カテゴリー「西暦2018年(平成30年)発売」の39件の記事

2018.11.10

1271.【東急】東急線7700系引退記念乗車券

長きにわたり活躍したオールステンレス車体、終焉を迎えます。
 
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 名称   :東急線7700系引退記念乗車券
 発行社局:東京急行電鉄
 発売日  :2018年11月10日
 値段   :1,000円
 購入箇所:五反田駅
 シリアルNo.:5813
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まもなく引退を迎えることになった車両は東急7700系になります。この車両は1987年に先代の7000系をVVVF制御化・台車交換・冷房化等の改造を施して登場した車両になります。先代の7000系の登場が1962年になりますので、その時代から数えますと実に56年の長きにわたり東急線で活躍した車両になります。
 
7700系の元となった7000系(先代)は1962年に登場した我が国初のオールステンレス車体の車両になります。東横線の地下鉄日比谷線直通運転に対応した車両であり、地下鉄に乗り入れ北千住まで運転され、また東横線では急行としても運転され活躍しました。
日比谷線直通運用は1987年に後継となる1000系が登場したことにより1991年までに撤退し、一方でこの時代まだ残っていた旧型車の置き換え用に7000系のオールステンレスの車体を活かして、冷房化・車内更新・VVVF制御化・台車交換といった改造を行い7700系となって1987年に登場しまずは6両編成で大井町線で運転されましたが、1989年に4両編成になって当時の目蒲線に転属、この時代に東急では世田谷線と事業用車を除いて全車両がステンレスカーになりました。
1995年には池上線でも運転を開始、当初池上線に移った車両は8000系リニューアル車と同じく「歌舞伎」色前面になりました。この翌年には中間車を改造して誕生した異端車7915Fが登場しています。
2000年になりますと目蒲線は多摩川で分断され、7700系は蒲田方となる東急多摩川線でも運転されるようになりました。そして今日まで池上線・東急多摩川線で運転されてきました。
 
オールステンレスという耐久性に優れた素材で製造されたことから、長きにわたり運転されてきた7700系でしたが、この路線にも1000系の転用や新7000系が導入されたことから姿を消していきました。そしてついに2018年11月24日に池上線でさよなら運転を行い引退を迎えることになりました。
 
引退を前にして発売されました記念乗車券になります。五反田・蒲田・多摩川の各駅で発売され、7700系及び改造前の7000系時代の活躍の日々をあしらったD型硬券乗車券と、先代の7000系が登場した日の蒲田駅の硬券入場券のレプリカが台紙にセットされています。その台紙には7000系から7700系に至る56年の軌跡と活躍の日々の写真があしらわれており、表紙は7700系の4形態(7000系時代を再現した帯なしのクラシックスタイル、おなじみの赤帯、歌舞伎前面、中間車から改造された異端車7915F)がそれぞれあしらわれています。
 
この記念乗車券は、朝に五反田に向かいまして入手してきました。
 
さて、この記念乗車券を購入しますと、下敷き・クリアホルダー・ポストカードがついてくるという特典がありました。
  
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東急線7700系引退記念乗車券 付属特典セットの内容

 
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下敷き(表)(裏)

 
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クリアホルダー(表)(裏)

 
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ポストカード(五反田駅発売分)

 
いずれも7000系から7700系へ活躍の日々をあしらったアイテムが付属しました。なおポストカードは発売駅で異なっており、五反田駅で発売したものについて公開しております。
 
オールステンレスの耐久性の高さから、その輝きを保ちつつ長きにわたり活躍した東急7700系、7000系の時代から実に56年にもわたった活躍でしたが、池上線・東急多摩川線で最後まで運行されていた7700系は、三重県から岐阜県を結ぶ養老鉄道に譲渡されることになっており、すでに現地に到着した編成もあるようです。
 
我が国初のオールステンレスカーである東急7000系、その車両から改造により誕生し今日まで長きにわたり運転されてきた東急7700系、ステンレスの耐久性を示して東急から間もなく引退を迎えます。

