« 1394.【湘南モノレール】全線開通50周年記念入場券 | トップページ | 1396.【京急】さよならドレミファインバータ 記念乗車券 »

2021.07.10

1395.【えちごトキ鉄】国鉄形観光急行運行開始記念乗車券・急行券

2015年の北陸新幹線開業に伴い並行在来線の新潟県内の路線を運営しているえちごトキめき鉄道、新たな観光列車の運行が開始されました。

  

========================
 名称   :国鉄形観光急行運行開始記念乗車券
 発行社局:えちごトキめき鉄道
 発売日  :2021年7月4日
 値段   :各900円
 購入箇所:上越妙高駅
 シリアルNo.:2731(Aタイプ)
         2728(Bタイプ)
========================

 

Img_2939

記念乗車券(左:Aタイプ、右:Bタイプ)

  

Img_2940_20210710202201

記念乗車券裏面(左:Aタイプ、右:Bタイプ)
 

========================
 名称   :国鉄形観光急行運行開始記念急行券
 発行社局:えちごトキめき鉄道
 発売日  :2021年7月4日
 値段   :各500円
 購入箇所:上越妙高駅
 シリアルNo.:2743(Aタイプ)
         2734(Bタイプ)
========================

 

Img_2941

記念急行券(左:Aタイプ、右:Bタイプ)

 

Img_2942

記念急行券裏面(左:Aタイプ、右:Bタイプ)

  

えちごトキめき鉄道で新たに運行を開始した観光列車は、国鉄形車両を使用した往年の急行列車を再現した列車になります。JR西日本で2021年3月まで主に七尾線等で運転されていた413系3両編成と、この路線で413系に混じって運行されていた急行型電車生き残りといえるクハ455-701を譲り受け、外装を交直流国鉄急行色として、413系のMcMユニットにクハ455-701と連結した3両編成で、旧北陸本線であった日本海ひすいラインの直江津~糸魚川・市振間で急行列車として2021年7月4日より運行を開始しました。

なお413系のクハ412も譲受しましたがこの車両は運行はせず、急行色となって直江津駅構内にオープンした「直江津D51レールパーク」で展示されているとのことです。

 

413系は国鉄時代末期に急行型電車であった471系等の台車や電装品・空調装置等の機器を使用し、車体を2ドアセミクロスシートとした車両になりますので、この形式が急行として運行された実績もなければこの外装をまとったこともありませんでしたが、国鉄時代の急行列車の雰囲気を可能な限り再現するためにこの外装になりました。なお台車や電装品等は急行型車両のものですので、走行音は当時のものが再現されています。

 

観光急行列車運行開始を記念してこのように記念乗車券・記念急行券が発売されました。それぞれ2種類ずつ短冊式で発売されました。

 

現在のえちごトキめき鉄道の社長は、かつて千葉県のいすみ鉄道で社長を務められていたことがあり、その時代にやはりJR西日本の大糸線で運行されていた気動車キハ52を譲り受け、いすみ鉄道線において観光急行の運行を始めたという実績があります。この地でも同様な取り組みが行われることになり、観光列車ではありますが急行列車の運行を開始しました。沿線地域の活性化にむけて、えちごトキめき鉄道の新たな取り組みが始まりました。

« 1394.【湘南モノレール】全線開通50周年記念入場券 | トップページ | 1396.【京急】さよならドレミファインバータ 記念乗車券 »

発行社局:えちごトキめき鉄道」カテゴリの記事

西暦2021年(令和3年)発売」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。いつも楽しく拝見しております。
今回の413系の塗り替えは、国鉄型とはいえ疑似塗装だからなぁと想像していましたが、やはり色の優秀さ?で違和感が無いですよね。関東では上野口でしか見ることが出来なかった交直流の急行型。都内在住でしたがエリア的には余り縁が無く、波染みが無かった分憧れていました。

