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2017.09.30

1090.【JR東日本】「思い出の信越線駅舎」シリーズ記念入場券セット

1997年9月30日で信越本線の碓氷峠区間である横川~軽井沢間が最終運行となりましたが、合わせて軽井沢~篠ノ井間もJR線での最終運行となりました。これら区間にある駅の入場券セットも発売されました。
 
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 名称   :「思い出の信越線駅舎」シリーズ記念入場券セット
 発行社局:東日本旅客鉄道
 発売日  :1997年8月--日
 値段   :1,960円
 購入箇所:横川駅
 シリアルNo.:1366
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1997年9月30日の運行をもってJR線としての運行を終了する信越本線の横川~篠ノ井間にある各駅の駅舎をあしらった記念入場券セットになります。これら記念入場券を収めるファイルの表紙は、碓氷峠区間の「眼鏡橋」付近を走行しているEF63型電気機関車と特急「あさま」189系があしらわれました。
 
この区間のJR線での運行終了から20年が過ぎました。横川~軽井沢間は廃止となりJRバスでの運行となり、軽井沢~篠ノ井間は第三セクター会社「しなの鉄道」に転換されました。
信越本線の一部廃止及び第三セクター転換は大変大きな出来事でありました。あの日から20年という年月が流れました。

1089.【JR東日本】さよなら信越線碓氷峠 記念乗車券・記念特急券

日本の鉄道の歴史において最大の難所であった区間。その最期を迎えるにあたり発売されたアイテムになります。
 
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 名称   :さよなら信越線碓氷峠 記念乗車券・記念特急券
 発行社局:東日本旅客鉄道
 発売日  :1997年8月--日
 値段   :3,000円
 購入箇所:横川駅
 シリアルNo.:0858
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1997年9月30日、信越本線の横川~軽井沢間の最終日となりました。この区間は碓氷峠と呼ばれ、66.7/1,000という国鉄・JR最急勾配区間として知られ、特急列車でも横川駅に停車して高崎方にEF63型電気機関車を2両連結し協調運転で軽井沢に向かっていたというところでありました。
 
碓氷峠区間の運転終了に伴い発売されました記念きっぷになります。横川~軽井沢・中軽井沢間の乗車券と特急券のセットになっており、表紙にはこの区間で運転されていたEF63型電気機関車、裏表紙には189系「あさま」があしらわれています。碓氷峠の最期に際しましては、この記念きっぷの他にもオレンジカードなど多くのアイテムが発売されたと記憶しています。
 
最終日は多くの人が訪れた碓氷峠区間、この日を最後に列車の運行は終了し翌日からは並行する道路をJRバスが運行するようになりました。
多くの人が訪れた碓氷峠区間、あの日から早くも20年が過ぎました。

1088.【営団】南北線 四ツ谷⇔溜池山王間開業・銀座線 溜池山王駅開業 W開業記念 SFメトロカード

9月も終わりますが、この路線は本日で開業から20周年を迎えました。その当時発売されましたアイテムを公開いたします。
 
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 名称   :南北線 四ツ谷⇔溜池山王間開業・銀座線 溜池山王駅開業
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 発行社局:帝都高速度交通営団
 発売日  :1997年9月30日
 値段   :2,000円(1,000円券2枚組)
 購入箇所:
 シリアルNo.:25952
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1997年9月30日、当時の営団地下鉄南北線は四ツ谷から溜池山王まで延伸しました。延伸区間には永田町駅が設けられ、有楽町線・半蔵門線との乗換駅となり、また溜池山王駅については南北線延伸に合わせて銀座線の赤坂見附~虎ノ門間に溜池山王駅が新設され乗換駅となり、合わせて丸ノ内線・千代田線の国会議事堂前駅とつながり乗り換えができるようになりました。
 
南北線延伸と銀座線新駅開業を記念して発売された、この当時営団・都営地下鉄共通乗車カードであるSFメトロカードで発売されました。2枚セットで南北線9000系と銀座線01系があしらわれたカード2枚セットになります。
 
南北線はこの開通から3年後の2000年に目黒まで開通して、東急目黒線と直通運転を開始します。
 
溜池山王まで延伸してから、本年で20年が過ぎました。南北線では9000系についてリニューアルを行った車両が登場しているようですが、銀座線においては01系はすべて置き換えられてしまいました。いつの間にか20年という年月が流れていました。

