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2022.12.17

1492.【東京臨海】りんかい線全線開業20周年記念乗車券

東京臨海部のお台場・有明方面へ、ネットワークを形成する路線の全線開業から20周年を迎えました。

 

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 名称   :りんかい線全線開業20周年記念乗車券
 発行社局:東京臨海高速鉄道
 発売日  :2022年12月1日
 値段   :800円
 購入箇所:りんかい線オフィシャルストア(Web販売)
 シリアルNo.:0847
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この程全線開業から20周年の佳節を迎えた路線は、東京臨海高速鉄道りんかい線になります。2002年12月1日、天王洲アイル~大崎間が開通し、大崎~大井町~天王洲アイル~東京テレポート(お台場)~国際展示場(有明)~新木場を東京臨海部を経由する路線が全線開通しました。りんかい線ではこの時からJR埼京線と相互直通運転が開始され、合わせてICカード乗車券「Suica」のサービスも始まりました。

 

全線開業20周年を迎えて発売されました記念乗車券は、りんかい線の硬券乗車券2枚が全線開業からの経歴などを記し開業当時の写真などをあしらった台紙にセットされています。この記念乗車券はりんかい線公式サイト内にあるWebショップにて購入し、先日手元に届きました。

 

20年前の開業時は記念のSuicaが発売され、ペンギンのデザインのカードは大変人気でりんかい線だけでなくJR東日本東京モノレールでも発売され開業日はこれらSuicaを買い求めに奔走し、りんかい線では開業したばかりの大井町駅にできた列に並び記念Suica記念乗車券類を購入した思い出があります。

 

今ではお台場・有明といった東京臨海部へのアクセスを担う路線になったりんかい線、全線開業から早いもので20年という年月が流れました。

1491.【富士山麓電鉄】1000系1001号編成リバイバルカラー運行10周年記念入場券セット

富士急行線において今残る京王初代5000系の譲渡車である1000系、京王時代の外装が再現された編成の運行開始から10年の時が流れました。

 

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 名称   :1000系1001号編成リバイバルカラー運行10周年記念入場券セット

 発行社局:富士山麓電気鉄道

 発売日  :2022年11月26日
 値段   :1,500円
 購入箇所:富士急のりもの百貨店(Web販売)
 シリアルNo.:0202
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京王時代の外装が再現された1000系1001号編成、この編成は1993年に1000系第1編成として富士急にやってきました。車内はロングシート、青に白のストライプと富士山のシルエットという外装になり運転を開始しました。2009年になりますと、富士急80周年を記念して昭和20年代塗装として、茶色とクリームのツートン塗装に変更されました。そして2012年10月、外装を京王初代5000系時代のアイボリーに臙脂帯という外装に変更、この時車体番号表記も京王時代の車番であった5113・5863に変更されています。それから10年が経過し、記念入場券が発売されました。

 

記念入場券は、京王初代5000系の写真とともに、富士急1001号編成が京王初代5000系リバイバル塗装になってからの姿の活躍のシーンをあしらった台紙に、富士急行線主要駅の硬券入場券が8枚セットされています。いずれもリバイバル塗装をモチーフとした赤帯が入っている様式になります。富士急行線のグッズ販売サイト「富士急のりもの百貨店」にて申し込みまして、先日手元に届きました。

 

運行開始から10周年を迎えた富士急行線1000系1001号編成のリバイバル塗装、10年前運行開始時にはそのお披露目の撮影会が河口湖で3回に分けて開催され1回目は朝8:30から30分間で1000系5編成を並べての撮影会が開催され、富士急1000系標準カラーや昭和30年代塗装になっていた1202号編成、マッターホルン号編成になっていた1201号編成、富士登山電車1205号編成が一堂に会したラインナップでした。このための早朝から河口湖に向かった思い出があります。その後2回目はこの当時まだ河口湖へ乗り入れていたJR115系「山スカ」色編成との並びの撮影会となり、その後は大月まで1往復の臨時運転で京王時代に春秋のシーズン休日に運転された「陣馬」「高尾」のヘッドマークを掲げて運転された後、河口湖での3回目の撮影会ではやはりこの時代富士急行線にホリデー快速として乗り入れていたJR189系と並べた撮影会が開催されました。生憎の天候でしたが、この外装再現に歓喜した思い出があります。また、この時河口湖駅にてリバイバル塗装運転開始の記念乗車券が発売されており、買い求めております。

