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2017.08.31

1068.【江ノ電】開業99周年 記念乗車券

江ノ電では2001年になりますと、開業99周年ということで記念きっぷが発売されました。
 
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 名称   :開業99周年 記念乗車券
 発行社局:江ノ島電鉄
 発売日  :2001年10月--日
 値段   :500円
 購入個所:
 シリアルNo.:01771
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人間の年齢で99歳は「白寿」にあたることから発売された記念乗車券、保存車両であるタンコロ108号をあしらいました。発売日や券面からこの年の鉄道の日記念として発売されたもののようで、この記念きっぷは横浜で開催された鉄道の日イベント会場で出展していた江ノ電ブースで入手した記憶があります。
 
21世紀の始まりで白寿を迎えた江ノ電になります。

1067.【江ノ電】開通95周年記念乗車券

今年も夏が終わろうとしていますが、藤沢と鎌倉を結ぶ江ノ電は、1902年に開通しました。それから95年が過ぎた1997年に発売されました記念乗車券になります。
 
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 名称   :開通95周年記念乗車券
 発行社局:江ノ島電鉄
 発売日  :1997年8月--日
 値段   :580円
 購入個所:
 シリアルNo.:00003
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95周年を迎えた1997年には、レトロ電車10形が登場した時期になります。この記念乗車券は古の時代の車両と10形をあしらい、中面は500形(先代)と10形の競演シーンで、折り曲げてレンズで見ると立体的に見えるという仕掛けがあります。この時期小田急開業70周年記念乗車券でも同じような仕掛けの記念乗車券が発売されておりましたので、小田急系列である江ノ電でも採用したのでしょうか?
 
1997年においては、この後記念入場券も発売されました。
 
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 名称   :9-9-9 記念入場券セット
 発行社局:江ノ島電鉄
 発売日  :1997年9月--日
 値段   :570円
 購入個所:
 シリアルNo.:0316
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95周年を迎えた1997年は、和暦では平成9年になりますので、この時代毎年あった数字並び日付の記念入場券として9が揃う日付で鵠沼・鎌倉高校前・極楽寺と駅名に「く」がある駅の硬券入場券をセットして発売されました。
 
この記念きっぷ発売から20年が過ぎた2017年の夏の終わりになります。

1066.【名鉄】3400系さよなら記念きっぷ

名鉄において、戦前の華やかな時代に登場した車両、引退を迎えることになり発売されましたアイテムになります。
 
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 名称   :3400系さよなら記念きっぷ
 発行社局:名古屋鉄道
 発売日  :2002年8月31日
 値段   :800円
 購入箇所:Mモール(名鉄公式通販サイト)
 シリアルNo.:02515
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名鉄3400系は1937年に東部線と呼ばれた吉田(現:豊橋)~神宮前間の特急用車両として登場しました。この時代は世界的に流線形が流行した時期で、この車両も流線形のスタイルに床下全面にスカートがついた優美なスタイルが特徴で、その風貌から「いもむし」と呼ばれ親しまれた車両になります。
 
登場時は緑のツートンの2両編成で登場し、時代が過ぎるにつれ外装がライトピンクとマルーンのツートンからストロークリームに赤帯という外装を経て、スカーレットレッドという外装になり、編成も3両そして4両に増結されていきました。
戦前の花形車両であった3400系、戦後も特急等で活躍してきましたが高度成長の時代にパノラマカーが登場すると主役の座からは降りて、普通列車などローカル運用にも就くことが多くなりました。
 
1980年代に入りますと、新型車両が登場するようになりこの車両も徐々に姿を消していった中、1編成が2両編成に短縮され1993年にそれまでの活躍を称え、鉄道友の会から「エバーグリーン賞」を受賞した際に、登場時の緑のツートン色が再現され、その後も犬山エリアのローカル運用を中心に、ときおり団体列車として使用されるなどその姿を見せておりました。私も1999年夏に名鉄に乗車した際に、広見線犬山~新可児のローカル運用でこの車両に出会い乗車した思い出があります。この時は旧型車とはいえ、外観に影響を与えないように冷房化されておりました。
 
長きにわたり運転されてきた3400系、2002年の夏の終わりでついに引退を迎えることになり発売されました記念乗車券になります。通信販売で入手しました。
 
引退後の3400系ですが、モ3401号車が舞木検査場で非公開ではありますが現在でも保存されています。
 
戦前から戦後、昭和から平成、21世紀初頭まで走り続けた名鉄3400系、引退から15年が過ぎた2017年の夏の終わりになります。

2017.08.29

1065.【東武】懐かしの旧塗装色8111号編成動態保存 記念乗車券

2012年にグランドオープンした東京スカイツリー。オープンから100日を迎えてこのような列車が登場し、記念きっぷが発売されました。
 
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 名称   :懐かしの旧塗装色8111号編成動態保存 記念乗車券
 発行社局:東武鉄道
 発売日  :2012年8月29日
 値段   :1,000円
 購入箇所:
 シリアルNo.:0644
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東京スカイツリー開業100日を記念して、野田線大宮からとうきょうスカイツリーへ団体列車を運転することになり、その車両としてこの年で運用を離脱した、最後まで残った原型スタイルを堅持していた8000系8111編成を東武博物館保有の動態保存車両として外装を登場時の旧塗装にしたことを記念して発売されましたアイテムになります。
動態保存に当たり所有を東武鉄道から変更しました。
 
