尾張名古屋と自動車産業で栄える豊田市を結ぶ名鉄豊田線、地下鉄鶴舞線と直通運転を行っている路線が開業40周年を迎えました。
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名称 :名鉄豊田線・地下鉄鶴舞線 相互直通運転40周年記念乗車券
発行社局:名古屋鉄道
発売日 :2019年7月29日
値段 :600円
購入箇所:豊田市駅
シリアルNo.:00267
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表面

裏面
名鉄豊田線が開業したのは1979年。開業時から名古屋市営地下鉄鶴舞線と相互直通運転を行っています。開業40周年を記念して発売されました記念乗車券になります。短冊型乗車券2枚セットで、1979年の開業時の様子と現在の様子をあしらった内容になります。
8月の旧盆時期に名古屋を訪れる機会があり、名鉄名古屋駅では完売でしたが、駅の掲示により豊田市駅や豊田線の駅ではまだ発売中とのことでしたので、豊田市に向かいました入手してきました。
開業40周年を迎えた豊田線では、名鉄車両についてはまだ100系・200系が活躍しています。20m4ドアロングシートの通勤車ではありますが、横引きカーテンが採用されているなど豪華な雰囲気を醸し出しており、開業当時は4両編成でしたが現在では6両編成で運転されています。また地下鉄鶴舞線の延伸により上小田井まで開業しここから名鉄犬山線との直通運転が始まると、豊田線だけでなく犬山線でも運転されています。なお、直通する地下鉄鶴舞線においては新型車N3000形が増備されており、この路線開業時からの3000形は置き換えが進んでいるという状況です。一方で名鉄車両の100系・200系については置き換えの予定がない様で、まだまだ活躍するようです。
さて、名鉄豊田線における佳節で発売されました記念乗車券、過去の記事において1999年の20周年、2009年の30周年の記念乗車券を公開しております。私が名鉄を初めて訪れたのは1999年の夏で、その時豊田線20周年ということで発売されていた記念乗車券を購入し、その後豊田線に向かい装飾がなされていた名鉄100系に乗車した思い出があります。1999年ですとミュースカイはまだ登場しておらず、パノラマスーパー1000系が特急で活躍し、「パノラマカー」と呼ばれていた7000系も健在で、岐阜市内線や美濃町線・揖斐線・谷汲線などの600V線区やレースバスで運行されていた三河線の末端区間や八百津線、犬山遊園から日本モンキーパークを結ぶモノレールが存在していた時代です。それまでパノラマカー等は知っていたものの広大な路線網を持つ名鉄、どこかとっつき難い感じがあったのは事実でしたが、これ以降多く訪れるようになり、記念きっぷ類も買い求めておりましたので、かなりの数が揃い弊ブログにおきましても多くの記事を公開しております。
時代が令和になった2019年、自分が初めて名鉄を訪れてから早20年が過ぎてしまったのかと、今回40周年を迎えた名鉄豊田線の記念乗車券を入手しまして、時の流れを感じることとなりました。