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2020.10.18

1348.【富士急】ありがとう1000系1202号編成引退記念入場券

数を減らし続けている富士急1000系、もう残り3編成となりましたが、この中からまた1編成引退を迎えることになりました。引退を記念して事前申込制の撮影会やツアーなどが企画されていますが、合わせて記念入場券の発売がありました。

 

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 名称   :ありがとう1000系1202号編成引退記念入場券
 発行社局:富士急行
 発売日  :2020年10月17日
 値段   :1,100円
 購入箇所:河口湖駅
 シリアルNo.:0110
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京王初代5000系の譲渡車である富士急1000系、今回引退を迎えることになったのは1202号編成になります。この編成はまず1966年に京王5000系デハ5086・クハ5786として入線し、1967年にデハ5116・クハ5866に改番され1968年に中間車1両が増結され3両編成で京王線で活躍しましたが、1994年2月で引退し2両編成となって富士急にモハ1202・モハ1302としてやってきました。車内はクロスシートになり、外装は青の車体に白のストライプ及び富士山のシルエットというものになり1994年7月から富士急で運転を開始しました。2009年になりますと富士急開業80周年を記念して3100形や5000形登場時などにまとっていた「昭和30年代塗装」に変更され、以降今日まで富士急で運転されてきました。製造からすでに54年、富士急に入線してからも26年が過ぎ老朽化が進んできたことから引退を迎えることになり、各種イベントと合わせてこのような記念入場券が発売されました。

 

記念入場券は、現在の「昭和30年代塗装」に変更されてからの活躍のシーンをあしらったD型硬券入場券6枚が台紙にセットされました。

 

この記念入場券は、事前申し込み制の撮影会が河口湖駅で開催されることになり、合わせて発売されました。当初は2020年10月11日にイベントと合わせて発売予定でしたが、台風接近により開催が延期となり10月17日からまず会場となった河口湖駅で発売され、19日以降は富士山駅で発売されるとのことです。

 

2020年の新型コロナウイルス感染症の世界的な流行は、富士急も大きな影響を受けました。海外からの渡航が大幅に制限されたことから、インバウンドの観光客で賑わっていた富士急線は大幅な利用客減少となり、「フジサン特急」や「富士山ビュー特急」といった特急列車や観光列車「富士登山電車」は全便運休となるなど、特別ダイヤでの運転という状況になっています。そんな中で引退を迎えることになった1000系1202編成、富士山の麓で地域の足として、また観光客を乗せて運転してきました。

 

この編成の引退で富士急1000系は残り2編成、京王初代5000系時代の外装が再現された1001編成と、「富士登山電車」になっている1205編成になります。この記念入場券を買い求めに富士急線に向かった際、1001編成が運用に入っていたことから、河口湖にて撮影会で並んでいた1202編成と「富士登山電車」1205編成との3本並びをホームから撮影後1001編成に乗車することができましたが、いつの間にか風前の灯となってきた富士急1000系、1202編成が引退を迎えます。

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コメント

こんにちは。京王5000型に富士急のオリジナル色・・・妙に似合っていて好きな編成でした。大手私鉄のお下がりもすでにステンレス車が大勢を占めていますので、残りの編成も希少
になりますね。

りばてぃ様、コメントをありがとうございます。
京王から富士急に移設して1000系として主力として活躍していましたが、いつの間にか数を減らして残り3編成となり、また1編成1202編成が引退を迎えこのような記念入場券が発売されました。
この編成については、富士急80周年でこの外装を1000系に施すと聞いたときは、まだ残っていた5000形で行えばと思ったのですが、実際に登場してみますと、京王初代5000系が富士急に譲渡されると聞いた際に思い浮かべた姿であり、似合っていると思いました。
富士急でも世代交代が更に進んでいることを今回感じた次第です。

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2011年11月 ありがとう!京王井の頭線3000系

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    お断り>
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