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2017.12.31

今後の弊ブログについて

平素、弊ブログ Kaz-T's Museum 『蒐集鉄の記録』 にご来訪いただきまして、ありがとうございます。
 
2015年7月より、これまで私が蒐集してきた記念きっぷやカードなどを公開するために記事を作成してきた弊ブログですが、これにて予定していたアイテムの公開が完了しましたことをお知らせいたします。
「人生の棚卸し」という意義もあった弊ブログ、振り返りますと1,228件にわたる膨大な件数の記事がこれまで作成されました。
 
今後は、新たにアイテムを入手した際に記事の作成・更新を行っていきます。なお、コメントについてはすべての記事でこれまでどおり受け付けます。
 
更新の頻度は下がりますが、今後も皆様のご来訪をお待ちいたしております。
 
2017年12月31日 Kaz-T

 

2017.12.28

1228.【京王】7000系車両入線記念乗車券

1986年に当時の国において「特定都市鉄道整備促進特別措置法」が制定されました。これは輸送力増強による線増や車両増結などの改良工事において、特定都市鉄道整備積立金として運賃に積み立て分を上乗せして、これら工事が完成後に積立金を取り崩して利用客に還元し、完成後の運賃上昇を抑えるというものです。この法律により定められた積立期間及び工事期間は10年とされました。
この時代ラッシュの混雑が激化の一途をたどっていた首都圏の私鉄各社においては、この制度を活用し1987年の運賃改定より積み立てを開始し、輸送力増強の改良工事が本格的に進められました。
 
そしてこの制度活用開始から10年が過ぎた1997年、車両の大型化や増結による輸送力増強工事を選択した京王では予定していたすべての工事が完了し、この年の12月28日の運賃改定で積立停止と積立金取り崩し分を合わせて9.1%の運賃値下げという快挙をなしえました。この快挙を支えた車両のデビュー当時に発売されましたアイテムを公開いたします。
 
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 名称   :7000系車両入線記念乗車券
 発行社局:京王帝都電鉄
 発売日  :1984年3月9日
 値段   :300円
 購入箇所:吉祥寺駅
 シリアルNo.:0043
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1984年3月に京王線に登場した車両は7000系になります。京王線系統では初のステンレス車体の車両になります。外観は6000系をステンレス車体とした感じで、電装品等は6000系とほぼ同じ界磁チョッパ制御になります。この車両は普通列車用として5両編成で導入され、この時代残っていた「グリーン車」と呼ばれていた2010系等を置き換えました。
デビュー間もないころ、この7000系に乗りたくてあえて普通列車に乗車したという思い出があります。
 
7000系登場時に発売された記念乗車券になります。地元の井の頭線吉祥寺駅で入手しました。登場時は前面は銀色、帯は臙脂色というもので、今日の姿とは異なっていることがうかがえます。
 
京王7000系は普通列車用として導入されたことから当初は5両編成でした。この時代の京王線系統の普通列車は2010系や5000系などの18m車体で6両編成でしたので、それに合わせてになります。その後輸送力増強で6両編成になり,、8両編成も登場しました。1987年頃からの8両編成での増備車からは、側面の鋼体がコルゲートからビード加工になり前面はアイボリーに、側面の幕部にも臙脂のラインが入りました。前面のアイボリー化は従前の7000系に波及しましたが、幕部の臙脂ラインはほどなくして撤去されました。その後も増備が続きましたが、1992年の8000系登場後も特定都市鉄道整備促進特別措置法により実施された普通列車の輸送力増強、10両編成化に向けて増備が続けられました。1993年に6両編成で残っていた編成の10両化により4両編成が登場、この年から朝ラッシュ時間帯で4+6の普通列車の運転が始まりました。翌年には8両編成の増結用に2両編成が登場、2+8の10両編成も出現しました。そして1996年にビード加工の車体で入線した8両編成5本を10両固定編成にするための中間車が入線し、総勢190両が導入されました。1993年以降に増備された車両の入線と各駅ホームの延伸等をもって、京王線系統の特定都市鉄道整備促進特別措置法を適用した輸送力増強工事は完了し、1997年の運賃値下げの快挙につながることになります。
 
元々は普通列車のサービス向上という目的で導入された車両であっただけに、この車両の優等運用はごくまれに平日の急行運用や休日の東京競馬開催時に運転される臨時急行ぐらいでしかなく、普通列車の運用に就くことが多かった車両になりますが、2001年のダイヤ改正からは6000系や8000系に混じって特急や準特急などの運用にも就くことになりました。
 
それ以降も7000系は変化を続けます。2003年頃から臙脂帯から京王のコーポレートカラーといえる赤と青のラインに変更され、また経年による更新とあわせてVVVFに換装され車内に案内情報装置が搭載されました。その後は編成替えが行われ10両固定編成化や4+6の10両編成も多くなり、一方で平日の競馬場線の2両編成のワンマン運転や、動物園線の4両編成のワンマン運転で「TAMA ZOO」トレインになった編成も出現しています。輸送力増強による増結や近年のVVVF化や編成替えにより多数の改番が発生しており、原車号・編成を追うことが困難な車両が多いという変化を遂げました。
 
地味ながらも京王線の輸送力増強に貢献した7000系、本年でデビューから33年が過ぎました。ステンレスの車体は更新も行われたこともあってそれほどの劣化は感じさせませんが、やはり経年により最近廃車が発生したようです。今後は徐々に姿を消していくことになる車両になるのかもしれません。

2017.12.27

1227.【京急】2000形誕生30周年 リバイバル塗装記念乗車券

かつて京急において快速特急として活躍した車両、デビューから30周年を迎えた際に発売されましたアイテムを公開いたします。
 
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 名称   :2000形誕生30周年 リバイバル塗装記念乗車券
 発行社局:京浜急行電鉄
 発売日  :2013年2月16日
 値段   :2,000円
 購入箇所:
 シリアルNo.:0694
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今から35年前の1982年12月、京急に登場した車両は2000形になります。快速特急という花形列車に使用する車両として登場、2ドアクロスシートという構造で斬新なデザインは当時評判になり、1983年に鉄道友の会からその年のNo.1を決めるブルーリボン賞を受賞しました。
 
