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2017.10.31

1158.【国鉄】今、よみがえる栄光の特急「つばめ号」運転記念

日本の鉄道の歴史において大きな足跡を残した列車の愛称である「つばめ」、1975年の山陽新幹線博多開業で一旦姿を消しました。しかしその後、何度かリバイバル運転が行われました。1986年の夏にリバイバル運転を記念して発売されたアイテムになります。
 
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 名称   :今、よみがえる栄光の特急「つばめ号」運転記念
 発行社局:国鉄 東京南鉄道管理局
 発売日  :1986年7月26日
 値段   :300円
 購入箇所:東京駅
 シリアルNo.:2333
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1986年のリバイバル運転時に東京駅で発売された記念入場券になります。化粧袋の表紙は「青大将」と呼ばれた電気機関車EF58けん引の時代、3枚の短冊型入場券には戦後登場した蒸気機関車C62を先頭とし最後尾に展望車を連結していたというSL全盛期の華やかな時代の写真が用いられています。
この年のつばめ号は東京~大阪間で団体列車扱いで運転されたようです。
 
つばめの愛称は1930年に東京~神戸間を、それまでの列車をしのぐ速度で運転された特急列車につけられた愛称でした。戦時中は一時途絶えますが、1950年に復活しC62やEF58けん引で運転されたのち、1958年からは151系となり東京~大阪間を6時間30分で結びました。その後運転区間は広島まで伸びましたが、1964年の東海道新幹線開業により新大阪~博多間で運転されましたが、1975年の山陽新幹線開業により姿を消します。
 
その後何度かリバイバル運転が行われたつばめ号、1992年にJR九州が当時の新型車787系を使用し博多~西鹿児島間で運転を開始した特急に「つばめ」の愛称が復活しました。1994年の鉄道の日イベントの一環で大宮工場に京都からC62、九州から787系、そして大宮のEF58とEF55を展示したイベントも行われました。そして2004年に九州新幹線か開業するとこの新幹線の愛称に「つばめ」が採用されました。現在九州新幹線の博多~熊本・鹿児島中央間で運転される列車の愛称として使用されています。
 
まだ国鉄という時代であった、今から31年前の夏の日に走った「つばめ号」の記念アイテムになります。

1157.【関東鉄道】騰波ノ江駅 新駅舎竣工記念乗車券

2008年7月に解体された関東鉄道常総線の騰波ノ江駅舎、それから3か月後に新駅舎が完成しました。
 
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 名称   :騰波ノ江駅 新駅舎竣工記念乗車券
 発行社局:関東鉄道
 発売日  :2008年10月5日
 値段   :1,000円
 購入箇所:
 シリアルNo.:0939
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2008年10月に新装オープンした騰波ノ江駅舎、その姿は旧駅舎の佇まいを踏襲し、建物の一部に旧駅舎の部材を使用し、駅舎内にイベントスペースを確保したものになり、この地域の玄関としての機能を持っています。
 
この記念きっぷにも付属するものがありました。
 
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新駅舎のペーパークラフトがついてきました。
 
この駅舎完成から9年、地域の顔になった騰波ノ江駅舎になります。

1156.【関東鉄道】騰波ノ江駅 さよなら木造駅舎 記念乗車券

関東鉄道常総線にあった趣ある木造駅舎、建て替えられることになり発売されたアイテムになります。
 
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 名称   :騰波ノ江駅 さよなら木造駅舎 記念乗車券
 発行社局:関東鉄道
 発売日  :2008年5月1日
 値段   :740円
 購入箇所:
 シリアルNo.:00558
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関東鉄道常総線において木造駅舎があった駅は騰波ノ江(とばのえ)駅になります。常総線開業から13年後の1926年に開設され、その当時の建物が残り2000年に関東の駅百選の認定を受けた著名な駅舎となって、映画などの撮影でも使用されたとのことです。
 
しかし経年による老朽化は著しく2008年に建て替えられることになり、旧駅舎が姿を消すことから発売されたアイテムになります。
この記念きっぷにはこのようなアイテムも付属しました。
 
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到達証明書とポストカードが付属しました。
 
この駅舎が姿を消して9年が過ぎました。

1155.【江ノ電・嵐電】江ノ電・嵐電 姉妹提携5周年記念硬券乗車券セット

2009年に姉妹提携を締結した江ノ電と嵐電、それから5周年を迎えて発売されたアイテムになります。
 
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 名称   :江ノ電・嵐電 姉妹提携5周年記念硬券乗車券セット
 発行社局:江ノ島電鉄
 発売日  :2014年10月14日
 値段   :500円
 購入個所:藤沢駅
 シリアルNo.:0348
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江ノ電と嵐電の姉妹提携5周年を記念して発売された記念乗車券、両社の硬券乗車券が江ノ電・嵐電の風景をあしらった台紙にセットされています。
 
この記念乗車券から3年、今年で8年を迎えた姉妹提携になります。

2017.10.30

1154.【富山地鉄】オールステンレス車両導入記念

富山地方鉄道において、老朽車両の取り換えとともに混雑緩和のため、初のステンレス車両を導入することになりました。

 

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 名称   :オールステンレス車両導入記念
 発行社局:富山地方鉄道
 発売日  :2013年10月--日
 値段   :3,000円
 購入箇所:鉄道フェスティバル会場(日比谷公園)
 シリアルNo.:0125
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2013年に富山地鉄に導入されたステンレス車両、東急8590系になります。先頭車2両が譲渡されました。
外観は東急時代とほぼそのままで、半自動式の押しボタンスイッチが付加されたことが特徴になります。またワンマン運転対応車となっています。
 
観光路線であった富山地鉄において通勤車の導入は久しぶりとのことになります。
 
富山の地で活躍している東急8590系になります。

1153.【東京メトロ】有楽町線・池袋~銀座一丁目開通30周年 記念パスネット

本日は東京メトロ有楽町線の第1区間である池袋~銀座一丁目間が開業した日になります。1974年に開業しました。それから30年が過ぎた2004年に発売されましたアイテムになります。
 
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 名称   :有楽町線・池袋~銀座一丁目開通30周年 記念パスネット
 発行社局:東京地下鉄
 発売日  :2004年10月30日
 値段   :1,000円
 購入箇所:
 シリアルNo.:31824
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開業30周年を迎えた際に発売されたSFメトロカード、この時代では関東私鉄・地下鉄共通乗車カードであるパスネットで発売されました。
カードには1974年の開業式の様子、台紙の表紙は07系のイラストをあしらいました。
 
有楽町線はその後路線を和光市・新木場へそれぞれ延伸し、東武東上線・西武池袋線と相互乗り入れを行っています。
 
このアイテム発売から13年、7000系は一部で廃車が発生しているものの多くの車両が現在も残っており、外観を黄色帯から黄色と茶色・白の帯になり有楽町線だけでなく副都心線でも運転され、東急東横線・みなとみらい線に乗り入れるようになりました。一方で07系は有楽町線からは撤退し現在東西線で運転されています。
 
本年で開業から43年が過ぎた東京メトロ有楽町線になります。

2017.10.29

1152.【江ノ電・嵐電】江ノ電・嵐電 姉妹提携記念乗車券

今日では各地で、鉄道会社間で姉妹提携を結ぶ事象が多く誕生しています。その嚆矢となったのはこの姉妹提携ではないかと思われます。2009年に江ノ電と嵐電で結ばれた姉妹提携を記念して発売されたアイテムになります。
 
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 名称   :江ノ電・嵐電 姉妹提携記念乗車券
 発行社局:江ノ島電鉄
 発売日  :2009年10月14日
 値段   :400円
 購入個所:藤沢駅
 シリアルNo.:04181
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鎌倉を走る江ノ電と京都の嵐山へ走る嵐電、古都という観光地でともに併用軌道区間を有するといった共通点も多くることから両社の交流と日本の魅力アップの貢献などを念頭に姉妹提携を2009年の鉄道の日に締結しました。これに合わせて江ノ電には嵐電カラー車、嵐電には江ノ電カラー車が登場しています。
姉妹提携を記念して江ノ電で発売されましたアイテムになります。記念乗車券には江ノ電500形と嵐電モボ611形のペーパークラフトが付属しました。
 
この記念乗車券は嵐電においても発売されています。江ノ電で入手することができました。
 
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 名称   :江ノ電・嵐電 姉妹提携記念乗車券
 発行社局:京福電気鉄道
 発売日  :2009年10月14日
 値段   :400円
 購入個所:江ノ電藤沢駅
 シリアルNo.:04561
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地元では嵐電として親しまれている路線は京福電気鉄道において運営されております。内容は基本的には色違いのようですが、ペーパークラフトは江ノ電300形と嵐電モボ101形といったレトロな車両をあしらいました。
 
その後各所において姉妹提携締結が多くある中、その最初の事例となった江ノ電と嵐電、本年で姉妹提携締結から8年が過ぎました。

1151.【ニューシャトル】鉄道博物館1周年 ニューシャトル記念乗車券

さいたま・大宮に2007年にオープンした鉄道博物館、アクセスは大宮から埼玉新都市交通ニューシャトルに乗車して1駅目に大成と称していた駅が鉄道博物館と変更しました。
鉄道博物館開館から1年が過ぎた2008年に発売されたアイテムになります。
 
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 名称   :鉄道博物館1周年 ニューシャトル記念乗車券
 発行社局:埼玉新都市交通
 発売日  :2008年10月--日
 値段   :700円
 購入箇所:大宮駅
 シリアルNo:1273
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鉄道博物館開館から1周年を迎えて発売されたニューシャトルの記念1日乗車券になります。金属製の乗車券が鉄道博物館の外観や展示車両をあしらった台紙にセットされています。
 
鉄道博物館開館により、そのアクセスを担っているニューシャトルになります。

1150.【松本電鉄】さようならハニフ1号 記念入場券

鉄道博物館に収蔵されることになった松本電鉄のハニフ1、収蔵前に松本電鉄では保管されている新村の車庫にてさようならイベントが開催され、普段は専用の庫に保管されていたハニフ1を引き出して展示していました。そして、会場最寄り駅の新村駅において、このような記念入場券が発売されました。
 
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 名称   :さようならハニフ1号 記念入場券
 発行社局:松本電気鉄道
 発売日  :2007年3月--日
 値段   :170円
 購入個所:新村駅
 シリアルNo.:0094
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鉄道博物館に寄贈されることになったことから発売された記念入場券になります。裏面にこの車両の来歴が記載されています。
 
日本の鉄道の歴史に残るハニフ1、付随車輛として運転されていたことから電装品等は一切なくなっていますが、当時を伝える車両として鉄道博物館に収蔵された車両になります。

1149.【松本電鉄】創立80周年記念乗車券

本年で開館から10周年を迎えた鉄道博物館、国内の鉄道創成期からの貴重な車輛を数多く収蔵し展示していることはよく知られるところです。その中に、国鉄初の電車となった旧甲武鉄道の電車、その後松本電鉄にわたりハニフ1として運転され、1955年に廃車後も長きにわたり保管されてきた車輛があります。
 
今回は松本電鉄の記念きっぷでハニフ1をモチーフとしたアイテムを公開いたします。
 
まずは2000年の創立80周年を記念して発売されたアイテムになります。
 
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 名称   :創立80周年記念乗車券
 発行社局:松本電気鉄道
 発売日  :2000年3月25日
 値段   :540円
 購入個所:
 シリアルNo.:
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松本電鉄の創立80周年を記念して発売されたアイテム、表はハニフ1と旧島々駅舎のジグソーパズルになっており、裏面には歴代の代表的な車両があしらわれました。2000年ですと3000形の導入が始まったころでまだ5000形が残っていたという過渡期でありました。
 
この時代において、松本電鉄の宝であったハニフ1でした。

2017.10.28

1148.【国鉄】新型お座敷列車やすらぎ号 足利駅展示記念入場券

本日は群馬県民の日であったそうです。ということで、過去に国鉄高崎局が発売した記念入場券を公開いたします。
 
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 名称   :新型お座敷列車やすらぎ号 足利駅展示記念入場券
 発行社局:国鉄 高崎鉄道管理局
 発売日  :1986年5月3日
 値段   :350円
 購入箇所:交通博物館
 シリアルNo.:4436
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1986年、当時の国鉄高崎局においてお座敷列車が12系客車を改造して登場、「やすらぎ」と命名されました。この車両は両毛線の足利駅で展示されることを記念して発売されたもので、秋葉原にあった交通博物館で入手しました。
やすらぎ号の仕様と足利駅周辺の名所をあしらった短冊型の記念入場券になります。なお足利駅は栃木県になりますが、高崎局エリアになっておりました。
 
