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2018.06.15

1250.【東武】東武アーバンパークライン60000系就役5周年記念乗車券

近年発展が著しい路線に導入された車両、デビューから5周年を迎えました。
 
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 名称   :東武アーバンパークライン60000系就役5周年記念乗車券
 発行社局:東武鉄道
 発売日  :2018年6月15日
 値段   :500円
 購入箇所:大宮駅
 シリアルNo.:0019
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デビュー5周年を迎えた車両は、東武60000系になります。大宮から春日部・柏を経由して船橋を結ぶ野田線用車両として導入されました。東武野田線においては、従来は本線系統から転用されてきた車両で運行されてきた中、この路線専用の新形式車両が導入されたということで、大変大きな反響がありました。
アルミ製の車体にブルーとイエローグリーンであしらわれた60000系は、2013年6月15日よりまず2編成が導入され運転を開始しました。  
それから5年が過ぎて発売されました記念乗車券になります。山口県下松市のメーカーから甲種輸送で運ばれているシーンやデビュー当時の写真をあしらった台紙に、準常備券を含んだ硬券乗車券2枚がセットされています。
 
60000系がデビューして5年が過ぎた東武野田線、この間増備が続いた中においてこの路線においても大きな変化がありました。デビュー翌年の2014年から、東武野田線は「東武アーバンパークライン」という愛称で案内されるようになり、2016年には大宮~春日部間で急行列車の運転を開始しました。そして、2017年からは新型特急車500系「リバティ」により夕方から夜間にかけて特急「アーバンパークライナー」が浅草・大宮から設定され、この路線にも着席サービスが提供されるようになりました。
 
この5年で大きく変化し発展した東武野田線・アーバンパークライン、現在では逆井~六実間で複線化工事が行われており2019年度完成予定とのことで、この工事が完成すると運河~柏~船橋間が複線となり、2020年春にはこの区間でも急行の運転開始が予定されています。また、清水公園~梅郷間では連続立体化工事が進められており、この区間にある愛宕・野田市の各駅は高架駅になります。
 
今後もさらに変革し発展していくであろう東武野田線・アーバンパークライン、その象徴となった60000系車両、早くも就役からあっという間に5年が過ぎました。

2018.06.09

1249.【東武】TJライナー運行開始10周年記念乗車券

お勤め帰りに座って帰れるライナー列車、運行開始からまもなく10年が過ぎようとしています。
 
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 名称   :TJライナー運行開始10周年記念乗車券
 発行社局:東武鉄道
 発売日  :2018年6月9日
 値段   :1,000円
 購入箇所:池袋駅
 シリアルNo.:0137
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運行開始から10周年を迎えるライナー列車は、東武東上線で運行されている「TJライナー」になります。2008年6月14日に実施されたダイヤ改正により、夕方から夜間の時間帯下りに設定された座席指定列車になります。この時代、東武では通勤車両として50000系列が増備されていましたが、TJライナー用として50090系を導入、この車両はロング・クロス転換構造を持つ車両で、TJライナーとして運行するときはクロスシートモードで運転され、それ以外の時間帯ではロングシートモードで運転されるという、関東では当時初お目見えの構造の車両でした。TJライナーは池袋から乗車時に座席指定券が必要で、最初の停車駅ふじみ野からは普通乗車券のみで乗車可能な列車となりました。
それまでは、運行距離が比較的長い路線ながらもロングシートの通勤車しか存在しなかった東武東上線に登場したクロスシート構造でかつ座席指定列車となりました。
 
運行を開始したTJライナーは好評でその後のダイヤ改正で増発されたとともに、2016年3月のダイヤ改正からは朝時間帯の上り池袋行きにもTJライナーが設定されるようになりました。
 
運行開始から10周年を迎えるにあたり発売されました記念乗車券になります。TJライナーになる際のクロスシートの座席をあしらったシート型の乗車券で、座席の生地が添付されているというものになります。
 