現役を引退後も動態保存車両として残ることになった8111編成、その後もイベント列車や毎年恒例の「東武ファンフェスタ」等において展示される車両となりました。
 
この動態保存から5年が過ぎました。8111編成は今も残っていますが、外装がこれも一時期の東武一般車の外装であった「セイジクリーム」に変更されています。
 
民鉄最大両数を誇った東武8000系でオリジナルの姿で最後まで残っていた8111編成、今でもその姿を見ことができます。

1064.【東武】東上線開業90周年記念 SFとーぶカード

本年で開業から103年が過ぎた東武東上線、2004年に90周年を迎えた際に発売されたアイテムになります。
 
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 名称   :東上線開業90周年記念 SFとーぶカード
 発行社局:東武鉄道
 発売日  :2004年10月--日
 値段   :1,000円
 購入箇所:
 シリアルNo.:01128
 備考   :別図柄で3,000円券、5,000円券もあり
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2004年の東上線90周年を記念して発売された、この当時関東私鉄・地下鉄共通乗車カードとして存在していたパスネット、東武での名称SFとーぶカードとして発売されました。手元には1,000円券のみあります。
 
1,000円券の図柄は8000系の旧塗装時代の写真をあしらったもので、この当時東上線において90周年を記念して、オリジナルスタイルを残していた1編成にこの外装を再現しました。
 
今では思い出になった姿ではないかと思います。

2017.08.28

1063.【東急】東横線渋谷駅開業85周年記念入場券

本日8月28日は、東急東横線が開通した日になります。今から90年前の1927年に渋谷~丸子多摩川(現:多摩川)の開通により渋谷~神奈川(現在は廃止)をこの日より東横線と命名したことによります。
 
さて今から5年前の2012年8月28日、東横線の渋谷駅が開業85周年を迎えたことから、記念入場券が発売されました。
 
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 名称   :東横線渋谷駅開業85周年記念入場券
 発行社局:東京急行電鉄
 発売日  :2012年8月28日
 値段   :300円
 購入箇所:渋谷駅(東横線)
 シリアルNo.:0709
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東横線の渋谷駅開業85周年を記念して発売されたアイテム、渋谷の風景と駅構内の様子、過去の写真をあしらい、3枚セットされているD型硬券入場券は在りし日の渋谷駅を出発する3500形、旧5000系、5200系があしらわれました。
 
東横線の渋谷駅はこの記念入場券発売から約7か月後の2013年3月16日に、地下鉄副都心線と直通運転開始に伴い地下に移転し、この記念入場券にあしらわれている光景は過去のものになりました。地上時代の東横線渋谷駅は現在撤去が進み今後隣接するJRや地下鉄銀座線の駅、東急百貨店等と合わせて再開発が行われ、渋谷の街は再び変わり始めています。
 
この記念入場券発売から5年になりますが、ここにあしらわれている風景が今ではすべて思い出になっている2017年の東横線渋谷駅であります。

2017.08.27

1062.【国鉄】品川駅車両展示記念

今から31年前の1986年夏、首都圏では大宮の他品川でもイベントが開催されました。
 
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 名称   :品川駅車両展示記念
 発行社局:国鉄 東京南鉄道管理局
 発売日  :1986年8月1日
 値段   :500円
 購入箇所:品川駅
 シリアルNo.:0822
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1986年の8月に入ってから品川駅で開催されたイベント、展示車両は記念乗車券にも記載されているEF58 61や各種機関車、オヤ31「建築限界測定車」やブルートレイン等の客車を展示しました。
 
イベント開催を記念して発売されたものですが、この表紙は1986年当時の品川駅高輪口駅舎があしらわれ、背後の新幹線などと合わせまして、この時代から今では風景が一変したことを感じさせます。
 
このイベント開催から31年、品川界隈も大きく変わりました。

1061.【国鉄】首都圏の機関車展 記念入場券

今年の夏も間もなく終わろうとしています。この夏も各地で多くのイベントが開催されました。
 
今から溯ること31年前の1986年、国鉄最後の夏となったこの年もイベントが開催されており、一部参加したものもありました。ここにその会場で発売された記念きっぷ類を公開したいと思います。
 
まずは、今でも鉄道の街と言える駅で開催されたイベントにおける記念きっぷになります。
 
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 名称   :首都圏の機関車展 記念入場券
 発行社局:国鉄 東京北鉄道管理局
 発売日  :1986年7月23日
 値段   :120円(大人用)
         60円(小児用)
 購入箇所:大宮駅
 シリアルNo.:5919(大人用)
         4082(小児用)
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1986年7月23日~27日にかけて、大宮駅において開催されたイベント「首都圏の機関車展」開催に伴い発売された記念入場券になります。大人用はEF15、小児用はEF58 61号機をあしらいました。
 
このイベントは大宮駅11・12番ホームに、首都圏エリアで運転されていた機関車や大宮工場で保管されていた機関車を展示するイベントで、開催期間中で展示車両の入れ替えがあったようです。
 
このイベント開催からすでに30年以上が経過しています。覚えていられる方はいらっしゃいますでしょうか?

1060.【伊豆急】リゾートライナー21 運転記念

今日は伊豆急行の伊豆高原において、「THE ROYAL EXPRESS」やリゾート21車両を展示した撮影会が開催されました。このイベントには参加することはできませんでしたが、ここにかつて伊豆急リゾート21関連の記念乗車券で、まだ公開していなかったアイテムがありますので、本日公開いたします。
 
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 名称   :リゾートライナー21 運転記念
 発行社局:伊豆急行
 発売日  :1988年4月29日
 値段   :600円
 購入箇所:
 シリアルNo.:4531
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1988年春に運転された快速「リゾートライナー21」の運転を記念して発売されました記念乗車券になります。このアイテムは後年、横浜で毎年開催される鉄道の日イベント会場にて出店していた伊豆急ブースにて入手したものになります。
 
リゾートライナー21は、この年に入線した3次車を使用し東京~伊豆急下田間で4月29日から5月5日までのゴールデンウィーク期間に設定されました。JR東京駅に初めて乗入れた私鉄車両となりました。
 
快速リゾートライナー21の運転は、1988年のゴールデンウィーク期間中だけであったようでしたが、この年の夏からは「リゾート踊り子」として特急列車で運転されるようになりました。
 
