE BLUE」の外装で登場、20000系については鉄道友の会ローレル賞を受賞しました。5000系最終運行時に表示された「希望」が叶った2023年になりました。

 

さて、この記念入場券について自分は横浜駅で早朝から向かいまして入手しました。横浜駅ではこの記念入場券の他に硬券入場券が台紙付きで発売されました。

 

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横浜駅で発売された「令和5年5月5日」硬券入場券

 

令和5年5月5日の日付を打刻して発売された硬券入場券、2種類発売され、3月に新横浜線開業に合わせて復刻された赤帯硬券入場券が横浜駅ではまだ発売しており、そのほかにも現状様式の硬券入場券も発売され、赤帯硬券入場券にはオリジナルのポストカードが付属しましたが、そのほかに横浜駅オリジナルの台紙が2種類あり、「YOKOHAMA NAVE BLUE」になった10000系と、SOTETSUロゴがついた登場時塗装の9000系の図柄がありました。

 

10000系のデビューは2002年でデビューから21年が過ぎ更新が始まり、「YOKOHAMA NAVE BLUE」となった車両が登場しています。また9000系のデビューは1993年でこの車両も早いもので30年になりました。トップナンバー編成は廃車となっており、今残る9000系はすべて「YOKOHAMA NAVE BLUE」へのリニューアルが実施されました。弊ブログの過去記事を振り返りますと、9000系デビュー時の当時発行していた磁気プリペイドカードによる記念ぽけっとカードが手元にあり公開しております。さらにその記事には今から30年前の1993年5月5日、和暦で平成5年5月5日に発売されたデビュー間もない9000系があしらわれている硬券入場券が公開されています。この時も横浜駅で5並び日付の硬券入場券を購入していたことになります。

 

令和5年5月5日の入場券から9000系の件に触れることになりましたが、30年前の平成5年5月5日この時は最新型車両であった9000系、それから今日までの活躍とともに、この当時JR線や東急線へ東京方面へ直通運転は構想段階であったものが、令和5年5月5日の時点で実現しているという、9000系デビューから30年・5000系の引退から14年の相鉄の変貌を感じた次第であります。

1504.【京王】令和5年5月5日 GO!GO!5000系記念入場券

本年2023年も5月5日「端午の節句」・こどもの日の祝日を迎えました。本日は和暦で表記しますと令和5年5月5日ということで、「5」が並ぶ日付となり「5.5.5」数字並び日付記念きっぷが発売されました社局があります。

 

まずは、本年2023年で開業110周年を迎えた京王線、京王電鉄で発売されました記念きっぷを公開いたします。

 

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 名称   :令和5年5月5日 GO!GO!5000系記念入場券
 発行社局:京王電鉄
 発売日  :2023年4月29日
 値段   :650円
 購入箇所:吉祥寺駅
 シリアルNo.:6727
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京王で発売されました「5.5.5」記念きっぷはA5判シートタイプで、新宿・京王八王子・橋本・渋谷・吉祥寺の入場券が綴られています。5月5日を前に京王全駅で発売されました。

記念きっぷにあしらわれている車両は、「5」にちなみまして、5000系車両をあしらっています。2017年にデビューした新型車両で、クロスシート・ロングシートに転換できる座席を持ち現在10両編成7編成が活躍しています。翌2018年から座席指定列車「京王ライナー」として運転され、現在では土休日に高尾山口へ向かう座席指定列車「Mt.TAKAO」号としても運転されています。また2022年度に入線した5737編成においては、クロスシートモード時にはリクライニング機構も追加されています。

 

京王線は本年2023年で開業110周年を迎えております。開業時は路面電車であったという京王線、その歴史は路面電車から高速電車への発展の過程であったと言っても過言ではないのかもしれません。その歴史の中においてかつて5000系という車両が存在しており、この記念入場券にもあしらわれています。