2018.10.08

1270.【小田急】特急ロマンスカー・LSE(7000形)引退記念乗車券・入場券

長きにわたり親しまれた小田急ロマンスカー車両、引退を迎えることになり、発売されたアイテムになります。
 
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 名称   :特急ロマンスカー・LSE(7000形)引退記念乗車券・入場券
 発行社局:小田急電鉄
 発売日  :2018年10月6日(先行発売)
 値段   :2,000円
 購入箇所:鉄道フェスティバル会場(日比谷公園)
 シリアルNo.:0025
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引退を迎えることになった小田急ロマンスカーは7000形LSEになります。この車両は1980年にデビューしました。3100形NSEから受け継がれたオレンジバーミリオンの外装と、運転席を2階として展望席を設けていたこと、11両連接の構造を持つ一方、3100形から17年も開いたことからこの時代の最先端のサービス水準を盛り込んだ車両となりました。1981年に鉄道友の会ブルーリボン賞を受賞し、ロマンスカーのラインナップに欠かせない車両となりました。
その後時代が下るにつれまた後進の車両の登場に合わせて、この車両もリニューアルが行われ一時期10000形HiSEと同じワインレッドの外装になっていた時代がありましたが、2007年のロマンスカー50周年の時に登場時のオレンジバーミリオンが再現され、その後残った7000形LSEについてはオレンジバーミリオンに復帰していきました。その後も活躍した7000形LSE、しかし後進の10000形HiSEや20000形RSEはハイデッキ構造となっていたことから、バリアフリー化という時代の要請に応えることができず7000形LSEよりも先立って小田急からは姿を消し、7000形LSEはその後も残ることになりました。
 
長きにわたりロマンスカーとして箱根方面への観光客を乗せて運転してきた7000形LSEでしたが、経年により本年2018年に新型ロマンスカー70000形GSEの登場により置き換えられることになり、2018年7月10日の新宿19:15発特急ホームウェイ83号片瀬江ノ島行き(この日に限り藤沢から延長運転)を最後に定期運行を終了、その後は団体列車等で運転されてきましたが、ついに2018年10月13日にラストランのツアー列車をもって運行を終了、その翌週2018年10月20日・21日に海老名電車基地で開催される「ファミリー鉄道展」で展示されるのを最後に引退となります。
 
7000形引退を迎えるにあたり発売されましたアイテムになります。7000形LSE登場時のパンフレットをモチーフとした台紙に7000形が運行された区間の乗車券と、7000形が停車した駅の入場券、そして7000形デビュー時に発売していた特急券の複製模擬券がセットされたものになります。7000形がデビューした当時「はこね」はもちろんのことながら「さがみ」等にも使用され、「さがみ」の場合は向ケ丘遊園や新松田にも停車しておりました。
この記念きっぷはまず日比谷公園で開催された鉄道フェスティバル会場で先行発売され、その後は海老名電車基地で開催されるファミリー鉄道展会場でも先行で発売されたあと、10月27日より新宿など主要駅で発売されることになっています。
 
運行開始から38年間、歴代の小田急ロマンスカー車両において最も長い期間特急ロマンスカーとして活躍した7000形LSE、2018年3月で完成した代々木上原~登戸間の複々線化工事のすべてを見届け、変わりゆく沿線風景の中、最後は往年の姿を取り戻し、多くの人々にその雄姿と活躍の日々の思い出を残して、まもなく引退を迎えます。

1269.【名鉄】パノラマsuperデビュー30周年記念乗車券

かつて、名鉄といえば「パノラマカー」でありました。引退して時が過ぎていますが、その末裔といえる車両がデビューから30周年という佳節を迎えました。
 
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 名称   :パノラマsuperデビュー30周年記念乗車券
 発行社局:名古屋鉄道
 発売日  :2018年10月6日
 値段   :1,200円
 購入箇所:鉄道フェスティバル会場(日比谷公園)
 シリアルNo.:00622
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名鉄において本年デビュー30周年を迎えた車両は、「パノラマsuper」と呼ばれている1000系・1200系になります。
 
