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2022.10.30

1476.【JR四国】四国特急運行開始50周年記念入場券

鉄道開業150周年を迎えた2022年、四国地方では特急列車の運行開始から50周年の佳節を迎えました。

 

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 名称   :四国特急運行開始50周年記念入場券
 発行社局:四国旅客鉄道
 発売日  :2022年10月14日
 値段   :各170円
 購入箇所:JR四国ツアー (Web販売)
 シリアルNo.:0525
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四国地方において特急列車の運行が始まったのは、1972年3月の山陽新幹線新大阪~岡山開業時になります。当時は岡山から宇野線の終点宇野から高松へ連絡船を乗り継いで、高松から予讃線松山方面宇和島を結ぶ「しおかぜ」号と、高松から土讃線高知方面中村を結ぶ「南風」号が設定されました。車両は181系気動車により運転を開始しました。その後国鉄最後のダイヤ改正とされる1986年11月にステンレス車体の185系気動車が導入され、1987年のJR四国が発足することになります。JR発足の翌年、瀬戸大橋線開業により「しおかぜ」「南風」は岡山発着となり、瀬戸大橋を渡り本州から松山・高知方面の都市を結ぶ特急となり、高松発着列車は「いしづち」「しまんと」に変更されました。また高徳線徳島方面へ「うずしお」号など、各区間で特急列車が設定されました。

瀬戸大橋の開通は遅れていた四国内の高速道路網の整備を推し進める結果となったことから、四国の特急列車は高速化が進められることになりました。JR四国では世界初の振り子機構をもつ気動車2000系が主に土讃線「南風」等に導入、そして遅れていた電化については予讃線で電化が進められ1993年に高松~松山・伊予市間の電化が完成、これに合わせて予讃線「しおかぜ」「いしづち」には振り子機構を持つ特急型電車8000系が導入されました。

高速道路網の整備という脅威にも対抗しつつ充実していった四国の特急列車、近年では予讃線の「しおかぜ」「いしづち」に8600系電車が登場、土讃線「南風」「しまんと」には2700系気動車が導入され、車両のラインナップに変化が生じています。

 

四国地方で特急列車が運行を開始して、50周年を迎えたことから発売されました記念入場券になります。短冊型で入場券券面に記載されている6駅でそれぞれ発売された他、JR四国のWebサイト「JR四国ツアー」にてWeb販売も行われ、Web販売では6駅分セットで発売されました。その図柄は今から50年前の特急運行開始時に当時の国鉄・四国総局により発売された記念きっぷをアレンジし、181系気動車から歴代の四国特急で活躍した車両のイラストをあしらいました。

なお、四国特急50周年ではこの他に硬券の乗車券・特急券をセットにした記念きっぷが、「しおかぜ」「南風」それぞれ発売されました。昨今鉄道150周年関連で多くのアイテムの発売が各社である一方で自分の懐具合もあり、四国特急50周年関連ではこの記念入場券を購入したのみにとどめました。

 

運行を開始してから50周年を迎えた四国の特急列車、四国地方の険しい地形を縫って敷設されたカーブが多い線形である一方で、高速道路網の整備進展という脅威もある厳しい環境の中で、振り子式車両を導入するなどにより高速化を図ってきました。これからも四国の鉄道網を支える特急列車群になります。

1475.【JR西日本】西日本懐鉄料金券(500系新幹線)~500系新幹線運行開始25周年記念~

かつては絶大な人気を誇った新幹線車両、デビューから25周年の佳節を迎えました。

 

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 名称   :西日本懐鉄料金券(500系新幹線)~500系新幹線運行開始25周年記念~
 発行社局:西日本旅客鉄道
 発売日  :2022年10月14日
 値段   :4,960円
 購入箇所:DISCOVER WEST mall(JR西日本公式オンラインショップ内)(Web販売)
 シリアルNo.:0248
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25周年を迎えた新幹線車両は、現在は山陽新幹線で「こだま」として運転されている500系になります。デビュー25周年と鉄道開業150周年に合わせて懐鉄料金券シリーズとして発売されました。内容は新大阪→博多の軟券による常備券様式の自由席特急券が台紙にセットされています。この記念きっぷは基本的に駅での発売はなく、JR西日本公式オンラインショップ内のDISCOVER WEST mallでWeb販売が行われました。また鉄道の日時期に大阪駅で開催されたイベント会場でも発売されたとのことです。