この車両も今では引退して時が過ぎてしました。

2017.10.27

1147.【芝山鉄道】芝山鉄道開業記念乗車券

日本の玄関口である成田空港、そのお膝下に開業した路線になります。
 
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 名称   :芝山鉄道開業記念乗車券
 発行社局:芝山鉄道
 発売日  :2002年10月27日
 値段   :480円
 購入箇所:芝山千代田駅
 シリアルNo.:0513
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2002年10月27日、成田空港に隣接している千葉県芝山町に鉄道路線として芝山鉄道が開業しました。この路線は成田空港建設に伴う補償と地域の振興のために計画されていた路線で京成の東成田駅から延伸する路線になりますが、開業まで時間を要し2002年にようやく成田市と芝山町の境付近の成田空港整備地区付近に設けられた芝山千代田駅までの区間が開業しました。これは日本一短い路線であるとのことです。また開業と同時に京成電鉄と直通運転を開始しています。
 
開業に合わせて芝山千代田駅で発売された記念乗車券になります。この路線はこの当時普及していた関東私鉄・地下鉄共通乗車カードシステムであるパスネットには参加せずよってこの駅ではパスネットは使用不可という状況でしたので、このような記念乗車券が発売されました。芝山町で生産されている「サンダーソニア」を表紙にあしらい、芝山鉄道の車両と芝山千代田駅をあしらいました。芝山鉄道開業時には京成から3600形1編成を借り受け外観を赤と緑のラインとして運転されましたが、芝山千代田に来るよりも本線の特急運用に就いていたことが多かったように思います。また2002年の開業した日に早速乗車していますが、この時も京成3300形が運用に就いていました。
 
日本一短い鉄道といわれている芝山鉄道は本年2017年で早くも開業15周年を迎えました。この路線は芝山千代田からは芝山町中心部へ、さらには横芝方面への延伸が構想されているようですが、いまだ実現に向けた動きはなく、一方で車両も3600形は京成に返され一方で3500形4両編成1本を借り受けていますが、この編成も芝山千代田に向かう運用に入ることよりも京成金町線などの運用に入っていることが多いようです。
 
会社の設立から開業までの経緯、今日までの歩みなど、成田空港周辺の歴史とともに歩んできた日本一短い鉄道になります。

1146.【京急】羽田空港国際線ターミナル駅開業1周年記念切符

羽田空港に国際線ターミナルがオープンして本年で7年が過ぎました。2010年10月にオープンし京急では空港線に羽田空港国際線ターミナル駅が開業しました。それから1年が過ぎた2011年に発売されましたアイテムになります。
 
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 名称   :羽田空港国際線ターミナル駅開業1周年記念切符
 発行社局:京浜急行電鉄
 発売日  :2011年10月21日
 値段   :1,500円
 購入箇所:
 シリアルNo.:0647
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羽田空港国際線ターミナル駅開業1周年を記念して発売されました記念乗車券で、エアメール風の表紙に京急1000形と世界各都市の風景をあしらった台紙にD型硬券による乗車券がセットされています。
 
羽田空港国際線ターミナルビルがオープンして7年になりました。飛行機を利用する方のみならず、観光名所にもなり賑わっているターミナルビルであるかと思います。

2017.10.26

1145.【横浜市交】鉄道の日記念 パスネット

鉄道の日記念アイテムは、横浜市営地下鉄においてもかつて発売されました。手元にあるものを公開いたします。まずは第11回となった2004年に発売されましたアイテムになります。
 
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 名称   :第11回 鉄道の日記念 パスネット
 発行社局:横浜市交通局
 発売日  :2004年10月--日
 値段   :2,000円(1,000円券2枚組)
 購入箇所:
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2004年の鉄道の日においては、まだ開業時からの1000形が残っていた一方で置き換え用に3000R形が登場したという時期でしたので、カード台紙に表紙は1000形からの各型式の並びを、カードはこの当時導入された3000R形と開業時からの1000形第1編成の並びと、横浜市営地下鉄線で運転されていたインフォメーション電車「はまりん号」をあしらった2枚セットになっていました。
 
 
続いてこの翌年に発売されたアイテムになります。
 
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 名称   :第12回 鉄道の日記念 パスネット
 発行社局:横浜市交通局
 発売日  :2005年10月--日
 値段   :1,000円
 購入箇所:横浜駅
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2005年に鉄道の日では、この時登場した3000S形をあしらいました。2000形を置き換えるの当たり一部使用できる機器等を再使用して登場した車両になります。3000R形と同じように見えますが、外観の帯の配色など違いがあり識別点になります。
 
1872年の鉄道開業時の終点であった横浜で地下鉄を運営している横浜市交通局において発売された鉄道の日記念アイテムになります。そして横浜市営地下鉄は、本年2017年で開業から45周年を迎えます。

1144.【横浜高速】2005 鉄道の日記念 パスネット

日本の鉄道は1872年に新橋~横浜間が開業したのが最初です。横浜でみなとみらい線の運営を行っている横浜高速鉄道においても鉄道の日記念アイテムがかつて発売されています。2005年に発売されましたアイテムになります。
 
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 名称   :2005 鉄道の日記念 パスネット
 発行社局:横浜高速鉄道
 発売日  :2005年10月--日
 値段   :1,000円
 購入箇所:YOKOHAMAトレインフェスタ会場(横浜ポルタ)
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2005年の鉄道の日記念で横浜高速鉄道で発売された関東私鉄・地下鉄共通乗車カードであるパスネットになります。
横浜高速鉄道は横浜~元町・中華街のみなとみらい線の運営を行っていますが、このほかにも東急田園都市線長津田~こどもの国を結ぶこどもの国線の施設等も保有しています。これはもとはこどもの国を運営している団体より東急に委託する形態で運営されていたこどもの国線を通勤路線化するにあたり、その改良工事を行うため横浜高速鉄道に移管したという経緯があります。現在でも東急が運営を行っていますが、施設面は横浜高速鉄道が保有しており、この路線で運転されている車両もY000系という横浜高速鉄道が保有している車両になります。この年の鉄道の日記念アイテムをしてあしらわれました。
 
こどもの国線の通勤路線化は2000年に完了しました。それから17年が過ぎました。

1143.【千葉モノレール】千葉モノレール 開業25周年記念乗車券セット

千葉モノレールでは、毎年鉄道の日関連で硬券乗車券をイベント開催に合わせて発売することがよくあるようです。2013年は開業25周年という佳節でしたので、このような記念乗車券が発売されました。
 
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 名称   :千葉モノレール 開業25周年記念乗車券セット
 発行社局:千葉都市モノレール
 発売日  :2013年3月28日
 値段   :1,020円
 購入箇所:
 シリアルNo.:0827
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全路線4期にわたって開業した千葉モノレール、2013年から翌年までの開業日が刻印された準常備硬券のセットで発売されました。記載から2013年3月で発売されていたようでしたが、自分はこの年の鉄道の日関連のイベント会場で入手した記憶があります。
 
本年で開業から29年となりました。来年で1期開業から30周年を迎える千葉モノレールになります。

1142.【埼玉高速】2008 鉄道の日 記念乗車券

2008年の鉄道の日に埼玉高速鉄道で発売したアイテムになります。
 
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 名称   :2008 鉄道の日 記念乗車券
 発行社局:埼玉高速鉄道
 発売日  :2008年10月5日
 値段   :770円
 購入箇所:
 シリアルNo.:00120
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埼玉高速鉄道が2008年の鉄道の日で発売した記念乗車券になります。開業時からの2000系があしらわれていますが、この当時運転されていた沿線のサッカーチームである浦和レッズのPRトレインもあしらわれています。
 
開業から16年が過ぎ地域の足として運転されている埼玉高速鉄道になります。

2017.10.25

1141.【京阪】水の上の新都心へ 中之島線開業・京都3駅 駅名変更 スルッとKANSAI K CARD

京阪電鉄の大阪の「水の上の新都心」といわれた中之島へ向かう中之島線が、本年で開業から9年が過ぎました。弊ブログでは以前、開業記念入場券を公開しておりますが、同時にスルッとKANSAIカードの発売もありましたので公開いたします。
 
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 名称   :水の上の新都心へ 中之島線開業 スルッとKANSAI K CARD
 発行社局:京阪電気鉄道
 発売日  :2008年10月--日
 値段   :マルチ券(額面1,000円)
 購入箇所:中之島駅
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中之島線開業に合わせて発売されたスルッとKANSAI K CARDになります。中之島線の路線図とこの時から運転を開始した3000系をあしらいました。
このカードは京阪線各駅の券売機で発売され、自分は1,000円券で購入しました。
 
中之島線開業と同時に京都市内においては、駅名を変更した駅が3駅あります。これに伴うカードの発売もありました。
 
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 名称   :京都3駅 駅名変更 スルッとKANSAI K CARD
 発行社局:京阪電気鉄道
 発売日  :2008年10月--日
 値段   :マルチ券(額面1,000円)
 購入箇所:祇園四条駅
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この日、五条は清水五条駅に、四条は祇園四条に、丸太町は神宮丸太町と京都市営地下鉄と同駅名であった駅をそれぞれ駅付近にある観光名所の名前を取り入れた駅名に変更しました。このカードも京阪線各駅の券売機でマルチ券として発売されました。
 
早いもので中之島線開業と3000系デビュー、京都市内3駅の駅名変更から9年、来年で10年を迎えます。中之島線開業時に設定された快速急行は今では本数を減らし、3000系も中之島線ではなく8000系と混じって特急運用に就くことが多く、また京都~大阪をノンストップで運転される快速特急「洛楽」にも使用されているようで、最近前面が変更され特急運行時には鳩の特急マークが表示されるようになったとのことです。
 
すでに9年が過ぎ、その後も変化がある京阪電鉄になります。

1140.【京阪】鉄道の日 K CARD

京阪電鉄においては、鉄道の日において毎年日比谷公園の鉄道フェスティバルにおいては大変人気を集めています。ここで鉄道の日が制定された1994年に発売されましたアイテムが手元にありますので公開いたします。
 
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 名称   :鉄道の日 K CARD
 発行社局:京阪電気鉄道
 発売日  :1994年10月--日
 値段   :1,000円
 購入箇所:淀屋橋駅
 シリアルNo.:001875
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1994年の鉄道の日で発売されたアイテムになります。この時代ですとまだスルッとKANSAIは出現しておらず、京阪線の駅の券売機で乗車券を購入できるプリペイドカードとしてK CARDで発売されました。
 
この時初めて京阪に乗車しまして、このカードにあしらわれている8000系特急に乗車しました。噂にたがわぬ豪華な設備と大阪府内での複々線の走行を堪能しました。
 
この時代も京阪のフラッグシップであった8000系、現在ではダブルデッカー車が連結され外装が変更になり、車内も車端部がロングシートになるとともに京阪特急のシンボルであったテレビはなくなった一方、本年2017年より指定席車「プレミアムカー」の連結が開始されました。
進化を続けている京阪特急になります。

1139.【大阪市交】10月14日 鉄道の日 レインボーカード

大阪の地下鉄において過去に鉄道の日記念として発売したアイテムになります。
 
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 名称   :10月14日 鉄道の日 レインボーカード
 発行社局:大阪市交通局
 発売日  :2008年10月--日
 値段   :1,000円
 購入個所:鉄道フェスティバル会場(日比谷公園)
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2008年の日比谷公園における鉄道フェスティバル会場で入手した大阪市営地下鉄のスルッとKANSAIカードであるレインボーカードになります。御堂筋線の21系をあしらいました。私の手元に唯一ある大阪市営地下鉄発行のアイテムになります。
 
大阪において地下鉄やバスなどを運営してきた大阪市交通局ですが、2018年より民営化されるようで社名も新たになるかと思います。時代が変わろうとしている大阪市営地下鉄になります。

1138.【山陽】鉄道の日記念エスコートカード

神戸から姫路を結ぶ山陽電鉄において、過去に鉄道の日記念として発売されましたアイテムを公開いたします。
 
まずは2007年に発売されましたアイテムになります。
 
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 名称   :鉄道の日記念エスコートカード series 3000
 発行社局:山陽電気鉄道
 発売日  :2007年10月--日
 値段   :1,000円
 購入個所:
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2007年に発売されたエスコートカードは、3000系のトップナンバー車のイラストをあしらいました。登場時に近い姿で前面の行先表示器が未設置の姿になります。
 