快速特急で活躍した2000形でしたが、1998年に後継の2100形が登場すると3ドア化及び外装も白帯に変更になり、オリジナルスタイルでの運行は2000年で終了しました。
 
その後は主にラッシュ時間帯の特急といった限られた運用にしか入らなくなってしまった2000形、2010年のダイヤ改正においては新逗子から羽田空港に向かうエアポート急行の運用に入ることになり、また見かけることは多くなりました。
 
そして2012年、デビュー30周年を記念して残っていたトップナンバー編成に、登場時の赤と白のツートン色の外装を再現したことから発売されました記念乗車券になります。2000形登場時の様子と変遷をあしらった台紙にD型硬券乗車券3枚がセットされています。
3ドア化され往年のスタイルからは変わってしまいましたが、この車両が輝いていた白と赤の登場時の外装が再現されました。
 
この記念乗車券発売からまもなく5年になります。まだリバイバルカラーになった編成は残っていますが、2000形自体が経年により徐々に数を減らしてきています。1980年代の京急のフラッグシップを担い快速特急として活躍した車両になります。

2017.12.23

1226.【JR東日本】E353系デビュー記念入場券

中央本線の特急「スーパーあずさ」号、待望の新型車両がデビューしました。
 
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 名称   :E353系デビュー記念入場券
 発行社局:東日本旅客鉄道
 発売日  :2017年12月23日
 値段   :1,280円
 購入箇所:松本駅
 シリアルNo.:0229
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中央本線を走る特急列車「あずさ」号、このうちE351系で運転される列車は「スーパーあずさ」号と呼ばれておりますが、その置き換え用に登場したE353系、本日より営業運転を開始したことから発売されました記念きっぷになります。松本から新宿までのあずさ号の主要停車駅の硬券入場券が、E353系の特徴などを記した台紙にセットされています。この記念きっぷは長野県内のスーパーあずさ号の停車駅で発売されましたので、私は松本駅にて購入しました。前日に松本入りして当日朝駅に向かいますとすでに列ができておりましたが、このように入手することができました。その帰りで運転を開始したE353系のスーパーあずさ号に乗車しました。
 
E353系は空気バネ高さ制御により車体を傾けて走行するという機能があり、カーブが多い中央本線においても高速で走行できるという性能を持ち、また動揺防止制御装置や全席に電源コンセントやLED照明といった装備がなされた車両になり、従来のE351系やE257系から進化した特急車両になります。早速その乗り心地を体感したことになります。
 
本日より4往復のスーパーあずさ号でデビューしたE353系、今後も増備され2018年3月のダイヤ改正ではすべてのスーパーあずさ号がE353系で運転されるようになり、E351系を置き換えます。
 
最初の編成が入線し、試運転やそれに伴う調整に長い時間を要しましたが本日より運転を開始したE353系、満を持してのデビューとなりました。これから中央本線のフラッグシップとして新宿から甲斐路・信濃路で活躍するE353系、今後の活躍は大いに期待できることでしょう。

2017.12.20

1225.【豊橋鉄道】LRV T1000形「ほっトラム」 2009年ローレル賞受賞記念乗車券

2008年に豊橋鉄道市内線に登場した「ほっトラム」T1000形、その機能やデザイン性などが評価され、翌年2009年に鉄道友の会よりローレル賞が贈られました。
 
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 名称   :LRV T1000形「ほっトラム」 2009年ローレル賞受賞記念乗車券
 発行社局:豊橋鉄道
 発売日  :2009年10月25日
 値段   :600円
 購入箇所:新豊橋駅
 シリアルNo.:00366
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鉄道友の会よりローレル賞が贈られた豊橋鉄道T1000形「ほっトラム」、人にやさしい低床構造を純国産で製造された点などが評価されての受賞となりました。授賞式の日に発売されたアイテムで、豊橋鉄道としては初の受賞となったローレル賞受賞の勲章を記念したものになります。
 
豊橋の地で運転されている路面電車、この路線ではT1000形のほか、やはりローレル賞受賞車両である元東京都電7000形である3500形や元名鉄美濃町線800形である800形も運行されています。
 
市民に親しまれた路面電車、今日も豊橋の街を運行している車両になります。

2017.12.19

1224.【豊橋鉄道】豊橋鉄道市内線T1000形「ほっトラム」誕生記念乗車券

豊橋の街で運行されている路面電車に登場した新型車両、デビュー当時に発売されたアイテムになります。
 
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 名称   :豊橋鉄道市内線T1000形「ほっトラム」誕生記念乗車券
 発行社局:豊橋鉄道
 発売日  :2008年12月19日
 値段   :600円
 購入箇所:新豊橋駅
 シリアルNo.:01255
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豊橋鉄道市内線において、2008年に登場した車両はT1000形で「ほっトラム」という愛称がつけられました。豊橋鉄道としては83年ぶりとなる完全新製車となり、3車体2台車の連接構造を採用した全面低床構造の車両で、従来車と比較して段差が少なくなりました。またこの車両は低床型車両として完全国産の初の車両となりました。
 
豊橋でデビューした「ほっトラム」、デビューから9年になります。その後は増備はなされていないようで、現在も1編成のみの存在になります。またこの車両の同形となる車両が、2010年に富山地方鉄道市内線に導入されました。
 
豊橋の街をゆく、人にやさしい車両になります。

2017.12.18

1223.【相鉄】相模鉄道株式会社創立100周年記念入場券セット

本日相模鉄道は創立から100周年を迎えました。これに合わせて発売されたアイテムになります。
 
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 名称   :相模鉄道株式会社創立100周年記念入場券セット
 発行社局:相模鉄道
 発売日  :2017年12月18日
 値段   :3,750円
 購入箇所:横浜駅
 シリアルNo.:0017
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創立100周年を記念して発売された記念入場券セットになります。クロス貼りで装丁されたケースに新旧車両をあしらった相鉄全駅のD型硬券入場券と、100年の歴史の中で廃止あるいは改名となった駅の複製券がセットになり、またかつて神中鉄道と呼ばれていた時代の路線図と時刻表の復刻版がセットされました。
 