 

500系新幹線車両は1997年3月から山陽新幹線の「のぞみ」でデビューしました。山陽新幹線で時速300kmで走行する性能を持ち、この速度を実現するために当時の新技術が多く盛り込まれました。運転開始後一時期世界最速を誇った列車でもありました。運行開始からほどなくして東海道新幹線東京へも乗り入れ、首都圏や中京圏でも見ることができた新幹線車両になります。 そのスタイリングは明らかに別次元であり時刻表等で「500系のぞみ」と案内され、 多くの人気を集めJR西日本のフラッグシップ車両にもなりました。

 

その後はN700系の登場により2010年で「のぞみ」での運転は終了し合わせて東海道新幹線への乗り入れも終了し、16両編成から8両編成に短縮され山陽新幹線の「こだま」として運転されるようになりました。「こだま」転用後は一部編成でイベント車両となったり、外観を一時期「エヴァンゲリオン」仕様でラッピングした車両も登場しました。「エヴァンゲリオン」ラッピングは終了していますが、その後「ハローキティ新幹線」としてピンクの外装になった編成が登場しています。一方で置き換えも始まっており、山陽新幹線からも徐々に姿を消しつつあります。また京都鉄道博物館に先頭車が1両保存展示されています。

 

デビュー時はそのスタイリングで注目を集めた500系新幹線車両、デビューから四半世紀を迎えました。今では山陽新幹線の「こだま」としてごく限られた運用になっています。新幹線車両の寿命は短く、完全引退の日はそう遠くないのかもしれません。

1474.【JR西日本】西日本懐鉄料金券(やくも)~特急やくも伯備線運行開始50周年記念~

JR西日本で、鉄道開業150周年に合わせて発売されております懐鉄入場券企画をはじめとした懐鉄シリーズの第2弾として、「懐鉄料金券」が150周年の鉄道の日から発売されました。

まずは、この節目で50周年の節目を迎えた列車になります。

 

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 名称   :西日本懐鉄料金券(やくも)~特急やくも伯備線運行開始50周年記念~
 発行社局:西日本旅客鉄道
 発売日  :2022年10月14日
 値段   :4,840円
 購入箇所:DISCOVER WEST mall(JR西日本公式オンラインショップ内)(Web販売)
 シリアルNo.:0366
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鉄道150周年の節目で、岡山~出雲市を結ぶ特急「やくも」号が運転を開始して50周年を迎えたことから、鉄道の日に合わせて発売されました記念自由席特急券になります。岡山→出雲市の軟券により常備券様式の自由席特急券と、出雲市→岡山の補充券様式の自由席特急券が台紙にセットされています。この記念きっぷは岡山などの駅で発売された他、JR西日本公式オンラインショップ内のDISCOVER WEST mallでWeb販売が行われました。また鉄道の日時期に大阪駅で開催されたイベント会場でも発売されたとのことです。

 

特急やくも号について前史は省略しますが、現在の岡山から伯備線経由で山陰を結ぶ特急として運行を開始したのは、1972年の山陽新幹線新大阪~岡山開業に伴い、陰陽連絡という使命をもって運転を開始しました。この時代は伯備線等はまだ非電化でしたので181系気動車を使用し、岡山~出雲市・益田へ運転していました。1982年に伯備線及び山陰本線伯耆大山~知井宮(現:西出雲)が電化するとやくも号に振り子機構を持つ381系電車が導入されました。

JR発足後は、グリーン車をパノラマ車両とし外装を変更した車両を用いた速達タイプの列車を「スーパーやくも」号として運転を行ったこともあり、その後も車内リフレッシュなどを行い外装が何度か変わっていますが、今日まで381系電車で運転されてきました。今では定期列車としては最後の国鉄型電車で運転される特急列車となっています。