パノラマsuperは展望席をハイデッキとして運転席を階下にしたという特徴がある車両で、1988年に1000系として全車指定席車の4両編成で登場しました。この時名鉄では特急政策の見直しが行われ、名古屋本線豊橋~新岐阜間の特急についてはパノラマsuper4両編成に7000系パノラマカーや5700系などを一般車として併結した一部指定席車として運転が行われました。しかし指定席4両は過剰であったことと指定席から一般車への通り抜けができないという問題が発生したことから、1000系について一部編成を2両づつに分割して半数を方向転換して豊橋方を指定席車として岐阜方4両は一般席車として1200系を導入して、1000・1200系の一部指定席車編成として運転を行うようになりました。また7500系の電装品や足回りを使用し1000・1200系一部特別車編成と同等の車体になった車両については、1030系と区別されるようになりました。
その後2008年に再度特急政策の見直しが行われ、1000系パノラマsuper4両編成全車特別車(指定席車)は運行を終了し、現在では豊橋方にパノラマ席がある特別車2両と岐阜方に一般席車1200系4両を連結した6両編成の一部特別車編成が残るのみになります。しかし近年、この系列でリニューアルが進められており、2200系などに混じってまだまだ特急として活躍します。
 
パノラマsuperデビュー30周年を迎えて発売された記念乗車券になります。日比谷公園で開催された鉄道フェスティバル会場で入手しました。パノラマsuperとして運行されている雄姿があしらわれています。名鉄ではパノラマsuperデビュー30周年を迎え1編成に記念ヘッドマークを装着することになり、この記念乗車券には30周年記念ヘッドマークのステッカーがついてきました。
 
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パノラマsuper30周年記念ヘッドマークのステッカー

 
パノラマカーの末裔と言える1200系パノラマsuper、デビューから30周年を迎えました。リニューアルが進められていますので、外観は変わってもまだまだ豊橋方のみですが展望席が楽しめます。

1268.【箱根登山】箱根登山鉄道創業130周年記念乗車券

天下の剣に挑む登山鉄道、創業から130周年の佳節を迎えました。
 
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 名称   :箱根登山鉄道創業130周年記念乗車券
 発行社局:箱根登山鉄道
 発売日  :2018年10月6日
 値段   :2,000円
 購入箇所:鉄道フェスティバル会場(日比谷公園)
 シリアルNo.:0071
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観光地箱根を廻るのに欠かせない鉄道である箱根登山鉄道、本年2018年で創業130周年を迎えました。
箱根登山鉄道の歴史は、今から130年前の1888年に国府津から小田原を経由して箱根湯本を結んだ馬車鉄道が始まりになります。この時代開通していた東海道線は国府津から現在の御殿場線のルートとなっていたため、外れてしまった小田原を結び更に温泉地箱根を結ぶ目的で運行を開始しました。その後1900年に電車での運行を開始、現在の登山電車と呼ばれる箱根湯本~強羅間は1919年に、強羅~早雲山の鋼索線(ケーブルカー)は1921年に開通しており、一方で小田原まで鉄道の開通に合わせて国府津~小田原間は廃止となり、一方で小田原~箱根湯本間は軌道線に並行して鉄道線を開通させ、登山電車が小田原から直通で強羅に向かうようになって、軌道線は最終的には1956年までに廃止となり、現在の路線になりました。1950年には新宿から小田急が箱根湯本まで乗り入れるようになりこの区間は三線軌条になり、2006年からは小田原~箱根湯本間は小田急車のみの運行になっています。
 
長い歴史を数えてきた箱根登山鉄道の130周年を記念して発売されたアイテム、箱根湯本~強羅の硬券による往復乗車券3枚と古い時代の乗車券を再現した模擬券が、箱根登山鉄道歴代の車両などをあしらった台紙にセットされています。
 
