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2020.07.18

1340.【長野電鉄】長野電鉄3000系デビュー記念乗車券

本年で創立100周年を迎えた長野電鉄、新型車両がデビューしました。

 

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 名称   :長野電鉄3000系デビュー記念乗車券
 発行社局:長野電鉄
 発売日  :2020年7月18日
 値段   :3,000円
 購入箇所:長野駅
 シリアルNo.:0084
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創立100周年を迎えた長野電鉄に登場した新型車両は3000系になります。東京メトロ日比谷線で運転されていた03系を譲受してデビューしました。長野電鉄では3両編成で運転され外観は前面の帯が赤になった程度で側面は東京メトロ時代と同じグレーのラインとなっています。この車両は長野電鉄で初のVVVFインバータ制御車となるとのことです。運転開始については創立100周年の記念日となった2020年5月30日に運転されましたが、新型コロナウイルス感染症の影響もあってその後本日から本格的な運転を開始しました。

 

運転開始を記念して発売されましたアイテム、長野電鉄の主要駅のほか東京・神保町にある書店「書泉グランデ」でも発売されました。創立100周年の記念日となる2020年5月30日の日付となっているB型硬券乗車券4枚が試運転中の3000系をあしらった台紙にセットされています。

 

長野電鉄ではこの車両の導入でこれまで活躍してきた3500系・3600系を置き換えます。置き換えられる車両である3500系・3600系は03系導入前に地下鉄日比谷線で運転されていた3000系の譲渡車で、当時の営団では1994年で全車両引退を迎え一部車両が長野電鉄にやってきました。それから四半世紀以上が過ぎ、信濃の地で3000系から03系への置き換えが再現されることになります。

 

運転を開始した長野電鉄3000系、再び初代・2代目の地下鉄日比谷線車両が共演するとともに、東急からやってきた8500系、特急では小田急ロマンスカー10000形HiSEの譲渡車である1000系「ゆけむり」JR東日本の「成田エクスプレス」車両であった253系の譲渡車である2100系「スノーモンキー」が運転されており、首都圏の路線で活躍した車両が共演するという路線、新たにラインナップに加わりました。

1339.【しなの鉄道】SR1運行開始記念入場券セット

長野県内の元信越本線で運営を行っているしなの鉄道、新型車両が導入されました。

 

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 名称   :SR1運行開始記念入場券セット
 発行社局:しなの鉄道
 発売日  :2020年7月4日
 値段   :2,090円
 購入箇所:上田駅
 シリアルNo.:0583
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1997年の北陸新幹線高崎~長野開業に伴い長野県内の信越本線軽井沢~篠ノ井間の運営を引き継ぐため開業した第三セクター会社であるしなの鉄道、開業時からJR東日本から譲渡された115系で外装をしなの鉄道オリジナルカラーで運転されました。2015年の北陸新幹線長野~金沢間開業に伴い信越本線の長野~妙高高原間を引き継ぎ北しなの線開業時にも115系を譲受して運転されてきました。近年JR東日本からは115系は相次いで姿を消しており、しなの鉄道では希少になってきた115系に国鉄・JR時代の外装である湘南色・横須賀色・長野オリジナル色にコカ・コーラ広告塗装車等を再現して注目を集めていましたが、すでに製造から40年以上になり老朽化してきたことから、新型車両を導入することになり運行を開始することからこのような記念入場券が発売されました。

 

しなの鉄道に登場した新型車両、形式はSR1系と命名され仕様はJR東日本で新潟エリアに導入されているE129系をベースとした車両になります。車内はクロスシート・ロングシートのデュアルシートを装備し、平日朝の小諸→長野で運転される有料快速列車「しなのサンライズ」号、平日夕方に上田~長野で運転される有料快速列車「しなのサンセット」号、土休日で軽井沢~長野・妙高高原で運転される有料快速列車「軽井沢リゾート」号で運転される際はクロスシートモードとなり、普通列車として運転される際はロングシートモードとなります。

 

新幹線開業により開業したしなの鉄道、開業から20年以上が過ぎ世代交代が始まりました。

2020.07.17

1338.【京成】成田スカイアクセス開業10周年記念乗車券

日本と世界を結ぶ成田空港へ最速のアクセスライン、本日で開業から10周年の佳節を迎えました。

 

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 名称   :成田スカイアクセス開業10周年記念乗車券
 発行社局:京成電鉄
 発売日  :2020年7月17日
 値段   :3,000円
 購入箇所:京成上野駅
 シリアルNo.:0136
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本日で開業から10周年を迎えた路線は、京成電鉄の成田スカイアクセスになります。2010年に開業した成田スカイアクセスは、京成本線の京成高砂から印旛日本医大までの区間はすでに開業していた北総鉄道の路線を走行し、以降は途中に成田湯川駅を設置した新線として空港第2ビルで本線に合流するという路線になります。都心から成田空港への最短ルートとして開業しました。この路線開業にあわせて京成ではスカイライナーにAE形を導入。この車両は、世界的なデザイナーである山本寛斎氏により外観は「風」車内は「凛」をコンセプトにデザインされ、最高速度も在来線で最速となる時速160kmで走行するという性能を持ち、日暮里から空港第2ビル間を最速36分で結ぶという俊足を誇ります。また一般列車として京急線羽田空港から都営浅草線経由でアクセス特急も運転され、3050形により運転されてきました。それから10年、AE形は昨年増備がされ京成上野~成田空港間を20分ヘッドの頻発運転を行っているとともに、アクセス特急には昨年新型車となる3100形が導入され、3050形についても3100形と同等な外装に変更されています。3100形は今後アクセス特急用に増備されることになっており、3050形は外装を他の3000形と同等の仕様に変更して本線に転用され始めています。

