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2020.09.04

1345.【東武】新DL&新客車導入記念乗車券

東武鬼怒川線下今市~鬼怒川温泉間で運転されているSL及びDL牽引による「大樹」、ディーゼル機関車と客車を増備したことから、記念乗車券が発売されました。

 

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 名称   :新DL&新客車導入記念乗車券
 発行社局:東武鉄道
 発売日  :2020年9月4日
 値段   :2,000円
 購入箇所:北千住駅
 シリアルNo.:0165
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台紙表紙

 

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台紙裏表紙

 

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内面

 

「大樹」用として増備されたディーゼル機関車はDE10 1109、客車はスハフ14 501になります。

DE10 1109は、JR東日本より譲渡されたディーゼル機関車になりますが、外装をかつてJR北海道が所有していた寝台特急「北斗星」や急行「はまなす」などを牽引していたDD51と同等に変更しました。

スハフ14 501は、JR北海道にて使用されていた14系客車になります。晩年は札幌~青森間で運転されていた夜行急行「はまなす」に使用されていた車両になります。

東武鉄道の「大樹」として使用を開始することから発売されました記念乗車券になります。DE10 1109とスハフ14 501をあしらった台紙に硬券乗車券がセットされています。

 

この両車ですが、すでに団体貸切として運転を開始しているようで、本格的な運転開始は先日真岡鐡道より譲渡されたSL、C11 325の使用開始に合わせてになるようです。

 

好評の上運転されている東武鬼怒川線のSL・DL「大樹」、ラインナップが更に充実しました。

2020.09.01

1344.【江ノ電】江ノ電305就役60周年記念入場券

江ノ電に今も残る旧型車、就役から60周年という佳節を迎え、記念入場券が発売されました。

 

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 名称   :江ノ電305就役60周年記念入場券
 発行社局:江ノ島電鉄
 発売日  :2020年9月1日
 値段   :800円
 購入箇所:藤沢駅
 シリアルNo.:0780
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江ノ電の車両として今もなお印象深い300形、最後の1編成となっている305編成が就役60周年を迎えたことから、江ノ電開業日である本日9月1日より発売された記念入場券になります。昔日の305編成の写真を表紙とし、今もこの車両に残る板張りの床をモチーフとした台紙に305編成のイラストがあしらわれたD型硬券入場券4枚(藤沢・江ノ島・腰越・極楽寺)がセットされています。

 

江ノ電305編成は1960年にデビューした車両です。この車両の経歴は、台枠部分をこの当時廃車となった京王帝都電鉄2000形(1925年に現在の京王線のうち府中~八王子を開業させた玉南電気鉄道が発注した木造車)から発生したものを使用し、車体を東急東横線の学芸大学~都立大学間の線路脇にあったという東横車両で車体を新造した車両になります。外観は上部窓がHゴムで固定されているという俗にバス窓といわれる構造になっている特徴があります。車内に入りますと、この記念入場券の内面にもあしらわれている板張りの床という構造になっています。
 
新型車の導入により徐々に姿を消していった旧型車、しかしこの305編成については現在も江ノ電で運転されており、本年で就役から60周年を迎えました。60年という活躍の間でその時代に合わせて改造が繰り返され、現在ではカルダン駆動・冷房化・制御装置等の更新により1000形以降の新型車と連結運転を行うことができるようになりましたが、かつての江ノ電のイメージであったレトロを感ずることができる車両として、現在でも江ノ電の各種ポスターにもよく登場しています。

 

本日で開業から118年を数えた江ノ電、そのうちの60年間をこの路線で走り続けた305編成、就役から4年が過ぎた1964年には江ノ電沿線の江ノ島で、東京オリンピックのヨットなどセーリング競技が開催されました。本来であれは本年2020年の夏は再び江ノ島周辺で東京オリンピックのセーリング競技が開催されることになっていて、この編成は再びこの地でオリンピックを迎えることになっていましたが、新型コロナウイルス感染症の流行によりオリンピック開催が翌年2021年に延期となりました。

 

すでに60年が過ぎた江ノ電305編成、再び迎えるはずであったオリンピック大会、それでもなお江ノ電の顔として最後の旧型車として活躍している305編成になります。

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2011年11月 ありがとう!京王井の頭線3000系

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    2011年12月、約49年にもわたり京王井の頭線で活躍してきた3000系、レインボーカラーに彩られ井の頭線のイメージを確立したこの車両も、ついに終焉となりました。最後の編成となったのはライトブルーの3028F、この編成は1987年に入線し活躍してきました。 末期には朝のラッシュ時間帯に運よく富士見ヶ丘~渋谷の1往復の運用にしか就かなくなってしまった3000系、2011年11月には「さよなら運転」として日曜日の昼間に井の頭線全線で運転され、最後の走りを披露しました。また11月20日には富士見ヶ丘車両基地において「ありがとう3000系フェスタ」も開催され、事前申込制であったこのイベントにも参加して、最後の姿を見てきました。井の頭線沿線で生まれ育ち、それこそこの車両の活躍をみて育ったと自負する私にとって、感慨深い月になった2011年11月、3000系最後の姿をぜひ皆様にご覧いただきたいと思います。

中央線201系

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    JR中央線で約30年にもわたり活躍した201系、特に多摩地域においては、長きにわたり親しまれた車両で、私も小・中学生時代は遠足で、学生時代は通学で、そして社会人になってからも通勤などで利用したなじみ深い車両でした。時の国鉄が「省エネ電車」として中央線に導入された201系。そしてほとんどの車両が中央線から離れることなく、この路線で「オレンジバーミリオン」の外装で生涯を終えました。すでに引退して時が過ぎましたが、私が撮影した201系の思い出として、どうぞご覧下さい。

2002年100周年を迎えた江ノ電

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    2001年12月に初めてデジカメを購入して、翌年から1年間通った路線があります。藤沢から鎌倉を結ぶご存知江ノ電です。この年は江ノ電が開業して100周年という節目の年で、各車両にステッカーなどが付いています。また世代交代もあった年です。 自分の思い出アルバムの中から公開いたします。どうぞご覧下さい。

惜別 名鉄岐阜600V線区

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    2005年3月31日、惜しまれつつも廃止を迎えた名鉄岐阜市内線・揖斐線・美濃町線・田神線の総称「岐阜600V線区」。 私が初めて訪れたのは、1999年の夏のことでした。名古屋本線で新岐阜に着くと、駅前に停車していた電車に乗り、車の洪水の中を抜け、のどかな風景の中を走っていきました。
    その後2001年2月、そして2005年と何度か訪れたのですが、ついにこれら路線も命運が尽きてしまいました。そこで、名鉄岐阜600V線区で活躍していた古豪から最新鋭車まで、個性豊かな車両たちへの思い出をつづり、このアルバムを作成しました。
    このアルバムでは、2001年9月30日の運行をもって廃止となった谷汲線・揖斐線(黒野~本揖斐)のモ750も登場しています。いずれにしましても、今では思い出になってしまった、名鉄岐阜600V線区へのレクイエムです。 どうぞご覧下さい。

    お断り>
    今回のアルバムは、一部ポジプリントからスキャンしたもの、あるいは携帯電話内蔵カメラで撮影した画像も含まれています。特に1999年・2001年撮影のものはすべてポジプリントからのスキャンになります。つきましては画質にやや難があるものがあります。ご了承ください。