箱根地方はこれから色づく季節を迎えます。創業130周年という佳節を迎えた箱根登山鉄道になります。

1267.【富士急】ホリデー快速富士山号・山梨富士号運転開始&E257系500番台富士急行線入線5周年記念入場券セット

富士山の麓を目指すJRからの直通列車、運転開始から5周年の佳節を迎えました。
 
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 名称   :ホリデー快速富士山号・山梨富士号運転開始&
         E257系500番台富士急行線入線5周年記念入場券セット
 発行社局:富士急行
 発売日  :2018年10月6日
 値段   :850円
 購入箇所:鉄道フェスティバル会場(日比谷公園)
 シリアルNo.:0055
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2013年7月、JR線から土休日に富士急行線に直通する快速列車は「ホリデー快速河口湖」から「ホリデー快速富士山」と名称を変更しました。富士山が世界遺産に登録されたことによります。またホリデー快速富士山号を補完する臨時列車として山梨富士号という列車も設定されました。
山梨富士号はE233系や189系が充当され、2013年9月の運転からは幕張車両センター所属にE257系500番台が初めて使用され富士急線に乗り入れました。その後485系「ニューなのはな」で運転されたことがあり、2015年からは千葉発で運転されるようになりました。
2018年3月のダイヤ改正からはそれまでの189系に代わり、E257系500番台が「ホリデー快速富士山」として、金曜日には快速「富士山」として富士急行線に乗り入れるようになりました。今では富士急行線に乗り入れる車両となったE257系500番台の富士急行線直通運転開始5周年を記念して発売されました記念入場券になり、直通列車が停車する富士急線の駅の硬券入場券がセットされています。
 
富士急直通の顔になったE257系500番台、富士急行線に乗り入れてから5年が過ぎました。

1266.【長野電鉄】3500系運行開始25周年記念乗車券セット

信濃の地に渡った地下鉄車両、この地での運行開始から四半世紀が過ぎました。
 
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 名称   :3500系運行開始25周年記念乗車券セット
 発行社局:長野電鉄
 発売日  :2018年10月6日
 値段   :1,740円
 購入箇所:鉄道フェスティバル会場(日比谷公園)
 シリアルNo.:00232
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長野電鉄で活躍している3500系が、運行開始から25周年を迎えたということで発売された記念乗車券になります。この記念乗車券については、日比谷公園で開催された鉄道フェスティバル会場でも発売しておりましたので入手しました。
 
長野電鉄3500系は、営団地下鉄日比谷線で開業時から活躍した3000系の譲受車になります。長野電鉄では1993年より運転を開始、1998年に長野で開催された冬季オリンピックにむけての導入でした。地下鉄日比谷線が開通した時代は、東京で1964年にオリンピックが開催されることになったことから都市基盤の整備が進められ、日比谷線もその一環でした。よってこの車両は登場時と譲渡先の長野でもオリンピックを経験したという車両になります。
 
オリンピック後も活躍した長野電鉄3500系でしたが、その後一部の編成で冷房改造がなされましたが、一方で路線の縮小があり2002年に木島線、2012年に屋代線が廃止となりそれに合わせて数を減らしてきました。そして2005年には東急から8500系が譲渡されるようになり置き換えられていきました。現在では1編成残った非冷房車とともに2両編成が主に信州中野~湯田中間の各駅停車で、1編成が残った3600系と称される3両編成が主に朝時間帯で長野~須坂間の各駅停車で運行されています。いずれにしましても長野駅付近では見かけることは困難になってきた車両になります。
 
長野電鉄での運行開始25周年を記念して発売されたこのアイテムは、長野駅などで発売されている「日本一大きな入場券」と同じサイズで乗車券2枚及び入場券2枚が専用に封筒に入っており、それぞれ券の裏面には3500系のヒストリーがつづられています。なお入場券の駅は「木島」と「松代」でいずれも現在では廃線となった路線に存在した駅になりますので、入場券としての効力はありません。
 
