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2022.03.03

1432.【会津鉄道】ありがとう6050型記念乗車券

会津鉄道保有の電車、引退を迎えます。

 

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 名称   :ありがとう6050型記念乗車券
 発行社局:会津鉄道
 発売日  :2022年3月1日
 値段   :1,000円
 購入箇所:MOUNT SHOP(Web販売)
 シリアルNo.:0209
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会津鉄道は1987年にJR会津線を引き継いだ第3セクター鉄道になりますが、1990年に会津高原(現:会津高原尾瀬口)~会津田島間が電化となり、野岩鉄道を経由して東武浅草~会津田島間で直通運転を開始しました。直通運転開始に合わせて会津鉄道が導入した車両が6050型電車になります。

 

この車両はすでに東武鉄道及び野岩鉄道で導入されていた6050型と同系車であるとともに、外観・車内は東武・野岩の6050型と全く同じになっています。2両1編成導入され車号は東武浅草方からモハ62101-クハ62201で、外観上は側面車号脇に会津鉄道のマークが付いているというところが識別点となります。運用上は東武・野岩6050型と共通運用でこれら車両と連結して浅草から会津田島へ快速列車として運転されるとともに東武日光にも運行され、また東武日光線・鬼怒川線・野岩鉄道・会津鉄道のローカル列車としても使用されました。2018年にモハ62101にパンタグラフが増設され、前パンタというスタイルになりました。

 

会津鉄道の車両としてはるばる東京・浅草まで主に快速列車で運行された会津鉄道6050型電車でしたが、2017年4月のダイヤ改正で東武鉄道では500系「リバティ」による特急「リバティ会津」の運転開始により、それまで浅草から日光・鬼怒川・会津方面へ運転された快速列車は廃止となりました。東武・野岩・会津の6050型はこの時登場した南栗橋から東武日光・鬼怒川・会津方面にわずかに運転された急行列車や、新栃木以遠や鬼怒川線・野岩・会津鉄道のローカル列車としての運転となり、浅草には姿を見せることは無くなりました。その後東武鉄道では日光線でも20400型の導入により6050型は徐々に置き換えが進み、そして本年2022年3月のダイヤ改正で、東武日光線新栃木~東武日光間及び鬼怒川線においても20400型によるワンマン運転が本格的に開始されることになり、合わせて会津鉄道線内においても会津高原尾瀬口~会津田島の電化区間では電車の運行は特急「リバティ会津」のみとなり普通列車は気動車での運行となったことから、会津鉄道保有の6050型はこのダイヤ改正で引退を迎えることになりました。

 

会津鉄道保有の6050型引退により発売されました記念乗車券になります。6050型活躍のシーンなどをあしらったD型硬券乗車券が6050型の諸元等を記載した台紙にセットされています。自分はこの記念乗車券も、会津鉄道の公式Webショップ「MOUNT SHOP」にて申し込みまして本日届きました。なお、Webショップではかなり早い時間帯で完売になってしまいました。

 

2022年3月に実施されるダイヤ改正は、時代の変化により各地で合理化や減便を伴う内容が含まれています。会津鉄道でも例外ではなく、保有の電車を廃止とする内容となりました。変化を迎える会津鉄道になります。

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コメント

こんにちは。web販売でもすぐに完売となってしまい、タイミングを逃した私は買うことが出来ませんでした。東武ファンが多く購入したんだろうなと想像しています。
ボックスシートの車両は先代の6000型を継承したものですが、関東の私鉄車両としては希少種で、西武4000系と並んで好きな車両でした。今はL/Cカーが登場していますが、やはり風情が足りなく感じてしまいます。

りばてぃ様、コメントをありがとうございます。
本年もダイヤ改正を迎えましたが、今回は各地で大幅な減便を伴う内容が含まれております。これは東武本線系統やこの路線に関わる野岩鉄道や会津鉄道にも及びました。
会津鉄道では電化区間での電車運行は東武から直通するリバティ会津のみとなり、一般列車は気動車での運行となりました。このため、会津鉄道が保有していた電車が引退を迎えたことになりました。このダイヤ改正では東武でも6050型が運行を終了したようで、残ったのは野岩鉄道保有の6050型のみとなり、その運行も朝・夕でわずかに新藤原~会津高原尾瀬口間の野岩鉄道線内での運行で、1往復東武鬼怒川温泉まで乗り入れるという状況になりました。
この記念乗車券はWebではかなり早い時間帯で完売となりました。おっしゃる通りで、東武ファンの方も多く買い求められたと思われます。
かつては特急スペーシアを補完する快速として、普通乗車券のみで乗車できたボックスシート車両、その後鬼怒川線等のローカル運行も過去のものになりました。

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