この記念乗車券発売から間もなく30年、この間でリゾート21車両は引退した車両もある中、「アルファリゾート21」と呼ばれたリゾート21の5次車が本年より観光列車「THE ROYAL EXPRESS」として横浜~伊豆急下田を運転するようになり、変化が現れた伊豆急の看板列車「リゾート21」になります。

2017.08.25

1059.【東武】東上線・有楽町線相互直通10周年 記念とーぶカード

1987年8月25日に地下鉄有楽町線と相互直通運転を開始した東武東上線、それから10年が過ぎた1997年に発売されたアイテムになります。
 
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 名称   :東上線・有楽町線相互直通10周年 記念とーぶカード
 発行社局:東武鉄道
 発売日  :1997年8月25日
 値段   :1,000円
 購入箇所:池袋駅
 シリアルNo.:0405
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1997年の直通運転10周年を迎えて発売されたアイテム、この時代になりますと東武では券売機で乗車券などが購入できるプリペイドカード「とーぶカード」として発売され、その図柄は複々線区間を走行している東武9000系と営団07系があしらわれました。
 
このアイテム発売からも20年という年月が流れました。今や磁気プリペイドカードは過去のものになったとともに、このカードにあしらわれている東武9000系も更新修繕により前面にスカートが設けられるといった変化があり、07系については今では有楽町線からは撤退し東武東上線を走行することもありません。それだけの年月がいつの間にか流れてしまいました。

1058.【東武】東武東上線・営団有楽町線相互直通運転 和光市駅・志木駅間複々線完成 記念乗車券

今から30年前の1987年8月25日、この路線から都心への道が拓かれました。
 
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 名称   :東武東上線・営団有楽町線相互直通運転
                        和光市駅・志木駅間複々線完成 記念乗車券
 発行社局:東武鉄道
 発売日  :1987年8月25日
 値段   :500円
 購入箇所:池袋駅
 シリアルNo.:6411
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1987年8月25日、当時の営団地下鉄有楽町線は営団成増(当時)~和光市間が開通、これにより東武東上線と相互直通運転を開始することになったことから、東武鉄道で発売されました記念乗車券になります。東武ではこの時和光市~志木間の複々線化も完成したことから、この記念乗車券の表紙には複々線区間を走行している車両をあしらい、開くと東上線沿線の案内とともに相互直通運転に使用される東武9000系と営団7000系の形式図と直通運転区間の路線図をあしらいました。この当時の営団有楽町線は、まだ新富町が終点でありました。
 
自分も直通運転開始時に池袋でこの記念きっぷを購入後、地下鉄有楽町線から和光市へ東武東上線に乗車した思い出があります。
 
都心への直通ルートが開かれた東武東上線、この時ダイヤ改正が行われ急行が和光市に停車するようになったのはこの時からであり、また和光市駅周辺はこの時代は駅周辺に畑が残っていたところでしたが、急速に発展しました。
 
そしてこの直通運転開始から本年で30年が過ぎました。この翌年有楽町線は新木場まで延伸しましたが、今では副都心線も開通し新宿三丁目を経由して渋谷へ、渋谷からは東急東横線にも乗り入れ横浜へみなとみらい線の元町・中華街まで直通運転を行うという30年前では想像がつかなかった運転形態になりました。もうそれだけの年月が流れました。

2017.08.23

1057.【JR東日本】常磐線全通110周年記念入場券

本日8月23日は常磐線が全線開通した日になります。1898年に福島県の小高~久ノ浜の開通で日暮里から岩沼間の全線が開通しました。弊ブログにおきましては88周年を迎えた1986年に当時の国鉄水戸局で発売された記念乗車券を公開しておりますが、2008年に110周年を迎えた際に、記念入場券が発売されました。ここに公開いたします。
 
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 名称   :常磐線全通110周年記念入場券
 発行社局:東日本旅客鉄道
 発売日  :2008年8月23日
 値段   :1,100円
 購入箇所:
 シリアルNo.:0635
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常磐線全通110周年を記念して発売された記念入場券、列車の始発駅である上野と常磐線の正式な起点である日暮里、常磐線の主要駅である土浦・水戸・日立・いわき・原ノ町、そして列車の終着駅である仙台駅の硬券入場券がこれら駅の過去の写真及び歴代の常磐線車両をあしらった台紙にセットされています。この時代の常磐線の特急は「スーパーひたち」651系と「フレッシュひたち」E653系で運転されていたという時代になります。
 
この記念入場券発売から9年が過ぎましたが、常磐線は現在でも2011年3月11日に発生した東日本大震災とその際に発生した東京電力福島第一原子力発電所の事故の影響で今も不通区間があります。震災発生後復旧は進んでいますが、まだまだ半ばといった状況です。来年2018年で全通120周年を迎えますが、全線復旧まではまだまだ時間を要するようです。

1056.【京阪】京阪大津線 新塗装車両登場 記念1dayチケット

京都から琵琶湖を結ぶ京阪大津線において、新塗装車両が登場したことからこのような記念きっぷが発売されました。
 
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 名称   :京阪大津線 新塗装車両登場 記念1dayチケット
 発行社局:京阪電気鉄道
 発売日  :2017年8月11日
 値段   :1,400円
 購入箇所:京阪石山駅
 シリアルNo.:
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セットの内容 
 
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京阪大津線とは、京都市営地下鉄東西線の御陵から浜大津を結ぶ京津線と、浜大津で接続して石山寺と坂本を結ぶ石山坂本線の総称になります。京津線は京都市営地下鉄東西線に直通運転を行っています。
 
この路線においては、本線系統で実施された新塗装化は行われておらず、京津線用800系はブルーを基調とした独自塗装、石山坂本線用の600系・700系は旧通勤車の緑色の外装が標準で、各種ラッピングや特別塗装車も多くある路線でしたがこの路線でも本線系統の通勤車と同じ外装となった車両が登場することになったことから発売されたものです。内容は大津線用の1日乗車券が2枚セットされており、使用するときは切り取って使用するようになっています。またこの記念きっぷには新塗装車両とともにこの路線の「鉄道むすめ」のキャラクターである「石山ともか」があしらわれ、記念きっぷを購入するとクリアフォルダーも付属してくるという内容になります。
 