 

早いもので、成田スカイアクセス開業から10周年を迎えて発売されました記念乗車券になります。成田スカイアクセスで活躍しているスカイライナーAE形と3100形・3050形をあしらった乗車券が台紙にセットされています。またこの記念乗車券には、オリジナルのマスクケースが付属しています。

 

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付属したマスクケース

 

10周年を迎えた2020年は、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行で、海外からの渡航が著しく制限されたことから、京成電鉄の屋台骨であるスカイライナーを始めとした利用客大幅減という状況に陥っています。一方で感染予防のためマスクの着用が推奨されている状況でもあることから、この記念乗車券にはマスクケースとともに紙マスクも1つ付属しました。2020年という世相を反映したアイテムになりました。

 

こうして開業から10周年を迎えた京成電鉄の成田スカイアクセス、今は新型コロナウイルス感染症の影響が大きく利用が落ち込んでいますが、再び日本から世界を結ぶアクセスラインとして活気が戻ってくることに期待したいと思います。

2020.07.12

1337.【京成】京成電鉄創立111周年記念乗車券

京成電鉄は本年2020年で創立から111周年を迎え、記念乗車券が発売されました。

 

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 名称   :京成電鉄創立111周年記念乗車券
 発行社局:京成電鉄
 発売日  :2020年6月30日
 値段   :1,000円
 購入箇所:日暮里駅
 シリアルNo.:0488
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1909年6月30日に設立された京成電鉄、本年で創立から111周年ということで発売されました記念乗車券になります。開業時の車両から現在の京成電鉄のフラッグシップ車両である「スカイライナー」AE形や最新型通勤車である3100形を始めとして、歴代のスカイライナー車両やそれ以前に成田山新勝寺への参拝客を乗せて運転された「開運号」、111周年の歴史の中で活躍した車両をあしらった台紙に押上及び柴又からの数字の「1」の形をした硬券乗車券と「1」の形をした栞がセットされました。

 

京成電鉄は社名が示す通り、東京から成田山新勝寺の門前町である成田を結ぶ目的で設立されました。1978年に成田に国際空港が開港すると空港アクセスも担うようになりました。設立から111周年、この間多くの困難があり乗り越えてきましたが、2020年に入って世界的な流行となった新型コロナウイルス感染症の影響で海外からの渡航が著しく制限されたことから、京成電鉄の屋台骨を揺るがす事態になっています。そんな中で創立111周年の佳節を迎えた京成電鉄、今後の発展に期待したいところです。

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2011年11月 ありがとう!京王井の頭線3000系

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    2011年12月、約49年にもわたり京王井の頭線で活躍してきた3000系、レインボーカラーに彩られ井の頭線のイメージを確立したこの車両も、ついに終焉となりました。最後の編成となったのはライトブルーの3028F、この編成は1987年に入線し活躍してきました。 末期には朝のラッシュ時間帯に運よく富士見ヶ丘~渋谷の1往復の運用にしか就かなくなってしまった3000系、2011年11月には「さよなら運転」として日曜日の昼間に井の頭線全線で運転され、最後の走りを披露しました。また11月20日には富士見ヶ丘車両基地において「ありがとう3000系フェスタ」も開催され、事前申込制であったこのイベントにも参加して、最後の姿を見てきました。井の頭線沿線で生まれ育ち、それこそこの車両の活躍をみて育ったと自負する私にとって、感慨深い月になった2011年11月、3000系最後の姿をぜひ皆様にご覧いただきたいと思います。

中央線201系

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    JR中央線で約30年にもわたり活躍した201系、特に多摩地域においては、長きにわたり親しまれた車両で、私も小・中学生時代は遠足で、学生時代は通学で、そして社会人になってからも通勤などで利用したなじみ深い車両でした。時の国鉄が「省エネ電車」として中央線に導入された201系。そしてほとんどの車両が中央線から離れることなく、この路線で「オレンジバーミリオン」の外装で生涯を終えました。すでに引退して時が過ぎましたが、私が撮影した201系の思い出として、どうぞご覧下さい。

2002年100周年を迎えた江ノ電

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    2001年12月に初めてデジカメを購入して、翌年から1年間通った路線があります。藤沢から鎌倉を結ぶご存知江ノ電です。この年は江ノ電が開業して100周年という節目の年で、各車両にステッカーなどが付いています。また世代交代もあった年です。 自分の思い出アルバムの中から公開いたします。どうぞご覧下さい。

惜別 名鉄岐阜600V線区

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    2005年3月31日、惜しまれつつも廃止を迎えた名鉄岐阜市内線・揖斐線・美濃町線・田神線の総称「岐阜600V線区」。 私が初めて訪れたのは、1999年の夏のことでした。名古屋本線で新岐阜に着くと、駅前に停車していた電車に乗り、車の洪水の中を抜け、のどかな風景の中を走っていきました。
    その後2001年2月、そして2005年と何度か訪れたのですが、ついにこれら路線も命運が尽きてしまいました。そこで、名鉄岐阜600V線区で活躍していた古豪から最新鋭車まで、個性豊かな車両たちへの思い出をつづり、このアルバムを作成しました。
    このアルバムでは、2001年9月30日の運行をもって廃止となった谷汲線・揖斐線(黒野~本揖斐)のモ750も登場しています。いずれにしましても、今では思い出になってしまった、名鉄岐阜600V線区へのレクイエムです。 どうぞご覧下さい。

    お断り>
    今回のアルバムは、一部ポジプリントからスキャンしたもの、あるいは携帯電話内蔵カメラで撮影した画像も含まれています。特に1999年・2001年撮影のものはすべてポジプリントからのスキャンになります。つきましては画質にやや難があるものがあります。ご了承ください。