山陽3000系は1964年に登場した車両で最初の編成はアルミ車体、その後の増備車から鋼製車体になったのち再びアルミ車体になり、冷房化などが実施された一時期の山陽電鉄の主力車両として特急などにも活躍していました。また1965年には鉄道友の会よりローレル賞を受賞しました。
 
さて、このカードにあしらわれているトップナンバー車ですが2017年現在でもまだ活躍していますが、先日山陽電鉄より出されましたリリースによりますと11月で引退を迎えるとのことです。1964年に登場して53年もの長きにわたり走り続けてきた車両、この間で神戸のターミナルが兵庫から神戸高速鉄道の新開地・高速神戸になり阪急・阪神へ乗り入れたり、1995年の阪神・淡路大震災という未曽有の被害を経験しました。それだけの長きにわたり活躍した車両でした。
 
さて、山陽3000系は途中で改良を加えながら1985年まで製造され、鋼製車体からアルミ車体など細かい点でバリエーションが存在しています。2008年に発売されたカードは3000系のバリエーションの一つといえる車両が図柄になりました。
 
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 名称   :鉄道の日記念エスコートカード 3000系(3100号)
 発行社局:山陽電気鉄道
 発売日  :2007年10月--日
 値段   :1,000円
 購入個所:
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2008年の鉄道の日記念カードにあしらわれた3000系は3100号になります。この車両は1982年頃に製造されたアルミ車体の車両で、この当時3000系4両編成について6両編成とするための増結車を想定して作られた車両で、特に3100形とも呼ばれているようですが、3100形は1編成のみでしかも姫路方は3000系鋼製車を連結しておりこの車両はアルミ車と組みことにに合わせて車体を白にしているという仕様になります。なかなかお目にかかれない車両であるかと思います。
 
ということで、山陽電鉄で長きにわたり増備が続き主力であった3000系のカードを公開いたしました。今では3000系は朝・夕のS 特急には入ることはあるようですが、あとは普通列車での運転で今後6000系の増備で徐々に姿を消していくことになります。

1137.【神鉄】鉄道の日記念カード

神戸市内の新開地から有馬温泉・三田・粟生を結ぶ神戸電鉄において、過去に鉄道の日記念として発売されましたアイテムがありますので公開いたします。
 
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 名称   :鉄道の日記念カード
 発行社局:神戸電鉄
 発売日  :2008年10月--日
 値段   :2,000円(1,000円券2枚組)
 購入箇所:
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神戸電鉄が2008年の鉄道の日記念として発売したスルッとKANSAIカード、神戸電鉄ではすずらんカードという品名になります。
この当時は6000系がデビューした年のようで、このように6000系の図柄と車両基地に並んでいる1000系列・3000系・5000系・6000系をあしらいました。
 
このアイテムは私の手元にある唯一の神戸電鉄発行のアイテムになります。6000系もその後改良型の6500系として増備がなされているようです。

1136.【南海】鉄道の日記念コンパスカード 特急ラピート20周年

南海電鉄で過去に発売されました鉄道の日記念カード、2014年もこの車両の佳節となったことから、台紙付きセットで発売されました。
 
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 名称   :鉄道の日記念コンパスカード 特急ラピート20周年
 発行社局:南海電気鉄道
 発売日  :2014年10月--日
 値段   :2,000円(1,000円券2枚組)
 購入箇所:鉄道フェスティバル会場(日比谷公園)
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2014年においては、特急「ラピート」で運転されている50000系がデビュー20周年という佳節となったことから、このような記念カードとして発売されました。
1,000円券の2枚セットで設計時の完成予想イメージと発売当時の姿をあしらった図柄になっています。
 
関西国際空港アクセス特急として1994年に登場した50000系ラピート、今でも南海のフラッグシップを担い活躍しています。この車両の登場から本年2017年で23年、今でも難波から関西空港を結ぶ南海のフラッグシップトレインとして活躍しています。

1135.【南海】鉄道の日記念コンパスカード 30000系デビュー30周年記念

南海電鉄で過去に発売されました鉄道の日記念カード、2013年はこの車両の佳節となったことから、台紙付きセットで発売されました。
 
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 名称   :鉄道の日記念コンパスカード 30000系デビュー30周年記念
 発行社局:南海電気鉄道
 発売日  :2013年10月--日
 値段   :1,000円(500円券2枚組)
 購入箇所:鉄道フェスティバル会場(日比谷公園)
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2013年においては、特急「こうや」で運転されている30000系がデビュー30周年という佳節となったことから、このような記念カードとして発売されました。
500円券の2枚セットで登場時と発売当時の姿をあしらった図柄になっています。外装は南海のロゴが追加になっているほか前面の列車名表示、そして連結運転できるように連結器周辺が変更されているようです。
 
この車両もデビューから本年2017年で34年になります。今でも高野線において特急こうや・りんかんで活躍している車両になります。

1134.【南海】鉄道の日記念コンパスカード(通勤車編)

南海電鉄で過去に発売されました鉄道の日記念カード、通勤車を図柄とした年もありました。ここに公開いたします。
 
南海電車の外装といいますとかつては緑色というイメージがありました。その代表的な車両になります。
 
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 名称   :鉄道の日記念コンパスカード 7000系
 発行社局:南海電気鉄道
 発売日  :2011年10月--日
 値段   :1,000円
 購入箇所:鉄道フェスティバル会場(日比谷公園)
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2011年の鉄道の日記念の図柄になった車両は7000系で、本線用車両として1963年に登場した車両になります。本線や空港線等で特急から普通にまで使用されました。1994年頃からグレーベースに紺と黄色という塗装になりましたが、2005年・2015年でそれぞれ登場時の緑の外装が再現されました。7000系は2015年の緑の外装が再現された車両を最後に全車引退しました。
 
7000系が本線に登場する1年前、高野線にはこのような車両が登場していました。
 
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 名称   :鉄道の日記念コンパスカード 6000系
 発行社局:南海電気鉄道
 発売日  :2012年10月--日
 値段   :1,000円
 購入箇所:鉄道フェスティバル会場(明治公園)
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2012年の鉄道の日記念の図柄になった車両は6000系で、高野線の車両として1962年に登場した車両になります。この年でデビュー50周年という佳節でしたので、その意味合いもあったのかもしれません。東急車輛で製造された南海初のオールステンレスカーで、その後高野線系統の通勤車はステンレスカーが導入されていくことになります。カードの図柄はかなり古い時代のものになっていますが、2017年現在において南海6000系は、外観は青と黄色のラインが追加され冷房化・台車交換が行われているものの全車両健在で、高野線の急行から各停で運転されています。トップナンバー車に至っては車齢55年になります。オールステンレス車体の長寿命が証明されている結果になるかと思います。
 
さて、高野線は平坦区間では大型のステンレスカーが運転されますが、高野山へ向かっては急勾配が存在しています。その区間に対応した車両もあります。
 
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 名称   :鉄道の日記念コンパスカード 22000系
 発行社局:南海電気鉄道
 発売日  :2009年10月--日
 値段   :1,000円
 購入箇所:鉄道フェスティバル会場(日比谷公園)
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2009年の鉄道の日記念カードは高野線において高野山・極楽橋まで運転する急行用の22000系が図柄になっています。高野線で極楽橋まで運転できる車両は「ズームカー」と呼ばれていますが、この車両は「通勤ズーム」または「角ズーム」と呼ばれていた車両になります。
22000系ですが、2017年現在においては高野線の運用からは外れて2200系となって、汐見橋線や高師浜線・多奈川線といった支線で運転されているとともに1編成が高野線に戻り観光列車「天空」になった車両もあります。また和歌山から貴志を結ぶ貴志川線に転出した車両もあり、これら車両は貴志川線が南海から和歌山電鉄に移管された際にそのまま譲渡され現地のおいて一部車両は各種デザイン列車となって人気を集めています。
 
比較的そろっている南海の鉄道の日記念カードになります。

1133.【南海】鉄道の日記念コンパスカード(特急車編)

鉄道の日記念アイテムについて、今度は関西私鉄シリーズとしていくつか公開いたします。
 
毎年日比谷公園で開催される鉄道フェスティバルにおいては、関西をはじめとして全国の鉄道会社が出展し首都圏においても入手できるということで人気になっており、私も毎年訪れているところです。
 
その中において、南海電鉄においては毎年この会場でスルッとKANSAI対応のコンパスカードを入手しております。今回いくつか記事を分けまして公開いたします。まずは懐かしの特急車編になります。
 
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 名称   :鉄道の日記念コンパスカード こうや号(20000系)
 発行社局:南海電気鉄道
 発売日  :2004年10月--日
 値段   :1,000円
 購入箇所:鉄道フェスティバル会場(日比谷公園)
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2004年の鉄道の日記念として発売された図柄はこうや号で運転されていた20000系になります。難波から高野山を結んでいた特急列車として南海のフラッグシップを担っていた車両で、電車の図鑑等で初めて知った南海の車両になります。この車両は1985年で引退したようで、見ることなく姿を消してしまった車両になります。

 

20000系がこうや号として活躍していた時、本線ではこのような特急が運転されておりました。
 
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 名称   :鉄道の日記念コンパスカード 四国号(1000系)
 発行社局:南海電気鉄道
 発売日  :2006年10月--日
 値段   :1,000円
 購入箇所:鉄道フェスティバル会場(日比谷公園)
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2006年の鉄道の日記念カードとして図柄になった車両は1000系(先代)で、難波から和歌山港を結んでいた「四国号」とよばれた特急として運転されていました。和歌山港で徳島方面へ向かう南海系列のフェリーに接続していたという列車になります。この車両も1987年に引退してしまいましたので、見ることもなく姿を消してしまいました。
 
さて、1000系四国号の後継として登場した車両は10000系「サザン」になります。2005年の鉄道の日記念カードで登場しています。
 
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 名称   :鉄道の日記念コンパスカード サザン(10000系)デビュー20周年
 発行社局:南海電気鉄道
 発売日  :2005年10月--日
 値段   :1,000円
 購入箇所:鉄道フェスティバル会場(日比谷公園)
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2005年は10000系「サザン」デビュー20周年という佳節を迎えていましたので、カードのデザインは登場時の姿で2両編成3本連結した全席指定で運転されていたという姿になっています。
10000系については、後継車が登場していますがまだまだ活躍するようです。

2017.10.22

1132.【東急】東急線自由が丘駅開業88周年記念入場券

東急東横線と大井町線が交わる賑やかな商店街がある駅、本日で88周年の米寿をむかえ記念入場券が発売されました。
 
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 名称   :東急線自由が丘駅開業88周年記念入場券
 発行社局:東京急行電鉄
 発売日  :2017年10月22日
 値段   :600円
 購入箇所:自由が丘駅
 シリアルNo.:0333
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本日で、東急線の自由が丘駅は88周年を迎えました。この駅はまず東横線の九品仏駅として1927年に開業しましたが、大井町線開業直前に自由ヶ丘と改称し同年に大井町線が開業すると乗換駅となりました。のちに駅名を自由が丘と表記するようになりました。
 
自由が丘という駅名になって88周年の米寿を迎えたことにより発売された記念入場券、表紙は1959年の改良工事中の自由が丘駅を出発している東横線先代の5000系「青ガエル」があしらわれ、過去に自由が丘駅にやってきた歴代の車両と11年前の77周年を記念して運転された列車をあしらったD型硬券による入場券がセットされています。
 
今ではお洒落な店が並ぶ商店街として人気の街になった自由が丘駅の佳節になります。

1131.【東急】自由が丘駅77周年記念 パスネット

東京都目黒区内にある商店街でにぎわう街、その最寄り駅の佳節に発売されましたアイテムになります。
 
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 名称   :自由が丘駅77周年記念 パスネット
 発行社局:東京急行電鉄
 発売日  :2006年8月16日
 値段   :1,000円
 シリアルNo.:002781
 備考   :別図柄の3,000円券も発売
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おしゃれで賑やかな商店ががある自由が丘駅、この駅の77周年という喜寿を迎えるにあたり関東私鉄・地下鉄共通乗車カードであったパスネットが発売されました。手元には1,000円券しかありませんが、同時に自由が丘駅周辺の風景のイラストをあしらった図柄の3,000円券の発売もありました。
 