 

富士急行線で運転されていた京王5000系の譲渡車に、京王時代の外装を再現した編成が運行を開始して10年が過ぎました。富士急行線ではその後6000系の導入により1000系は置き換えが進んでおり、10年前の河口湖駅で撮影会時に並んでいた1000系からも姿を消した編成があります。すでに1000系オリジナルカラーといえる青に白のストライプ・富士山のシルエットの外装の編成はなく、昭和30年代塗装が再現された1202号編成も運用を離脱して久しく、今残っている1000系は京王5000系リバイバル塗装になっている1001号編成と、富士登山電車になった1205編成の2編成が残るのみになっています。しかし富士登山電車は定期列車としては運休中の状態で、イベント等の貸切列車として運行されるのみの状況のようです。また富士急行線も富士急行から分社となり富士山麓電気鉄道で運営を行っています。

 

風前の灯火となってきた富士急行線1000系、京王時代の外装が再現され歓喜したあの日から、早いもので10年が過ぎてしまいました。

2022.12.11

1490.【京急・京阪・東京メトロ】2022年ブルーリボン賞・ローレル賞受賞記念乗車券セット

2022年の栄えある鉄道友の会ブルーリボン賞・ローレル賞受賞車両はすでに発表されており、授賞式も各社において開催されました。ブルーリボン賞・ローレル賞受賞を記念した乗車券セットが発売されました。

  

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 名称   :2022年ブルーリボン賞・ローレル賞受賞記念乗車券セット
 発行社局:京浜急行電鉄・京阪電気鉄道・東京地下鉄
 発売日  :2022年12月1日
 値段   :2,800円(送料別)
 購入箇所:メトロの缶詰ANNEX(Web販売)
 シリアルNo.:000246
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2022年の鉄道友の会ブルーリボン賞・ローレル賞について、まず鉄道友の会会員による投票で決定されるブルーリボン賞は京急1000形1890番台が選定されました。1000形の増備車ではありますが、車内はクロス・ロングシートに転換できるL/C構造とし、トイレの設備も設け貸切運用にも対応した車両となっています。公募により「Le Ciel」(ル・シエル)と名付けられ、側面にロゴが掲出され運転されております。

京急のブルーリボン賞受賞は、1983年に快速特急用車両であった2000形が受賞して以来2度目となります。

 

ローレル賞は2社が選定され、まず京阪電鉄の3850形が受賞しました。この車両は2008年に登場し現在主に快速急行で運転されている3000系に組み込まれた「プレミアムカー」車両で、その車内設備などが評価されました。

京阪のローレル賞受賞は3度目となります。3850形が組み込まれた3000系が2009年にローレル賞を受賞して以来となります。よって、京阪3000系についてはデビュー後と、その後中間車に組み込まれたプレミアムカー車両が受賞するという、一つの固定編成で2つのローレル賞受賞ということになります。

 

ローレル賞受賞のもう1社は、東京メトロ17000系・18000系で、17000系は有楽町線・副都心線用18000系は半蔵門線用車両となります。

東京メトロのローレル賞受賞は営団地下鉄時代を含めますと、2011年に千代田線で運転されている16000系が受賞して以来4度目となります。

 

2022年の鉄道友の会ブルーリボン賞・ローレル賞が出揃いましたが、それに合わせて発売されました記念アイテムになります。ブルーリボン賞・ローレル賞を受賞した3社共同企画で3社の乗車券がセットで発売されました。京急は品川⇔金沢文庫の大人用カードタイプの往復乗車券、京阪が京阪線(京阪本線・鴨東線・中之島線・宇治線・交野線に有効・大津線は含まず)と石清水八幡宮参道ケーブルに有効な磁気カードタイプ大人用1日乗車券、東京メトロは大人用の磁気カードタイプ24時間券が台紙にセットされました。同年に受賞した各社が合同で記念乗車券をセット発売する史上初の企画となりました。
なお、発売方法は各社とも駅では発売せず、東京メトロの関連会社である株式会社メトロコマースが運営するオンラインショップ、「メトロの缶詰 ANNEX」にてWeb販売されました。自分も申し込みまして手元に届きました。

 