2017.09.29

1087.【西武】西武鉄道多摩川線開業100周年記念乗車券

JR中央線の武蔵境から是政を結ぶ西武多摩川線は、本年10月22日で開業から100周年を迎えます。本日100周年の記念乗車券が発売されました。
 
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 名称   :西武鉄道多摩川線開業100周年記念乗車券
 発行社局:西武鉄道
 発売日  :2017年9月29日
 値段   :900円
 購入箇所:武蔵境駅
 シリアルNo.:0218
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100周年を迎えるにあたり発売された記念乗車券、多摩川線各駅からのそれぞれの旧駅舎などをあしらったD型硬券乗車券がセットされ、多摩川線で運転された歴代の車両や駅施設等をあしらった台紙が付きました。
 
西武多摩川線は他の西武線とはつながっていない孤立路線であるがゆえに、本線系統ではとっくに姿を消した車両が主力として活躍していたという経歴があり、かつての旧型車「赤電」も後年まで残っていたり低運転台の101系が最後まで運行されていたのもこの路線になります。そして今では高運転台の新101系で運転されていますが、この車両も本線系統では姿を消した車両になります。多摩川線入線時に四季のイラストでラッピングされたことから、白の車体で運行されています。
 
さて、本日より100周年として多摩川線で運行されている新101系全編成にヘッドマークが付けられたほか、本年で同じく創立100周年を迎える系列会社である伊豆箱根鉄道とコラボ企画として、多摩川線の101系1編成に伊豆箱根鉄道駿豆線で運転されている西武新101系の譲渡車である1300系と同じ外装になった列車が登場しています。
 
その経歴から西武の孤立路線となっている多摩川線、元は多摩鉄道として多摩川河川敷で採取された砂利輸送を目的とした鉄道でした。それからまもなく1世紀、沿線は今も武蔵野の面影が残る風景を走ります。本線系統から姿を消した新101系が今も主力で運転されている多摩川線、100周年の節目になります。

1086.【西武】多摩川線開通90周年記念乗車券

JR中央線の武蔵境から是政を結ぶ西武多摩川線においては、本年10月で開通100周年を迎えることになり、本日より各種催しが行われます。
 
そこでまずは、今から10年前の2007年に開通90周年を迎えました際に発売されましたアイテムを公開いたします。
 
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 名称   :多摩川線開通90周年記念乗車券
 発行社局:西武鉄道
 発売日  :2007年12月8日
 値段   :各630円
 購入箇所:武蔵境駅
 シリアルNo.:それぞれ0036
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赤表紙タイプ

 
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緑表紙タイプ

 
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台紙内面及び裏面の図柄は共通

 
2007年の開業90周年を迎えた際に発売された記念乗車券になります。2種類発売され、赤表紙タイプは武蔵境・新小金井・多磨の各駅からの硬券乗車券、緑表紙タイプは白糸台・競艇場前・是政の各駅からの硬券乗車券がセットされているという点が異なり、台紙の内面や裏表紙は共通になっています。
 
この当時の西武多摩川線は101系がワンマンで運転されていましたが、すべて低運タイプの車両で運転されていて、この時代本線系統では姿を消していたタイプの車両が活躍していたという状況でした。これは多摩川線は他の西武線とは接続していない孤立路線で、車両の融通はJR線経由で甲種輸送という方法で行っているのですが、この時期は武蔵境駅がJR・西武共高架化工事中で、JRと西武を結ぶレールが取り外されていた状態であったことによります。90周年を迎えた際には、多摩川線列車全編成にヘッドマークがつきました。
 
開通90周年を記念して発売されました記念乗車券、2種類とも武蔵境駅で入手しましたが、この記念乗車券は発売部数が少なかったことから、発売当日の朝の時間帯で完売してしまいました。
 
その後武蔵境駅の高架化が完成し、車両の入れ替えも行われた西武多摩川線、ここに公開した記念きっぷ発売から10年が過ぎ100周年を迎えます。

2017.09.26

1085.【東京都交・東急・東京メトロ】三田線・目黒線・南北線 直通運転5周年記念パスネット

2000年9月26日に営団地下鉄南北線の溜池山王~目黒間、都営三田線の三田~目黒間が開通し、合わせて東急目黒線と直通運転を開始しました。弊ブログではその当時発売されましたアイテムをそれぞれ公開していますが、今回はそれから5年が過ぎた2005年に5周年を迎えたことから発売されましたアイテムを公開いたします。
 