手元にあります自由が丘駅77周年の記念カードは、新旧5000系をあしらったカードと大井町線の8090系を表紙とした台紙にセットされています。
 
自由が丘駅は1927年の東横線開業時に九品仏として開業し、1929年に自由ヶ丘駅と改称しました。同年に大井町線が開通しますと乗換駅となりました。特に大井町線においてはこの駅に車庫が設けられ、後年まで自由が丘行き列車の設定がありました。
 
今でも東横線と大井町線の乗換駅として、また賑やかな商店街の最寄り駅として賑わっている駅になります。

2017.10.21

1130.【京急】京急蒲田駅付近連続立体交差事業 全線高架化記念乗車券

1980年代以降、京急においては羽田空港アクセスの開設と利便性向上に向けて多くの取り組みが行われ空港線は路線延長とともに改良が行われてきましたが、本線との分岐点である京急蒲田駅周辺が最後まで残っていた隘路でありました。2012年、その隘路が解消し合わせて記念乗車券が発売されました。
 
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 名称   :京急蒲田駅付近連続立体交差事業 全線高架化記念乗車券
 発行社局:京浜急行電鉄
 発売日  :2012年10月21日
 値段   :1,000円
 購入箇所:京急蒲田駅
 シリアルNo.:1936
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京急本線と空港線が分岐する京急蒲田駅は、空港線が羽田へ乗り入れたときにおいても地上駅であり空港線列車は京急蒲田駅周辺は実質単線状態で、ダイヤ構成上のネックになっていました。また京急蒲田駅から本線の横浜方には環八通りが、また空港線においては京急蒲田駅出発直後の単線区間内に第一京浜国道の踏切があり、歩行者や道路交通の妨げとなり交通渋滞の原因になっており、時の東京都知事が視察に訪れたというところになりました。更に空港線の第一京浜国道の踏切においては歩行者や自動車などの道路交通だけではなく、毎年新春に開催される関東大学駅伝、通称「箱根駅伝」の往路1区と最終区である復路10区のコース上に存在していた踏切で、特に復路においては優勝争いや翌年の大会の優先出場となるシード権をかけ、そのタイム争いに母校の名誉をかけ襷を付けた走者を悩ませていた踏切でもありました。
 
空港線直通列車の充実と地域の交通渋滞解消をかけて京急蒲田駅周辺は高架化が行われることになり、2012年10月21日に京急蒲田駅とその前後にある本線の大森町・梅屋敷・雑色の各駅と空港線の糀谷駅は高架駅になりました。
 
高架化完成を記念して京急蒲田駅で発売されました記念乗車券になります。地域の関心も高く、現地で並んで入手することができました。
記念乗車券は京急蒲田駅と同時に高架駅になった各駅の地上時代の駅舎の写真と、開くと高架になった第一京浜国道との交差地点が立体的にあしらわれました。
 
この高架化完成に合わせて京急ではダイヤ改正が行われ、羽田空港方面直通列車が増発されました。高架になった京急蒲田駅ですが、2層構造でホームが長くなったことから「要塞」と形容されるようになりました。
 
長い年月をかけて羽田空港アクセスの充実を図ってきた京急において、京急蒲田駅付近の高架化により施設面の改良が完成しました。今では多くの方が羽田アクセスとして利用する路線になりました。

2017.10.20

1129.【北総】第16回鉄道の日記念 硬券乗車券セット

2009年の鉄道の日を記念して北総鉄道で発売された記念きっぷになります。
 
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 名称   :第16回鉄道の日記念 硬券乗車券セット
 発行社局:北総鉄道
 発売日  :2009年10月--日
 値段   :1,000円
 購入箇所:
 シリアルNo.:0406
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2009年に発売された北総の鉄道の日記念乗車券、9000形をあしらったD型硬券乗車券や準常備券などがセットされました。台紙にはこの時点でリース車両を除く北総最古参車となっていた9000形をあしらいました。この年は北総線開業30周年という節目の年でもありました。
 
この記念乗車券発売から8年、ここにあしらわれた9000形は引退した2017年鉄道の日の北総鉄道になります。

1128.【北総】~懐かしの乗入車両~ 「鉄道の日」記念乗車券

続いて2007年の鉄道の日時期に北総鉄道で発売されました記念きっぷになります。
 
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 名称   :~懐かしの乗入車両~ 「鉄道の日」記念乗車券
 発行社局:北総鉄道
 発売日  :2007年10月--日
 値段   :1,000円
 購入箇所:新柴又駅
 シリアルNo.:001217
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2007年の鉄道の日において北総では、懐かしの乗り入れ車両をモチーフとした記念乗車券が発売されました。
1979年に開業した北総線は、開業当初は北初富から新京成電鉄の松戸へ直通運転を行っていました。これは1991年の2期線開業後もしばらく続けられました。
 
この記念乗車券は、新京成線と直通運転を行っていた当時をモチーフとしたもので、1991年時のダイヤのレプリカが付属し、化粧袋及び短冊型の券面にはデビュー間もない7300形が松戸へ向けて新京成線に乗り入れた姿や、松戸行きの北総7000形と当時は2000形のちに9000形となる車両、さらには北総線に乗り入れた新京成800形と500形と呼ばれた旧型車があしらわれています。
 
北総線と新京成線の直通運転は1991年の北総2期線開業後も行われていましたが、1992年7月に新京成線の新鎌ヶ谷駅開業と同時に廃止となり、新京成線北初富駅と北総線新鎌ヶ谷駅を結ぶ連絡線も撤去されました。
 
新京成線を走行した北総車両、北総線に乗り入れた新京成車両、今では思い出になった光景であります。

1127.【北総】北総線全駅硬券入場券セット

鉄道の日記念アイテムは、北総鉄道においても毎年のように発売されています。今回いくつか公開いたします。
まずは2004年に発売されましたアイテムになります。
 
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 名称   :北総線全駅硬券入場券セット
 発行社局:北総鉄道
 発売日  :2004年10月--日
 値段   :3,000円
 購入箇所:
 シリアルNo.:0620
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2004年の鉄道の日時期に発売された記念きっぷ、京成高砂駅を含む北総線全駅の硬券入場券がセットされています。日付は平成16年7月1日でこの日は社名を北総開発鉄道から北総鉄道に変更した日になります。台紙にはその当時の北総の車両はあしらわれていますのでその当時のラインナップもおぼろげながらわかるようになっている記念きっぷになります。

1126.【京成】鉄道の日記念'06 京成グループパスネットセット

2006年になりますと、この翌年にICカードが始まることもあってかパスネットは下火になってきました。京成ではそれでもこの年の鉄道の日記念パスネットが発売されました。
 
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 名称   :鉄道の日記念'06 京成グループパスネットセット
 発行社局:京成電鉄(新京成電鉄・北総鉄道)
 発売日  :2006年10月--日
 値段   :3,000円(1,000円券3枚セット)
 購入箇所:鉄道フェスティバル会場(日比谷公園)
 シリアルNo.:000802
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2006年の鉄道の日パスネットは増備が進んでいた3000形をあしらいましたが、グループ会社である新京成電鉄においてはN800形北総鉄道においては7500形と同系車が登場しており、これら3社合同で企画されたもののようです。鉄道フェスティバルの京成ブースにて入手しました。
 
このカード発売からも11年が過ぎました。その後この系列は京成でも増備が続き2010年の成田スカイアクセス開業時にアクセス特急用に3050形が、北総線のうち小室~印旛日本医大間の施設等を保有している千葉ニュータウン鉄道において9200形が登場しています。
 
京成グループ共通設計の車両の感がある3000形と同系車、今まさに主力として活躍しています。
 
京成電鉄においては、このパスネットを最後に鉄道の日記念きっぷ等の発売は行われていないようですが、新京成・北総ではその後も鉄道の日記念きっぷが発売されており、本年も発売されたようです。

1125.【京成】type 3200 COLOR COLLECTION

2003年の鉄道の日時期に京成で発売されましたアイテムになります。
 
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 名称   :type 3200 COLOR COLLECTION
 発行社局:京成電鉄
 発売日  :2003年10月--日
 値段   :4,000円(1,000円券4枚セット)
 購入箇所:鉄道フェスティバル会場(日比谷公園)
 シリアルNo.:00068
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2003年の鉄道の日においては、通勤車3200形をモチーフにしたパスネットが発売されました。
3200形は1964年に登場した京成初の両開きドアを採用した赤電車両になります。
 
さて、赤電と呼ばれていた京成通勤車はその後時代が下るにつれ2回外装を変更しています。登場時は赤とクリームのツートンカラーの「赤電」、1980年代に入るとファイヤーオレンジの外装になり、3200形もこの外装時に車体更新及び冷房改造が行われました。そして1993年からはグレーに赤と青のラインという外装になるのですが、この外装にするにあたり3200形4編成にグレーのほか白、黄緑、青の4種類の試験塗装を施し、最終的にグレーベースの外装になりました。この記念カードおよびセットされている台紙には4本並んだ試験塗装の写真もあしらわれており、3200形の変遷を垣間見ることができます。
 
京成3200形は2007年で全車両引退を迎えました。今では赤電車両のみならず未更新の3500形も姿を消し3600形からも廃車が発生しているという、今日の京成通勤車両のラインナップになります。

1124.【京成】KEISEI ELECTRIC RAILWAY SPECIAL EXPRESS COLLECTION

2000年代に入りますと、関東私鉄・地下鉄共通乗車カードであるパスネットが登場します。京成においても鉄道の日時期にオリジナルのパスネットが発売されました。
 
まずは2002年に発売されたアイテムになります。
 
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 名称   :KEISEI ELECTRIC RAILWAY SPECIAL EXPRESS COLLECTION
 発行社局:京成電鉄
 発売日  :2002年10月--日
 値段   :4,000円(1,000円券4枚セット)
 購入箇所:鉄道フェスティバル会場(日比谷公園)
 シリアルNo.:000331
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2002年に発売されたアイテムは、特急車両コレクションということで歴代の特急車両をあしらったカードのセットになります。かつて上野から成田山新勝寺への参拝客を乗せて運転された1600形「開運号」、初代スカイライナー車両AE形の登場時の外装と新塗装、2代目のスカイライナー車両AE100形をあしらいました。このカードは毎年恒例の日比谷公園での鉄道フェスティバル会場で入手しました。この当時は関東私鉄・地下鉄でもこのように記念カードが多く発売されておりました。
 
このカード発売から15年、1600形開運号は見ることもなく姿を消しており、ここにあしらわれているスカイライナー車両はすべて思い出になっています。それだけ年月が流れました。

1123.【京成】鉄道の日(10月14日) 改軌35周年記念乗車券

鉄道の日記念アイテム、今回は京成電鉄で過去に発売されましたアイテムを公開します。
 
京成でもかつて鉄道の日時期には記念乗車券等を毎年発売しておりました。その内容はなかなか唸らせるものも多くありますので、今回いくつか公開いたします。
まずは鉄道の日として制定された1994年に発売されましたアイテムになります。
 
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 名称   :鉄道の日(10月14日) 改軌35周年記念乗車券
 発行社局:京成電鉄
 発売日  :1994年10月--日
 値段   :500円
 購入箇所:京成上野駅
 シリアルNo.:0070
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1994年の鉄道の日を記念して発売された記念乗車券になります。この年は改軌35周年という節目であったことから、これを記念したアイテムにもなります。
 
京成電鉄は1372mmの軌間で開業しましたが、都営地下鉄と直通運転を行うにあたり1959年に1435mm軌間に改軌を行っています。この改軌は全線を11工区に分け、工事期間中は全列車普通列車で直通運転は中止となり途中で乗り換えるという工法で行われ、約2か月で工事は完了しました。記念乗車券は第1工区となった千葉線の京成幕張~千葉中央(当時は京成千葉)間の往復乗車券と最後の工区となった日暮里~京成上野間のいずれも硬券乗車券が改軌工事の概要を記した台紙にセットされました。
この改軌工事に合わせて登場した車両が3050形(先代)と呼ばれる車両で、赤とクリームのツートンカラー「赤電」塗装で登場した初の車両となりました。改軌工事が終了した区間から順次導入され、都心へ直通するための改良工事完了を象徴する車両という位置付けでありました。
 
