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2021.12.20

1428.【東武】大師線開通90周年記念乗車券

東武鉄道において都内に存在する短い路線、開通から90周年の佳節を迎えました。

 

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 名称   :大師線開通90周年記念乗車券
 発行社局:東武鉄道
 発売日  :2021年12月20日
 値段   :1,000円
 購入箇所:浅草駅
 シリアルNo.:0379
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本日2021年12月20日で開通から90周年を迎えた東武鉄道の路線は大師線になります。東武スカイツリーラインの西新井から大師前を結ぶ1.0キロ・単線1駅区間の路線になります。線名が示しますように、西新井大師への参詣路線ですが、もともとは西板線として建設され、西新井から東上線の上板橋を結ぶ計画であったのですが、情勢の変化により1.1キロ大師前までの1駅区間が開通するにとどまりました。戦争中の1945年に不要路線として休止となった時期がありましたが、1947年に運転を再開、この時から大師線という線名になりました。1968年に環七通りの拡幅のため大師前駅が移転し営業キロが現在の1.0キロとなりました。1991年に高架化となり大師前駅は単線ながらも高架駅となりました。

 

現在の大師線は、かつて東武の通勤通学輸送に最大勢力で活躍した8000型がワンマン運転2両編成で運転されています。運用は亀戸線と共通になっています。亀戸線では2016年よりかつて7800型等の車両に1950年代の外装を再現したリバイバルカラー編成が運転されていますが、大師線でも運転され、この記念乗車券には3編成の紹介とともに表紙には緑色に白帯という外装になった8000型が大師前駅に停車している写真があしらわれています。緑色のこの編成は、大師線では西新井大師参道の茶店で販売している草団子から「草団子カラー」と呼ばれているとのことです。また、大師前駅は都内の駅ですが無人駅で、西新井駅の大師線乗換通路に中間改札があり、大師前までの乗車券はここで回収されそのまま大師線列車に乗車し大師前で下車することになり、大師前から乗車した場合は、西新井駅中間改札前に大師前からの乗車券を発売している券売機がありここで乗車券を購入するという、1駅区間の折り返し運転を行っている路線ならではの営業形態が採られています。

 

そして90周年の佳節を迎えて発売されました記念乗車券になります。大師前駅に停車している「草団子」カラーの8000型を表紙に、大師前駅や大師線列車をあしらった台紙に、西新井~大師前の往復乗車券及び大師前からの片道乗車券3枚がセットされています。

 

昨年に続きコロナ禍に見舞われた2021年も年の瀬を迎えております。年が変わり2022年の正月、この路線は西新井大師へ初詣客を乗せて賑わいを見せることでしょう。

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西暦2021年[令和3年]発売」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。コレクションを拝見していると、一時期は発売が減ったと感じていた記念切符が、また盛り返してきたなと強く思います。通信販売のものも増え、購入しやすくなったことで購買欲が高まった背景もありそうですよね。
大師線ですが、8000系の2両編成が亀戸線と共用と言うことで入れ替わりがあって楽しいですよね。西新井大師名物の草団子と同じ色だからと、緑色の編成が前面に押し出されていますが、亀戸線では、亀戸水神の亀の色?と言われていた気がします。どちらにせよ、利用者に愛される電車で会って欲しいですね。

りばてぃ様、コメントをありがとうございます。
2021年もまもなく終わりますが、今年も東武鉄道は多くの記念きっぷ類が発売されました。おそらく本年最後の東武記念きっぷになると思われる大師線開業90周年記念乗車券になります。
大師線は、都内にあるわずか1キロの路線で8000型2両編成で運転されているという特徴があります。亀戸線と共通運用で大師線でも運転されるリバイバルカラー編成、緑色の編成は亀戸線では「みどり亀」、大師線では「草団子」と呼ばれているようです。短い路線ですが、地域に親しまれている路線であるかと思うのは、私も同感であります。

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    お断り>
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