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 名称   :三田線・目黒線・南北線 直通運転5周年記念パスネット
 発行社局:東京都交通局・東京急行電鉄・東京地下鉄
 発売日  :2005年9月26日
 値段   :各1,000円
 備考   :各社局3種類そろえると台紙が付属
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直通運転開始5周年を記念して3社局で発売された、この当時関東私鉄・地下鉄の共通乗車カードであったパスネットで発売されましたアイテムになります。
 
このアイテムは各社でそれぞれ1,000円のカードが発売され、3社局揃えて窓口で提示すると台紙がもらえたというものになります。
 
この直通運転開始にあたっては、白金高輪~目黒間で当時の営団地下鉄南北線と都営三田線が線路を共有して目黒へ延伸して、東急目黒線に直通しました。この直通運転が始まって本年で早くも17年が過ぎました。

2017.09.23

1084.【三陸鉄道】十府ヶ浦海岸駅開業記念きっぷ

岩手県の沿岸部で路線を運営している第三セクター路線である三陸鉄道、2017年3月に新駅が開業しておりました。記念きっぷを入手しましたので公開いたします。
 
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 名称   :十府ヶ浦海岸駅開業記念きっぷ
 発行社局:三陸鉄道
 発売日  :2017年3月25日
 値段   :950円
 購入箇所:久慈駅
 シリアルNo.:0109
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三陸鉄道の宮古から久慈を結ぶ北リアス線の野田玉川~陸中野田間に本年3月25日に新駅「十府ヶ浦海岸」駅が開業し、発売されました記念きっぷになります。先日三陸鉄道北リアス線に乗車する機会があり、まだ発売しておりましたので到着した久慈駅で入手しました。
 
十府ヶ浦海岸は千年以上の昔から歌に詠まれた名勝地になります。その海岸近くに開設された駅になります。なお過去には臨時駅として開設されたことがあり、今回正式に駅として開業することになりました。実際にこの駅に停車する列車に乗車しましたが、この駅から海沿いを見ると砂浜ではなく防波堤で仕切られており、景勝地の海岸を車窓からは見ることはできませんでした。2011年の東日本大震災は記憶に新しい所ではありますが、過去にも地震のたびに津波の被害を受けてきた地域なだけにやむを得ないのかもしれません。
 
2011年の東日本大震災から6年、三陸鉄道は全線復旧が完了していますが、その爪痕はまだ癒えず地域の復興はようやく始まったばかりといった感じにも見受けられます。この鉄道も存続が危ういという状況には変わりはないかと思います。沿線地域の早期復興を願うところであります。

2017.09.22

1083.【北近畿タンゴ鉄道】おかげさまで30周年記念乗車券

日本三景の一つ天橋立へ向かう鉄道、2012年の設立30周年の佳節に発売されたアイテムになります。
 
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 名称   :おかげさまで30周年記念乗車券
 発行社局:北近畿タンゴ鉄道
 発売日  :2012年7月21日
 値段   :1,500円
 購入箇所:福知山駅
 シリアルNo.:000078
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1982年9月22日に創立した北近畿タンゴ鉄道、京都府や兵庫県等が出資した第三セクター鉄道になります。当時は宮福鉄道として設立し建設中であった宮福線の福知山~宮津間を運営する会社として創業、宮福線は1988年7月に開通、関西から天橋立など丹後地方への最短ルートとしての路線となりました。1989年に社名を北近畿タンゴ鉄道と変更して、同年より西舞鶴~豊岡間の宮津線をJRから引き継ぎ運営を開始しました。
その後は1996年に福知山~天橋立間が電化して京都から電車による特急が直通するようになり、また北近畿タンゴ鉄道においても特急車を登場させました。
 
創立から30周年を迎えた2012年に発売された記念きっぷになります。北近畿タンゴ鉄道全線の普通・快速列車に乗車できる1日乗車券の大人用・小児用のセットになっており、特急車「タンゴエクスプローラ」「タンゴディスカバリー」車両と沿線の天橋立や大江山をあしらったデザインのきっぷになっています。このアイテムは福知山に立ち寄った時に発売していたもの入手しました。
 