 

鉄道150周年、やくも号運転開始50周年、伯備線・山陰本線(伯耆大山~西出雲)電化開業40周年を記念してやくも号で運転されている381系に1編成国鉄時代の特急色を再現した編成が運転されています。

 

山陽新幹線に接続して陰陽連絡の特急として運転されてきたやくも号、2024年春から新型車両273系が導入されることになっており、先日そのデザイン等が公表されました。まもなく世代交代が始まる特急やくも号、陰陽連絡を担い50年が過ぎました。

2022.10.29

1473.【JR西日本】西日本懐鉄入場券

2022年、鉄道150周年を迎え各地の鉄道会社でイベントが開催され、合わせて多くのアイテムが発売されています。JR西日本では、管内で運行された懐かしの列車をモチーフとした記念入場券が24駅で全32種類発売されました。今回全種類コンプリートしましたので、ここに一挙公開いたします。

 

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 名称   :西日本懐鉄入場券
 発行社局:西日本旅客鉄道
 発売日  :2022年3月22日
 値段   :各150円

       (奈良・大阪・三ノ宮・和歌山発売分は各130円)
 購入箇所:別掲
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北陸エリア発売分

 

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関西・南近畿エリア発売分

 

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北近畿エリア発売分

 

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山陰エリア発売分

 

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岡山県エリア発売分

 

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広島・山口エリア発売分

 

JR西日本で発売された「懐鉄入場券」、JR西日本で運転された優等列車をモチーフとした短冊型入場券になります。北陸から関西・中国と広大なエリアの主要24駅・32種類発売されました。いずれも、その駅に所縁のある列車で、裏面はその列車のヘッドマークと、その列車に関わった当時の乗務員の思い出が綴られています。またこれら入場券にはプレゼントキャンペーン応募券が付いており、集めた枚数に応じてオリジナルの列車カードがプレゼントされるという企画になります。自分はこのキャンペーンに申し込むことを前提として、各駅で2枚づつ購入し1枚は応募用に応募券を切り取り、もう1枚は応募せずそのまま保管することとしています。

 

発売されました西日本懐鉄入場券、発売駅とその図柄について以下に列記いたします。

 

 1.富山駅 特急「スーパー雷鳥」485系電車

 2.富山駅 特急「白鳥」485系電車

 3.金沢駅 急行「能登路」58系気動車

 4.金沢駅 特急「白山」489系電車

 5.小松駅 急行「能登」489系電車

 6.福井駅 特急「きらめき」485系電車

 7.武生駅 特急「加越」485系電車

 8.敦賀駅 特急「雷鳥」489系電車

 9.大津駅 寝台急行「きたぐに」581・583系電車

10.奈良駅 臨時特急「まほろば」381系電車

11.大阪駅 寝台特急「トワイライトエクスプレス」EF81電気機関車+24系客車

12.大阪駅 寝台急行「銀河」20系客車

13.三ノ宮駅 特急「はまかぜ」181系気動車

14.和歌山駅 特急「くろしお」381系電車

15.白浜駅 特急「スーパーくろしお」381系電車

16.東舞鶴駅 特急「あさしお」181系気動車

17.福知山駅 特急「北近畿」485系電車

18.福知山駅 特急「こうのとり」183系電車

19.城崎温泉駅 特急「きのさき」381系電車

20.岡山駅 特急「いなば」181系気動車

21.岡山駅 寝台特急「瀬戸」EF65電気機関車+24系客車

22.津山駅 急行「砂丘」58系気動車

23.新見駅 特急「スーパーやくも」381系電車

24.鳥取駅 特急「はくと」181系気動車

25.米子駅 急行「だいせん」DD51ディーゼル機関車+12・14系客車

26.米子駅 特急「やくも」381系電車

27.松江駅 特急「くにびき」181系気動車

28.松江駅 寝台特急「出雲」DD51ディーゼル機関車+14系客車

29.広島駅 急行「ちどり」55系+58系気動車

30.広島駅 寝台特急「あさかぜ」EF66電気機関車+24系客車

31.新山口駅 特急「おき」181系気動車

32.下関駅 特急「いぞかぜ」181系気動車

 