かつて存在していた初代5000系は、1963年に京王線の1500V昇圧・特急運転開始という大きな時代の転換点で登場した車両で、外装もアイボリーに臙脂帯というもので、今日の京王線のイメージを形成した車両になります。1968年に入線した車両については冷房装置を搭載し、これは関東の通勤電車初の冷房車であったとのことです。初代5000系は1996年に京王線での営業運転を終了し引退しました。引退後も多くの車両が地方私鉄に譲渡されかの地で活躍してきましたが、最終車両の京王線での営業運転終了から25年以上が過ぎ、譲渡先の地でも後継の車両が入線し置き換えが進んでいる状況にあります。一方で、初代5000系のクハ5723号車が多摩動物公園駅前にある「京王れーるランド」車両展示場にて、保存・展示されています。

 

ということで、この記念入場券は初代5000系と現在活躍している新型5000系をあしらったものになっています。また、この記念入場券にはオリジナルのパズルが付属しました。

  

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付属したパズル

  

付属したパズルは、「京王れーるランド」のオリジナルキャラクターのイラストをあしらったものになります。

 

初代と現代の5000系をあしらった記念入場券、初代5000系は本年2023年で登場から60年となります。京王の令和5年5月5日、京王線開業110周年の節目という時期に迎えることになりました。

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2011年11月 ありがとう!京王井の頭線3000系

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    2011年12月、約49年にもわたり京王井の頭線で活躍してきた3000系、レインボーカラーに彩られ井の頭線のイメージを確立したこの車両も、ついに終焉となりました。最後の編成となったのはライトブルーの3028F、この編成は1987年に入線し活躍してきました。 末期には朝のラッシュ時間帯に運よく富士見ヶ丘~渋谷の1往復の運用にしか就かなくなってしまった3000系、2011年11月には「さよなら運転」として日曜日の昼間に井の頭線全線で運転され、最後の走りを披露しました。また11月20日には富士見ヶ丘車両基地において「ありがとう3000系フェスタ」も開催され、事前申込制であったこのイベントにも参加して、最後の姿を見てきました。井の頭線沿線で生まれ育ち、それこそこの車両の活躍をみて育ったと自負する私にとって、感慨深い月になった2011年11月、3000系最後の姿をぜひ皆様にご覧いただきたいと思います。

中央線201系

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    2001年12月に初めてデジカメを購入して、翌年から1年間通った路線があります。藤沢から鎌倉を結ぶご存知江ノ電です。この年は江ノ電が開業して100周年という節目の年で、各車両にステッカーなどが付いています。また世代交代もあった年です。 自分の思い出アルバムの中から公開いたします。どうぞご覧下さい。

惜別 名鉄岐阜600V線区

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    2005年3月31日、惜しまれつつも廃止を迎えた名鉄岐阜市内線・揖斐線・美濃町線・田神線の総称「岐阜600V線区」。 私が初めて訪れたのは、1999年の夏のことでした。名古屋本線で新岐阜に着くと、駅前に停車していた電車に乗り、車の洪水の中を抜け、のどかな風景の中を走っていきました。
    その後2001年2月、そして2005年と何度か訪れたのですが、ついにこれら路線も命運が尽きてしまいました。そこで、名鉄岐阜600V線区で活躍していた古豪から最新鋭車まで、個性豊かな車両たちへの思い出をつづり、このアルバムを作成しました。
    このアルバムでは、2001年9月30日の運行をもって廃止となった谷汲線・揖斐線(黒野~本揖斐)のモ750も登場しています。いずれにしましても、今では思い出になってしまった、名鉄岐阜600V線区へのレクイエムです。 どうぞご覧下さい。

    お断り>
    今回のアルバムは、一部ポジプリントからスキャンしたもの、あるいは携帯電話内蔵カメラで撮影した画像も含まれています。特に1999年・2001年撮影のものはすべてポジプリントからのスキャンになります。つきましては画質にやや難があるものがあります。ご了承ください。