2008年6月のTJライナー運行開始の日は、東京メトロに副都心線が開業した日でもあり、その日の夕方に友人が確保してくださったTJライナー1号の座席指定券で、運行開始日に早速森林公園まで乗車したという思い出があります。あの日から早くも10年、その後首都圏では同種構造を持つライナー列車が各地で登場するようになりましたが、その嚆矢となった東武東上線のTJライナー、いつの間にかそれだけの年月が過ぎました。

2018.06.04

1248.【上信】さよなら151形記念乗車券

群馬県にある私鉄の一つである上信電鉄において、主力として活躍した車両が引退することになり発売されました記念乗車券になります。
 
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 名称   :さよなら151形記念乗車券
 発行社局:上信電鉄
 発売日  :2018年5月24日
 値段   :1,000円
 購入箇所:高崎駅
 シリアルNo.:0190
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先日引退を迎えた車両は、上信電鉄の151編成(クモハ151-クモハ152)になります。この車両は、1992年に西武鉄道より401系を譲受した車両になります。なお西武鉄道から3編成が譲渡された150形のうち、西武401系が種車になるのは、この編成のみになります。入線時はコーラルレッドの外装でしたが、広告塗装とまとった後はクリームと緑のストライプの外装になりました。
 
西武401系は701系等との増結用に導入された吊り掛け駆動の411系が元になります。前面は切妻式で湘南型と並ぶ一時代の西武スタイルを持っていた車両になります。その後1980年代に701系と合わせて高性能車化・冷房化が行われ外装も黄色になって401系となって運転されてきました。西武では701系とともに1997年で全車引退し、一部車両が上信電鉄のほか三重県の三岐鉄道や滋賀県の近江鉄道に譲渡されました。しかし、上信電鉄においては老朽化のため置き換えられることになり、2018年5月25日の運転をもって定期運用からは離脱しました。この編成の引退を記念して発売されました記念乗車券になります。
 
上信151編成は今後さよなら運転が予定されているようです。西武時代から数えると53年間の歴史を数えまもなくその生涯を終えようとしています。

1247.【ひたちなか海浜鉄道】ひたちなか海浜鉄道開業10周年記念乗車券・記念入場券

茨城県の常磐線勝田駅から阿字ヶ浦を結ぶ湊線、茨城交通からひたちなか海浜鉄道に移管して、本年2018年で10周年の佳節を迎えました。これにあわせて発売されました記念きっぷを公開いたします。
 
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 名称   :ひたちなか海浜鉄道開業10周年記念乗車券
 発行社局:ひたちなか海浜鉄道
 発売日  :2018年5月13日
 値段   :1,000円
 購入個所:那珂湊駅
 シリアルNo.:0194
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 名称   :ひたちなか海浜鉄道開業10周年記念入場券
 発行社局:ひたちなか海浜鉄道
 発売日  :2018年5月13日
 値段   :600円
 購入個所:那珂湊駅
 シリアルNo.:0164
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茨城交通が運営していた湊線、利用客の低迷で廃止という提案がなされましたが、沿線地域において存続運動が実施された結果、2008年4月1日にひたちなか市が主に出資した第三セクター鉄道、ひたちなか海浜鉄道に移管されました。
 
移管に際しまして公募により社長を募集し、発足後は沿線地域の方々と活性化にむけた地道な取り組みを行ってきました。車両については外装を変更した一方、残っていた旧型車両については国鉄気動車色を再現して人気を集めました。活性化策などが実を結ぶ経営も安定してきた中、2011年3月11日に発生した東日本大震災ではこの路線も大きな影響を受け数か月間全線運転ができない状況に追い込まれましたが、その後復旧を果たし運転再開しました。また設備面については、金上駅に交換設備を復活させたり、新駅として高田の鉄橋駅を開業させました。また一方で人気を集めていた旧型気動車についても置き換えを行い、兵庫県で廃線となった三木鉄道から1両譲り受けたのち、JR東海及び東海交通事業からキハ11形を譲り受け車両の更新を行いました。
さらに特筆すべきこととしまして、那珂湊駅に迷い込んだ猫を世話したところこの駅に住み着き「駅ネコ」として、人気を集めるようにもなりました。
 