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付属した復刻版の神中鉄道路線図と時刻表

 
相模鉄道の歴史を紐解きますと今から100年前の12月18日に設立された相模鉄道と、同年に設立された神中鉄道がもとになります。現在の相鉄線となっているのは神中鉄道により開業した路線で、1926年に厚木~二俣川間を開業し、その後延伸し1933年に横浜まで開通しました。1943年に相模鉄道は神中鉄道を吸収合併しますが、1944年に当時の相模鉄道により開業した茅ケ崎~橋本間は国有化され現在のJR相模線となり、残された旧神中鉄道の路線で戦後を迎えました。
電化は進められていましたが、車両は中古車により運転されていた中、1955年に初の新造車かつ高性能車として5000系(初代)が登場、その後は沿線開発が進み急速に輸送人員も伸びてきました。一方で横浜駅西口の開発においても中心的な役割を果たしました。1970年代以降にいずみ野線が開通し、関連事業も大きく成長し発展してきた中で1990年代には大手私鉄に数えられる企業に成長しました。
 
創立100周年の記念日となった本日に発売された記念入場券、私は朝早くに横浜駅で購入しました。装丁された豪華な台紙はもとより結構な大きさで、購入時には紙製のケースに入れられておりました。
 
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このようにケースに入れられていた

 
創立100周年を迎えた相鉄ですが、これに合わせて横浜駅西口にある高島屋デパートでは「大相鉄展」として相鉄の歴史を振り返る催しが行われ、自分も行ってみましたが盛況で地元地域に密着した私鉄であることを感じさせました。
 
これから次の100年への歴史が始まりますが、数年後にはJR・東急に乗り入れて東京都心直通に向けて西谷から東海道貨物線に接続する羽沢横浜国大・東急と接続する新横浜までの区間が建設中で、開業は当初予定よりも遅れていますが、JR乗り入れが2019年度末・東急乗り入れが2022年度末とされています。また本線の星川駅付近の連続高架化も進められており、こちらも2018年度末完成の予定とのことです。さらに都心直通に向けて新型車両となる20000系が入線しており試運転が行われています。当初は今月中に営業運転開始とされており、創立100周年に合わせてのデビューを見込んでいたようでしたが、こちらは来年にもデビューの予定だそうです。(ちなみにこの記念入場券セットの横浜駅の入場券に20000系があしらわれています。)
  
幾多の困難を乗り越え本日創立100周年を迎えた相模鉄道、さらに未来に向けてまた変わりつつあるようです。

1222.【相鉄】創立90周年記念乗車券・記念入場券セット

本日で、相模鉄道は創立記念日を迎えました。今から10年前の2007年に90周年を迎えた際に発売されましたアイテムを公開いたします。
 
まずは記念乗車券になります。
 
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 名称   :創立90周年記念乗車券
 発行社局:相模鉄道
 発売日  :2007年12月1日
 値段   :140円(本線の駅の値段・いずみ野線の駅では異なる)
 購入箇所:横浜駅
 シリアルNo.:0242
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2007年の創立90周年記念で発売された記念乗車券です。発売駅の初乗り運賃の乗車券として短冊型単体で発売され、図柄は開業時のSLとこの当時の最新型車である10000系をあしらった図柄になります。このデザインは1967年に創立50周年記念で発売された記念乗車券をこの時代にアレンジしたもので、この記念乗車券の裏面には1967年に発売された50周年記念乗車券があしらわれているというスタイルになります。
 
90周年の時は同じ日に記念入場券の発売もありました。
 
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 名称   :相模鉄道創立90周年記念入場券セット
 発行社局:相模鉄道
 発売日  :2007年12月1日
 値段   :3,500円
 購入箇所:横浜駅
 シリアルNo.:0118
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記念入場券は、相鉄歴代の車両のイラストをあしらったD型硬券による相鉄全駅の入場券がセットされ、オリジナルカードが付属したフォルダに収められているという豪華仕様になりまし。
また年末時期ですので、この記念入場券セットには2008年の相鉄オリジナル卓上カレンダーも付属しました。
 
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記念入場券セットに付属した卓上カレンダー

 
これらアイテム発売から10年が過ぎ、本日で創立100周年を迎えた相鉄になります。

1221.【相鉄】85周年パスネット

本日12月18日は、相模鉄道が設立された日です。1917年に設立され本年2017年で100周年という佳節を迎えました。今から15年前の2002年に85周年で発売されましたアイテムをまずは公開いたします。
 
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 名称   :85周年パスネット
 発行社局:相模鉄道
 発売日  :2002年12月--日
 値段   :1,000円
 購入箇所:
 シリアルNo.:
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創立85周年を記念して発売された当時関東私鉄・地下鉄共通乗車カードで発売していたパスネットになります。この年にデビューした10000系をあしらいました。
 
10000系については、全編成外装が変更されておりますので、この時代のオリジナルの姿があしらわれているということに注目したいアイテムであるかと思います。

2017.12.17

1220.【西鉄】西鉄100周年記念よかネットカード 第3弾

2008年に創立100周年を迎えた西鉄ではさらにこの時代、西鉄天神大牟田線や西鉄バス・福岡市営地下鉄に乗車できるプリペイドカードとして「よかネットカード」が存在しており、100周年記念カードも3回に分けて発売されました。私の手元には3弾目となる記念カードが手元にありますので、公開いたします。
 
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 名称   :西鉄100周年記念よかネットカード 第3弾
 発行社局:西日本鉄道
 発売日  :2008年9月15日
 値段   :2,000円(1,000円券2枚組)
 購入箇所:西鉄福岡(天神)駅
 シリアルNo.:
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3回に分けて発売された西鉄100周年記念よかネットカード、第3弾はこの時代天神大牟田線の特急で活躍していた8000形をあしらいました。この時8000形1編成を100周年記念電車として、ラッピングされた車両と8000形車両をあしらった2枚セットになります。
 