1994年当時、3050形はまだ残存車があったことからこの年に3050形の1編成に往年の赤電塗装を再現し、改軌35周年記念列車として運行されました。
 
鉄道の日として制定されてから本年で23年、今では赤電と呼ばれた車両はすべて引退してしまった京成電鉄になります。

2017.10.19

1122.【JR九州】2010年10月10日記念 鉄道の歴史を彩った往年の列車 記念乗車券セット

2010年の鉄道の日直前の10がそろった日にJR九州が発売した記念きっぷになります。
 
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 名称   :2010年10月10日記念 鉄道の歴史を彩った往年の列車 記念乗車券セット
 発行社局:九州旅客鉄道
 発売日  :2010年10月10日
 値段   :2,010円
 購入箇所:鉄道フェスティバル会場(日比谷公園)
 シリアルNo.:1044
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鉄道の日を前に10がそろった日を記念して発売されました記念乗車券、2010年10月10日にちなんで九州で活躍した車両をあしらった記念乗車券のセットになります。20系客車、キハ10系気動車、10系軽量客車、EF10電気機関車をあしらいました。
この記念乗車券は、毎年恒例の日比谷公園での鉄道フェスティバル会場にて出展していたJR九州ブースで入手しました。これも鉄道の日記念乗車券の一種なのかもしれません。

1121.【JR東日本】品川駅開業130周年記念入場券

鉄道の日関連のアイテムを続々と公開しておりますが、2002年に鉄道開業130周年となった際に品川駅で発売されましたアイテムになります。
 
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 名称   :品川駅開業130周年記念入場券
 発行社局:東日本旅客鉄道
 発売日  :2002年6月12日
 値段   :500円
 購入箇所:
 シリアルNo:3153
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2002年に130周年を迎えた鉄道開業・品川駅開業を記念して発売されたアイテムになります。
 
鉄道の開業日は正式には当時の暦で1872年9月13日、翌年に現在の暦が採用されて10月14日となりましたが、これ以前に品川~横浜(現:桜木町)間は仮開業をしており、当時の暦で1872年5月7日、現在の暦で6月12日に1日2往復途中駅は無しで仮開業しており、それから2002年で130周年を迎えたことから発売されたもので、その旨の記述がこの記念入場券の裏面にあります。
 
この記念入場券発売から15年、本年で鉄道開業から145周年となりました。

1120.【東急】10月14日は鉄道の日パスネット(5000系列編)

積極的にパスネットを発売していた当時の東急においては、2002年になりますと田園都市線に5000系が登場しています。鉄道の日記念パスネットにおいても何度か登場しています。ここに公開いたします。
 
まずは2002年に発売されたカードになります。
 
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 名称   :10月14日は鉄道の日パスネット(2002年)
 発行社局:東京急行電鉄
 発売日  :2002年10月--日
 値段   :1,000円
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2002年5月にデビューした5000系、同年の鉄道の日パスネットに起用されました。営業運転開始時のヘッドマークを付けた姿があしらわれました。
 
5000系は田園都市線に続いて目黒線に5080系、東横線に5050系が導入されました。2004年の鉄道の日パスネットはこのような図柄で発売されました。
 
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 名称   :10月14日は鉄道の日パスネット(2004年)
 発行社局:東京急行電鉄
 発売日  :2004年10月--日
 値段   :1,000円
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東横線用5050系、目黒線用5080系、田園都市線用5000系を並べた図柄で発売されました。前面は同じ形状ですが、側面の幕部のラインは田園都市線5000系は緑、目黒線5080系は紺、東横線5050系はピンクという違いがあります。
 
その後も増備が続いた5000系列、これからも東急の東横線や田園都市線といった主要路線において、主力として活躍していくことでしょう。

2017.10.18

1119.【東急】10月14日は鉄道の日パスネット(8000系列編)

鉄道の日記念関連のアイテムを続々と公開しておりますが、続きましては東急で発売されたアイテムをいくつか公開いたします。
 
2000年に導入された首都圏私鉄・地下鉄共通乗車カードであるパスネット導入後、東急は積極的に記念カード類を発売しました。鉄道の日においても例外ではなく毎年記念カードが発売されました。
 
鉄道の日パスネットで多くモチーフになったのは8000系になります。1969年に東急初の20m大型車体と界磁チョッパ・ワンハンドルマスコン運転台を採用した車両になります。まずは2001年に発売されたカードになります。
 
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 名称   :10月14日は鉄道の日パスネット(2001年)
 発行社局:東京急行電鉄
 発売日  :2001年10月--日
 値段   :1,000円
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2001年の鉄道の日で発売されたカードは、みなとみらい地区を背景に特急プレートを装着した8000系車両をあしらいました。この年の3月から東横線に特急が設定されその時の祝賀列車となった姿があしらわれました。
 
その後鉄道の日パスネットで8000系の登場は開きますが、2005年には再び8000系があしらわれました。
 
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 名称   :10月14日は鉄道の日パスネット(2005年)
 発行社局:東京急行電鉄
 発売日  :2005年10月--日
 値段   :1,000円
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2005年になりますと8000系の置き換えが始まりまず東横線から撤退が始まっていました。3編成の8000系があしらわれていますが、この当時東横線で運転されていた8000系の大部分は俗に「歌舞伎」と呼ばれる前面になったリニューアル車になっていましたが、未施工の編成のうち8039Fについては登場当初の銀無垢前面になっており注目を集めていました。またこの年の夏で東横線において最古参の8000系になっていた8007Fが引退を迎えることになり、引退記念として外観を伊豆急に譲渡された車両と同等として「伊豆のなつ」号として東横線で臨時運転されました。その姿をそれぞれあしらった図柄になりました。
 
この翌年にも8000系列が鉄道の日パスネットにあしらわれました。
 
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 名称   :10月14日は鉄道の日パスネット(2006年)
 発行社局:東京急行電鉄
 発売日  :2006年10月--日
 値段   :1,000円
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2006年になりますと、田園都市線の8500系をあしらった図柄で発売されました。この写真は二子新地駅から二子玉川方の多摩川橋梁をみたものになりますが、この当時は大井町線の溝の口延伸に向けて工事中の状況で、いまでは大井町線列車が走行する線路は大井町線列車が折り返すための引上線であったという時代で、大井町線列車も8500系と8090系という、この時代の様子を物語るものになっています。
 
鉄道の日パスネットとして登場した8000系列、現在では東横線からは全車両撤退し、8000系は全車引退、8090系も姿を消し、8500系はまだ多数の車両が田園都市線で運転されていますが、間もなく2020系という新型車両が登場することになっていますので、ここに挙げたパスネットの図柄の光景は徐々に過去のものになっていくことでしょう。

2017.10.17

1118.【東武】鉄道の日記念 ~活躍する東武車両~ SFとーぶカード(2002年)

その後も鉄道の日時期に記念カードを発売した東武鉄道、ここでは2002年に発売されましたアイテムを公開いたします。
 
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 名称   :鉄道の日記念 ~活躍する東武車両~ SFとーぶカード
 発行社局:東武鉄道
 発売日  :2002年9月--日
 値段   :1,000円
 購入箇所:
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2002年の鉄道の日記念で東武鉄道で発売されましたアイテムになります。この時代になりますと関東私鉄・地下鉄共通乗車カード「パスネット」として東武での商品名「SFとーぶカード」で発売され、「活躍する東武車両」というタイトルで、本線及び東上線において運転されている車両をあしらいました。
 
このアイテム発売から15年、ラインナップに変化が生じています。

1117.【東武】鉄道の日記念 とーぶカード(1995年)

ここ1~2年の間で怒涛の勢いで記念きっぷ類を発売している東武鉄道、弊ブログでも多くのアイテムを公開しています。東武におきましても過去に鉄道の日記念アイテムが発売されていますので、ここでいくつか公開いたします。まずは1995年の鉄道の日で発売されたアイテムになります。
 
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 名称   :鉄道の日記念 とーぶカード
 発行社局:東武鉄道
 発売日  :1995年10月--日
 値段   :1,000円
 購入箇所:通信販売
 シリアルNo.:8751
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1995年に発売された東武の鉄道の日記念アイテムになります。この時代は券売機で乗車券などを購入することができたプリペイドカード「とーぶカード」として発売され、スペーシアとりょうもう、10000系通勤車をあしらいました。
 
この後も鉄道の日記念アイテムを発売した東武鉄道になります。

1116.【営団】鉄道の日 記念乗車券

東京の地下鉄、当時の営団地下鉄においても鉄道の日時期に記念アイテムを発売していました。1996年の鉄道の日に発売されましたアイテムを公開いたします。
 
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 名称   :鉄道の日 記念乗車券
 発行社局:帝都高速度交通営団
 発売日  :1996年10月14日
 値段   :1,500円
 購入箇所:
 シリアルNo.:2270
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1996年当時の営団地下鉄において、鉄道の日記念として発売されたアイテムになります。この時代の営団8路線の車両をあしらったD型硬券乗車券のセットになります。
 
8路線の車両ですが、この時代ですと副都心線はまだ開業しておらず、南北線がようやく四ツ谷まで開業した時代で、車両のラインナップも半蔵門線は08系登場前、東西線も05系はオリジナルスタイルの車両があしらわれています。
 
このアイテム発売から21年が過ぎました。ここにあしらわれている車両の中でも、銀座線の01系や千代田線の06系は引退、有楽町線の07系はこの路線からは撤退しており、日比谷線の03系もあしらわれている5ドア車両から置き換えが始まっているようで、東西線も05系の置き換えが始まっています。

 
1996年の鉄道の日当時における営団地下鉄のラインナップが垣間見えるアイテムではないかと思います。

2017.10.16

1115.【西武】西武秩父線開通20周年記念

鉄道の日となった10月14日、この日に開業した路線に西武秩父線があります。1969年に開通しました。
弊ブログにおきましては、過去に佳節を迎えた際に発売されましたアイテムを公開していますが、今回は1989年の20周年を迎えた際に発売されたアイテムを公開いたします。
 
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 名称   :西武秩父線開通20周年記念
 発行社局:西武鉄道
 発売日  :1989年10月14日
 値段   :500円
 購入箇所:
 シリアルNo.:000167
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1989年の20周年を迎えた際に発売された記念乗車券、このアイテムは後年入手しました。
この時代ですと秩父鉄道へ直通運転を開始した年で、4000系が登場していました。一方で特急レッドアローはまだ5000系でした。
 
このアイテム発売から29年、観光地秩父へ誘う西武秩父線になります。

1114.【東京臨海】2004.10.16 オール10両編成化記念 パスネット

2004年10月16日に実施されたダイヤ改正より、りんかい線は全列車が10両編成となりました。これを記念して発売されたアイテムになります。
 
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 名称   :2004.10.16 オール10両編成化記念 パスネット
 発行社局:東京臨海高速鉄道
 発売日  :2004年10月16日
 値段   :1,000円
 購入箇所:
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りんかい線は開業時は4両編成で、その後2002年の全線開業時にJR埼京線に直通する列車は10両編成、りんかい線内の折り返し列車は6両編成で運転されました。その後利用客が増えたことなどから、全列車10両編成で運転されることになり、これを記念したパスネットになります。全列車10両編成化により、輸送力増強が図られました。
 
さて全列車10両編成化の方法ですが、単純に6両編成の列車に中間車を4両増結したわけではありません。必要となる中間車を新造し6両編成を組み替えて10両編成にするといった方法で行われ、運用も一部JR車に移管するということも行われたようです。その結果りんかい70‐000形は先頭車4両と中間車の電動車1ユニット2両が余剰となるという結果となりました。この時余剰となった70‐000形6両はJR東日本に譲渡されることになり、JRにおいて電動車ユニット1組2両を新造し、4両編成2本として八高・川越線に転用され、形式も209系3100番台と付番されました。りんかい70‐000形はJR東日本209系をベースにした車両であったことから、そのまま209系に編入された形となりました。
 
臨海副都心地区への足として大きく発展し多くの利用があるりんかい線、その輸送力増強の過程になります。

1113.【JR東日本】グリーン車Suicaシステム登場記念 Suicaイオカード

今から13年前の2004年10月16日、Suicaを用いた新たなサービスが開始されました。
 
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 名称   :グリーン車Suicaシステム登場記念 Suicaイオカード 
 発行社局:東日本旅客鉄道
 発売日  :2004年10月16日
 値段   :2,000円(デポジット500円含む)
 購入箇所:
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この時始まったサービスは、グリーン車Suicaシステムと呼ばれるもので、まずはこの日からグリーン車の連結を始めた湘南新宿ラインと宇都宮線・高崎線列車において、駅ホーム上にあるグリーン券売機にSuicaを投入してチャージされた金額からグリーン料金分を支払い、カードのグリーン券の情報を書き込んで、乗車後は座席上にあるセンサーにSuicaをタッチしてランプが赤から緑になれば、車内での検札は省略されるというサービスになります。
 