この記念乗車券発売から5年が過ぎ、創立35周年となりました。沿線は過疎化が進む一方で、観光路線であることから導入した特急車の費用が足かせとなり低迷が続きました。この状況を打破する為、北近畿タンゴ鉄道は2015年より施設を保有する会社となり路線の運営については民間会社に委ねることとし、近年格安料金の高速バスを運行しているWILLERグループに運営を移管、現在WILLER TARINSにより「京都丹後鉄道」(丹鉄)として運営されています。 
この記念乗車券にあしらわれている車両についても変化が始まっている状況になっている今の宮福線になります。

2017.09.17

1082.【京王】5000系運行開始記念乗車券

本年2017年登場、注目の新型車両の一つがデビューを迎えます。
 
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 名称   :5000系運行開始記念乗車券
 発行社局:京王電鉄
 発売日  :2017年9月17日(先行発売)
 値段   :1,000円
 購入箇所:若葉台駅
 シリアルNo.:3194
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まもなくデビューを迎えることになった車両は、京王5000系になります。京王電鉄においては9000系以来16年ぶりの新型車両となります。この車両は車内の構造がクロス・ロングと変換可能なデュアルシートとなっており、京王の歴史上において戦前の一時期存在していた150形以来のクロスシート構造を持つ車両になります。またこの車両を使用して2018年春より、京王の歴史上初となる座席指定制列車が運行されることになっています。このような列車に使用されることもあって、この車両の外観はこれまでの京王の車両にはなかったシャープな前面形状となって既存の車両との違いを明確にし、内装も沿線の高尾山の木々の深いブラウンと織物の街八王子をイメージした絹糸をモチーフとした座席として、クロスシートにもなることから座席幅も広くなっているとのことで、車内には案内等を表示する液晶モニターはもちろんのことながら、無線公衆LANや電源コンセント、空気清浄機やLED間接照明を採用しており、更には車上蓄電システムを搭載して停電時等の場合でも自走可能な機能ももっており、座席指定列車用のみならず最新鋭の機能を多く搭載した車両になっています。
 
本日9月17日より若葉台と多摩動物公園の両駅でまず先行発売された記念乗車券になります。5000系の特徴を記した台紙に車両のイラストがあしらわれたD型硬券乗車券が4枚セットされているというものになります。発売開始時刻に合わせて若葉台に行ってみますと、すでに多くの方が並んでいる状況で開始時刻を繰り上げて発売を開始しました。購入するために若葉台駅に降りますと、ホームから見える位置に5000系が停車しており、そのスタイリングはこの車両の運行開始と座席指定列車の登場への期待が膨らみます。
そして本日、5000系の試乗会が行われたそうですが、台風が接近している雨の中で運行が行われ自分は参加せず、この記念乗車券購入の際に若葉台で実車を見ることができましたので、試乗会列車の撮影までは行いませんでした。
 
記念乗車券が発売され試乗会も開催された京王5000系は、2017年9月29日からロングシートモード固定で一般列車として運転を開始、座席指定列車は来年2018年春からになります。
多くの注目集めている京王5000系、その活躍の日々がもうすぐ始まります。

2017.09.15

1081.【小田急】70周年記念ロマンスカー「ゆめ70」 ロマンスカード・記念乗車券

今から20年前の1997年、開業70周年を迎えていた小田急電鉄において、このような特別仕様ロマンスカーが登場しました。デビューにあたり記念アイテムが発売されました。
 
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 名称   :70周年記念ロマンスカー「ゆめ70」 ロマンスカード
 発行社局:小田急電鉄
 発売日  :1997年9月--日
 値段   :1,000円
 購入箇所:新宿駅
 シリアルNo.:000159
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1997年の開業70周年を記念して登場したロマンスカーは「ゆめ70」と名付けられました。この当時在籍していた3100形NSE1編成を改造して誕生し、両先頭車をラウンジスペースとして、外観も人と人が手をつないだユニークなものになりました。
 
「ゆめ70」デビューにあたっては、この当時小田急で券売機等で乗車券が購入できたプリペイドカードの他、記念乗車券の発売もありました。
 
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 名称   :ロマンスカー「ゆめ70」 記念乗車券
 発行社局:小田急電鉄
 発売日  :1997年9月--日
 値段   :500円
 購入箇所:新宿駅
 シリアルNo.:0043
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記念乗車券は、ゆめ70と小田急沿線の風景があしらわれ、組み立てるとペン立てにもなるようになっています。
 