さて、この記念きっぷはこの前の日曜日の8月20日に京阪を訪れ入手しました。この日は本線の特急に「プレミアムカー」が登場した日で早速乗車してきましたが、プレミアムカー関連の記念きっぷの発売はなく、大津線でこのような記念きっぷが発売されていたということで入手したものになります。
 
琵琶湖畔の地域の足として運転されている京阪大津線にも、新塗装化の波が押し寄せてきました。

2017.08.19

1055.【京王】調布駅付近連続立体交差事業 地下駅切替記念入場券

かつては京王線最大のボトルネックとされた駅、今から5年前の2012年8月19日に連続立体化事業により地下駅に切替となり新装オープンとなりました。その際に発売されましたアイテムになります。
 
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 名称   :調布駅付近連続立体交差事業 地下駅切替記念入場券
 発行社局:京王電鉄
 発売日  :2012年8月11日
 値段   :各300円
 購入箇所:調布駅
 シリアルNo.:1819(調布駅)
         1813(布田駅)
         1426(国領駅)
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調布駅

 
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布田駅

 
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国領駅

 
2012年8月19日、京王線の柴崎~西調布間と相模原線調布~京王多摩川間で連続立体交差事業により地下線へ切替となり、この区間にある国領・布田・調布の各駅が地下駅に移設となりました。
地上時代の調布駅は、京王線と相模原線の分岐駅であり下り方で平面交差をしていたことから、特に相模原線から調布に進入する列車が駅手前で信号待ちをすることが多くあり、調布で折り返す列車が上り本線上で折り返すことから、ダイヤ上にネックとなって手狭なホームが常に混雑し、何よりも線路によって街が分断され踏切も閉まっている時間が長く道路交通でも渋滞が発生していたなど、京王においても調布市においても連続立体化は長年の懸案であり悲願でありました。連続立体化に際してこの区間は地下化で行われることになり、線路切り替えにより調布駅は上下2層構造となり、国領・布田と合わせてホームドアが設けられて面目を一新しました。
 
ここに公開しましたアイテムは、地下化に合わせて切替の約1週間前に発売された記念入場券になります。沿線地域におきましても地下化は大変関心が高く、発売開始時刻に調布駅に向かいますと長蛇の列になっており、2時間ほど並んでようやく入手することができました。なお、国領・布田については現地での発売もあったと思いますが、3種類とも調布駅で入手することができました。内容は、各駅とも表紙に地下化後のホームの完成イメージが、裏表紙は地上時代の写真があしらわれ、開くと古い時代のそれぞれの駅の写真があしらわれた台紙に硬券入場券がセットされているというものになります。
 
この切り替えから本年で5年が過ぎました。地下駅に移設後にダイヤ改正が行われましたがその後、地上については整備が行われ調布駅については地上の駅跡にショッピングモール等の施設が整備され間もなくオープンを迎えるとのことです。
 
京王にとっても調布市にとっても悲願であった連続立体化による切替から早くも5年、地上時代の日々が遠くなっていくこの頃であります。

2017.08.18

1054.【銚子電鉄】2000形誕生50周年記念

銚子電鉄2000形は1962年に京王2010系として製造されました。2012年で誕生から50周年を迎えたことから記念きっぷが発売されました。
 
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 名称   :2000形誕生50周年記念
 発行社局:銚子電気鉄道
 発売日  :2012年--月--日
 値段   :300円
 購入箇所:
 シリアルNo.:000057
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誕生50周年を記念して発売された記念入場券になります。このアイテムも出店していたイベント会場で入手した記憶があります。
 
この時は、同時に1日乗車券においても限定仕様が登場しています。
 
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2000形50周年限定デザインの弧回手形(銚子電鉄1日乗車券)

 
この1日乗車券は、銚子電鉄で2002号車の京王時代の写真、当時は2069号であった姿の写真で撮影場所は調布でしょうか?
 
製造から48年が過ぎて第3の活躍の場として銚子電鉄にやってきた京王2010系、本年で製造から55年、まだまだ銚子電鉄で運転されている車両になります。

1053.【銚子電鉄】祝2000形入線1周年記念乗車券

2010年7月より運転を開始した銚子電鉄2000形、それから1年が過ぎて記念乗車券が発売されました。
 
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 名称   :祝2000形入線1周年記念乗車券
 発行社局:銚子電気鉄道
 発売日  :2011年--月--日
 値段   :310円
 購入箇所:
 シリアルNo.:000475
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 名称   :おかげさまで2000形運行開始1周年記念乗車券
 発行社局:銚子電気鉄道
 発売日  :2011年--月--日
 値段   :310円
 購入箇所:
 シリアルNo.:000475
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運転開始1周年を記念して2種類発売された記念乗車券、入線1周年は2001・2002の並びでこの時代は2002の前面に赤帯がついた状態で乗車券は外川→銚子の上り区間用で「上り調子」とかけたものになります。
運行開始1周年は、銚子電鉄2000形の経歴がイラストであしらわれており、京王2010系として製造され、伊予鉄道に譲渡され800系となってから銚子にやってきたという変遷が示されています。
 
これら記念きっぷは、いつ頃かは不明になっていますがイベントで出展していたところで入手した記憶があります。
 
運行開始から本年で7年が過ぎた銚子電鉄の2000形になります。

2017.08.16

1052.【JR四国】四国まんなか千年ものがたり 運行開始記念入場券

JR四国では本年4月から新たな観光列車が登場しました。運行開始にあたり発売されました記念きっぷがまだ発売されておりましたので入手しました。
 
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 名称   :四国まんなか千年ものがたり 運行開始記念入場券
 発行社局:四国旅客鉄道
 発売日  :2017年4月1日
 値段   :960円
 購入箇所:高松駅
 シリアルNo.:1358
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2017年4月1日よりJR四国で運転を開始した観光列車は「四国まんなか千年ものがたり」号で、多度津~大歩危間を主に金曜日と土休日に運転する全車グリーン車の特急として運転されています。車内ではこの地方の食材で作られた料理を別料金で堪能することができるというもので、運転開始以降人気になっているようです。
 