まずは湘南新宿ラインと宇都宮線・高崎線から始まったグリーン車Suicaシステム、その後は東海道線や横須賀線・総武快速線にも導入され、のちにグリーン車を連結した常磐線でもサービスが始まっています。
 
Suicaを使ってチケットレスでグリーン車に乗車できるサービスが始まって、もう13年という年月が流れました。

2017.10.15

1112.夢のスーパー特急 パスネット

2000年にサービスを開始した関東私鉄・地下鉄共通乗車カードシステム「パスネット」、2001年にはさらにこのようなカードの発売がありました。
 
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 名称   :夢のスーパー特急 パスネット 
 発行社局:小田急電鉄
 発売日  :2001年12月--日
 値段   :4,000円(1,000円券4枚組)
 購入箇所:
 備考   :東武・西武・京成でも発売
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パスネット加入各社局の中で、有料の特急を運行していた東武・西武・京成・小田急の4社合同企画で発売された、各社の特急列車をあしらったデザインのカードセットになります。小田急で購入しましたので、カード表面には「小田急」と表記されていますが、上記各社においてもそれぞれの社名等が記載され同種デザインのカードが発売されました。
小田急がロマンスカー20000形「RSE」、京成がスカイライナーAE100形、西武が10000系ニューレッドアロー、東武が100系「スペーシア」となっています。
 
このカード発売からすでに16年が間もなく過ぎようとしていますが、小田急20000形と京成AE100形は現在引退し、東武100系については外装が変わっています。西武10000系は今も運行中ですが、再来年には新型特急車が登場するとされています。
 
パスネットとともに、その当時の各社のフラッグシップ車両が垣間見えるアイテムではないかと思います。

2017.10.14

1111.鉄道の日記念 懐かしの車両 パスネット

今年も10月14日、鉄道の日を迎えましたが、今から17年前の2000年には関東私鉄・地下鉄共通乗車カードであるパスネットがスタートしました。パスネットカードの一般的によく知られたデザインは、加入各社局の車両のイラストを並べたいわゆる共通デザインとよばれるものが各社局で発売されました。また鉄道の日時期には、加入全社局の記念カードのセットが日比谷公園の鉄道フェスティバル会場で発売されました。
 
さて、2000年のサービス開始から1年が過ぎた2001年には、このようなデザインのカードが発売されました。
 
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 名称   :鉄道の日記念 懐かしの車両 パスネット 
 発行社局:西武鉄道
 発売日  :2001年10月--日
 値段   :1,000円
 購入箇所:
 備考   :東急・京急・相鉄・営団・東武・小田急・京成でも発売
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2001年の鉄道の日を記念して発売されました、加入各社局の懐かしの車両をあしらったデザインのカードになります。私の手元には西武鉄道の駅で購入しましたので、カードには「SFレオカード」「西武鉄道」と表記されておりますが、このカードにあしらわれた車両の各社におきましても同種カードが発売されました。東急が「青ガエル」と呼ばれた5000系、京急がクロスシートを持つ旧700形、相鉄が旧6000系、営団が丸ノ内線開業時の300形、東武が「デラックスロマンスカー」と呼ばれた1720系、小田急が初めて展望席を設けたロマンスカー3100形「NSE」、西武が「レッドアロー」と呼ばれた5000系、京成が初代スカイライナー車両であるAE形をあしらいました。
 
ということで、2001年の鉄道の日記念パスネット共通デザインということになるかと思うのですが、素朴な疑問としましてこれは自分が京王界隈の住人であったことからなおさらなのですが、京王の車両が登場していない点(よってこのカードは京王では発売はなく、京王新宿駅においては発売していない旨の掲示もあった)が気になったとともに、おそらくは東京都交もまたしかりなのかもしれません。この当時加入各社局でどういうやり取りがあったのか、今では確かめようがありません。
 
気が付けばこのカードも発売から16年が過ぎ、パスネットもICカード「PASMO」に移行してJR東日本のSuicaと相互利用が開始されてから10年が過ぎました。今となっては昔話となってしまった2001年の鉄道の日記念で発売されたパスネットカードになります。

1110.【JR東日本】鉄道博物館開館記念Suica

本日10月14日は「鉄道の日」です。毎年各種行事が行われますが、今から10年前の2007年の鉄道の日、鉄道の殿堂といえるスポットが華々しくオープンしました。その際に発売されましたアイテムになります。
 
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 名称   :鉄道博物館開館記念Suica 
 発行社局:東日本旅客鉄道
 発売日  :2007年10月14日
 値段   :2,000円(デポジット500円含む)
 購入箇所:大宮駅
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2007年10月14日、さいたま大宮の地に「鉄道博物館」が開館しました。2005年まで東京・神田にあった交通博物館を移設したものではありますが、鉄道に特化した内容となり、展示車両も充実した新たな博物館になり人気のスポットとなりました。
 
鉄道博物館開館を記念して最寄り駅の大宮駅で発売された記念Suicaになります。鉄道博物館で保存・展示されている車両をカード・台紙にあしらったデザインになっています。このSuicaカードも朝から長い列に並んで入手しました。
 
鉄道の歴史を伝える施設である大宮の鉄道博物館開館から早いもので10年が過ぎました。10年が過ぎて本館の全面リニューアルや新館の建設が進められているほか、先日この博物館に収蔵されているナデ6114が重要文化財に指定されました。これからも、この博物館の役割は変わることはないでしょう。

2017.10.13

1109.【いすみ鉄道・養老鉄道】いすみ鉄道×養老鉄道 姉妹鉄道締結記念乗車券

本年は「養老改元」1300年の節目に当たります。今から1300年前の717年、奈良時代の女帝であった元正天皇が今の岐阜県養老町に行幸された際、この地にあった美泉に感銘を受け、この年に元号を「養老」と改めたことによります。ゆかりの地である岐阜県養老町ではこれを記念した取り組みが行われています。この地を走行している養老鉄道と、千葉県にある第三セクター鉄道であるいすみ鉄道が姉妹鉄道締結を行ったことから、このような記念乗車券が両社で発売されました。
 
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 名称   :いすみ鉄道×養老鉄道 姉妹鉄道締結記念乗車券
 発行社局:いすみ鉄道・養老鉄道
 発売日  :2017年10月7日
 値段   :1,500円
 購入箇所:鉄道フェスティバル会場(日比谷公園)
 シリアルNo.:0179
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いすみ鉄道と養老鉄道の姉妹鉄道締結を記念して発売された記念乗車券になります。
養老鉄道は、三重県の桑名から養老、大垣を経由して揖斐を結ぶ鉄道で、かつては近鉄養老線でしたが、今から10年前の2007年に経営分離され養老鉄道として運営されています。
養老改元1300年ということでゆかりの地を走行する養老鉄道と、沿線の大多喜町に紅葉の名所である養老渓谷があるいすみ鉄道、養老つながりで姉妹鉄道締結を行ったことになり、この記念乗車券は養老鉄道の養老から桑名間の乗車券といすみ鉄道の大原から上総中野経由で小湊鉄道の養老渓谷までの硬券乗車券がセットされており、養老から養老渓谷までの往復券をイメージした模擬券がセットされています。
 
近年では国内外で姉妹鉄道提携を結ぶ事例が多くあります。いすみ鉄道と養老鉄道の姉妹鉄道提携もその一つと言えるでしょう。

2017.10.12

1108.【京急】横浜⇔羽田空港 直通運転開始記念 パスネット

現在では日常的な運転系統となった京急の羽田空港から横浜方面への直通運転、今から15年前に始まりました。その際に発売されましたアイテムになります。
 
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 名称   :横浜⇔羽田空港 直通運転開始記念 パスネット
 発行社局:京浜急行電鉄
 発売日  :2002年10月--日
 値段   :1,000円
 購入箇所:
 シリアルNo.:000504
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横浜方面から羽田空港への直通運転開始を記念して発売された、この当時の関東私鉄・地下鉄共通乗車カードであるパスネットになります。
これ以前からも早朝などのごく限られた時間帯で直通運転を行う列車があったようでしたが、本格的な直通運転はこの時から始まりました。
 
2002年10月のダイヤ改正に合わせて運転を開始した横浜方面から羽田空港への直通列車は4両編成で、新逗子から普通で運転し金沢文庫で三崎口からの快特の後部に連結し、京急川崎で分割後特急として羽田空港まで運転されました。まだ京急蒲田は高架化工事中でありましたので、20分ヘッドでの直通でした。また、羽田空港からの横浜方面行きの場合は、京急蒲田出発は京急川崎で連結する快特の前に出発し京急川崎駅手前の引上線に入って一旦停止し、快特を先に通してからその列車の後部に連結するという運転方法が採られました。
 
京急において、横浜方面から羽田空港直通にあたって、この記念カードのほか、券売機でもこのようなカードが発売されました。
 
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券売機で発売された直通運転開始を告知するカード

 
券売機で発売されましたので、いわゆるマルチ券で発売された、このようにアピールするカードも発売されました。
 
羽田空港アクセスの充実を図ったあの日から、早いもので15年が過ぎました。

2017.10.10

1107.【名鉄】3700系 3100系 デビュー20周年記念乗車券

現在の名鉄における通勤・通学輸送の主力車両の一つ、本年でデビューから20周年を迎えて記念乗車券が発売されました。
 
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 名称   :3700系 3100系 デビュー20周年記念乗車券
 発行社局:名古屋鉄道
 発売日  :2017年10月7日
 値段   :990円
 購入箇所:鉄道フェスティバル会場(日比谷公園)
 シリアルNo.:00584
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デビューから20周年を迎えたのは3700系と3100系になります。
3700系は1993年にデビューした3500系の改良型で、VVVFインバータ制御・電気指令ブレーキ・ロングシート4両編成という車両になります。3500系からは車体高さを高くして居住性を向上させたことがポイントになります。同時にデビューした3100系は3700系と同形態で2両編成という仕様になります。
 
3500系やこの後登場したステンレス車体の3300系・3150系と共通運用で併結運転も行っているほか、3100系については2200系列の増結車として特急系の列車にも使用されます。
 
デビューから20年、登場時は扉部分が一部灰色という特徴がありましたが、今ではおなじみのスカーレットに身をつつみ、名鉄の主要路線で通勤通学輸送に活躍している車両になります。

1106.【名鉄】第8回鉄道の日記念乗車券

弊ブログの記事を改めて振り返ってみますと、関東在住なのに意外と名鉄発行の記念きっぷ類が多く公開されています。名鉄で過去に発売された鉄道の日記念きっぷは、2001年に発売されましたものが手元にありますので公開いたします。
 
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 名称   :第8回鉄道の日記念乗車券
 発行社局:名古屋鉄道
 発売日  :2001年10月13日
 値段   :600円
 購入箇所:鉄道フェスティバル会場(日比谷公園)
 シリアルNo.:02800
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第8回目の鉄道の日となった2001年に発売された記念乗車券になります。8回目ということで名古屋の市章にもあしらわれている八とかけて、八角形の乗車券になります。またあしらわれている車両は歴代の8が含まれる形式の車両をあしらいました。この時代では健在であった「パノラマDX」8800系や北アルプスで活躍した8500系、600V線区の美濃町線で運転されていた車両などをあしらいました。また北アルプスで運転された8000系や「なまず」と呼ばれた850系などといった、見ることなく姿を消してしまった車両もあしらわれています。
 
この記念乗車券はこの年の日比谷公園での鉄道フェスティバル会場で入手しました。それから16年が過ぎ、ここにあしらわれている車両は今ではすべて思い出になった車両になっています。それだけの月日がいつの間にか流れました。

2017.10.09

1105.【小田急】小田急線開業90周年記念乗車券

本年で開業90周年を迎えた小田急、その記念きっぷが発売されました。
 
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 名称   :小田急線開業90周年記念乗車券
 発行社局:小田急電鉄
 発売日  :2017年10月7日(先行発売)
 値段   :3,000円
 購入箇所:鉄道フェスティバル会場(日比谷公園)
 シリアルNo.:0058
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開業日から約半年過ぎた鉄道の日時期に発売された開業90周年記念乗車券、開くと90年のあゆみとともに、小田原線各駅からの片道乗車券の硬券セットと、小田急開業時の様式を復刻した模擬券がセットになった内容になっています。
 
この記念乗車券は、まずイベント会場で先行発売され駅では11月に入ってから発売されるようですので、早速本年も日比谷公園で開催された鉄道の日イベントである鉄道フェスティバル会場で入手しました。
 