このアイテムは日比谷公園の鉄道フェスティバル会場では入手できませんでしたが、この年の11月に当時山陽新幹線で最後の運転を行っていた0系車両に乗車して福岡を訪れた際に、西鉄福岡(天神)駅で発売していたものを入手しました。この時西鉄にも乗車しておりますが、100周年記念電車は見るだけにとどまりました。
 
この記念カード発売から9年が過ぎました。1989年にデビューし天神大牟田線の特急で活躍した8000形でしたが、寄る年波には勝てず本年2017年10月に全車両引退を迎えました。引退に際してはイベントも開催されたようで、28年間天神大牟田線の特急で活躍し「旅人」「水都」といった観光列車にもなった8000形、今では思い出になりました。

1219.【西鉄】nimoca 西鉄創立100周年記念カード

2008年に創立100周年を迎えた西鉄、この時点で西鉄ではnimocaというICカードが導入されていました。100周年記念のnimocaカードの発売もありました。
 
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 名称   :nimoca 西鉄創立100周年記念カード
 発行社局:西日本鉄道
 発売日  :2008年9月21日
 値段   :2,000円(デポジット500円を含む)
 購入箇所:鉄道フェスティバル会場(日比谷公園)
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100周年を記念して発売されたICカードnimoca、カードには九州電気軌道により製造された119号車をあしらいました。
この車両は九州電気軌道において1911年の開業時から11年にわたって65両導入された木造ボギー車の1両で1921年に製造され現在の北九州市内エリアで活躍し、1952年に福岡市内線へ転籍し1967年に引退となった車両になります。
 
この記念カードも日比谷公園で開催された鉄道の日イベント会場で入手することができました。このカード発売から9年、来年で設立110周年を迎える西鉄になります。

1218.【西鉄】西鉄創立100周年記念乗車券

本日は、九州の大手私鉄である西日本鉄道が設立された日になります。1908年に現在の福岡県北九州市内エリアにおける軌道を運営するために設立された九州電気軌道が事始めになります。
それから100年が過ぎた2008年に発売されましたアイテムをこれよりいくつか公開いたします。
まずは、記念乗車券になります。
 
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 名称   :西鉄創立100周年記念乗車券
 発行社局:西日本鉄道
 発売日  :2008年9月22日
 値段   :900円
 購入箇所:鉄道フェスティバル会場(日比谷公園)
 シリアルNo.:
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西鉄創立100周年を記念して発売されたアイテム、現在の北九州市内で開通した西鉄の前身である九州電気軌道の1931年の沿線案内図と、天神大牟田線を開通させた九州鉄道の1939年の沿線案内図、貝塚線や現在のJR香椎線を開通させた博多湾鉄道汽船の1937年の沿線案内図をあしらいました。この記念乗車券は、毎年鉄道の日時期に日比谷公園で開催される鉄道フェスティバル会場で入手しました。
 
九州電気軌道は1942年に九州鉄道や博多湾鉄道汽船等を合併し西日本鉄道と社名を改めました。その後1944年に旧博多湾鉄道汽船であった粕屋線と呼ばれていた路線が国有化され現在のJR香椎線となっています。戦後は路線の改廃が行われた結果、九州電気軌道として開業した北九州市内の軌道は2000年で実質上全線廃線となり、西鉄福岡(天神)から大牟田を結ぶ天神大牟田線を本線とする現在の路線網となりました。
 
本年で創立109年を迎えた西鉄になります。

2017.12.16

1217.【横浜市交】市営地下鉄 開業30周年記念 パスネット

2002年に開業30周年を迎えた横浜市営地下鉄では、さらに開業記念日に記念パスネットの発売もありました。
 
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 名称   :市営地下鉄 開業30周年記念 パスネット
 発行社局:横浜市交通局
 発売日  :2002年12月--日
 値段   :各1,000円
 購入箇所:
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開業30周年を記念して発売された、この時代全盛であった関東私鉄・地下鉄共通乗車カードであったパスネットで発売されたアイテムになります。横浜市営地下鉄では30周年記念の一環で記念カードのデザインとなる写真を一般から公募して選ばれた2作品がこのようにカードになりました。それぞれ「出番を待つ!」「空間を走る地下鉄」とタイトルがつけられ応募者の氏名も記載されています。
 
このアイテム発売から15年、本年で開業45周年を迎えました。開業当時の車両であった1000形は全車両引退しましたが、トップナンバー編成の3両は今でも新羽の車両基地内で保存されており、また各地に売却されて車両もあります。1路線だけであった横浜市営地下鉄も2008年にグリーンラインが開業し今は2路線で横浜市民の足として運営されている横浜市営地下鉄になります。

1216.【横浜市交】横浜市営地下鉄開業30周年記念乗車券

本日は横浜市営地下鉄が開業した日です。1972年に現在のブルーラインの伊勢佐木長者町から上大岡の区間が開業しました。2002年の開業30周年の時には記念乗車券の発売がありました。
 
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 名称   :横浜市営地下鉄開業30周年記念乗車券
 発行社局:横浜市交通局
 発売日  :2002年10月--日
 値段   :1,000円
 購入箇所:
 シリアルNo.:0656
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2002年の開業30周年で発売された記念乗車券、この年の鉄道の日イベントである横浜でのイベント会場で入手した記憶があります。
横浜市営地下鉄において珍しく硬券で発売された記念乗車券、台紙の表紙はこの時代に活躍していたラインナップで、裏表紙に開業時の様子や車両搬入の様子をあしらったものになりました。
 
この記念乗車券発売から15年、本年で開業45周年を迎えた横浜市営地下鉄になります。

2017.12.15

1215.【国鉄】個室寝台車”カルテット”完成記念

今や思い出になったブルートレイン、かつて連結されていた車両が登場したことを記念して発売されましたアイテムを公開いたします。
 
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 名称   :個室寝台車”カルテット”完成記念
 発行社局:国鉄 東京南鉄道管理局
 発売日  :1984年7月1日
 値段   :300円
 購入箇所:
 シリアルNo.:0469
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かつて、東京から九州を結んでいたブルートレインと呼ばれた寝台列車、その列車に「カルテット」と名付けられた4人用個室が登場、この完成を記念して品川駅で発売された記念入場券になります。私は後年に入手しました。
 