運転開始を記念して発売された記念入場券、この列車の始発終着駅である多度津と大歩危、途中停車駅である善通寺と琴平、今でもスイッチバックが残りこの列車が立ち寄る坪尻と通過する阿波池田の各駅の硬券入場券がセットされています。
 
四国列車旅の新たなコンテンツになった「四国まんなか千年ものがたり」号、機会があれば乗車してその車窓を味わってみたいものです。

1051.【JR四国】高松駅開業120周年記念入場券

今年の夏も各地に遠征しまして、その先で入手してきた記念きっぷがありますので、公開いたします。
 
四国のターミナルであるこの駅が本年で120周年を迎えました。
 
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 名称   :高松駅開業120周年記念入場券
 発行社局:四国旅客鉄道
 発売日  :2017年2月25日
 値段   :800円
 購入箇所:高松駅
 シリアルNo.:1339
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四国のターミナルである高松駅、1897年2月21日に開業しました。かつては本州からの連絡船が接続した四国の玄関でしたが、瀬戸大橋線の開業によりその役割は変わりましたが、今でも四国のターミナル駅として機能しています。
 
高松駅については駅舎改築とともに移設も何度か行われており、現在の駅舎は4代目で2001年に現在地に移転した駅になります。駅前も整備され機能向上が図られていますが、駅構内には高松名物のさぬきうどんの店もあり、四国のターミナルとしての機能は健在であります。
 
発売から半年が過ぎていましたが、まだ発売していたので入手できたアイテム、それだけ歴史を重ねてきた駅でもあります。

2017.08.14

1050.【江ノ電】江ノ電開通90周年記念乗車券

1992年には開通90周年を迎えた江ノ電、この時も各種記念きっぷ類が発売されました。
 
まずは、このようなアイテムが発売されました。
 
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 名称   :江ノ電開通90周年記念 テレホンカード付き乗車券
 発行社局:江ノ島電鉄
 発売日  :1992年5月1日
 値段   :1,000円(テレホンカード50度数・乗車券500円)
 購入個所:
 シリアルNo.:02341
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まず発売されたアイテムは「テレホンカード付き乗車券」で、この時代各所にあった公衆電話で通話する際に使用したテレホンカードに乗車券が印刷されているもので、乗車券として使用する際はカードの貼付されている番号シールを降車時にはがして回収するという仕組で、乗車券は藤沢~鎌倉の往復乗車券になっています。江ノ電ではこの時代、90周年記念の前にも観光記念等でこのようなテレホンカード付き乗車券の発売を行っており、90周年記念で開業時の車両のイラストと沿線案内図をあしらった図柄で発売されました。
 
90周年記念きっぷは、この年の夏になって更に発売されました。
 
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 名称   :江ノ電開通90周年記念乗車券
 発行社局:江ノ島電鉄
 発売日  :1992年7月--日
 値段   :700円
 購入個所:
 シリアルNo.:0133
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1992年7月に発売された記念乗車券は、新旧の江ノ島鎌倉名称絵図をあしらったものになりました。
 
この時同時に記念入場券も発売されています。
 
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 名称   :江ノ電開通90周年記念入場券
 発行社局:江ノ島電鉄
 発売日  :1992年7月--日
 値段   :960円(小児券セット)
 購入個所:
 シリアルNo.:0249
 備考   :大人券セットの発売もあり
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記念入場券はこの当時の有人駅の硬券入場券を台紙にセットしたものになります。1992年ですとまだ学生でしたので、手元資金が限られていたため安価な小児券のセットを入手しましたが、大人券のセットもあり台紙も表紙の色が異なっていました。
 
1992年の開通90周年を記念して発売された記念きっぷ類各種、この時車内で発行される補充券も90周年仕様となっていました。
 
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90周年記念仕様の車内補充券

 
江ノ電で発売されていた車内補充券は、沿線の風景の絵や写真をあしらった図柄で数種類あったようでしたが、90周年記念として過去の車両のイラストをあしらった図柄が存在していました。
 
90周年を迎えたこの時から江ノ電には撮影で訪れるようになり、その際にこのような記念きっぷ類を入手しました。あれから四半世紀、25年前の夏の思い出になります。

1049.【江ノ電】開通85周年記念乗車券・入場券

江ノ電は1902年に藤沢~片瀬(現:江ノ島)が開通したのが始まりです。1987年、85周年を迎えて記念アイテムが発売されました。
 
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 名称   :開通85周年記念乗車券
 発行社局:江ノ島電鉄
 発売日  :1987年8月1日
 値段   :500円
 購入個所:
 シリアルNo.:1619
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記念乗車券は短冊型の4枚セットで、この時代の最新型車両である1501編成「サンライン号」をはじめとした車両があしらわれています。この時、現在極楽寺車庫で保存されている「タンコロ」108号が保存車両となったようです。
 
1987年の85周年では、記念入場券の発売もありました。
 
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 名称   :江ノ電開通85周年記念入場券
 発行社局:江ノ島電鉄
 発売日  :1987年8月1日
 値段   :700円
 購入個所:
 シリアルNo.:0000
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記念入場券は、江ノ電主要駅のD型硬券入場券にそれぞれの駅周辺の風景と車両をイラストであしらったものになりました。
 
これら記念きっぷは、使用期限後も江ノ電主要駅で発売されており、その際に入手しました。今から30年前の1987年当時の江ノ電のラインナップがおぼろげながらわかるのではないかと思います。

