1343.【関東鉄道】竜ヶ崎線開業120周年記念乗車券入場券
龍ヶ崎の街を結んで開業した路線、120周年の佳節を迎えました。
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名称 :竜ヶ崎線開業120周年記念乗車券入場券
発行社局:関東鉄道
発売日 :2020年8月14日
値段 :1,000円
購入箇所:守谷駅
シリアルNo.:0521
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関東鉄道竜ヶ崎線は、茨城県内において最古の歴史を持つ私鉄路線になります。常磐線のルートから外れてしまった龍ヶ崎の街と常磐線の佐貫駅を結ぶために、1900年に龍崎鐵道として地元の出資により開業した鉄道でありました。開業後の経過として1944年に鹿島参宮鉄道(常磐線石岡駅から鉾田駅を運営していた会社で、後に鹿島鉄道となり分離後2007年で廃止)に事業を譲渡、1965年に鹿島参宮鉄道と常総筑波鉄道は合併して関東鉄道が発足、関東鉄道竜ヶ崎線となりました。関東鉄道の路線となってからは1971年に、鉄道路線としては全国初のワンマン運転が行われています。
開業から120周年を迎えて発売されました記念きっぷになります。佐貫・入地・竜ヶ崎とこの路線全3駅のC型硬券入場券と過去の車両をあしらったD型硬券乗車券が竜ヶ崎線の歴史や現在活躍している車両をあしらった台紙にセットされています。また、この記念きっぷにはポストカードも付属します。
付属したポストカード
現在の竜ヶ崎線では、この路線に特化した2000形車両が主力で、ポストカードにもあしらわれているキハ532は予備車となっているようですが、毎週土曜日の昼間時間帯で定期的に運転されているとのことです。
さて、関東鉄道竜ヶ崎線はJR常磐線の佐貫駅から竜ヶ崎駅を結んでいますが、JR常磐線の佐貫駅は本年2020年3月14日に「龍ケ崎市」駅に改称されました。駅名変更を記念して当日イベントが企画されていたようでしたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響によりそのイベントは中止となってしまいました。そのイベントで記念きっぷの発売が予定されておりましたが、関東鉄道では2020年8月に入って発売されました。
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名称 :JR 佐貫駅駅名改称記念入場券
発行社局:関東鉄道
発売日 :2020年8月1日
値段 :320円
購入箇所:守谷駅
シリアルNo.:0648
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常磐線は龍ケ崎を経由しなかったことから、地元地域の出資により開業した竜ヶ崎線、その起点となった常磐線の駅名が改称されたことから関東鉄道でもこのような記念入場券が発売されました。なお、関東鉄道竜ヶ崎線は現在もJR常磐線との接続駅は佐貫と称しています。
開業から120年という長い歴史を歩んできた関東鉄道竜ヶ崎線、これからも龍ケ崎の地域とともに歩んでいくことでしょう。
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コメント
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このJR駅名改称と竜ヶ崎線120周年をまとめて通販で購入しました。本当だったら竜ヶ崎駅まで乗ってコロッケでも食べたい気持ちがいっぱいでした。筑波線、鉾田線が無くなってしまった後はこの線もか、と思っていましたが頑張っていますよね。早くコロナ禍から脱して乗りに行きたいモノです。
投稿: りばてぃ | 2020.09.04 22時00分
りばてぃ様、コメントをありがとうございます。
茨城県内の私鉄、筑波鉄道には乗ることはできす廃止となり、2000年以降でも日立電鉄や鹿島鉄道が廃止され、茨城交通だった湊線が第三セクターのひたちなか海浜鉄道に転換されるといった変化がありました。関東鉄道竜ヶ崎線については、路線が短いことと距離的に東京への通勤圏になりえるといった点で今日まで残り、120周年という佳節を迎えることができたのではないかと思います。
短い路線ではありますが、地元地域とともにこれからも歩んでいくのではと思います。
投稿: Kaz-T | 2020.09.12 19時33分