信濃の地での活躍から四半世紀が過ぎた元営団日比谷線3000系、2018年現在での東京メトロ日比谷線ではこの車両を置き換えた03系が新型車13000系によって置き換えが始まっており、あと数年で姿を消すとされています。
それだけの年月が流れ、今もなお信濃の地で活躍している車両になります。

1265.【秩父鉄道】鉄道の日記念 ふかや花園駅開業記念乗車券

本年も10月になり、鉄道の日シーズンが到来しました。2018年も10月6日・7日に日比谷公園で「鉄道フェスティバル」が開催され、多くの人が訪れたとともに会場に出展した鉄道各社においては、記念きっぷをはじめとした多くのグッズが発売されました。ここに、その会場で入手したアイテムを公開していきます。
 
まずは、この時期に新駅が開業する秩父鉄道になります。
 
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 名称   :鉄道の日記念 ふかや花園駅開業記念乗車券 鉄道フェスティバルver.
 発行社局:秩父鉄道
 発売日  :2018年10月6日
 値段   :580円
 購入個所:鉄道フェスティバル会場(日比谷公園)
 シリアルNo.:0125
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秩父鉄道においては2018年10月20日に新駅「ふかや花園」駅が開業します。埼玉県深谷市内の永田~小前田間に開業する駅になります。駅間が長い一方でこの駅至近にアウトレットモールの整備が行われることから新設することになったものです。
 
記念乗車券はふかや花園からの片道券と往復券が補充軟券でセットされています。なお、この記念乗車券には「鉄道フェスティバルver.」と台紙に記載されておりますので、今後駅開業当日には別様式での発売があるのでしょうか?
 
 
さて、秩父鉄道においては今回も鉄道の日を記念した乗車券が会場で発売されました。合わせて公開いたします。
 
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 名称   :鉄道の日記念 第25回鉄道フェスティバル出展記念乗車券
 発行社局:秩父鉄道
 発売日  :2018年10月6日
 値段   :720円
 購入個所:鉄道フェスティバル会場(日比谷公園)
 シリアルNo.:0120
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鉄道の日イベントである日比谷公園の鉄道フェスティバルに出展を記念して会場内で発売された記念乗車券は、かつて秩父鉄道で活躍した1000系・2000系・3000系を台紙にあしらった準常備券及び往復乗車券の硬券がセットされています。1000系は国鉄・JR101系の譲受車で1986年に入線して2014年まで運行されていた車両で、秩父鉄道のリバイバルカラーや旧国電塗装などが再現されました。2000系は東急7000系(先代)の譲受車で1991年に入線したものの秩父鉄道では使いかってが悪かったのか2000年にわずか9年で1000系よりも先立って姿を消しています。秩父鉄道にはその後2009年に東急8500系が7000系として、2010年からは東急8090系が7500系として入線していますが、これら車両とは秩父の地では共演はしていません。3000系はJR165系の譲受車で1992年に入線し急行「秩父路」号として活躍し2006年に引退した車両です。
 
鉄道の日時期に合わせるかのように、地域の利便性向上に向けて開業する秩父鉄道の新駅になります。

2018.10.03

1264.【西武】西武グループ「赤電」コラボ記念乗車券

系列会社で懐かしの外装を再現した車両が揃い、コラボレーション企画として記念乗車券が発売されました。
 
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 名称   :西武グループ「赤電」コラボ記念乗車券
 発行社局:西武鉄道
 発売日  :2018年10月3日
 値段   :1,000円
 購入箇所:武蔵境駅
 シリアルNo.:1012
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西武鉄道をはじめとした西武グループ各社において、懐かしの外装「赤電」カラーの車両が揃ったことから、西武鉄道と系列会社である伊豆箱根鉄道・近江鉄道と3社でコラボレーションを行った記念乗車券になります。
乗車券は西武・伊豆箱根・近江の3社の赤電塗装の車両をあしらった各社のD型硬券乗車券がセットされています。なお乗車券のデザインは3社共通で台紙が各社で異なっています。当初は2018年9月29日に近江鉄道のイベントで3社分セットで先行発売を予定していたのですが、台風の影響で先行発売は中止となり本日より各社で発売となりました。
 
