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2018.03.10

1237.【小田急】複々線完成 記念乗車券・入場券

小田急において長い間追い続けてきた夢、ついに叶いました。
 
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 名称   :複々線完成 記念乗車券・入場券
 発行社局:小田急電鉄
 発売日  :2018年3月10日(先行発売)
 値段   :2,000円
 購入箇所:新型特急ロマンスカー・GSEお披露目会会場(海老名電車基地)
 シリアルNo.:0286
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小田急が長い年月をかけて追い続けてきた夢とは、代々木上原~登戸間の複々線化でした。1964年に都市計画が決定したものの、その費用などがネックとなっていた中、輸送需要は増え続けラッシュ時間帯の混雑は悪化を続け、特に下北沢近くになると列車が団子運転となり通常時よりも時間がかかるようになるといった状況になりました。この状況を解決するために、地下鉄千代田線が接続する代々木上原から多摩川を渡り登戸までの区間を複々線化することになり、地下鉄千代田線直通運転開始時点で代々木上原~東北沢間が複々線になっておりましたが、時代が平成に入ってから1989年より、まず喜多見~和泉多摩川間より着工することになりました。 
複々線化と合わせてこの区間の踏切の解消のための立体化も同時施工で行われ、ほとんどの箇所は高架線になりました。その後は工事の施工区間も広がり、成城学園前駅は地下となり、経堂にあった車庫が喜多見に移転したのも、複々線化の一環になります。1997年に喜多見~和泉多摩川間の高架複々線化が完成し、この区間から複々線で運転が始まりました。また、和泉多摩川~登戸間にある多摩川の橋梁も架け替えられました。
すでに宅地化が進んでいた地域において複々線化を進めることになったことから、その工事は多大な苦労を伴いましたが、その中で最大の難関になったのが下北沢駅付近になり、すでに商店等が密集した狭隘な中、上を京王井の頭線が越えているというところではありましたが、下北沢駅を含む東北沢~世田谷代田間は地下2層方式で建設が進められ2013年にこの区間の地下化が完成、その後複々線化の工事が行われ、つい先日2018年3月3日より代々木上原~梅ヶ丘間の複々線化とあわせて登戸駅の4線化も完成し、代々木上原~登戸間の複々線化がようやく完成する運びとなりました。この間約29年、平成の時代のほぼすべてを費やして完成しました。
 
複々線完成を記念して発売されましたアイテムになります。複々線化区間の乗車券2枚と、複々線化区間に含まれる各駅の硬券入場券がセットされたもので、台紙にはこの事業の経過を写真を含めて記載したものになっています。ここに掲載された写真に写っている車両を観ましても、この複々線化工事が大変長きにわたり進められてきたことを物語っています。このアイテムは、本日よりまずは海老名電車基地で開催された新型ロマンスカーGSEお披露目会会場で先行発売され、通常の発売は明日3月11日から複々線化区間の各駅で発売されます。
 
複々線化が完成した小田急、今月17日にダイヤ改正が行われ、完成した複々線を活かして特にラッシュ時間帯の所要時間短縮が行われます。
 
小田急が長い年月をかけて追い続けてきた夢が叶った2018年春になります。

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2011年11月 ありがとう!京王井の頭線3000系

  • Img_9050
    2011年12月、約49年にもわたり京王井の頭線で活躍してきた3000系、レインボーカラーに彩られ井の頭線のイメージを確立したこの車両も、ついに終焉となりました。最後の編成となったのはライトブルーの3028F、この編成は1987年に入線し活躍してきました。 末期には朝のラッシュ時間帯に運よく富士見ヶ丘~渋谷の1往復の運用にしか就かなくなってしまった3000系、2011年11月には「さよなら運転」として日曜日の昼間に井の頭線全線で運転され、最後の走りを披露しました。また11月20日には富士見ヶ丘車両基地において「ありがとう3000系フェスタ」も開催され、事前申込制であったこのイベントにも参加して、最後の姿を見てきました。井の頭線沿線で生まれ育ち、それこそこの車両の活躍をみて育ったと自負する私にとって、感慨深い月になった2011年11月、3000系最後の姿をぜひ皆様にご覧いただきたいと思います。

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    お断り>
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