1997年の小田急70周年を記念して登場したロマンスカー「ゆめ70」、その後も運転され1999年7月のNSE車引退後も残り運転を行っていましたが、2000年で運転を終了しました。
 
今となっては思い出になったロマンスカーになります。

1080.【小田急】イタリアンエクスプレス運行記念 パスネット

小田急では2001年にこのようなロマンスカーを運行しました。記念のパスネットがありますので公開いたします。
 
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 名称   :イタリアンエクスプレス運行記念 パスネット
 発行社局:小田急電鉄
 発売日  :2001年6月--日
 値段   :1,000円
 購入箇所:
 シリアルNo.:001115
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2001年は「日本におけるイタリア」キャンペーンが開催され、この当時小田急ロマンスカーで在籍していた10000形「HiSE」にイタリアの国旗のストライプを施した特別仕様編成が登場しました。
 
今では思い出になってしまった10000形「HiSE」、活躍の日々の中における出来事になるかと思います。

1079.【北総】特急デビュー パスネット

2001年9月15日に実施されたダイヤ改正により、北総線においては特急列車が登場しました。
 
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 名称   :特急デビュー パスネット
 発行社局:北総開発鉄道
 発売日  :2001年9月15日
 値段   :マルチ券(1,000円券で購入)
 購入箇所:新鎌ヶ谷駅
 シリアルNo.:
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この時のダイヤ改正で登場した北総の特急列車、平日の朝ラッシュ時間帯の上り西馬込行きが数本設定されました。この当時の停車駅がカードの図柄になっており、券売機で発売されました。この当時の停車駅は新鎌ヶ谷まで各駅に停車後、京成高砂まで無停車で走行し、青砥・押上と京成線内も特急で運転して、都営浅草線内は各駅停車になっていました。その後、東松戸駅が停車駅に加わりました。
 
今では京成成田スカイアクセスのアクセス特急が、実質北総線の速達列車として機能していますが、北総車等による特急も今でも朝間に数本存在しているようです。

2017.09.13

1078.【伊豆箱根】修善寺駅完成記念乗車券

中伊豆・西伊豆方面への拠点となっている駅、現在の駅舎が完成したことを記念して発売されたアイテムになります。
 
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 名称   :修善寺駅完成記念乗車券
 発行社局:伊豆箱根鉄道
 発売日  :2014年9月13日
 値段   :1,160円
 購入個所:修善寺駅
 シリアルNo.:0601
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静岡県の三島駅を起点とする伊豆箱根鉄道駿豆線の終着駅である修善寺駅、東京からの特急踊り子号の行き先でもおなじみの駅になりますが、2014年に三代目となる新駅舎が使用を開始したことから発売された記念きっぷになります。あわせてこのとき修善寺駅開業90周年、また修善寺駅がある伊豆市合併10周年を記念したものにもなっています。
 
駅周辺事業の一環として建て替えられた修善寺駅、地元天城山から産出された杉材を使用した、温かみのある駅舎になりました。
 
この駅舎使用開始から3年、伊豆観光の拠点の一つになっている伊豆箱根鉄道駿豆線の終着駅、修善寺駅になります。

2017.09.10

1077.【相鉄】相模鉄道株式会社創立100周年記念100日カウントダウン入場券セット

相模鉄道は本年12月18日に創立100周年という佳節を迎えます。本日はその100日前のカウントダウンということで、記念入場券が発売されました。
 
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 名称   :相模鉄道株式会社創立100周年記念100日カウントダウン入場券セット
 発行社局:相模鉄道
 発売日  :2017年9月10日
 値段   :300円
 購入箇所:横浜駅
 シリアルNo.:0004
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100周年100日前のカウントダウンとして発売された入場券。現在相鉄に在籍している車両の並びをあしらった台紙に、相鉄各駅の過去と現在の駅舎等の写真をあしらったD型硬券入場券が2枚セットされています。台紙デザインは共通ですが、入場券のデザインは購入した駅で異なっています。
早速、横浜駅発行分を入手してきました。
 