家族やグループでの寝台列車の旅を楽しめるように通常の寝台車を改造して誕生した個室寝台車「カルテット」、1984年7月から当時東京から長崎・佐世保を結んでいた「さくら」(長崎行き編成に連結)と熊本・長崎を結んでいた「みずほ」(熊本行き編成に連結)に連結されました。
 
今やブルートレインは過去のものになり、寝台列車もサンライズエクスプレスが残るのみになり、一方でクルーズトレインとして寝台車が登場しているという時代、さらに「さくら」「みずほ」の愛称は山陽・九州新幹線の列車の愛称になっています。その列車に連結されていた4人用個室「カルテット」、ある意味良き時代であったのかもしれません。

1214.【江ノ電】さよなら500パスポート

今から15年前の2002年、開業100周年を迎えた江ノ電では各種イベントが多く開催され盛り上がりを見せておりました。記念イヤーとなった2002年の締めくくりは、長きにわたり親しまれた車両の引退でした。
 
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 名称   :さよなら500パスポート
 発行社局:江ノ島電鉄
 発売日  :2002年12月--日
 値段   :500円
 購入箇所:藤沢駅
 シリアルNo.:00435(2002年12月15日発売分)
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開業100周年イヤーで引退を迎えた車両は500形になります。1956年~57年にかけて2編成入線しました。正面に曲面ガラスを使用した丸みを帯びたスタイルから「ヨーロピアン調」と呼ばれ、側面も江ノ電初の両開き扉を採用したという車両で、一時期の江ノ電の代表的な車両として運転されました。後年の改造や更新により集電装置が変更され、前面形状も変わり、扉も片開きになるといった変化がありました。そして制御装置の更新も行われ1000系以降の新型車と併結も可能になりましたが、この車両は冷房化はなされず、老朽化やサービス向上などにより2002年の正月輸送でまず501編成が引退し、この年の12月より残された502編成についても引退を記念したヘッドマークを着けて運転されました。その際に発売されましたアイテムになります。
このアイテムは江ノ電の1日乗車券で、首から下げられるようにケースに入っており、発売方法も期間中の毎日で数量限定で発売されました。自分は2002年の12月15日に江ノ電を訪れ、この乗車券で江ノ電に乗車して最後の500形を見てきました。
 
江ノ電500形は翌2003年の正月輸送を最後に引退しました。2002年の正月明けに引退した501編成の最後は「ポストペットドリーム号」としてピンクとクリームのツートンの外装で、2003年の正月明けで引退した502編成はプラレールの広告でラッピングされた状態でそれぞれ引退を迎えました。
 
引退後の500形ですが、501編成は解体されてしまったようですが、502編成については502号車の前頭部が残され、タンコロまつり等のイベントで展示されることがあります。相棒の552号車の車体の一部が東京都調布市の某所にて現在も存在しています。
 
江ノ電で親しまれた500形が引退を迎えて15年が過ぎようとしています。2006年3月にこの車両のイメージを再現した2代目の500形が登場しています。
江ノ電の風景において、多くの思い出を残した車両であったのかもしれません。

2017.12.14

1213.【箱根登山】スイス製ケーブルカー就役10周年記念乗車券

箱根登山鉄道では、登山電車の終点強羅から早雲山までケーブルカーの運営も行っています。現在運転されているケーブルカーは1995年にスイスで製造され導入された2両連結の車両になります。この車両の就役10周年を迎えた2005年に発売されましたアイテムを公開いたします。
 
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 名称   :スイス製ケーブルカー就役10周年記念乗車券
 発行社局:箱根登山鉄道
 発売日  :2005年5月10日
 値段   :480円
 購入箇所:
 シリアルNo.:00619
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1995年に4代目の車両として導入されたケーブルカー、スイスのギーセライベルン社で製造されました。これは1921年に開業した当時に導入された車両と同じメーカーで製造されたとのことです。
 
箱根観光のゴールデンルート上にある箱根登山ケーブルカー、箱根フリーパス等で乗車できる路線になります。導入から本年で22年が過ぎましたが、まだまだ活躍することでしょう。

1212.【富士急】富士登山電車快速運転開始記念乗車券

2009年8月に登場した「富士登山電車」、各駅停車で1両は定員制として運転されましたが、2010年3月からは快速として運転されるようになりました。これに合わせて発売されたアイテムになります。
 
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 名称   :富士登山電車快速運転開始記念乗車券
 発行社局:富士急行
 発売日  :2010年3月13日
 値段   :580円
 購入箇所:
 シリアルNo.:00701
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2010年3月のダイヤ改正から快速となった富士登山電車、2両とも乗車整理券が必要な列車になりました。それだけ好評であったことによります。なお混雑時には一般の1000系を自由席車として連結することもあります。
 
富士登山電車も登場から8年が過ぎました。今でも富士急の観光列車として運転されております。一方で混雑時に連結される自由席車両となる1000系もここに来まして数を減らしており、富士登山電車とともにその去就に注目する必要がありそうです。

2017.12.13

1211.【三岐】大安駅・大安図書館開業30周年 記念乗車券・入場券セット

三重県の近鉄富田駅から西藤原を結ぶ三岐鉄道三岐線、この路線にある駅が30周年の佳節を迎えたことから発売されたアイテムになります。
 
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 名称   :大安駅・大安図書館開業30周年 記念乗車券・入場券セット
 発行社局:三岐鉄道
 発売日  :2016年3月25日
 値段   :600円
 購入箇所:西藤原駅
 シリアルNo.:0434
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三岐線の大安駅は、1986年3月25日に大井田駅を現在の場所に移設した際に改称して誕生した駅になります。この時から図書館を併設した駅となりました。
 