2022年のブルーリボン賞・ローレル賞を受賞した京急1000形1890番台・京阪3850形・東京メトロ17000系・18000系、これからの活躍が期待されます。

1489.【東京メトロ】2022ローレル賞受賞記念 東京メトロオリジナル24時間券

2022年、栄えある鉄道友の会ローレル賞を受賞した東京メトロ17000系・18000系、記念アイテムが発売されました。

 

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 名称   :2022ローレル賞受賞記念 東京メトロオリジナル24時間券
 発行社局:東京地下鉄
 発売日  :2022年12月1日
 値段   :1,200円(送料別)
 購入箇所:メトロの缶詰ANNEX(Web販売)
 シリアルNo.:002564
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2022年のローレル賞を受賞した東京メトロ17000系・18000系、17000系は有楽町線・副都心線用車両18000系は半蔵門線用車両としてそれぞれ2021年にデビューしました。デビュー時期が近いとあってこの両形式は、基本仕様の共通化によるメンテナンス性向上を図った一方で、ヘッドライトの形状が両形式で異なり、車内デザインもそれぞれの路線カラーを基調とする等の独自性の両立と、バリアフリー設備及びサービス設備のレベルアップを積み重ねたこと等が評価され、ローレル賞に選定されました。

東京メトロにおけるローレル賞受賞は営団地下鉄時代を含めますと、2011年に千代田線で運転されている16000系が受賞して以来4度目となります。また東京メトロ路線においてブルーリボン賞・ローレル賞受賞車両はこれまで銀座線及び千代田線用車両が受賞しておりましたが、これ以外の路線の車両では初受賞ということになります。

  

ローレル賞受賞を記念して発売された東京メトロ24時間券になります。磁気カードタイプの大人用2枚セットで、17000系と18000系の前面をあしらった2種類がセットされました。また、この記念セットには17000系・18000系の図面が附属しました。

 

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附属した図面(18000系形式図)

 

附属した図面は4種類あり、自分は18000系の形式図は付属しました。これら図面はランダムに封入されているとともに、その折り方も東京メトロ社内での折り方に沿っているとのことです。

 

この記念乗車券は東京メトロWebサイト内にあるオリジナルグッズ通販サイト「メトロの缶詰」内の別館に設けられた特設サイトにて、通信販売で購入しました。その後東京メトロの主要駅にある案内所でも発売が行われております。

 

ローレル賞を受賞した17000系・18000系、その後増備は続き有楽町線・副都心線では17000系の増備により、この路線で長きにわたり活躍した7000系の置き換えが完了しました。半蔵門線においても18000系の増備が続いており、この路線開業時から活躍した8000系の置き換えが進んでいます。

 

令和時代になり登場した東京メトロの新型車両が得た勲章、これからの活躍が期待されます。

2022.12.04

1488.【JR東日本】東北新幹線八戸開業20周年記念入場券

JR東日本の新幹線各路線は、本年2022年でそれぞれ節目を迎え、新幹線イヤーとなりました。新幹線イヤー2022年の締めくくりとなる12月になり、この区間の開業から20周年の佳節を迎えました。

 

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 名称   :東北新幹線八戸開業20周年記念入場券
 発行社局:東日本旅客鉄道
 発売日  :2022年11月15日
 値段   :3,300円(付属品込み・送料別)
 購入箇所:GENERAL STORE RAILYARD(JRE MALL内)(Web販売)
 シリアルNo.:0305

 備考  :ピンバッジ2個セット(E5系はやぶさ+E2系はやて)付属

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本年12月1日で、東北新幹線の盛岡~八戸間の開業から20周年を迎えました。

 

東北新幹線は1982年に大宮~盛岡が開業しましたが、盛岡から先青森への開業は諸般の事情により延期となりました。青森県としては東北新幹線の延伸は悲願となりました。その後東北新幹線の青森延伸が決まり、2002年に盛岡から青森県内の八戸まで延伸開業することになりました。

八戸延伸に際して、八戸まで運転する列車は基本的にE2系による全席指定とし、新たな愛称として「はやて」と命名し運転を開始しました。途中に「いわて沼宮内」「二戸」駅も新幹線の駅として開業しました。この開業で八戸駅は一時期、青森方面への乗換駅として機能することになります。

