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2022.03.18

1434.【JR東海】東海道新幹線「のぞみ」号運行開始30周年記念きっぷ

日本の大動脈である東海道新幹線において主力となっている列車、運行開始から30周年の佳節を迎えました。

 

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 名称   :東海道新幹線「のぞみ」号運行開始30周年記念きっぷ(A)

 発行社局:東海旅客鉄道
 発売日  :2022年3月7日
 値段   :2,820円
 購入箇所:JR東海MARKET(Web販売)
 シリアルNo.:000270
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 記念きっぷ(A)

 

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 名称   :東海道新幹線「のぞみ」号運行開始30周年記念きっぷ(B)

 発行社局:東海旅客鉄道
 発売日  :2022年3月7日
 値段   :4,960円
 購入箇所:JR東海MARKET(Web販売)
 シリアルNo.:0103
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Img_3104

記念きっぷ(B)

 

Img_3105

記念きっぷ(B)台紙裏面

 

東海道新幹線において主力となっている列車は「のぞみ」号になります。「のぞみ」号は1992年3月14日のダイヤ改正により誕生した列車になります。最高速度を270Km/hに向上させ運転開始当時は東京~新大阪間で早朝と夜間に合わせて2往復のみの運転で、早朝の下り新大阪行きでは名古屋・京都は通過とするダイヤで話題となりました。「のぞみ」号用車両として300系が登場し時代を切り開きました。

翌年の1993年3月のダイヤ改正から新大阪から先山陽新幹線区間にも乗り入れ東京~博多間での運転を開始し、運行本数も増加していきました。1999年3月のダイヤ改正からは700系が登場し「のぞみ」号に使用されるようになりました。2003年10月に品川駅開業に合わせたダイヤ改正で東海道新幹線は「のぞみ」号主体のダイヤとなり、2007年7月からは現在「のぞみ」号でも運転されているN700系が登場、2015年からは最高時速が東海道新幹線区間で285Km/hに向上し更なるスピードアップが図られました。2020年3月のダイヤ改正では「のぞみ」号1時間当たり最大12本運転可能なダイヤとなり、同年7月からはN700Sが登場して現在に至り、本年2022年で30周年を迎えました。

 

30周年を迎えて発売されました記念きっぷになります。2種類発売されましたがいずれも駅での発売はなく、JR東海Webサイト内にある「JR東海MARKET」での通信販売のみで発売されました。2種類のうち(A)タイプは、歴代JR東海保有の「のぞみ」車両をあしらった短冊型のきっぷ4枚セットで、東京~新横浜間及び新大阪~京都間の乗車券・特定特急券(自由席特急券)がセットされました。この写真のうち300系・700系については引退時の装飾がなされた姿の走行写真、N700Sについては総合検測車「ドクターイエロー」との離合の写真が使用されています。(B)タイプは、東京・品川~新大阪間の常備軟券による自由席特急券が台紙にセットされています。台紙の裏面には日本を代表する鉄道風景といえる、富士山の麓を走行しているN700Sの写真があしらわれました。これら写真は、JR東海の社員の方が撮影されたものが使用されています。

 

運行開始から30周年を迎えた東海道新幹線「のぞみ」号、運行開始時の初代車両であった300系は2012年3月で運行を終了しており、10年が過ぎました。続く700系についても東海道新幹線では2020年3月で運行を終了しています。そして現在N700Sが増備されていますが、これに伴いN700系の置き換えが始まっています。新幹線の車両は過酷な状況で運転されるため経年劣化の進行が早く、その分引退が早い傾向にあります。それだけ代替わりが行われましたが、一方で新幹線の進化の過程でもあるかと思います。30周年を迎え更に進化を続ける東海道新幹線「のぞみ」号であります。

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