りばてぃ様、コメントをありがとうございます。
えちごトキめき鉄道で運行を開始した観光急行、413系を急行色として運行を開始しています。私もこの外装はリバイバルカラーで、当時の富山港線等で運行をしていた姿しか見た記憶がありません。しかし、その姿はかつての姿を彷彿させるかと思います。
楽しみな列車が登場したと感じます。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 1394.【湘南モノレール】全線開通50周年記念入場券 | トップページ | 1396.【京急】さよならドレミファインバータ 記念乗車券 »

カテゴリー

Googleで検索




  • 弊ブログ内検索
    ウェブ全体から検索


    Powered by Google

2011年11月 ありがとう!京王井の頭線3000系

  • Img_9050
    2011年12月、約49年にもわたり京王井の頭線で活躍してきた3000系、レインボーカラーに彩られ井の頭線のイメージを確立したこの車両も、ついに終焉となりました。最後の編成となったのはライトブルーの3028F、この編成は1987年に入線し活躍してきました。 末期には朝のラッシュ時間帯に運よく富士見ヶ丘~渋谷の1往復の運用にしか就かなくなってしまった3000系、2011年11月には「さよなら運転」として日曜日の昼間に井の頭線全線で運転され、最後の走りを披露しました。また11月20日には富士見ヶ丘車両基地において「ありがとう3000系フェスタ」も開催され、事前申込制であったこのイベントにも参加して、最後の姿を見てきました。井の頭線沿線で生まれ育ち、それこそこの車両の活躍をみて育ったと自負する私にとって、感慨深い月になった2011年11月、3000系最後の姿をぜひ皆様にご覧いただきたいと思います。

中央線201系

  • 2010101700
    JR中央線で約30年にもわたり活躍した201系、特に多摩地域においては、長きにわたり親しまれた車両で、私も小・中学生時代は遠足で、学生時代は通学で、そして社会人になってからも通勤などで利用したなじみ深い車両でした。時の国鉄が「省エネ電車」として中央線に導入された201系。そしてほとんどの車両が中央線から離れることなく、この路線で「オレンジバーミリオン」の外装で生涯を終えました。すでに引退して時が過ぎましたが、私が撮影した201系の思い出として、どうぞご覧下さい。

2002年100周年を迎えた江ノ電

  • Img_0527
    2001年12月に初めてデジカメを購入して、翌年から1年間通った路線があります。藤沢から鎌倉を結ぶご存知江ノ電です。この年は江ノ電が開業して100周年という節目の年で、各車両にステッカーなどが付いています。また世代交代もあった年です。 自分の思い出アルバムの中から公開いたします。どうぞご覧下さい。

惜別 名鉄岐阜600V線区

  • 2005032101
    2005年3月31日、惜しまれつつも廃止を迎えた名鉄岐阜市内線・揖斐線・美濃町線・田神線の総称「岐阜600V線区」。 私が初めて訪れたのは、1999年の夏のことでした。名古屋本線で新岐阜に着くと、駅前に停車していた電車に乗り、車の洪水の中を抜け、のどかな風景の中を走っていきました。
    その後2001年2月、そして2005年と何度か訪れたのですが、ついにこれら路線も命運が尽きてしまいました。そこで、名鉄岐阜600V線区で活躍していた古豪から最新鋭車まで、個性豊かな車両たちへの思い出をつづり、このアルバムを作成しました。
    このアルバムでは、2001年9月30日の運行をもって廃止となった谷汲線・揖斐線(黒野~本揖斐)のモ750も登場しています。いずれにしましても、今では思い出になってしまった、名鉄岐阜600V線区へのレクイエムです。 どうぞご覧下さい。

    お断り>
    今回のアルバムは、一部ポジプリントからスキャンしたもの、あるいは携帯電話内蔵カメラで撮影した画像も含まれています。特に1999年・2001年撮影のものはすべてポジプリントからのスキャンになります。つきましては画質にやや難があるものがあります。ご了承ください。