JR西日本で運行された列車が図柄になっていますが、首都圏でも特急「白山」や急行「能登」、寝台急行「銀河」、寝台特急「あさかぜ」「瀬戸」「出雲」は上野駅や東京駅から出発していた列車でしたので、なじみがある列車でした。

鉄道150周年を記念して発売された西日本懐鉄入場券、2023年12月末まで発売されているとのことです。また、JR西日本では懐鉄入場券に合わせて、これら入場券に合わせたグッズも数多く発売されております。私はこのようなものを購入しております。

 

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グッズの一つ「懐鉄」入場券コレクションバインダー

 

懐鉄入場券をコレクションできるバインダーを入手しました。このバインダーを含むグッズはJR西日本の駅売店やWebサイトなどで発売され、首都圏でも神田神保町にある書泉グランデでも発売しておりまして、ここで入手しました。

 

ということで、コンプリートしました西日本懐鉄入場券、私は春のGW時期に関西・南近畿地域を、夏時期に青春18きっぷを使用して北陸エリアと北近畿・山陰・岡山エリアを、そして残った広島・山口エリアを10月に入ってから新幹線で日帰りの強行軍で入手してきました。

 

これら入場券のコンプリートについてですが、いわゆる難所と呼ばれる発売箇所があります。北陸では富山駅は実質新幹線でなければ訪れることはできない(青春18きっぷ利用では岐阜から高山経由でなければ行くことはできません)、関西・南近畿エリアでは白浜とともに和歌山も意外と発売時間が短く行程に工夫が必要なこと、山陰・北近畿エリアでは夏時期に青春18きっぷで移動中に局所的な集中豪雨に遭い3時間ほど途中駅で抑止となりその後の行程に変更が発生したこと、岡山県エリアでは津山をどのように訪れるかがカギで岡山から津山へは津山線がそこそこあるものの津山から新見へ姫新線は1日数本のローカル線・また鳥取に向かう因美線も同様で行程の工夫が必要であったこと、そしてラスボスといえるのが下関で、首都圏から最も遠いだけでなく発売時間も7:00~11:00と15:00~19:00で訪れる時間帯を考慮する必要がありました。また、各駅とも窓口で発売となりますので、昨今の窓口削減の影響からか購入するのに並ぶといったこともありました。

 

いずれにしましても2022年、鉄道150周年の思い出になった「西日本懐鉄入場券」になります。

 

 

【2022.12.5追記】

全種類コンプリートしました西日本懐鉄入場券、その後応募券を送付しましてオリジナル列車カードが届きました。

 

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32種類の応募券を送付してプレゼントされた「オリジナル列車カード」と「コンプリート証」

 

応募券の枚数に応じてプレゼントされる枚数が変わる列車カード、全32種類コンプリートして応募しましたので3種類の列車カードと「コンプリート証」を頂くことができました。プレゼントされた列車カードは以下になります。

 

オリジナル列車カードA:サンダーバード(681系先行量産車)

オリジナル列車カードB:オヤ31形

オリジナル列車カードC:マイテ49形

 

いずれもなかなかお目にかかれない車両になります。コンプリート証と合わせて専用の袋が4枚付属しました。オリジナル列車カード3種及びコンプリート証も、本記事中にあります「コレクションバインダー」に収めて一緒に保管することになります。

 

鉄道150周年を迎えた2022年、西日本を奔走して入手した懐鉄入場券、その成果になります。

2022.10.22

1472.【新京成】鉄道の日記念乗車券 新京成電鉄開業75周年

開業150周年を迎えた2022年の鉄道の日、新京成電鉄で記念乗車券が発売されました。

 