それから30年が過ぎた佳節に発売された記念きっぷになります。2017年春に三岐線に乗車して終点の西藤原駅でまだ発売していたものを入手しました。
 
図書館が併設され、「大安」という縁起の良い駅として地域に親しまれている駅になります。

1210.【近江鉄道】多賀大社前駅コミュニティハウス完成記念乗車券・入場券

2003年に初めて訪れた滋賀県の私鉄近江鉄道、乗車した際に発売されていた記念きっぷがありましたので、入手しました。
 
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 名称   :多賀大社前駅コミュニティハウス完成記念乗車券・入場券
 発行社局:近江鉄道
 発売日  :2002年12月19日
 値段   :430円
 購入箇所:
 シリアルNo.:0270
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滋賀県の米原・彦根から八日市・貴生川・近江八幡を結ぶ近江鉄道、本線の高宮駅から多賀大社へ向かう路線の終点の駅である多賀大社前駅がコミュニティーハウスを併設した駅舎になったことから発売されたものになります。
 
この駅舎新設から間もなく15年になろうとしています。

1209.【富山地鉄】小杉駅開業記念乗車券

2003年3月に、富山地方鉄道の不二越・上滝線に開業した駅になります。
 
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 名称   :小杉駅開業記念乗車券
 発行社局:富山地方鉄道
 発売日  :2003年3月25日
 値段   :600円
 購入箇所:
 シリアルNo.:01970
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2003年3月25日に、不二越・上滝線の上堀~布市間に開業した小杉駅になります。開業を記念して発売されたものになります。しばらくして富山を訪れたときにまだ発売していましたので入手しました。
 
この駅開業からすでに14年、地域に根差した駅になっているようです。

1208.【銚子電鉄】デキ3号誕生60周年記念

我が国における最古級の電気機関車として、さらに銚子電鉄にデキ3が存在しています。1922年にドイツ・アルゲマイネ社で製造された全長約4.5m、日本一小さな機関車とも言われています。この機関車が製造から60周年を迎えた1981年に発売されたアイテムが手元にありますので公開いたします。
 
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 名称   :デキ3号誕生60周年記念
 発行社局:銚子電気鉄道
 発売日  :1981年--月--日
 値段   :400円
 購入箇所:
 シリアルNo.:05877
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1981年に発売されたデキ3の60周年記念乗車券、この当時は仲ノ町駅構内において入換用として活躍しており、乗車券の図柄も貨車を連結した姿があしらわれています。
 
このアイテムは後年入手しました。2006年、この当時「電車の修理代を稼がなければいけないんです!」というセンセーショナルなコピーが自社のウェブサイトに掲載され、その支援ため多くの人々が銚子電鉄を訪れたり、ぬれ煎餅を購入していた時期、倉庫内に在庫として残っていた記念きっぷ類の発売も行っており、この時に入手しました。
 
今でも仲ノ町の車庫にその姿をとどめているデキ3、製造から95年が経過しましたが、銚子電鉄の至宝となっている電気機関車であります。

2017.12.12

1207.【上信】デキ運行再開記念乗車券

群馬県の私鉄である上信電鉄においては、わが国最古級の電気機関車を保有していることでも知られています。デキ1型になり、1924年にドイツのシーメンス・シュッケルト社で3両製造されこの時電化した上信電鉄に導入されました。
貨物輸送で活躍しましたが、1994年に貨物列車が廃止されたのちは1両が富岡市に寄贈されたものの2両が残り工事列車やイベント運行がおこなわれました。しかし経年により運行ができなくなってしまいましたが、2011年に検査・修繕が完了し再度運行が可能となりました。これを記念して発売されましたアイテムを公開いたします。
 
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 名称   :デキ運行再開記念乗車券
 発行社局:上信電鉄
 発売日  :2011年4月--日
 値段   :1,000円
 購入箇所:
 シリアルNo.:0224
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2011年の運行再開を記念して発売されたアイテム、台紙はデキ1のペーパークラフトになっています。
 
この記念乗車券発売から6年が過ぎました。本年7月には製造元であるシーメンス社日本法人が上信電鉄を訪れ長年の愛用に感謝の意を表して感謝状が贈られましたが、その直後にデキ1号については機器から発煙する騒ぎがあり大事には至らなかったようでしたが、製造から93年が経過し今や上信電鉄の至宝となったデキ1形、また運行される日が来ることを期待したいと思います。

1206.【上信】503・504車両営業開始記念

2005年に西武新101系を譲受して運転を開始した上信電鉄500形、この年の暮れに増備がなされました。
 
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 名称   :503・504車両営業開始記念
 発行社局:上信電鉄
 発売日  :2005年12月--日
 値段   :500円
 購入箇所:
 シリアルNo.:0849
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クモハ503・504という車号で2編成目が導入された上信電鉄の500形、外観は赤のストライプとなりました。
 
この編成も現在では広告塗装になっているとのことです。なお上信電鉄において西武新101系の譲渡は、この編成以降は行われませんでした。
 
以前から西武鉄道の譲受車を受け入れて導入されてきた上信電鉄ですが、最近では老朽車両の置き換えとしてJR東日本より高崎エリアのローカル運用で活躍していた107系を数編成譲受して、現在自社工場で改造工事が進んでいるようです。
 
沿線にある富岡製糸場などが世界遺産に登録され、多くの人が利用するようになった上信電鉄、ラインナップに変化が訪れようとしています。

2017.12.11

1205.【上信】500形車両営業開始記念

群馬県にある私鉄の一つである上信電鉄において、現在主力となっている車両の登場時に発売されました記念乗車券になります。
 
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 名称   :500形車両営業開始記念
 発行社局:上信電鉄
 発売日  :2005年--月--日
 値段   :500円
 購入箇所:
 シリアルNo.:0445
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現在の上信電鉄の主力車両の一つである500形、西武新101系の譲受車になります。2004年12月11日に上信電鉄に入線しました。営業運転開始を記念して発売されましたものになります。
 
上信電鉄譲渡に当たり、車内はリニューアルされ外装も緑のストライプという外観になりました。
 
この車両も上信電鉄でのデビューから12年が過ぎました。何度か広告塗装など特別塗装になったことがありましたが、現在は群馬県のゆるキャラ「ぐんまちゃん列車」として運転されています。

2017.12.10

1204.【東京都交】大江戸線全線開業5周年記念Tカード

本日は都営地下鉄大江戸線が開業した日になります。1991年の練馬~光が丘間開業から始まり、2000年に全線開通して本年で17年になります。
全線開通から5年が過ぎた2005年に、記念カードが発売されました。
 