12月に100周年を迎えるにあたり、新型車両20000系が入線しており現在試運転が行われています。もうすぐ100周年を迎える相鉄になります。

1076.【江ノ電】江ノ電開業110周年 全駅記念入場券セット

本年で開業115周年を迎えた江ノ電、2012年には開業110周年ということで記念入場券が発売されています。
 
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 名称   :江ノ電開業110周年 全駅記念入場券セット
 発行社局:江ノ島電鉄
 発売日  :2012年9月1日
 値段   :2,790円
 購入個所:藤沢駅
 シリアルNo.:0014
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2012年の開業110周年を記念して発売されたアイテムは、江ノ電全駅の硬券入場券とかつての乗車券の複製模擬券が台紙にセットされ、代表的な車両のイラストと駅名の変遷を記載した色紙が付属します。
 
110周年記念では、この他1日乗車券の発売もありました。
 
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110周年記念で発売された1日乗車券「のりおり君」

 
磁気カードタイプでこのようなデザインの一日乗車券が発売されました。
 
これら記念きっぷ類発売から5年、本年で115年という歴史を歩んだ江ノ電になります。

1075.【上信】上信電鉄創業117周年記念切符

本日、群馬県のローカル私鉄である上信電鉄において、イベントが開催されました。このイベントには参加できませんでしたが、以前発売された記念きっぷのうちまだ未公開のものがありましたので、ここに公開いたします。
 
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 名称   :上信電鉄創業117周年記念切符
 発行社局:上信電鉄
 発売日  :2013年2月8日
 値段   :1,170円
 購入箇所:
 シリアルNo.:0573
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2012年で創立から117周年を迎えたことから発売された記念きっぷになります。発売は2013年2月のようです。無人駅からの乗車券と、信号所の入場券が硬券で歴代の車両をあしらった台紙にセットされているという仕様になります。
 
上信電鉄では最近、老朽化した車両の置き換えのため、JR東日本より107系を譲り受けることになり、すでに入線しています。ラインナップに変化が現れようとしている2017年の上信電鉄になります。

2017.09.06

1074.【南海】「サザン・プレミアム」運行開始記念コンパスカード

南海電鉄においては、難波から和歌山を結ぶ特急「サザン」について、これまで運行してきた10000系の老朽化が進んでことから新型車両が2011年に登場することになりました。その際に発売されたアイテムになります。
 
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 名称   :「サザン・プレミアム」運行開始記念コンパスカード
 発行社局:南海電気鉄道
 発売日  :2011年9月1日
 値段   :2,000円
 購入箇所:鉄道フェスティバル会場(日比谷公園)
 シリアルNo.:
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2011年9月から運行を開始した南海の新型車両は12000系で「サザン・プレミアム」と名付けました。同列車の指定席車として運転され、連結される一般席車は新型車両となる8000系と併結で運転されます。
 
運転開始を記念してスルッとKANSAI対応コンパスカードで発売されたアイテム、このカードも毎年鉄道の日時期に開催される日比谷公園のイベント会場で入手しました。
 
南海12000系はこの後南海本線だけでなく、高野線・泉北高速線の「泉北ライナー」として運転される車両も登場しています。
 
本年で運行開始から6年が過ぎた南海12000系「サザンプレミアム」になります。

1073.【南海】ラピート運行10周年記念 コンパスカード

大阪の泉州沖の人工島に開設された関西国際空港は、本年で開港から23年が過ぎました。この空港へのアクセス列車として、南海電鉄が難波から関西空港を結んでいる「ラピート」もデビューから23年が過ぎました。
今から13年前の2004年に、10周年を記念して発売されたアイテムになります。
 
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 名称   :ラピート運行10周年記念 コンパスカード
 発行社局:南海電気鉄道
 発売日  :2004年9月--日
 値段   :1,000円
 購入箇所:鉄道フェスティバル会場(日比谷公園)
 シリアルNo.:
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2004年の10周年を迎えた際に発売されたアイテム、この時代は関西私鉄・地下鉄・バス共通乗車カードシステムであるスルッとKANSAIに対応したコンパスカードとして発売されました。
 
このアイテム発売から13年、今ではICカードに移行したためコンパスカードの発売は終了しましたが、ラピートは今でも難波から関西空港を結ぶ南海のフラッグシップトレインとして活躍しています。