90年という歴史を重ねた小田急、来年春長い年月をかけて進められてきた複々線化がようやく完成します。次の10年となる100周年に向けて歩み始めています。

1104.【小田急】鉄道の日 記念入場券

1997年になりますと、小田急電鉄は開業70周年を迎えました。この年は歴代のロマンスカーをあしらったシリーズもののロマンスカードをはじめとして、各種アイテムが発売されました。この年の鉄道の日において、記念入場券が発売されました。
 
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 名称   :鉄道の日 記念入場券
 発行社局:小田急電鉄
 発売日  :1997年10月--日
 値段   :390円
 購入箇所:新宿駅
 シリアルNo.:0119
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開業70周年を迎えた年の鉄道の日記念で発売された入場券になります。通勤車にスポットをあてており、この当時の最新型通勤車両であった2000形と大型20m車体を採用した2600形、地下鉄千代田線に乗り入れ車であり一世を風靡した9000形をあしらいました。これら車両のカードの裏面が入場券になっています。
 
このアイテム発売から20年が過ぎ、2600形や9000形は引退しそれぞれ1両が保存されているという2017年の状況になります。

1103.【小田急】鉄道の日10.14記念乗車券

さて、10月に入りまして今年も鉄道の日がやってきました。私の手元にも過去に各社局で発売されました鉄道の日記念アイテムが多くあります。断続的に公開していきたいと思います。
 
鉄道の日は我が国初の鉄道が開通した10月14日に制定されました。もとは鉄道記念日でしたが、1994年より多くの方に鉄道に親しんでもらおうと変更したものです。その年、小田急において発売されたアイテムを公開いたします。
 
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 名称   :鉄道の日10.14記念乗車券
 発行社局:小田急電鉄
 発売日  :1994年10月--日
 値段   :1,000円
 購入箇所:新宿駅
 シリアルNo.:0793
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1994年に小田急で発売された記念乗車券になります。小田急開業時の路線図と歴代の代表的な車両があしらわれています。この時代の最新鋭ロマンスカーは20000形「RSE」、通勤車は1000形でありました。
 
本年で24回目となる鉄道の日になります。

1102.【東急】池上線開業90周年記念入場券

本日大変な賑わいを見せている路線、今から5年前の佳節を迎えた際に発売されましたアイテムになります。
 
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 名称   :池上線開業90周年記念入場券
 発行社局:東京急行電鉄
 発売日  :2012年10月6日
 値段   :300円
 購入箇所:五反田駅
 シリアルNo.:3726
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今から5年前の2012年、東急池上線は開業90周年の佳節を迎えました。1922年に池上電気鉄道により蒲田~池上間が開通、池上本門寺への参詣路線として開通しました。それから90年が過ぎた2012年に発売された記念入場券になります。台紙には池上線開業時のモハ1形、長きにわたりこの路線の主力であった3450形、この路線で活躍した7200系を立体的にあしらった台紙に、この当時池上線で運行されていた車両をあしらったD型硬券によりこの時90周年を迎えた蒲田・蓮沼・池上の3駅の入場券がセットされています。
 
池上電気鉄道は開業の翌年に池上から雪谷へ、さらに1917年には順次路線を伸ばし大崎広小路まで同年10月9日に開通、そして五反田へはその翌年の1928年に開通して全通となり、それから6年後に池上電気鉄道は現在の東急の前身である目黒蒲田電鉄に吸収合併され、今日では東急池上線として運行を行っています。
 
池上線は今でも3両編成の電車が古くからの商店街が広がる街並みを各駅停車で運転されており、地元地域に親しまれて運転されています。車両についても7000系や1000系といった1990年代以降に導入された車両が走る中、先代の7000系を改造した7700系が健在で全列車ワンマン運転が行われており、各駅にはホームに柵とセンサーが設けられています。しかし駅によっては木造の柱が残るなど、どこか風情が残る路線になります。
 
さて、東急池上線は本日2017年10月9日で大崎広小路まで開通して90周年をいう佳節になりました。その一環で本日2017年10月9日の池上線に限り無料で乗り降りできる1日乗車券が配布され、大変な賑わいになったようです。
 
東京の街並みを行く東急池上線、地元地域に親しまれ今日も運転されております。

1101.【富士急】快速『富士山』運転開始1周年記念入場券セット

富士山麓を目指す新たな直通列車、運転開始から1年を迎えて発売されたアイテムになります。
 
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 名称   :快速『富士山』運転開始1周年記念入場券セット
 発行社局:富士急行
 発売日  :2017年9月29日
 値段   :850円
 購入箇所:鉄道フェスティバル会場(日比谷公園)
 シリアルNo.:0266
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JR新宿から富士急行線の河口湖を結ぶ直通列車で、新たに設定された快速「富士山」号の運転開始1周年を記念して発売されたアイテムになります。
世界遺産に登録された富士山とその周辺へのアクセスを担う富士急行線において、さらなる利便性の向上を図るため、毎週金曜日(休日となる場合を除く)に設定された全席指定の快速列車になります。JR東日本の189系を使用した列車になります。
 
基本的には国鉄特急色車を使うことが多いようですが、グレードアップあすさカラーの車両を使用して運転されることもあります。表示は「臨時」等で運転されるようです。
 
今では基調になった189系で運転される富士急への直通列車、金曜日にも設定された臨時列車として、結構利用があるようです。

2017.10.08

1100.【近鉄】2008 鉄道の日記念スルッとKANSAIカード ビスタ・カー50周年

近鉄の特急運転開始60周年を迎えた翌年の鉄道の日において、近鉄が発売したアイテムになります。この年は近鉄特急のシンボル誕生から50周年という節目でした。
 
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 名称   :2008 鉄道の日記念スルッとKANSAIカード ビスタ・カー50周年
 発行社局:近畿日本鉄道
 発売日  :2008年10月--日
 値段   :3,000円
 購入箇所:
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近鉄特急のシンボルとして長きにわたり親しまれた「ビスタ・カー」がこの年50周年を迎えたことから、鉄道の日記念カードとして企画されたアイテムになります。
ビスタ・カーは、ダブルデッカー構造の車両で我が国では近鉄が初めて導入した車両でした。1958年に10000系が登場、この車両は試作的要素が多かったようで1編成製造されたにとどまりましたが、名古屋線改軌完了により設定された名阪直通特急用に新ビスタ・カー10100系が1959年に登場、この車両はブルーリボン賞を受賞しその後近鉄のフラッグシップを担った車両になります。10100系は1979年で全車両引退してしまいましたが、その前年にはビスタ・カー3世として30000系が登場、30000系は1996年にビスタEXとしてリニューアルされましたが、その後も健在で今でも時刻表においてビスタ・カー連結列車にはVマークが表記され、選んで乗車することが可能です。
 
ビスタ・カー50周年を記念したアイテムになります。新ビスタ・カー10100系をあしらったカードになります。子供のころの写真等で知った近鉄ビスタ・カー10100系は見ることもなく姿を消してしまった車両になります。

 

今ではJRをはじめとして各社でダブルデッカー車が登場していますが、そのパイオニアである近鉄ビスタ・カー、30000系以降は近年登場した観光特急「しまかぜ」50000系に1両ビスタ・カーとしてダブルデッカー車が連結されています。
今日でも、近鉄特急のラインナップに欠かせないビスタ・カー、色あせることなく運転されています。

1099.【近鉄】2007年鉄道の日記念スルッとKANSAIカード 近鉄特急60周年

今年も10月に入り、鉄道の日シーズンが到来しました。今から10年前の2007年に近鉄が発売したアイテムを公開いたします。
 
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 名称   :2007年鉄道の日記念スルッとKANSAIカード 近鉄特急60周年
 発行社局:近畿日本鉄道
 発売日  :2007年10月--日
 値段   :2,000円(1,000円券2枚組)
 購入箇所:鉄道フェスティバル会場(日比谷公園)
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2007年の近鉄においては、特急列車の運転開始から60周年という節目となりましたので、これを兼ねたカードとなりました。この時近鉄が誇る特急車両21020系「アーバンライナー・ネクスト」と、23000系「伊勢・志摩ライナー」に60周年の装飾を施しました。その姿をカードにあしらいました。
 
近鉄特急の歴史は戦後間もない1947年に、大阪の上本町と名古屋を結ぶ座席定員制の特急が誕生したのが始まります。ただこの時代は大阪線は1435mmの標準軌に対して名古屋線は1067mmの狭軌であったため伊勢中川で乗り換えとなっていました。1959年に名古屋線が1435mmの標準軌に改軌されると直通運転を開始し、また近鉄の路線網を活かして伊勢・志摩・京都・奈良・橿原・吉野などを結ぶ特急ネットワークを築きました。
 
このアイテム発売から10年が過ぎ、本年で70周年を迎えた近鉄特急になります。

1098.【近鉄】近鉄奈良線開業100周年 スルッとKANSAIカード

1910年に設立された近鉄は、それから4年が過ぎて最初の路線が開業しました。2014年その路線の開業から100周年を迎えるにあたり発売されましたアイテムになります。
 
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 名称   :近鉄奈良線開業100周年 スルッとKANSAIカード
 発行社局:近畿日本鉄道
 発売日  :2014年4月--日
 値段   :3,000円
 購入箇所:
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1910年に設立された近鉄、当初は奈良軌道として設立されましたが、開業までに大阪電気軌道(大軌)に改称し、1914年に現在の奈良線にあたる大阪の上本町~奈良間が開通しました。それまで大阪から奈良へは関西線等では迂回する形となってしまうことから最短で結ぶ路線となりました。直線的に大阪と奈良を結ぶこととしたことから、生駒山中に当時日本一の延長を誇った生駒トンネルを建設するなど大工事もありました。
 
奈良線開業100周年を記念して発売されたカードになりますが、開業時のデボ1形をあしらいました。近鉄ではこの時奈良線で運行されている車両1編成に、このデボ1形をあしらった特別塗装車が登場し、現在もそのいでたちで運行を行っています。
 
それから3年、本年で開通から103年が過ぎた近鉄奈良線になります。

2017.10.07

1097.【近鉄】創業百周年記念 スルッとKANSAIカードセット

関西の大手私鉄の一つである近鉄は1910年に創業しました。それから100年が過ぎた2010年に発売されましたアイテムを公開いたします。
 
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 名称   :創業百周年記念 スルッとKANSAIカードセット
 発行社局:近畿日本鉄道
 発売日  :2010年7月--日
 値段   :2,000円(500円券2枚・1,000円券2枚の4枚組)
 購入箇所:
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2010年に創業100周年を記念して発売されたスルッとKANSAIカードのセットになります。開業時の車両から歴代の代表的な車両をあしらったカードが、各時代の広告紹介をあしらった台紙にセットされています。
このアイテムは、この時期近鉄に乗車する機会がありその際に入手した記憶があります。
 
本年で創業から117年という年月が流れた近鉄になります。

1096.【千葉モノレール】アーバンフライヤー グッドデザイン賞受賞記念乗車券セット

2012年7月に千葉モノレールに登場した新型車0形「アーバンフライヤー」は、そのデザイン性などが評価され、同年グッドデザイン賞を受賞しました。受賞を記念して発売されたアイテムになります。
 
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 名称   :アーバンフライヤー グッドデザイン賞受賞記念乗車券セット
 発行社局:千葉都市モノレール
 発売日  :2012年10月1日
 値段   :500円
 購入箇所:
 シリアルNo.:0435
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千葉モノレール0形「アーバンフライヤー」が得た勲章、グッドデザイン賞受賞を記念して発売されました記念乗車券になります。どこかのイベント会場にて入手しました。
 
この車両のデビューから5年、千葉の街並みをその独特なデザインで運行されています。

2017.10.06

1095.【東急】東横線開通80周年 神奈川区制80周年 記念入場券

本年で90周年を迎えた東急東横線では、人気アイドルグループといけばなとコラボレーションした企画が開催されており、記念列車の運行も行っております。
 
さて、その10年前になる2007年の80周年の時も各種催しが行われていたのですが、このようなアイテムの発売もありました。
 
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 名称   :東横線開通80周年 神奈川区制80周年 記念入場券
 発行社局:東京急行電鉄
 発売日  :2007年10月6日
 値段   :360円
 購入箇所:反町駅
 シリアルNo.:0445
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2007年の東横線80周年と合わせて、横浜市において神奈川区制が敷かれてからも80周年ということでコラボした企画となり、東急では神奈川区にある白楽・東白楽・反町の各駅の硬券入場券と、80年前の沿線案内図の一部をあしらった台紙が付き、さらに神奈川区内で廃止となった新太田町駅と神奈川駅の模擬入場券が付属しました。
 