西武鉄道において「赤電」塗装は1960年代ごろから採用されたもので、101系以前に導入された車両の外装でした。その後赤電塗装で登場した701系・801系・411系(改造により401系になる)は足回り及び空制システムの変更や冷房化等の改造により黄色塗装になりましたが、それ以前の旧型車が赤電塗装で残り、最後の車両は多摩湖線で運行されていた351系が1990年に引退し姿を消しました。その後2001年の鉄道の日時期に低運転台の101系に赤電塗装を再現した車両が一時期登場しましたが、2018年になりまだ残っていた新101系に1編成赤電塗装が再現されました。この編成は現在でも多摩川線で運行されています。
なお系列会社におきましては、伊豆箱根鉄道では小田原から大雄山を結ぶ大雄山線で5500系に1編成赤電塗装を再現しており、近江鉄道でも西武401系の譲受車1編成が赤電塗装になっています。
 
西武グループ3社コラボレーション企画となった記念乗車券、それぞれ懐かしの外装「赤電」を再現した車両をあしらいました。

2018.10.01

1263.【西武】拝島線開通50周年記念乗車券

本年2018年より座席指定列車が定期的に運行されるようになった路線、開通50周年を迎え記念乗車券が発売されました。
 
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 名称   :拝島線開通50周年記念乗車券
 発行社局:西武鉄道
 発売日  :2018年10月1日
 値段   :1,500円
 購入箇所:拝島駅
 シリアルNo.:0101
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2018年で開通から50周年を迎えた路線は西武拝島線になります。新宿線の小平から分岐してJR青梅線などとの乗換駅となる拝島を結ぶ路線で、新宿線と直通運転を行っています。
 
この路線の歴史はまず現在の西武多摩湖線を開通させた多摩湖鉄道により小平~萩山間が1928年に開通、戦後上水線として1950年に小川~玉川上水間が開通、1962年に萩山~小川間が開通し、今から50年前の1968年5月に玉川上水~拝島間が開通、現在の拝島線の路線開通しました。
 
全線開通当初は武蔵野の面影残る風景の走行していた路線でしたが、沿線における宅地化が進み、西武新宿への直通列車も多く設定され利便性を向上させてきました。また2018年3月からは、西武新宿から拝島線へ夕方から夜間にかけて座席指定列車「拝島ライナー」の運転も始まり、その利便性を高めています。
 
50周年を迎えこの記念乗車券を購入した拝島駅では写真展が行われていました。この記念乗車券は昭和40年代ごろの赤電時代の701系が停車している玉川上水駅を表紙として、小平・萩山・小川を含めた拝島線各駅の古い時代の駅舎の写真をあしらったD型硬券乗車券がセットされています。
 
複雑な変遷の元、50年前に全線開通した西武拝島線、その節目で発売されました記念乗車券になります。

2018.09.30

1262.【東武】500系リバティ 2018年鉄道友の会ローレル賞受賞 記念乗車券

新型車ラッシュであった2017年、その年運行を開始した車両の中から翌年に優秀な車両を鉄道友の会が選定する「ローレル賞」、2018年栄えあるローレル賞を受賞した東武500系「リバティ」、その記念乗車券が発売されました。
 
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 名称   :500系リバティ 2018年鉄道友の会ローレル賞受賞 記念乗車券
 発行社局:東武鉄道
 発売日  :2018年9月30日
 値段   :1,000円
 購入箇所:池袋駅
 シリアルNo.:2381
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2018年のローレル賞を受賞した東武500系リバティ、東武鉄道において新たな運行形態を実現するにあたり、既存の特急車とは一線を画す車両を開発し、新たな風を呼び込んだことが評価されました。東武鉄道においてローレル賞受賞は初、最優秀車両を選定するブルーリボン賞を含めますと100系「スペーシア」が1991年にブルーリボン賞を受賞していますので、それ以来となります。
 