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 名称   :鉄道の日記念乗車券 新京成電鉄開業75周年
 発行社局:新京成電鉄
 発売日  :2022年10月18日(一般発売)
 値段   :900円
 購入箇所:新津田沼駅
 シリアルNo.:0074
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鉄道の日に合わせて記念乗車券が発売される新京成電鉄、本年2022年は鉄道開業150周年ということもありますが、新京成電鉄の開業から75周年という節目になります。新京成電鉄は1947年12月27日に新津田沼~薬園台間の開通から始まりました。新津田沼駅、薬園台駅とも現存していますが、新津田沼駅は3度の移設が行われました。現在の新津田沼駅付近の線形がその歴史を物語っています。また薬園台駅については2000年に開業時から100m松戸方の現在地に移転しています。

新京成電鉄開業75周年を記念して発売されましたこのアイテムは、新津田沼・薬園台からの硬券による乗車券4枚が台紙にセットされています。

 

鉄道開業150周年にあわせて、新京成電鉄を含めた京成グループ4社で4社全路線が1日乗り降りできる記念フリー乗車券の発売があり、こちらは京成電鉄や新京成電鉄では早期に完売となったようです。

 

鉄道開業150周年と合わせて開業75周年を迎えた新京成電鉄になります。

2022.10.14

1471.【JR東日本】開業150周年記念入場券

本年2022年も10月14日「鉄道の日」となりました。本年は鉄道開業150周年という節目になります。この節目を記念しまして、JR東日本で記念入場券の発売がありました。

 

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 名称   :開業150周年記念入場券 新橋駅版
 発行社局:東日本旅客鉄道
 発売日  :2022年9月5日
 値段   :3,200円(付属品込み・送料別)
 購入箇所:GENERAL STORE RAILYARD(JRE MALL内)(Web販売)
 シリアルNo.:1439

 備考  :記念豆皿 付属

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開業150周年記念入場券 新橋駅版

 

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 名称   :開業150周年記念入場券 横浜駅版
 発行社局:東日本旅客鉄道
 発売日  :2022年9月5日
 値段   :3,200円(付属品込み・送料別)
 購入箇所:GENERAL STORE RAILYARD(JRE MALL内)(Web販売)
 シリアルNo.:0738

 備考  :記念豆皿 付属

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開業150周年記念入場券 横浜駅版

 

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我が国の鉄道は、今から150年前の1872年10月14日(現在使用されている太陽暦による日付)に新橋~横浜間の開業から始まりました。開業時の新橋駅は現在の高層ビルが立ち並ぶ汐留にあり、ここから汽車が出発しました。かつての新橋駅の跡地には「旧新橋停車場鉄道展示室」が設けられ、当時の駅舎が復元されています。また横浜駅は現在の桜木町駅になり、この駅にも「旧横濱鉄道歴史展示」として蒸気機関車などの展示があります。開業時の1号機関車はさいたま大宮にある「鉄道博物館」で保存・展示されています。

 

鉄道開業150周年を迎え、JR東日本にて発売されました記念入場券になります。駅での発売はなくJR東日本商事が運営する「JRE MALL」内でJR東日本クロスステーションが出展している鉄道グッズを扱うショップ「GENERAL STORE RAILYARD」でWeb発売され、鉄道開業150周年を迎えた本日自宅に届きました。内容は新橋駅版と横浜駅版と2種類あり、開業時の1号機関車と新橋及び横浜の開業時の絵図などをあしらい、新橋・横浜・桜木町の各駅のD型硬券入場券がそれぞれセットされています。また、この記念入場券には、開業時の絵図をモチーフとした豆皿が付属しました。

 

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付属した豆皿 左)新橋駅版 右)横浜駅版

 

新橋駅版・横浜駅版でデザインが異なる豆皿が桐箱に入って付属しました。

 

鉄道開業から150年がすぎました。明治からの近代日本の発展とともに鉄道は路線網を発展され、1964年には世界に冠たる新幹線を誕生させるなど我が国日本は鉄道が充実した国となりました。人々の生活にも深くかかわっていることはここで記述するまでもないことではないことかと思います。

鉄道150周年を記念しまして、JRグループを問わず私鉄各社などでも記念するイベントなどが開催されています。

 