地域の鉄道として再出発して10年という節目を迎えて発売されました記念きっぷになります。記念乗車券は現在活躍中の車両をあしらった台紙に硬券・常備軟券がセットされ、記念入場券はひたちなか海浜鉄道発足後にエピソードがあった4駅(金上駅・高田の鉄橋駅・那珂湊駅・阿字ヶ浦駅)の硬券入場券がセットされました。
 
開業から10周年を迎えたひたちなか海浜鉄道ですが、これから先には阿字ヶ浦からひたち海浜公園までの延伸計画があり、また沿線において統廃合により新設される小学校の前に新駅の予定があり、この鉄道を活用した取り組みが行われようとしています。
 
地域の皆様方と協力して、これからのひたちなか海浜鉄道の発展を祈念したいと思います。

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2011年11月 ありがとう!京王井の頭線3000系

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    2011年12月、約49年にもわたり京王井の頭線で活躍してきた3000系、レインボーカラーに彩られ井の頭線のイメージを確立したこの車両も、ついに終焉となりました。最後の編成となったのはライトブルーの3028F、この編成は1987年に入線し活躍してきました。 末期には朝のラッシュ時間帯に運よく富士見ヶ丘~渋谷の1往復の運用にしか就かなくなってしまった3000系、2011年11月には「さよなら運転」として日曜日の昼間に井の頭線全線で運転され、最後の走りを披露しました。また11月20日には富士見ヶ丘車両基地において「ありがとう3000系フェスタ」も開催され、事前申込制であったこのイベントにも参加して、最後の姿を見てきました。井の頭線沿線で生まれ育ち、それこそこの車両の活躍をみて育ったと自負する私にとって、感慨深い月になった2011年11月、3000系最後の姿をぜひ皆様にご覧いただきたいと思います。

中央線201系

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    JR中央線で約30年にもわたり活躍した201系、特に多摩地域においては、長きにわたり親しまれた車両で、私も小・中学生時代は遠足で、学生時代は通学で、そして社会人になってからも通勤などで利用したなじみ深い車両でした。時の国鉄が「省エネ電車」として中央線に導入された201系。そしてほとんどの車両が中央線から離れることなく、この路線で「オレンジバーミリオン」の外装で生涯を終えました。すでに引退して時が過ぎましたが、私が撮影した201系の思い出として、どうぞご覧下さい。

2002年100周年を迎えた江ノ電

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    2001年12月に初めてデジカメを購入して、翌年から1年間通った路線があります。藤沢から鎌倉を結ぶご存知江ノ電です。この年は江ノ電が開業して100周年という節目の年で、各車両にステッカーなどが付いています。また世代交代もあった年です。 自分の思い出アルバムの中から公開いたします。どうぞご覧下さい。

惜別 名鉄岐阜600V線区

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    2005年3月31日、惜しまれつつも廃止を迎えた名鉄岐阜市内線・揖斐線・美濃町線・田神線の総称「岐阜600V線区」。 私が初めて訪れたのは、1999年の夏のことでした。名古屋本線で新岐阜に着くと、駅前に停車していた電車に乗り、車の洪水の中を抜け、のどかな風景の中を走っていきました。
    その後2001年2月、そして2005年と何度か訪れたのですが、ついにこれら路線も命運が尽きてしまいました。そこで、名鉄岐阜600V線区で活躍していた古豪から最新鋭車まで、個性豊かな車両たちへの思い出をつづり、このアルバムを作成しました。
    このアルバムでは、2001年9月30日の運行をもって廃止となった谷汲線・揖斐線(黒野~本揖斐)のモ750も登場しています。いずれにしましても、今では思い出になってしまった、名鉄岐阜600V線区へのレクイエムです。 どうぞご覧下さい。

    お断り>
    今回のアルバムは、一部ポジプリントからスキャンしたもの、あるいは携帯電話内蔵カメラで撮影した画像も含まれています。特に1999年・2001年撮影のものはすべてポジプリントからのスキャンになります。つきましては画質にやや難があるものがあります。ご了承ください。