ローレル賞受賞を記念して発売された記念乗車券になります。鉄道友の会の選考委員会のコメントが台紙に記載され、短冊型軟券と硬券の乗車券がセットされているというものになります。
 
2017年4月のダイヤ改正から運行を開始した東武500系リバティ、日光・鬼怒川・会津田島へ、また夕方から夜間には大宮・運河へ東武アーバンパークラインへ直通し着席サービスにも応える列車として、今日も好評の上運転されています。

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2011年11月 ありがとう!京王井の頭線3000系

  • Img_9050
    2011年12月、約49年にもわたり京王井の頭線で活躍してきた3000系、レインボーカラーに彩られ井の頭線のイメージを確立したこの車両も、ついに終焉となりました。最後の編成となったのはライトブルーの3028F、この編成は1987年に入線し活躍してきました。 末期には朝のラッシュ時間帯に運よく富士見ヶ丘~渋谷の1往復の運用にしか就かなくなってしまった3000系、2011年11月には「さよなら運転」として日曜日の昼間に井の頭線全線で運転され、最後の走りを披露しました。また11月20日には富士見ヶ丘車両基地において「ありがとう3000系フェスタ」も開催され、事前申込制であったこのイベントにも参加して、最後の姿を見てきました。井の頭線沿線で生まれ育ち、それこそこの車両の活躍をみて育ったと自負する私にとって、感慨深い月になった2011年11月、3000系最後の姿をぜひ皆様にご覧いただきたいと思います。

中央線201系

  • 2010101700
    JR中央線で約30年にもわたり活躍した201系、特に多摩地域においては、長きにわたり親しまれた車両で、私も小・中学生時代は遠足で、学生時代は通学で、そして社会人になってからも通勤などで利用したなじみ深い車両でした。時の国鉄が「省エネ電車」として中央線に導入された201系。そしてほとんどの車両が中央線から離れることなく、この路線で「オレンジバーミリオン」の外装で生涯を終えました。すでに引退して時が過ぎましたが、私が撮影した201系の思い出として、どうぞご覧下さい。

2002年100周年を迎えた江ノ電

  • Img_0527
    2001年12月に初めてデジカメを購入して、翌年から1年間通った路線があります。藤沢から鎌倉を結ぶご存知江ノ電です。この年は江ノ電が開業して100周年という節目の年で、各車両にステッカーなどが付いています。また世代交代もあった年です。 自分の思い出アルバムの中から公開いたします。どうぞご覧下さい。

惜別 名鉄岐阜600V線区

  • 2005032101
    2005年3月31日、惜しまれつつも廃止を迎えた名鉄岐阜市内線・揖斐線・美濃町線・田神線の総称「岐阜600V線区」。 私が初めて訪れたのは、1999年の夏のことでした。名古屋本線で新岐阜に着くと、駅前に停車していた電車に乗り、車の洪水の中を抜け、のどかな風景の中を走っていきました。
    その後2001年2月、そして2005年と何度か訪れたのですが、ついにこれら路線も命運が尽きてしまいました。そこで、名鉄岐阜600V線区で活躍していた古豪から最新鋭車まで、個性豊かな車両たちへの思い出をつづり、このアルバムを作成しました。
    このアルバムでは、2001年9月30日の運行をもって廃止となった谷汲線・揖斐線(黒野~本揖斐)のモ750も登場しています。いずれにしましても、今では思い出になってしまった、名鉄岐阜600V線区へのレクイエムです。 どうぞご覧下さい。

    お断り>
    今回のアルバムは、一部ポジプリントからスキャンしたもの、あるいは携帯電話内蔵カメラで撮影した画像も含まれています。特に1999年・2001年撮影のものはすべてポジプリントからのスキャンになります。つきましては画質にやや難があるものがあります。ご了承ください。