150年の歴史を歩んだ日本の鉄道、次の50年先の未来へ今まさに出発したところであるかと思います。

2022.10.08

1470.【江ノ電】江ノ電開業120周年記念 開業時駅名復刻入場券

本年2022年9月1日で、江ノ電は開業120周年を迎えました。この節目の記念きっぷが発売されました。

 

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 名称   :江ノ電開業120周年記念 開業時駅名復刻入場券
 発行社局:江ノ島電鉄
 発売日  :2022年9月30日
 値段  2,000円
 購入箇所:江ノ電グッズオンラインショップ(Web販売)
 シリアルNo.:1116
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本年で開業から120周年を迎えた江ノ電。これを記念して開業記念日の9月1日から約1か月遅れで発売されました記念入場券になります。江ノ電の第1期開業は藤沢~片瀬(現:江ノ島)間で、この間に10の駅があったとのことです。開業時の10駅の当時の駅名で表記された硬券入場券10枚が、江ノ電の歴史を記述した台紙にセットされています。なおこれら入場券は裏面に記載がされている駅で入場券として効力があることになっております。江ノ電主要駅で発売されましたが、江ノ電のオンライングッズショップにおいても同日から発売が開始され、自分はオンラインショップにて申し込みました。

 

藤沢から江ノ島を経由し湘南の海風を受け古都鎌倉を結ぶ江ノ電、幾多の困難を乗り越え120周年の佳節を迎えました。本年はNHKの大河ドラマの舞台が鎌倉とあって、大変な賑わいとなっています。この地で120年間走り続けた江ノ電、現在120周年のヘッドマークを着けて運転されておりそのデザインがこの記念きっぷ裏表紙にあしらわれています。また、最後の旧型車となった305編成は今日も健在で運行開始から62年が過ぎました。時代は変わっても、湘南の海沿いを走る江ノ電、今日も多くの人々を乗せて運転しております。

2022.10.02

1469.【JR東日本】北陸新幹線(高崎~長野)開業25周年記念入場券

2022年は各路線で節目を迎え、新幹線イヤーとなっているJR東日本の新幹線各路線。10月になりまして、この新幹線の開業から25周年の佳節を迎えました。

 

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 名称   :北陸新幹線(高崎~長野)開業25周年記念入場券(E2系セット)
 発行社局:東日本旅客鉄道
 発売日  :2022年9月7日
 値段   :2,900円(付属品込み・送料別)
 購入箇所:信州まーけっと(JRE MALL内)(Web販売)
 シリアルNo.:0987

 備考  :記念DVD 長野新幹線車両センター E7系運転席展望映像 車輪添削 付属

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北陸新幹線(高崎~長野)開業25周年記念入場券(E2系セット)

 

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 名称   :北陸新幹線(高崎~長野)開業25周年記念入場券(E7系セット)
 発行社局:東日本旅客鉄道
 発売日  :2022年9月7日
 値段   :3,200円(付属品込み・送料別)
 購入箇所:信州まーけっと(JRE MALL内)(Web販売)
 シリアルNo.:1442

 備考  :記念DVD 長野新幹線車両センター E7系運転席展望映像 車両洗浄 付属

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北陸新幹線(高崎~長野)開業25周年記念入場券(E7系セット)

 

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本年10月で節目を迎えた新幹線は北陸新幹線で1997年10月1日に高崎~長野間が開業、それから25周年を迎えました。開業時は長野までであったことから「長野行新幹線」等の名称で案内されていました。翌1998年に長野で冬季オリンピックが開催され、観客輸送に活躍しました。

開業時はE2系を導入し「あさま」号として運転されました。その後2015年に長野~金沢が開業し、その前年に現在の北陸新幹線で運転されているE7系が登場、その後E2系は北陸新幹線からは引退し現在ではE7系及び同系車でJR西日本保有のW7系で運転されています。なお「あさま」号の愛称については現在でも、東京~長野間で運転される列車で使用されています。

 

