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2017.06.01

0980.【西武】新型車両6000系就役記念レオカード

都心への道を拓いた車両、就役時に発売されましたアイテムになります。
 
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 名称   :新型車両6000系就役記念レオカード
 発行社局:西武鉄道
 発売日  :1992年6月--日
 値段   :1,000円
 購入箇所:
 シリアルNo.:427496
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1992年6月、西武鉄道に登場した車両は6000系になります。それまで黄色の車両であった西武に初めて登場したステンレス車体となり青のラインとなったフルモデルチェンジが図られました。またVVVF制御を搭載しました。それまでの西武通勤車とは一線を画すこの車両は、この当時建設が進められていた地下鉄有楽町線に乗り入れるために導入された車両になります。
このアイテムは、当時西武各駅の券売機で乗車券等を購入することができたプリペイドカード「レオカード」として発売されましたが、初のステンレス車ということもあってか、カードは鏡面ホログラム仕様という見る角度によって色が変化するという大変凝ったもので、台紙には6000系と池袋のシンボル「サンシャイン60」とともに、有楽町線乗り入れを意味するこの当時の西武百貨店が入っていた「有楽町マリオン」があしらわれました。
 
まずは池袋線で運転を開始した6000系、この車両が地下鉄有楽町線に乗り入れるようになったのはこれから2年が過ぎた1994年、更に有楽町線と池袋線が直通運転を開始するのはさらに4年が過ぎた1998年のことになります。その際の増備車はステンレスからアルミ製車体に変更となりました。
 
そして本年でデビューから四半世紀が過ぎた西武6000系ですが、この間で地下鉄有楽町線とともに副都心線にも乗り入れるようになったことから、当初の2編成は新宿線に転用され就役当時の姿で今も運転されている他は、副都心線直通対応に際して前面が白色になったという外観上の変更があり、2008年の地下副都心線開業により渋谷へも乗り入れるようになり、更に2013年には渋谷から東急東横線にも乗り入れ、横浜高速みなとみらい線の元町・中華街まで運転されるようになりました。
 
就役から四半世紀を迎えた西武6000系、登場時まさか東急東横線に乗り入れ横浜方面まで運行される車両となるとはこの当時思いもよらなかったことであり、それだけ年月が流れたことを感じました。

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2011年11月 ありがとう!京王井の頭線3000系

  • Img_9050
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  • 2010101700
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    お断り>
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