2017.08.13

1048.【江ノ電】こんにちは2002号 さようなら306号 記念乗車券

1990年にデビューした江ノ電2000形、翌年増備されることになりました。
 
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 名称   :こんにちは2002号 さようなら306号 記念乗車券
 発行社局:江ノ島電鉄
 発売日  :1991年4月1日
 値段   :500円
 購入箇所:藤沢駅
 シリアルNo.:0471
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1991年4月に2000形に第2編成が運転を開始することになったことから発売された記念乗車券になりますが、合わせて引退することになった300形306編成の引退記念乗車券も兼ねています。
 
306号は元は現在の都電荒川線・東京さくらトラムの前身である王子電気軌道からの譲受車で、1952年に江ノ電にやってきました。1955年に江ノ電初の2両固定編成の200形となった車両でしたが、1968年に連接化して306編成になったという経歴があります。種車が違っていたため編成で雨どいの高さが異なっていたという特徴がありました。2002編成導入に伴い引退することになりました。
 
この記念乗車券も発売から四半世紀以上が過ぎ、2000形も車体改修が行われるようになって形態に変化が生じています。306号編成は連接車としては最初の引退編成になりました。この後も旧型車は徐々に置き換えられていくことになります。

2017.08.12

1047.【江ノ電】1501-1551 サンライン号塗装復元記念入場券

今年も夏になり活気を帯びている路線に、東海道線の藤沢から横須賀線の鎌倉を結ぶ江ノ電があります。今から8年前の2009年の夏、往年の外装が再現された編成が登場しました。
 
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 名称   :1501-1551 サンライン号塗装復元記念入場券
 発行社局:江ノ島電鉄
 発売日  :2009年7月--日
 値段   :各570円(鎌倉駅発売分は510円)
 購入個所:藤沢駅、江ノ島駅、鎌倉駅
 シリアルNo.:000231(藤沢駅発売分)
         000141(江ノ島駅発売分)
         000157(鎌倉駅発売分)
 備考   :下敷きが付属
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藤沢駅発売分

 
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江ノ島駅発売分

 
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鎌倉駅発売分

 
江ノ電1501-1551の編成は1986年に1000形の増備車としてデビューしました。この編成は江ノ電初のカルダン駆動車となったことから、1500形とも呼ばれるようになりそれまでの1000形と異なる外装でデビューしました。その外装から「サンライン号」と呼ばれました。この外装は約4年で2000形がデビューしたことにより姿を消しました。それから約19年の年月を経て復活したものになります。この年は1000形デビュー30周年という佳節であり、その一環で実施されました。
 
藤沢、江ノ島、鎌倉の各駅でこのように発売された記念入場券、台紙にはデビュー当時の様子があしらわれているとともに江ノ島、鎌倉発売分では1501編成導入に合わせて引退することになった800形との離合シーンがあしらわれています。
 
この記念入場券を購入すると、このような下敷きが付属しました。
 
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付属した下敷き(各駅発売分共通)

 
やはり1501編成デビュー当時の写真をあしらった下敷きがこのように付属しました。なお下敷きのデザインは各駅発売分共通であったため私の手元には3枚あります。
 
1000形デビュー30周年の一環で一時期の外装である「サンライン号」が再現された1501編成、その後2013年でこの外装での運転は終了となってしまいました。
再び思い出になった江ノ電「サンライン号」になります。

2017.08.10

1046.【東武】SL「大樹」運転開始記念乗車券

東武鉄道が推し進めてきたプロジェクト、ついにデビューの日となりました。
 
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 名称   :SL「大樹」運転開始記念乗車券
 発行社局:東武鉄道
 発売日  :2017年8月10日
 値段   :2,000円
 購入箇所:朝霞台駅
 シリアルNo.:8908
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昨年から大々的に進められてきた東武鉄道のSL復活プロジェクト、JR北海道よりC11 207を借り受け14系客車をJR四国から譲り受け、機関士の養成等ですでにSL運転を行っている各社の協力のもと、本日より「大樹」として鬼怒川線の下今市~鬼怒川温泉で運転を開始しました。
 
運転開始を記念して発売されたアイテムになります。SL列車の編成写真とSL導入からの軌跡が台紙にあしらわれており、裏面にはSLに関する説明やこのSL運転に際しまして多くの鉄道会社の協力が得られたことが記載されています。開くと長さが90cmもある台紙になります。また台紙に描かれている編成のうち車掌車について、私は東上線系統の駅で購入しましたのでヨ8709になっていますが、伊勢崎線等本線系統の駅で購入するとヨ8634になっているとのことです。
 
日光・鬼怒川の観光客誘致に向けて多くの鉄道会社の協力を得て運転を開始した東武のSL「大樹」、多くの人々の注目を集めこれから運転されていくことでしょう。

2017.08.09

1045.【秩父鉄道】「門鉄デフ」装備記念乗車券

本年で30周年を迎えた秩父鉄道のSL「パレオエクスプレス」、運転時にはその時々に応じたヘッドマークがつき訪れた人を楽しませます。またときおり、装備品を変更して運行されることもあります。2009年頃一時期のスタイルで運転されたことを記念したアイテムを公開いたします。
 
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 名称   :「門鉄デフ」装備記念乗車券
 発行社局:秩父鉄道
 発売日  :2010年5月8日
 値段   :650円
 購入個所:
 シリアルNo.:0824
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2009年11月より、一部運転日限定で除煙板(デフレクター)を、上半分を残して切り取り車体にアングル材で取り付けた形態として運転されました。この除煙板は、当時の国鉄門司鉄道管理局管内でかつて運転されていたSLに装備されており、この形態の除煙板を門司鉄道管理局式デフレクターと称し通称「門鉄デフ」または「門デフ」と呼ばれ、蒸気機関車のパーツを語るうえでの特徴的なものの一つになります。秩父鉄道のSL C58 363に「門鉄デフ」を装着して運転されたことを記念してこのようなアイテムが発売されました。

 