八戸延伸から8年後の2010年、東北新幹線は青森市内の新青森駅まで全線開通、その翌年の2011年からE5系による「はやぶさ」が登場し、更にスピードアップが図られましたが、一方でE2系は八戸界隈からは定期運用では撤退し、「はやて」は早朝・夜間のごく一部の列車が運行されるのみになったという状況になりました。

 

東北新幹線八戸開業20周年を迎えて、このような記念入場券が発売されました。記念入場券は台紙デザインにE5系「はやぶさ」とE2系「はやて」をあしらい、盛岡・いわて沼宮内・二戸・八戸の硬券入場券がセットされE5系「はやぶさ」とE2系「はやて」 のピンバッジが付属しました。

 

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付属したピンバッジ

 

このピンバッジは、米由来(非食用)の国産バイオマスプラスチック「ライスレジン」で製作されました。紙製の箱に収められました。

この記念入場券は駅での発売はなく、2022年11月15日にJR東日本商事が運営する「JRE MALL」内でJR東日本クロスステーションが出展している鉄道グッズを扱うショップ「GENERAL STORE RAILYARD」でWeb発売され、先日自宅に届きました。

 

東北新幹線が八戸まで延伸して20周年を迎えました。弊ブログでは20年前の八戸開業時に首都圏主要駅で発売されました記念Suicaを公開しております。この時の記念Suicaは大変人気で、並んだ思い出があります。あの日から早いもので20年の年月が流れました。

1487.【JR九州】58654号機 百歳記念乗車券

鉄道開業150周年を迎えた2022年、生誕100年を迎えた蒸気機関車が九州にあります。その記念乗車券が発売されました。

 

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 名称   :58654号機 百歳記念乗車券
 発行社局:九州旅客鉄道
 発売日  :2022年11月18日
 値段   :2,500円
 購入箇所:九州の旅とお取り寄せ(Web販売)
 シリアルNo.:0532
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誕生から100年を迎えた蒸気機関車は、JR九州で「SL人吉」で運転されている蒸気機関車8620形の58654号機になります。8620形蒸気機関車は、量産機として初めての国産旅客機関車として1914年から1929年まで672両(当時の鉄道省向け)が製造されました。1914年ですと大正3年という時代になります。通称「ハチロク」と呼ばれ、蒸気機関車末期の時代まで全国各地で運用されました。

100周年を迎えた58654号機は1922年(大正11年)に製造され長崎で運用されましたが、その後は熊本に異動となりましたが一貫して九州で運用され、最後は人吉機関区に配属になり1975年で運転終了となり人吉市のSL展示館に静態保存されました。その後JR発足後に復活することになり1988年より主に豊肥本線熊本~宮地間で「SLあそBOY」として運転されました。運転開始に合わせてボイラーは新規に作り直したものに交換したとのことです。「SLあそBOY」での運転は2005年で終了となり同機は静態保存とされましたが、再度整備が行われ2009年より熊本~人吉間で「SL人吉」として運転されてきました。この間九州各路線において出張運転も行われました。近年では社会現象になったアニメ映画に登場した機関車のモデルになったとされたことから、特別運転が行われ多くの人々の人気を集めました。そして100周年を迎え熊本~八代間で記念運行が行われたとのことです。

 

生誕100周年を迎えて発売されました記念乗車券になります。駅での発売はなく、JR九州商事が運営している通販サイト「九州の旅とお取り寄せ」にてWeb販売も行われまして、自分はWeb販売にて入手しました。内容は58654号機の略歴を記し開くと58654号機が立体的に現れる台紙に、58654号機をあしらった短冊状の乗車券がセットされています。

 

九州で運行されている蒸気機関車58654号機、私は1993年夏初めて九州を訪れたときに豊肥本線で「SLあそBOY」に熊本→宮地間で乗車しており、この機関車がけん引する列車で阿蘇外輪山を越えるスイッチバックと阿蘇の大カルデラ内を乗車しています。この当時はアメリカ風な姿になっており外装は濃緑色になり前面にはカウキャッチャーが付いた状態でした。その後2013年に実親と九州と訪れたときに「SL人吉」として熊本→人吉間で乗車しております。この時は熊本から「SL人吉」に乗り八代から肥薩線に入り球磨川沿いの渓流とその道中にかかるクラシカルな橋梁などを堪能し、人吉から「いさぶろう」に乗り大畑ループ・スイッチバックそして日本三大車窓を眺め、吉松で乗り換え特急「はやとの風」で鹿児島に向かうというこの当時の観光ルートを巡り、この機関車はそれだけ思い出があります。