北陸新幹線高崎~長野開業25周年を迎えて、このような記念入場券が発売されました。記念入場券は台紙デザインにE2系とE7系をあしらった2種類発売され、E2系セットでは開くとE2系が立体的に現れる台紙に高崎・安中榛名駅の硬券入場券がセット、E7系セットではE7系をあしらった台紙に軽井沢・佐久平・上田・長野駅の硬券入場券がセットされ、それぞれ長野新幹線車両車両センターでの車輪転削や洗浄機の通過シーンなどを収めたDVDが付属しました。これら記念入場券は駅での発売はなく、開業25周年を前にした2022年9月7日にJR東日本商事が運営する「JRE MALL」内で、長野県内の特産物等を扱うショップ「信州まーけっと」でWeb発売され、10月に入りまして自宅に届きました。

 

いまから25年前の新幹線開業で、東京から長野へは大幅な時間短縮が図られました。今日も多くの方々を乗せて信州へ運転されております。

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2011年11月 ありがとう!京王井の頭線3000系

  • Img_9050
    2011年12月、約49年にもわたり京王井の頭線で活躍してきた3000系、レインボーカラーに彩られ井の頭線のイメージを確立したこの車両も、ついに終焉となりました。最後の編成となったのはライトブルーの3028F、この編成は1987年に入線し活躍してきました。 末期には朝のラッシュ時間帯に運よく富士見ヶ丘~渋谷の1往復の運用にしか就かなくなってしまった3000系、2011年11月には「さよなら運転」として日曜日の昼間に井の頭線全線で運転され、最後の走りを披露しました。また11月20日には富士見ヶ丘車両基地において「ありがとう3000系フェスタ」も開催され、事前申込制であったこのイベントにも参加して、最後の姿を見てきました。井の頭線沿線で生まれ育ち、それこそこの車両の活躍をみて育ったと自負する私にとって、感慨深い月になった2011年11月、3000系最後の姿をぜひ皆様にご覧いただきたいと思います。

中央線201系

  • 2010101700
    JR中央線で約30年にもわたり活躍した201系、特に多摩地域においては、長きにわたり親しまれた車両で、私も小・中学生時代は遠足で、学生時代は通学で、そして社会人になってからも通勤などで利用したなじみ深い車両でした。時の国鉄が「省エネ電車」として中央線に導入された201系。そしてほとんどの車両が中央線から離れることなく、この路線で「オレンジバーミリオン」の外装で生涯を終えました。すでに引退して時が過ぎましたが、私が撮影した201系の思い出として、どうぞご覧下さい。

2002年100周年を迎えた江ノ電

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    2001年12月に初めてデジカメを購入して、翌年から1年間通った路線があります。藤沢から鎌倉を結ぶご存知江ノ電です。この年は江ノ電が開業して100周年という節目の年で、各車両にステッカーなどが付いています。また世代交代もあった年です。 自分の思い出アルバムの中から公開いたします。どうぞご覧下さい。

惜別 名鉄岐阜600V線区

  • 2005032101
    2005年3月31日、惜しまれつつも廃止を迎えた名鉄岐阜市内線・揖斐線・美濃町線・田神線の総称「岐阜600V線区」。 私が初めて訪れたのは、1999年の夏のことでした。名古屋本線で新岐阜に着くと、駅前に停車していた電車に乗り、車の洪水の中を抜け、のどかな風景の中を走っていきました。
    その後2001年2月、そして2005年と何度か訪れたのですが、ついにこれら路線も命運が尽きてしまいました。そこで、名鉄岐阜600V線区で活躍していた古豪から最新鋭車まで、個性豊かな車両たちへの思い出をつづり、このアルバムを作成しました。
    このアルバムでは、2001年9月30日の運行をもって廃止となった谷汲線・揖斐線(黒野~本揖斐)のモ750も登場しています。いずれにしましても、今では思い出になってしまった、名鉄岐阜600V線区へのレクイエムです。 どうぞご覧下さい。

    お断り>
    今回のアルバムは、一部ポジプリントからスキャンしたもの、あるいは携帯電話内蔵カメラで撮影した画像も含まれています。特に1999年・2001年撮影のものはすべてポジプリントからのスキャンになります。つきましては画質にやや難があるものがあります。ご了承ください。