2017.09.02

1072.【東急】東急創立80周年記念パスネット

本日が創立記念日となる東急電鉄、2002年に創立80周年を迎えた際に発売されましたアイテムになります。
 
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 名称   :東急創立80周年記念パスネット
 発行社局:東京急行電鉄
 発売日  :2002年9月2日
 値段   :5,000円(1,000円券2枚・3000円券)
 購入箇所:
 シリアルNo.:004801
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創立80周年を迎えて発売されたアイテム、2002年ですと関東私鉄・地下鉄共通乗車カード「パスネット」全盛の時代になりますので、このように記念パスネットとして、年表を記した台紙に歴代車両をあしらったカード3枚のセットになります。
 
この記念カードには付録として、1930年に作成された沿線案内の復刻版がついてきました。
 
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付録の沿線案内復刻版

 
1930年に目黒蒲田電鉄と東京横浜電鉄合同で作成された案内図、この時代は現在の東横線と目黒線、大井町線、多摩川線しかなく、池上線は未開通、田園都市線についても二子玉川までの玉川電軌という軌道線の時代で別会社、更に見てみますとこの時代は南武鉄道という私鉄だった南武線との乗換駅は未開業であるなど、今日と比較するとその当時の様子が垣間見える内容になります。
 
本年で創立から95周年を迎えた東急電鉄、2022年に創業から100周年を迎えます。

1071.【東急】東急70周年記念乗車券

本日9月2日は東京急行電鉄の創立日になります。現在の目黒線と東急多摩川線にあたる目黒蒲田電鉄として1922年に設立されました。
 
それから70年が過ぎた1992年に、70周年として発売されましたアイテムを公開いたします。
 
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 名称   :東急70周年記念乗車券
 発行社局:東京急行電鉄
 発売日  :1992年9月2日
 値段   :7,000円
 購入箇所:渋谷駅(東横線)
 シリアルNo.:3287
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70周年を迎えた1992年に発売された記念きっぷになります。装丁された6つ折りのケースに、目黒蒲田電鉄開業時の車両からこの当時の最新型であった2000系までそれぞれの形式をあしらった乗車券のセットという、豪華な仕様になります。
 
目黒蒲田電鉄は、その後姉妹会社として現在の東横線にあたる東京横浜電鉄を設立、やがてこの2社が合併し近隣の池上電鉄や玉川電気軌道を合併、そして戦時中に東京急行電鉄と商号を変更し、現在の小田急・京王・京急にあたる路線も合併した大東急といわれた時代もありましたが、戦後これら会社は分離独立して、現在の東急電鉄となりました。
 
1992年ですとまだ学生であったのですが、7,000円もしたこの記念乗車券を買い求めたということになります。
 
この記念乗車券発売から四半世紀、本年で創立95周年を迎えた東急電鉄になります。

2017.09.01

1070.【JR東日本】東北本線全線開通120周年記念入場券

本日9月1日は、東北本線が上野~青森まで全線開通した日になります。1891年に青森までつながってから120年が過ぎた2011年に発売されました記念入場券になります。
 
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 名称   :東北本線全線開通120周年記念入場券
 発行社局:東日本旅客鉄道
 発売日  :2011年10月10日
 値段   :650円
 購入箇所:上野駅
 シリアルNo.:0545
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2011年の東北本線全線開通120周年を記念して上野駅で発売されました記念入場券になります。早朝から並んで入手した思い出があります。発売日は約40日過ぎた10月10日に発売、この日は1958年に上野から青森を結んだ特急列車「はつかり」号が運転開始した日になります。在りし日の上野駅の写真と、東北本線を飾った列車をあしらったD型硬券入場券5枚がセットされています。
 
この記念きっぷ発売時点で、東北本線は新幹線開業に伴い盛岡から先の岩手県内はIGRいわて銀河鉄道に、青森県内は青い森鉄道に移管されています。
 
東京から北へ向かう幹線である東北本線、青森までつながって本年で126年になります。

1069.【江ノ電】開業100周年記念乗車券

本日9月1日は、藤沢から鎌倉を結ぶ江ノ電が開通した日です。1902年に藤沢~片瀬(現:江ノ島)間が開通し、本年で115周年を迎えました。
 
今から15年前の2002年、この時開業100周年を迎えて発売されましたアイテムを公開いたします。
 
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 名称   :開業100周年記念乗車券
 発行社局:江ノ島電鉄
 発売日  :2002年4月--日
 値段   :1,460円
 購入個所:稲村ヶ崎駅
 シリアルNo.:0873
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2002年に開業100周年を迎えた江ノ電、100周年記念乗車券はこの年の4月に発売されました。桐箱に収められ開くと昭和初期の乗車券の複製品と藤沢~鎌倉の往復乗車券大人用2枚と小児用1枚が硬券でセットされ、開業時の車両と100周年を記念して登場した20形をあしらった大変豪華な仕様になっています。
 