スタイルに変化をつけて運転されてきた秩父鉄道のSL「パレオエクスプレス」になります。

1044.【秩父鉄道】SLパレオエクスプレス運行20周年記念乗車券

本年で30周年を迎えた秩父鉄道のSL「パレオエクスプレス」、今から10年前の2007年に20周年を迎えた際に発売されましたアイテムを公開いたします。
 
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 名称   :SLパレオエクスプレス運行20周年記念乗車券
 発行社局:秩父鉄道
 発売日  :2007年8月1日
 値段   :1,840円
 購入個所:ちちてつe-shop(通信販売)
 シリアルNo.:1128
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20周年を迎えた際に発売されたアイテム、栞型の乗車券とともにSLの復活から運行しているシーンを収めた100ページにも及び写真集が付属するという大変豪華なものになっています。こちらは秩父鉄道のWeb通販で入手しました。
 
さて、20周年を迎えた際もこの記念乗車券発売前に各停車駅で記念硬券入場券が発売されていました。こちらも公開いたします。
 
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 名称   :SL運行20周年記念入場券(わくわく鉄道フェスタ会場限定セット)
 発行社局:秩父鉄道
 発売日  :2007年5月19日
 値段   :1,080円
 購入個所:わくわく鉄道フェスタ会場(広瀬川原車両基地)
 シリアルNo.:
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各停車駅において、すべて図柄が異なるD型硬券による20周年の記念入場券が発売されました。各停車駅で台紙付きで発売されたと思われますが、手元にあります20周年記念入場券はこの年の広瀬川原車両基地で開催された「わくわく鉄道フェスタ」会場内でのみ発売されたセットで、会場内限定の台紙にセットされています。
 
これらアイテム発売から10年、そして30周年を迎えた秩父鉄道のSLになります。

1043.【秩父鉄道】秩父路SL1000回運転記念乗車券

1988年から運転を開始した秩父鉄道のSL列車、2000年9月17日の運転で1000回の運転を達成しました。その際に発売されたアイテムになります。
 
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 名称   :秩父路SL1000回運転記念乗車券
 発行社局:秩父鉄道
 発売日  :2000年9月--日
 値段   :800円
 購入個所:
 シリアルNo.:02689
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1000回の運転を記念して発売されたアイテム、1枚もののカードに乗車券が直接印刷されている形式になります。表面の写真の一部は見る角度で映像が変わるという仕掛けがあります。この記念乗車券も後年のイベント会場で入手しました。
 
12年で1000回の運転となった秩父鉄道のSL、この記念乗車券では客車は旧型客車になっていますが、この年に12系客車が導入され旧型客車はJRに返還されたようです。
 
1000回の運転をこの時重ねた秩父鉄道のSLになります。

1042.【秩父鉄道】SL C58363 運行1周年記念乗車券

今年の夏も佳境に入ってきました。秩父鉄道で運転されているSL列車「パレオエクスプレス」も、シーズン真っ盛りで毎運転時盛況のようです。
 
秩父鉄道のSLであるC58 363、本年で30周年となりました。運行開始は1988年からになりますが、車籍が復活したのがその前年となりますので、そこから数えて30年という節目になります。ここで、手元に過去秩父鉄道のSL列車に関する記念きっぷ類を公開いたします。
 
まずは、運行開始から1周年を迎えた際に発売されたアイテムになります。
 
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 名称   :SL C58363 運行1周年記念乗車券
 発行社局:秩父鉄道
 発売日  :1989年7月23日
 値段   :600円
 購入個所:
 シリアルNo.:005212
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運行開始1周年を迎えた際に発売された記念乗車券、このアイテムは後年のイベント会場で入手した記憶があります。
 
運転開始当時は前面及び炭水車に「PALEO EXPRESS」というロゴが付けられ、旧型客車で運転されていました。
この記念乗車券の記述によりますと、現在三峰口駅にある転車台はこの時設置され、鉄道車両公園が整備されたのもこの時とのことです。
 
発売から28年が過ぎた記念乗車券、当時の様子が伺えるかと思います。

2017.08.07

1041.【東京モノレール】2000形車両導入記念乗車券

現在も羽田空港へ向かう路線で活躍している車両、デビュー時に発売されたアイテムになります。
 
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 名称   :2000形車両導入記念乗車券
 発行社局:東京モノレール
 発売日  :1997年8月7日
 値段   :940円
 購入箇所:モノレール浜松町駅
 シリアルNo.:0016
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1997年8月7日、東京モノレールに新型車両として2000形がデビューしました。それまで活躍していた700・800形の置き換えという目的で、6両編成4本が導入されました。
 
2000形は曲面を多用した前面に、両開きドアを採用、そしてモノレール車両としては初のVVVF制御車となりました。デビューした1997年にグッドデザイン賞を受賞しています。
 
早いもので本年でデビューから20周年を迎えた東京モノレール2000形、近年では後継の10000形に合わせて外装を変更した車両が登場しています。少数ではありますが、都心と羽田空港を結ぶモノレールで活躍している車両になります。

2017.08.06

1040.【名鉄】犬山線(下小田井~犬山)開通100周年記念入場券セット

名鉄の主要路線の一つ、本日で開業から105年を迎えました。今から5年前の100周年を迎えた際に発売されましたアイテムになります。
 
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 名称   :犬山線(下小田井~犬山)開通100周年記念入場券セット
 発行社局:名古屋鉄道
 発売日  :2012年8月6日
 値段   :2,400円
 購入箇所:名鉄名古屋駅
 シリアルNo.:0202
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1912年8月6日に、現在の名鉄犬山線の枇杷島~犬山間が開業しました。2012年の開業100周年を記念して発売されました記念入場券になります。
 
名古屋本線の枇杷島駅から分岐して城下町の犬山へ向かう路線、この記念入場券は100周年を迎えた区間の駅の硬券入場券がセットされています。現在、名古屋本線から犬山線への分岐箇所は枇杷島分岐点と呼ばれ、ここには駅はありません。このためその先の下小田井駅から犬山駅までの各駅の入場券がセットされています。
 
