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2017.04.15

0901.【京王】京王線開業90周年 井の頭線開業70周年記念 オリジナルパスネット 京王のあゆみと共に Vol.4

全6回シリーズで発売された京王線90周年・井の頭線70周年記念パスネット。第4回目は昭和30年代、戦後から脱却し利用客が増え続けていった時代に登場した車両をあしらったカードになります。
 
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 名称   :京王線開業90周年 井の頭線開業70周年記念 オリジナルパスネット
                                       京王のあゆみと共に Vol.4
 発行社局:京王電鉄
 発売日  :2003年10月--日
 値段   :2,000円(1,000円券2枚組)
 購入個所:
 シリアルNo.:14421
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第4回目は、京王線2010系と井の頭線1000系(先代)をあしらいました。
 
昭和30年代に入りますと、電気ブレーキやカルダン駆動を搭載した高性能車が登場し、近隣鉄道においては東急で青ガエルと呼ばれた5000系(先代)が、小田急で2200形や初代SE車3000形(先代)が登場、並行する国鉄中央線においても新性能電車101系が登場していました。京王においても、1957年に高性能車が登場しました。それら車両があしらわれました。
 
京王線では1957年に2000系が登場していましたが、その改良型として2010系が登場しました。この時代の京王線はまだ架線電圧が600Vという時代であり、1500V昇圧に向けて準備を進めていた時期になります。2010系は昇圧を控え湘南型の制御電動車として製造されましたが、中間車は戦前に製造された小型車を改造してサハとした車両を組み込んだ新旧混在編成で、1960年代頃の京王線の代表的な編成形態でありました。その後更新等が行われて4両揃った形態の編成になりました。
 
井の頭線においても、1957年に高性能車として1000系(先代)が登場、オールM車でしたので加速・減速に優れていました。
 
1950年代後半から1960年代前半に登場した初期高性能車、この時代は京王線・井の頭線それぞれ湘南型前面の同じような形態をしておりました。私はこれら車両について、両方とも現役当時に乗車したことがあります。
 
京王に登場した高性能車であった京王線2010系井の頭線1000系、いずれも1984年まで運転されました。
 
引退後ですが、井の頭線1000系(先代)は全車両解体されてしまいましたが、京王線2010系は一部車両が愛媛県の伊予鉄道に譲渡されましたがここでも引退し、その中からさらに4両が千葉県の銚子電鉄に譲渡されうち2両が京王自体のライトグリーンの外装で現在も活躍しています。また2015号車が多摩動物公園駅前にある京王れーるランドで保存・展示されています。
 
高度成長期に差し掛かろうとしていた時代に登場し、活躍した車両になります。

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2011年11月 ありがとう!京王井の頭線3000系

  • Img_9050
    2011年12月、約49年にもわたり京王井の頭線で活躍してきた3000系、レインボーカラーに彩られ井の頭線のイメージを確立したこの車両も、ついに終焉となりました。最後の編成となったのはライトブルーの3028F、この編成は1987年に入線し活躍してきました。 末期には朝のラッシュ時間帯に運よく富士見ヶ丘~渋谷の1往復の運用にしか就かなくなってしまった3000系、2011年11月には「さよなら運転」として日曜日の昼間に井の頭線全線で運転され、最後の走りを披露しました。また11月20日には富士見ヶ丘車両基地において「ありがとう3000系フェスタ」も開催され、事前申込制であったこのイベントにも参加して、最後の姿を見てきました。井の頭線沿線で生まれ育ち、それこそこの車両の活躍をみて育ったと自負する私にとって、感慨深い月になった2011年11月、3000系最後の姿をぜひ皆様にご覧いただきたいと思います。

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  • 2010101700
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    お断り>
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