横浜市は1889年に市制が敷かれましたが、その後人口が急増したことから1927年に鶴見、神奈川、中、保土ヶ谷、磯子と区政が敷かれました。
 
この記念入場券は神奈川区内の駅でのみ発売され、横浜の鉄道の日イベントに参加した際に反町まで出向いて入手しました。この時点で反町駅は地下駅に移転しており、この記念入場券に模擬券としてセットされている新太田町駅と神奈川駅のあった場所はすでに廃線となったあとでした。
 
それから10年が過ぎ、90周年を迎えた東急東横線と横浜市神奈川区になります。

2017.10.05

1094.【名鉄】甦る5500系記念乗車券

今となっては思い出になってしまった車両です。2003年の鉄道の日において発売されたアイテムになります。
 
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 名称   :甦る5500系記念乗車券
 発行社局:名古屋鉄道
 発売日  :2003年10月1日
 値段   :550円
 購入箇所:新名古屋駅
 シリアルNo.:01271
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名鉄5500系は1959年に登場した2ドア・転換クロスシートの車内設備を持つ優等用車両としてデビューしました。この車両は名鉄初の冷房車として登場、日本で初めて特別料金を必要としない冷房車でもありました。4両編成と2両編成が作られその後登場した7000系パノラマカーとともに活躍しましたが、2000年に集中豪雨で水没した編成が廃車となった後続々と置き換えられてゆき、この記念乗車券発売の時点で2両編成3本というところまで数を減らしました。この時名鉄では残っていた5500系に歴代の外装を再現することになり、登場時の赤クリームとチョコレートのツートン、ストロークリームに赤帯、スカーレットに白帯と時代により変更された外装をそれぞれ再現し、この時期は3編成3色を連結したイベント運行も行われました。この記念乗車券は、鉄道の日時期に5500系に歴代の外装を再現したことから、それぞれの時代の姿の写真をあしらった短冊型乗車券の3枚セットになっています。
なお、5500系関連では同時にSFパノラマカードも発売され、こちらは現行のスカーレットと合わせた4種類ありセット発売もあったようなのですが、すでにセットは完売、バラ売りでも売り切れていた柄がありました。
 
その後もスカーレットに戻されることなく、旧塗装で運行された5500系、私はこれら復刻塗装のうち赤クリームとチョコレートのツートンとスカーレットに白帯は見ることができましたが、ストロークリームに赤帯の編成は2005年1月の空港線が開業した日に犬山線の布袋駅で留置中の姿を見ただけになりました。この時、布袋駅には3編成の5500系が連結されていた状態で止まっており、これはなかなかお目にかかれない編成であったのですが、実は空港線が開業した日の前日の運行をもって運用を離脱、布袋駅で見た姿は廃車を前提とした留置という状態でありました。
 
空港線開業というタイミングで引退となった5500系、その後登場時の外装が再現された車両の前頭部のみが残され、舞木検査場で保存されています。
 
引退からすでに10年以上が過ぎ、その後パノラマカーも引退した今、思い出になった車両になります。

2017.10.04

1093.【名鉄】榎戸~常滑駅間高架化完成記念入場券

現在では中部国際空港へのアクセス路線となっている名鉄常滑線、アクセス路線になる過程における記念きっぷになります。
 
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 名称   :榎戸~常滑駅間高架化完成記念入場券
 発行社局:名古屋鉄道
 発売日  :2003年10月4日
 値段   :480円
 購入箇所:新名古屋駅
 シリアルNo.:1118
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名鉄常滑線の榎戸~常滑間は中部国際空港へ路線延伸に際して、高架化が行われました。高架工事中は榎戸~常滑間は全列車運休としてバス代行で運行を行っていましたが、2003年に完成し常滑駅と途中の多屋駅は高架駅になりました。
 
高架化完成を記念して発売された記念入場券になります。榎戸・多屋・常滑の各駅の硬券入場券がセットされています。
 
この高架化から1年4か月後、常滑から中部国際空港間が開通ミュースカイの運行が開始されました。

2017.10.01

1092.【京王】高尾線開通50周年記念乗車券

ミシュランガイドで三ツ星の評価を得た行楽地へ向かう路線、本日で開通から50周年を迎えました。
 
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 名称   :高尾線開通50周年記念乗車券
 発行社局:京王電鉄
 発売日  :2017年10月1日
 値段   :1,000円
 購入箇所:高尾山口駅
 シリアルNo.:0393
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本日で開通50周年を迎えたのは、京王電鉄高尾線になります。北野から分岐して行楽地高尾山の麓を目指す路線で1967年に開通しました。

 

京王高尾線は戦前に北野から多摩御陵を結んだ御陵線が前身で戦時中の1944年に休止されましたが、このうち北野~山田間の路盤等を一部再使用して、建設されました。
 
今から50年前の開通時は、先代の5000系全盛の時代で開業日には祝賀列車として、また「高尾」のヘッドマークを付けたハイキング特急が運転されました。
 
それから50年、その節目を記念して発売されたアイテムになります。高尾線各駅からの硬券乗車券と北野~高尾山口の小児用往復乗車券がD型硬券で京王帝都電鉄時代の地紋でセットされ、台紙の表紙は戦前の御陵線開通時の沿線案内図と緑でラッピングされた8000系「高尾山トレイン」があしらわれ、内部は高尾線建設時及び開通時の祝賀列車に様子と、高尾線で運転された先代の5000系や6000系から高尾山トレインの8000系や9000系、今年から京王電鉄グループの企業になった高尾山のケーブルカーをあしらいました。先代の5000系、6000系はハイキング特急「高尾」号、7000系は登場時の銀色前面の姿があしらわれました。
この記念乗車券は10月1日に高尾山口駅で発売され、朝早くから多くの人が訪れ、登山客と合わせて高尾山口駅前は賑わっておりました。それ以外の高尾線各駅では翌日から発売となります。
京王では高尾線開通50周年記念として、高尾線各駅をめぐるスタンプラリーを開催、かつてのハイキング特急「高尾」号のデザインをあしらった50周年記念ヘッドマークを緑でラッピングされた8000系「高尾山トレイン」に装着しました。さらに、多摩動物公園駅前にある京王れーるランドでは、車両展示場にある先代の5000系に高尾線開通時の祝賀列車を再現しました。京王沿線最大の行楽地がある高尾線の節目であるだけに、多くのイベントが開催された感じがします。
 
信仰の山でもある高尾山の麓を目指して開通した京王高尾線、この路線開通により高尾山への人出は大幅に増加し気軽に行けるハイキングコースとなりました。その後も開発を進め、高尾山口駅には温泉施設をオープンさせるなど取り組みが行われています。開通から50周年、すでに開通当時の車両はすべて引退していますが、一方で先日二代目を襲名することになった新型車5000系がデビューを迎え、その歴史をさらに刻んでゆく京王高尾線、高尾山は間もなく木々が色づく季節を迎えます。

1091.【JR東日本】新幹線あさま開業記念オレンジカード

1997年10月1日、新幹線が長野まで開業しました。その際に発売されましたアイテムを公開いたします。
 
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 名称   :新幹線あさま開業記念オレンジカード
 発行社局:東日本旅客鉄道
 発売日  :1997年10月1日
 値段   :2,000円(1,000円券2枚組)
 購入箇所:長野駅
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それまで信越本線を走行して長野へ向けて運転されていた特急「あさま」は、この日より開業した新幹線になり「あさま」の愛称は引き継がれました。正式名称は北陸新幹線ですが、この当時はまだ長野までの開業でしたので「長野行新幹線」あるいは「長野新幹線」という呼び方をされていました。
 
新幹線開業を記念して発売されたオレンジカードになります。長野駅で購入しましたので、新幹線あさまE2系と新幹線長野駅開業記念として長野駅駅舎をあしらったカードがセットされていますが、同じく長野県内で開業した軽井沢・佐久平・上田の各駅でも同種のアイテムでそれぞれの駅舎をあしらったカードが発売されたと思われます。
 
新幹線あさま開業に際しましては、記念特急券・入場券の発売もありました。
 
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 名称   :新幹線あさま開業記念特急券
 発行社局:東日本旅客鉄道
 発売日  :1997年10月1日
 値段   :840円
 購入箇所:長野駅
 シリアルNo:0701
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 名称   :新幹線長野駅開業記念入場券
 発行社局:東日本旅客鉄道
 発売日  :1997年10月1日
 値段   :280円
 購入箇所:長野駅
 シリアルNo:3462
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このように記念特急券と記念入場券の発売もあり、特急券は発売駅で区間が異なり入場券も当時の長野新幹線各駅で同種記念入場券の発売があったと思われます。
 
新幹線の開業により長野は東京から近くなりました。この翌年長野では冬季オリンピックが開催され、その輸送に貢献しました。その後この新幹線は2015年に金沢まで延伸し正式に北陸新幹線と呼ばれるようになりました。一方でこの当時新幹線「あさま」として運転されたE2系はこの路線からは撤退して、現在ではE7系・W7系が走行する路線となりました。
 
新幹線が長野まで開業して早くも20年が過ぎました。

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2011年11月 ありがとう!京王井の頭線3000系

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    2011年12月、約49年にもわたり京王井の頭線で活躍してきた3000系、レインボーカラーに彩られ井の頭線のイメージを確立したこの車両も、ついに終焉となりました。最後の編成となったのはライトブルーの3028F、この編成は1987年に入線し活躍してきました。 末期には朝のラッシュ時間帯に運よく富士見ヶ丘~渋谷の1往復の運用にしか就かなくなってしまった3000系、2011年11月には「さよなら運転」として日曜日の昼間に井の頭線全線で運転され、最後の走りを披露しました。また11月20日には富士見ヶ丘車両基地において「ありがとう3000系フェスタ」も開催され、事前申込制であったこのイベントにも参加して、最後の姿を見てきました。井の頭線沿線で生まれ育ち、それこそこの車両の活躍をみて育ったと自負する私にとって、感慨深い月になった2011年11月、3000系最後の姿をぜひ皆様にご覧いただきたいと思います。

中央線201系

  • 2010101700
    JR中央線で約30年にもわたり活躍した201系、特に多摩地域においては、長きにわたり親しまれた車両で、私も小・中学生時代は遠足で、学生時代は通学で、そして社会人になってからも通勤などで利用したなじみ深い車両でした。時の国鉄が「省エネ電車」として中央線に導入された201系。そしてほとんどの車両が中央線から離れることなく、この路線で「オレンジバーミリオン」の外装で生涯を終えました。すでに引退して時が過ぎましたが、私が撮影した201系の思い出として、どうぞご覧下さい。

2002年100周年を迎えた江ノ電

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    2001年12月に初めてデジカメを購入して、翌年から1年間通った路線があります。藤沢から鎌倉を結ぶご存知江ノ電です。この年は江ノ電が開業して100周年という節目の年で、各車両にステッカーなどが付いています。また世代交代もあった年です。 自分の思い出アルバムの中から公開いたします。どうぞご覧下さい。

惜別 名鉄岐阜600V線区

  • 2005032101
    2005年3月31日、惜しまれつつも廃止を迎えた名鉄岐阜市内線・揖斐線・美濃町線・田神線の総称「岐阜600V線区」。 私が初めて訪れたのは、1999年の夏のことでした。名古屋本線で新岐阜に着くと、駅前に停車していた電車に乗り、車の洪水の中を抜け、のどかな風景の中を走っていきました。
    その後2001年2月、そして2005年と何度か訪れたのですが、ついにこれら路線も命運が尽きてしまいました。そこで、名鉄岐阜600V線区で活躍していた古豪から最新鋭車まで、個性豊かな車両たちへの思い出をつづり、このアルバムを作成しました。
    このアルバムでは、2001年9月30日の運行をもって廃止となった谷汲線・揖斐線(黒野~本揖斐)のモ750も登場しています。いずれにしましても、今では思い出になってしまった、名鉄岐阜600V線区へのレクイエムです。 どうぞご覧下さい。

    お断り>
    今回のアルバムは、一部ポジプリントからスキャンしたもの、あるいは携帯電話内蔵カメラで撮影した画像も含まれています。特に1999年・2001年撮影のものはすべてポジプリントからのスキャンになります。つきましては画質にやや難があるものがあります。ご了承ください。