この記念乗車券は大変人気で、発売日に用事があったもので次の日の早朝に江ノ電を訪れると、藤沢や江ノ島等の駅では完売でその後稲村ヶ崎へ行ってみたところ、まだ在庫があって入手できたというものになります。
 
100周年を迎えたこの当時、私は何度か江ノ電を訪れており沿線で撮影しておりました。
 
早いもので、100周年を迎えたあの時から15年が過ぎてしまいました。車両のラインナップはその後も変化がありますが、今でも藤沢~鎌倉を結んで走っている江ノ電であります。

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2011年11月 ありがとう!京王井の頭線3000系

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    2011年12月、約49年にもわたり京王井の頭線で活躍してきた3000系、レインボーカラーに彩られ井の頭線のイメージを確立したこの車両も、ついに終焉となりました。最後の編成となったのはライトブルーの3028F、この編成は1987年に入線し活躍してきました。 末期には朝のラッシュ時間帯に運よく富士見ヶ丘~渋谷の1往復の運用にしか就かなくなってしまった3000系、2011年11月には「さよなら運転」として日曜日の昼間に井の頭線全線で運転され、最後の走りを披露しました。また11月20日には富士見ヶ丘車両基地において「ありがとう3000系フェスタ」も開催され、事前申込制であったこのイベントにも参加して、最後の姿を見てきました。井の頭線沿線で生まれ育ち、それこそこの車両の活躍をみて育ったと自負する私にとって、感慨深い月になった2011年11月、3000系最後の姿をぜひ皆様にご覧いただきたいと思います。

中央線201系

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    JR中央線で約30年にもわたり活躍した201系、特に多摩地域においては、長きにわたり親しまれた車両で、私も小・中学生時代は遠足で、学生時代は通学で、そして社会人になってからも通勤などで利用したなじみ深い車両でした。時の国鉄が「省エネ電車」として中央線に導入された201系。そしてほとんどの車両が中央線から離れることなく、この路線で「オレンジバーミリオン」の外装で生涯を終えました。すでに引退して時が過ぎましたが、私が撮影した201系の思い出として、どうぞご覧下さい。

2002年100周年を迎えた江ノ電

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    2001年12月に初めてデジカメを購入して、翌年から1年間通った路線があります。藤沢から鎌倉を結ぶご存知江ノ電です。この年は江ノ電が開業して100周年という節目の年で、各車両にステッカーなどが付いています。また世代交代もあった年です。 自分の思い出アルバムの中から公開いたします。どうぞご覧下さい。

惜別 名鉄岐阜600V線区

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    2005年3月31日、惜しまれつつも廃止を迎えた名鉄岐阜市内線・揖斐線・美濃町線・田神線の総称「岐阜600V線区」。 私が初めて訪れたのは、1999年の夏のことでした。名古屋本線で新岐阜に着くと、駅前に停車していた電車に乗り、車の洪水の中を抜け、のどかな風景の中を走っていきました。
    その後2001年2月、そして2005年と何度か訪れたのですが、ついにこれら路線も命運が尽きてしまいました。そこで、名鉄岐阜600V線区で活躍していた古豪から最新鋭車まで、個性豊かな車両たちへの思い出をつづり、このアルバムを作成しました。
    このアルバムでは、2001年9月30日の運行をもって廃止となった谷汲線・揖斐線(黒野~本揖斐)のモ750も登場しています。いずれにしましても、今では思い出になってしまった、名鉄岐阜600V線区へのレクイエムです。 どうぞご覧下さい。

    お断り>
    今回のアルバムは、一部ポジプリントからスキャンしたもの、あるいは携帯電話内蔵カメラで撮影した画像も含まれています。特に1999年・2001年撮影のものはすべてポジプリントからのスキャンになります。つきましては画質にやや難があるものがあります。ご了承ください。