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 名称   :大江戸線全線開業5周年記念Tカード
 発行社局:東京都交通局
 発売日  :2005年12月12日
 値段   :1,000円
 購入箇所:都庁前駅
 シリアルNo.:
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全線開業5周年を記念して発売されました、この当時関東私鉄・地下鉄共通乗車カードであったパスネット、東京都交通局ではTカードという品名で発売されたものになります。大江戸線全線開業5周年では過去の記事において記念乗車券を公開しておりますが、記念カードもこのように発売されました。
 
今では、都心地域の主要路線として欠かせなくなっている都営大江戸線になります。

2017.12.03

1203.【京成】空港第2ビル駅開業記念乗車券

成田空港の第2旅客ターミナルオープンに合わせて開業した駅になります。
 
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 名称   :空港第2ビル駅開業記念乗車券
 発行社局:京成電鉄
 発売日  :1992年12月3日
 値段   :500円
 購入箇所:
 シリアルNo.:00404
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成田空港の第2旅客ターミナルは1992年12月6日にオープンしましたが、この最寄りとなる空港第2ビル駅は同年12月3日にJR・京成とも開業しました。開業日よりJRは成田エクスプレス、京成はスカイライナーも停車するようになりました。
空港第2ビル駅開業を記念して京成で発売されましたアイテムになります。この時オープンした第2旅客ターミナルの建物と駅案内図等をあしらった乗車券になります。
 
成田空港の第2旅客ターミナルがオープンして早くも四半世紀を迎えます。2020年のオリンピック開催に向けて駅改良が今後行われるようです。日本から世界へ、世界から日本へ多くの方々が訪れる駅になります。

2017.12.01

1202.【JR東日本】東北新幹線 八戸開業 「はやて」デビュー記念 Suicaイオカード

2002年12月1日はりんかい線全線開通と合わせて、ペンギン柄の記念SuicaがJR・東京モノレール・りんかい線と3社で発売されたことからそれぞれの発売箇所へ奔走した日でありましたが、同じ日にJR東日本においてはさらに別の記念Suicaの発売がありました。
 
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 名称   :東北新幹線 八戸開業 「はやて」デビュー記念 Suicaイオカード 
 発行社局:東日本旅客鉄道
 発売日  :2002年12月1日
 値段   :2,000円(デポジット500円含む)
 購入箇所:渋谷駅
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東京ではりんかい線が全線開通した日、東北新幹線においては盛岡から青森県の八戸まで延伸開業しました。東北新幹線においては八戸まで走行する列車は基本的に全席指定とし、新たな愛称として「はやて」と命名して、2002年12月1日より運転を開始しました。八戸延伸と「はやて」デビューを記念して発売されたSuicaイオカードになります。JRのりんかい線直通運転開始記念と同時に入手できました。
 
図柄は「はやて」用に導入されたE2系1000番台をあしらったものになりました。
 
東北新幹線はこれから8年後に新青森まで延伸しました。それから数か月後にE5系「はやぶさ」が登場したことから「はやて」は少数になったとともに、E2系1000番台についても東北新幹線では「やまびこ」等の列車に使用されることが多くなったとともに、上越新幹線にも進出するようになりました。
 
本年で八戸まで延伸されて15年、その後東北新幹線E5系により最高時速320Kmで新青森へ、そして津軽海峡を越えて北海道新幹線となって新函館北斗へ運転されるようになりました。

1201.【東京臨海】りんかい線全線開通 パスネット・記念乗車券

2002年12月1日に全線開通したりんかい線、Suicaのサービスも開始したことからりんかい線やJR・東京モノレールでそれぞれペンギンを図柄とした記念Suicaが発売され各所で行列ができておりました。
 
さて、りんかい線全線開通記念アイテムは記念Suicaの他にも発売されております。ここで公開いたします。
 
Suicaのサービスを開始したりんかい線でしたが、すでに関東私鉄・地下鉄共通乗車カードであるパスネットに加入していました。全線開通記念としてパスネットカードの発売もありました。
 
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 名称   :りんかい線全線開通 パスネット
 発行社局:東京臨海高速鉄道
 発売日  :2002年12月1日
 値段   :1,000円
 購入箇所:大井町駅
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全線開通を記念して発売されたパスネットになります。この時代はアザラシがキャラクターであったようで、いつの間にか姿を消してしまったキャラクターになります。
 
全線開通記念については、記念乗車券の発売もありました。
 
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 名称   :りんかい線全線開通記念乗車券
 発行社局:東京臨海高速鉄道
 発売日  :2002年12月1日
 値段   :660円
 購入箇所:大井町駅
 シリアルNo.:0637
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硬券による記念乗車券も発売されました。大崎-新木場の片道乗車券2枚が台紙にセットされています。
 
さらにはこのようなアイテムの発売もありました。
 
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 名称   :りんかい線全線開通記念割引乗車券
 発行社局:東京臨海高速鉄道
 発売日  :2002年12月1日
 値段   :450円
 購入箇所:大井町駅
 シリアルNo.:
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大崎まで延伸して、お台場方面への利便性が高まったということをから、大崎⇔新木場間の往復を通常よりも割り引いた乗車券も発売され、これにはりんかい線乗車証明書までついてきました。
 
これらアイテムですが、大井町駅で記念Suica入手後、別にできていた列に並んで入手しました。自分の番で売り切れ寸前という状況でありました。
 
いろいろとアイテムが発売された2002年12月1日のりんかい線全線開通記念、あの日から早くも15年という年月が流れ、ある意味思い出が多いアイテムになりました。

1200.【東京モノレール】Suicaネットワーク拡大記念 モノレールSuicaカード

2002年12月1日に全線開通しSuicaが利用可能になったりんかい線、この年の4月からすでにSuicaの使用を開始していた東京モノレールにおきましても、Suicaネットワーク拡大記念として記念Suicaが発売されました。
 
