1450.【西武】6000系デビュー30周年記念乗車券
西武鉄道から都心への道を拓いた車両、デビューから30周年の佳節を迎えました。
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名称 :6000系デビュー30周年記念乗車券
発行社局:西武鉄道
発売日 :2022年6月25日
値段 :1,000円
購入箇所:練馬駅
シリアルNo.:2092
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デビューから30周年を迎えた西武鉄道の車両は6000系になります。1992年6月にデビューしました。この車両は西武初のステンレス車体を採用しブルーのラインが入り、電装品はVVVFインバータ制御を採用したという車両になります。それまでの黄色という西武の電車のイメージを一変させたこの車両は、この当時建設が進められていた地下鉄有楽町線へ直通する目的で導入されました。まずは池袋線でそして新宿線でも運用されました。デビューから2年後の1994年12月、長い年月をかけて建設が進められていた西武有楽町線新桜台~練馬間が開通し、この時から地下鉄有楽町線新木場へ直通運転を開始しました。ただ、この時は練馬駅は高架化工事中であったことから地下鉄直通列車は練馬折り返しで運転されました。練馬から先池袋線へ直通運転を開始したのはそれから4年後の1998年3月になります。池袋線への直通運転開始に備えて増備された車両からは車体はアルミ製となりグレーで塗装されました。
西武池袋線から地下鉄有楽町線への直通車として運用された6000系、その後2008年に転機が訪れます。地下鉄副都心線が開通し西武池袋線からも直通運転を行うことになり、副都心線はホームドアが完備されたワンマン運転を行うことから6000系は対応改造が行われました。この時初期の2編成は以降の編成と仕様が異なる部分があったことから副都心線対応改造は行わず、この2編成は新宿線に転属しました。その他の6000系については副都心線対応改造が行われ前面は白になり、行先表示器がフルカラーLEDになるなどの変更が行われ、副都心線渋谷へ直通運転を開始しました。副都心線はその後2012年に東急東横線と直通運転を開始し、西武6000系についても東急東横線に乗り入れ横浜高速鉄道みなとみらい線の終点元町・中華街まで直通運転を行っています。
そして本年2022年でデビューから30周年の佳節を迎え、記念乗車券が発売されました。記念乗車券はまず2022年6月4日に武蔵丘車両研修場で開催された「西武電車フェスタ」会場内で限定版の記念乗車券が発売され、本日2022年6月25日より通常版の記念乗車券が西武主要駅で発売されました。弊ブログでは入手できた通常版を公開しております。6000系の写真をあしらったD型硬券乗車券3枚が6000系活躍のシーンなどをあしらった台紙にセットされています。
デビューから30周年を迎えた西武6000系、弊ブログにおきましては30年前のデビュー時に発売されましたアイテムを公開しております。30周年を迎え新宿線で運用されている2編成はデビュー時からの銀色前面を堅持していますが、池袋線で運用されている6000系については副都心線対応改造に合わせて白色前面になっています。池袋線で地下鉄直通列車や自社線内の列車で、新宿線でも主に急行等で運転されている西武6000系、デビューから30年という年月が流れました。