今では「ミュースカイ」をはじめとする特急列車から、一般列車・名古屋市営地下鉄鶴舞線と相互乗り入れも行っている名鉄の主要路線の一つになります。

1039.【銚子電鉄】189系運転記念入場券

総武本線の終着駅である銚子へは、たびたび団体専用列車がやってきます。2009年3月28日には189系が団体列車として銚子にやってきました。これを記念して銚子電鉄で発売されましたアイテムになります。
 
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 名称   :189系運転記念入場券
 発行社局:銚子電気鉄道
 発売日  :2009年3月28日
 値段   :150円
 購入個所:
 シリアルNo.:
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団体列車として銚子まで運転された189系、到着した銚子から外川に向かう銚子電鉄で発売された記念入場券になります。デハ801との並びになっています。
 
この時も銚子駅での折返し時間があったことから、この間で乗車に便利な1日乗車券もこの日限定デザインで発売されました。
 
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 名称   :189系運転記念 弧廻手形(銚子電鉄1日乗車券)
 発行社局:銚子電気鉄道
 発売日  :2009年3月28日
 値段   :620円
 購入個所:
 シリアルNo.:0430
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銚子にはかつて、189系と同形態の183系が特急「しおさい」として運転されていた時代があり、その姿を彷彿させる189系の団体列車、この列車で訪れた皆様に銚子の良き思い出になったことでしょう。

1038.【銚子電鉄】デキ3旧塗装復刻記念入場券

夏休み本番を迎え、各地で観光客が多く訪れる時期になりました。
本年で開業から94周年を迎えた銚子電鉄において、広く知られている車両にデキ3があります。この車両が一時期の外装を復刻した際に発売されましたアイテムになります。
 
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 名称   :デキ3旧塗装復刻記念入場券
 発行社局:銚子電気鉄道
 発売日  :2009年--月--日
 値段   :300円
 購入個所:
 シリアルNo.:0253
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銚子電鉄デキ3は1922年にドイツで製造され、1941年に銚子電鉄にやってきて、1984年まで貨物輸送に活躍していました。我が国最小の電気機関車として知られ、銚子電鉄の名物車両となっています。外装についても変遷がありますが、2009年秋に一時期の電車と同じ外装が再現されたことから発売されました記念入場券になります。
 
現在でもデキ3は存在していますが、すでに営業線上を走行することはできず、仲ノ町の車庫に留置という状況になっていますが、この駅で入場券を購入しますと車庫内に留置中のデキ3を見ることができます。外装は2013年頃に再び現在の黒塗装になっています。
 
銚子電鉄の宝となったデキ3、この機関車を観に訪れる方もいらっしゃるようです。

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2011年11月 ありがとう!京王井の頭線3000系

  • Img_9050
    2011年12月、約49年にもわたり京王井の頭線で活躍してきた3000系、レインボーカラーに彩られ井の頭線のイメージを確立したこの車両も、ついに終焉となりました。最後の編成となったのはライトブルーの3028F、この編成は1987年に入線し活躍してきました。 末期には朝のラッシュ時間帯に運よく富士見ヶ丘~渋谷の1往復の運用にしか就かなくなってしまった3000系、2011年11月には「さよなら運転」として日曜日の昼間に井の頭線全線で運転され、最後の走りを披露しました。また11月20日には富士見ヶ丘車両基地において「ありがとう3000系フェスタ」も開催され、事前申込制であったこのイベントにも参加して、最後の姿を見てきました。井の頭線沿線で生まれ育ち、それこそこの車両の活躍をみて育ったと自負する私にとって、感慨深い月になった2011年11月、3000系最後の姿をぜひ皆様にご覧いただきたいと思います。

中央線201系

  • 2010101700
    JR中央線で約30年にもわたり活躍した201系、特に多摩地域においては、長きにわたり親しまれた車両で、私も小・中学生時代は遠足で、学生時代は通学で、そして社会人になってからも通勤などで利用したなじみ深い車両でした。時の国鉄が「省エネ電車」として中央線に導入された201系。そしてほとんどの車両が中央線から離れることなく、この路線で「オレンジバーミリオン」の外装で生涯を終えました。すでに引退して時が過ぎましたが、私が撮影した201系の思い出として、どうぞご覧下さい。

2002年100周年を迎えた江ノ電

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    2001年12月に初めてデジカメを購入して、翌年から1年間通った路線があります。藤沢から鎌倉を結ぶご存知江ノ電です。この年は江ノ電が開業して100周年という節目の年で、各車両にステッカーなどが付いています。また世代交代もあった年です。 自分の思い出アルバムの中から公開いたします。どうぞご覧下さい。

惜別 名鉄岐阜600V線区

  • 2005032101
    2005年3月31日、惜しまれつつも廃止を迎えた名鉄岐阜市内線・揖斐線・美濃町線・田神線の総称「岐阜600V線区」。 私が初めて訪れたのは、1999年の夏のことでした。名古屋本線で新岐阜に着くと、駅前に停車していた電車に乗り、車の洪水の中を抜け、のどかな風景の中を走っていきました。
    その後2001年2月、そして2005年と何度か訪れたのですが、ついにこれら路線も命運が尽きてしまいました。そこで、名鉄岐阜600V線区で活躍していた古豪から最新鋭車まで、個性豊かな車両たちへの思い出をつづり、このアルバムを作成しました。
    このアルバムでは、2001年9月30日の運行をもって廃止となった谷汲線・揖斐線(黒野~本揖斐)のモ750も登場しています。いずれにしましても、今では思い出になってしまった、名鉄岐阜600V線区へのレクイエムです。 どうぞご覧下さい。

    お断り>
    今回のアルバムは、一部ポジプリントからスキャンしたもの、あるいは携帯電話内蔵カメラで撮影した画像も含まれています。特に1999年・2001年撮影のものはすべてポジプリントからのスキャンになります。つきましては画質にやや難があるものがあります。ご了承ください。