 

100周年を迎えた58654号機ですが、JR九州からの公式発表によりますと、2024年3月まででこの機関車の運行を終了するとアナウンスされております。またこの機関車が「SL人吉」として運行される肥薩線は、2020年7月に発生した豪雨の影響によりこの記事作成時点において、八代~人吉~吉松が不通になっています。「SL人吉」が走行する八代~人吉間で並行して流れる球磨川が氾濫し、線路はおろか沿線地域までをも飲み込んだ大災害となり、この区間のシンボル的な存在であったクラシカルな橋梁も流されてしまいました。被害の規模は甚大で、復旧の見通しが全く立たないという状況になっています。

 

生誕100年を迎えた蒸気機関車、この機関車が現役時代に過ごした人吉は今鉄路で向かうことはできなくなっています。一方でここで運行終了という転機を迎えようとしています。

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2011年11月 ありがとう!京王井の頭線3000系

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    2011年12月、約49年にもわたり京王井の頭線で活躍してきた3000系、レインボーカラーに彩られ井の頭線のイメージを確立したこの車両も、ついに終焉となりました。最後の編成となったのはライトブルーの3028F、この編成は1987年に入線し活躍してきました。 末期には朝のラッシュ時間帯に運よく富士見ヶ丘~渋谷の1往復の運用にしか就かなくなってしまった3000系、2011年11月には「さよなら運転」として日曜日の昼間に井の頭線全線で運転され、最後の走りを披露しました。また11月20日には富士見ヶ丘車両基地において「ありがとう3000系フェスタ」も開催され、事前申込制であったこのイベントにも参加して、最後の姿を見てきました。井の頭線沿線で生まれ育ち、それこそこの車両の活躍をみて育ったと自負する私にとって、感慨深い月になった2011年11月、3000系最後の姿をぜひ皆様にご覧いただきたいと思います。

中央線201系

  • 2010101700
    JR中央線で約30年にもわたり活躍した201系、特に多摩地域においては、長きにわたり親しまれた車両で、私も小・中学生時代は遠足で、学生時代は通学で、そして社会人になってからも通勤などで利用したなじみ深い車両でした。時の国鉄が「省エネ電車」として中央線に導入された201系。そしてほとんどの車両が中央線から離れることなく、この路線で「オレンジバーミリオン」の外装で生涯を終えました。すでに引退して時が過ぎましたが、私が撮影した201系の思い出として、どうぞご覧下さい。

2002年100周年を迎えた江ノ電

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    2001年12月に初めてデジカメを購入して、翌年から1年間通った路線があります。藤沢から鎌倉を結ぶご存知江ノ電です。この年は江ノ電が開業して100周年という節目の年で、各車両にステッカーなどが付いています。また世代交代もあった年です。 自分の思い出アルバムの中から公開いたします。どうぞご覧下さい。

惜別 名鉄岐阜600V線区

  • 2005032101
    2005年3月31日、惜しまれつつも廃止を迎えた名鉄岐阜市内線・揖斐線・美濃町線・田神線の総称「岐阜600V線区」。 私が初めて訪れたのは、1999年の夏のことでした。名古屋本線で新岐阜に着くと、駅前に停車していた電車に乗り、車の洪水の中を抜け、のどかな風景の中を走っていきました。
    その後2001年2月、そして2005年と何度か訪れたのですが、ついにこれら路線も命運が尽きてしまいました。そこで、名鉄岐阜600V線区で活躍していた古豪から最新鋭車まで、個性豊かな車両たちへの思い出をつづり、このアルバムを作成しました。
    このアルバムでは、2001年9月30日の運行をもって廃止となった谷汲線・揖斐線(黒野~本揖斐)のモ750も登場しています。いずれにしましても、今では思い出になってしまった、名鉄岐阜600V線区へのレクイエムです。 どうぞご覧下さい。

    お断り>
    今回のアルバムは、一部ポジプリントからスキャンしたもの、あるいは携帯電話内蔵カメラで撮影した画像も含まれています。特に1999年・2001年撮影のものはすべてポジプリントからのスキャンになります。つきましては画質にやや難があるものがあります。ご了承ください。