« 1328.【富士急・一畑・わ鐵・銚電・岳南】京王初代5000系コラボ乗車券 | トップページ | 1330.【東京都交】都営新宿線・京王線 相互直通運転40周年記念乗車券 »

2020.03.20

1329.【京王】京王線・都営新宿線 相互直通運転40周年記念乗車券

京王線から都心への道が開かれて40周年を迎えました。

 

===============================
 名称   :京王線・都営新宿線 相互直通運転40周年記念乗車券
 発行社局:京王電鉄
 発売日  :2020年3月20日
 値段   :1,000円
 購入箇所:新宿駅
 シリアルNo.:1289
===============================

 

Img_2628

 

Img_2630

 

京王線が都営新宿線と相互直通運転を開始して40周年を迎えたことから発売されました記念乗車券です。新宿、京王多摩センター、南大沢、橋本からの硬券乗車券4枚が、現在多摩動物公園駅前京王れーるランドにて保存されている6000系6438を表紙として、直通運転の懐かしき写真をあしらった台紙にセットされています。

 

1980年3月16日に都営新宿線の新宿~岩本町間が開通したことにより京王線と直通運転を開始、京王からはこの当時の最新型車両で主力車両であった6000系が乗り入れました。乗り入れた列車は相模原線京王多摩センターからの快速で都営新宿線の岩本町までの運転でした。この当時の都営新宿線は岩本町から先は6両分しかホームがなく、8両編成であった京王車は岩本町までしか乗り入れできなかったことによります。その後路線延伸に合わせてホーム延長も行われた結果、現在では10両編成の列車が都営新宿線の終点である本八幡まで乗り入れが可能となり、また京王線の始発駅も相模原線の延伸により1990年からは橋本始発で運転されるようになり、また高尾山口方面へも運転されるようになりました。

 

それから40年が過ぎ、直通運転開始当時の主力車両であった6000系は2011年までに全車引退し、今では9000系が都営新宿線に乗り入れている他、新型車5000系も直通運転を行っております。また乗り入れてくる都営新宿線車両についても直通運転開始当時の10‐000形は全車両引退しています。

 

今から40年前、相互直通運転を開始したときに発売されました記念乗車券が過去記事にて公開されております。当時小学生であった自分は京王線が地下鉄に直通運転開始直後に父親と一緒に乗車して小川町で下車、この当時存在していた交通博物館に行った思い出があります。あの日から40年、いつの間にかそれだけの時が流れ、自分も齢を重ねてきたと改めて感じたところです。

« 1328.【富士急・一畑・わ鐵・銚電・岳南】京王初代5000系コラボ乗車券 | トップページ | 1330.【東京都交】都営新宿線・京王線 相互直通運転40周年記念乗車券 »

発行社局:京王」カテゴリの記事

西暦2020年[令和2年]発売」カテゴリの記事

コメント

いつもコメントに返事を頂き、有り難うございます。
京王線と都営新宿線の同時発売と言うことで、私は五反田&渋谷とマイナーなところで購入しました。記念切符は各社個性があるのも素敵ですが、2者間程度の共通事項だと仕様を揃えてくれると「収集したな」という満足度を一層感じます。

りばてぃ様、コメントをありがとうございます。
京王線と都営新宿線が相互直通運転を開始して40周年を迎え、京王・東京都交でそれぞれ発売されました記念乗車券、おっしゃる通りで両社揃えました。これもいつものことながら『蒐集鉄の性』といったところかと思います。
しかし、京王線が都営新宿線と直通40年が過ぎ、その当時のことが記憶にある世代(小尾当時私はまだ小学校低学年でした)ですので、それだけ年月が流れてしまったのかと、今回も感じたところでありました。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 1328.【富士急・一畑・わ鐵・銚電・岳南】京王初代5000系コラボ乗車券 | トップページ | 1330.【東京都交】都営新宿線・京王線 相互直通運転40周年記念乗車券 »

カテゴリー

Googleで検索




  • 弊ブログ内検索
    ウェブ全体から検索


    Powered by Google

2011年11月 ありがとう!京王井の頭線3000系

  • Img_9050
    2011年12月、約49年にもわたり京王井の頭線で活躍してきた3000系、レインボーカラーに彩られ井の頭線のイメージを確立したこの車両も、ついに終焉となりました。最後の編成となったのはライトブルーの3028F、この編成は1987年に入線し活躍してきました。 末期には朝のラッシュ時間帯に運よく富士見ヶ丘~渋谷の1往復の運用にしか就かなくなってしまった3000系、2011年11月には「さよなら運転」として日曜日の昼間に井の頭線全線で運転され、最後の走りを披露しました。また11月20日には富士見ヶ丘車両基地において「ありがとう3000系フェスタ」も開催され、事前申込制であったこのイベントにも参加して、最後の姿を見てきました。井の頭線沿線で生まれ育ち、それこそこの車両の活躍をみて育ったと自負する私にとって、感慨深い月になった2011年11月、3000系最後の姿をぜひ皆様にご覧いただきたいと思います。

中央線201系

  • 2010101700
    JR中央線で約30年にもわたり活躍した201系、特に多摩地域においては、長きにわたり親しまれた車両で、私も小・中学生時代は遠足で、学生時代は通学で、そして社会人になってからも通勤などで利用したなじみ深い車両でした。時の国鉄が「省エネ電車」として中央線に導入された201系。そしてほとんどの車両が中央線から離れることなく、この路線で「オレンジバーミリオン」の外装で生涯を終えました。すでに引退して時が過ぎましたが、私が撮影した201系の思い出として、どうぞご覧下さい。

2002年100周年を迎えた江ノ電

  • Img_0527
    2001年12月に初めてデジカメを購入して、翌年から1年間通った路線があります。藤沢から鎌倉を結ぶご存知江ノ電です。この年は江ノ電が開業して100周年という節目の年で、各車両にステッカーなどが付いています。また世代交代もあった年です。 自分の思い出アルバムの中から公開いたします。どうぞご覧下さい。

惜別 名鉄岐阜600V線区

  • 2005032101
    2005年3月31日、惜しまれつつも廃止を迎えた名鉄岐阜市内線・揖斐線・美濃町線・田神線の総称「岐阜600V線区」。 私が初めて訪れたのは、1999年の夏のことでした。名古屋本線で新岐阜に着くと、駅前に停車していた電車に乗り、車の洪水の中を抜け、のどかな風景の中を走っていきました。
    その後2001年2月、そして2005年と何度か訪れたのですが、ついにこれら路線も命運が尽きてしまいました。そこで、名鉄岐阜600V線区で活躍していた古豪から最新鋭車まで、個性豊かな車両たちへの思い出をつづり、このアルバムを作成しました。
    このアルバムでは、2001年9月30日の運行をもって廃止となった谷汲線・揖斐線(黒野~本揖斐)のモ750も登場しています。いずれにしましても、今では思い出になってしまった、名鉄岐阜600V線区へのレクイエムです。 どうぞご覧下さい。

    お断り>
    今回のアルバムは、一部ポジプリントからスキャンしたもの、あるいは携帯電話内蔵カメラで撮影した画像も含まれています。特に1999年・2001年撮影のものはすべてポジプリントからのスキャンになります。つきましては画質にやや難があるものがあります。ご了承ください。