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 名称   :Suicaネットワーク拡大記念 モノレールSuicaカード
 発行社局:東京モノレール
 発売日  :2002年12月1日
 値段   :2,000円(デポジット500円含む)
 購入箇所:
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Suicaネットワークの拡大を記念して東京モノレールで発売された記念Suicaになります。こちらも大人気となったカードになります。
 
ということで、りんかい線開通とSuicaエリア拡大を記念して、りんかい線のみならずJRや東京モノレールにおいてもペンギンを絵柄にした記念Suicaがこのように発売され、この日はりんかい線各駅のみならず、都心部やモノレールの駅までめぐって記念Suica入手に奔走しました。あの日から早くも15年という年月が流れました。

1199.【JR東日本】Suicaネットワーク拡大 りんかい線相互乗り入れ記念 Suicaイオカード

2002年12月1日のりんかい線全線開通によりJR埼京線と直通運転を開始し、合わせてりんかい線がSuicaエリアとなったことから、JR東日本でも記念カードが発売されました。
 
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 名称   :Suicaネットワーク拡大 りんかい線相互乗り入れ記念 Suicaイオカード 
 発行社局:東日本旅客鉄道
 発売日  :2002年12月1日
 値段   :2,000円(デポジット500円含む)
 購入箇所:渋谷駅
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りんかい線と直通運転を開始するとともに、りんかい線がSuicaエリアになったことからJR東日本で発売された記念Suicaになります。3羽のペンギンがあしらわれたデザインになります。
 
このカードはりんかい線の大井町に向かう前に山手線の渋谷駅で購入しました。早朝に出向いたのですがここでも列ができておりました。
 
この時3社目のSuicaエリアとなったりんかい線、この後徐々にSuica利用可能エリアは拡大していくことになります。

1198.【東京臨海】りんかい線全線開通記念Suica

2002年12月1日、東京臨海高速鉄道りんかい線は大崎~天王洲アイル間が開業、全線開通しました。全線開通に合わせてJR埼京線と直通運転を開始するとともに、りんかい線でもSuicaのサービスが始まりました。
 
全線開通とSuica使用開始を記念して東京臨海高速鉄道で発売されましたアイテムを公開いたします。
 
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 名称   :りんかい線全線開通記念Suica 
 発行社局:東京臨海高速鉄道
 発売日  :2002年12月1日
 値段   :2,000円(デポジット500円含む)
 購入箇所:大井町駅
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りんかい線全線開通とSuica利用開始を記念して発売されたカードになります。JR東日本・東京モノレールに続いて3社目のSuicaエリアとなったことから、3羽のペンギンがそれぞれのSuicaカードで自動改札機を通過しているイラストをあしらいました。
 
この時代もペンギンをモチーフとした記念Suicaは大人気で、この時も早朝に大井町駅を訪れますと大変大勢の人が買い求めに行列をなしていたという状況でした。
 
早いもので開業した日のりんかい線大井町駅で記念Suicaを買い求めに並んだあの日から、15年という年月が流れてしまいました。

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2011年11月 ありがとう!京王井の頭線3000系

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    2011年12月、約49年にもわたり京王井の頭線で活躍してきた3000系、レインボーカラーに彩られ井の頭線のイメージを確立したこの車両も、ついに終焉となりました。最後の編成となったのはライトブルーの3028F、この編成は1987年に入線し活躍してきました。 末期には朝のラッシュ時間帯に運よく富士見ヶ丘~渋谷の1往復の運用にしか就かなくなってしまった3000系、2011年11月には「さよなら運転」として日曜日の昼間に井の頭線全線で運転され、最後の走りを披露しました。また11月20日には富士見ヶ丘車両基地において「ありがとう3000系フェスタ」も開催され、事前申込制であったこのイベントにも参加して、最後の姿を見てきました。井の頭線沿線で生まれ育ち、それこそこの車両の活躍をみて育ったと自負する私にとって、感慨深い月になった2011年11月、3000系最後の姿をぜひ皆様にご覧いただきたいと思います。

中央線201系

  • 2010101700
    JR中央線で約30年にもわたり活躍した201系、特に多摩地域においては、長きにわたり親しまれた車両で、私も小・中学生時代は遠足で、学生時代は通学で、そして社会人になってからも通勤などで利用したなじみ深い車両でした。時の国鉄が「省エネ電車」として中央線に導入された201系。そしてほとんどの車両が中央線から離れることなく、この路線で「オレンジバーミリオン」の外装で生涯を終えました。すでに引退して時が過ぎましたが、私が撮影した201系の思い出として、どうぞご覧下さい。

2002年100周年を迎えた江ノ電

  • Img_0527
    2001年12月に初めてデジカメを購入して、翌年から1年間通った路線があります。藤沢から鎌倉を結ぶご存知江ノ電です。この年は江ノ電が開業して100周年という節目の年で、各車両にステッカーなどが付いています。また世代交代もあった年です。 自分の思い出アルバムの中から公開いたします。どうぞご覧下さい。

惜別 名鉄岐阜600V線区

  • 2005032101
    2005年3月31日、惜しまれつつも廃止を迎えた名鉄岐阜市内線・揖斐線・美濃町線・田神線の総称「岐阜600V線区」。 私が初めて訪れたのは、1999年の夏のことでした。名古屋本線で新岐阜に着くと、駅前に停車していた電車に乗り、車の洪水の中を抜け、のどかな風景の中を走っていきました。
    その後2001年2月、そして2005年と何度か訪れたのですが、ついにこれら路線も命運が尽きてしまいました。そこで、名鉄岐阜600V線区で活躍していた古豪から最新鋭車まで、個性豊かな車両たちへの思い出をつづり、このアルバムを作成しました。
    このアルバムでは、2001年9月30日の運行をもって廃止となった谷汲線・揖斐線(黒野~本揖斐)のモ750も登場しています。いずれにしましても、今では思い出になってしまった、名鉄岐阜600V線区へのレクイエムです。 どうぞご覧下さい。

    お断り>
    今回のアルバムは、一部ポジプリントからスキャンしたもの、あるいは携帯電話内蔵カメラで撮影した画像も含まれています。特に1999年・2001年撮影のものはすべてポジプリントからのスキャンになります。つきましては画質にやや難があるものがあります。ご了承ください。