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2017.03.24

0826.【小田急】引退記念乗車券・入場券

2012年3月16日に実施されたダイヤ改正では、小田急において同時に3形式の車両が引退を迎えることになりました。ダイヤ改正から程なくして引退記念イベントが開催され、その会場で発売されましたアイテムを公開いたします。
 
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 名称   :引退記念乗車券・入場券
 発行社局:小田急電鉄
 発売日  :2012年3月24日
 値段   :1,820円
 購入箇所:5000形・10000形・20000形お別れイベント会場(海老名電車基地)
 シリアルNo.:0355
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2012年3月のダイヤ改正をもって引退した車両は、ロマンスカー10000形と20000形、通勤車5000形になります。
 
10000形は1987年にデビューし「HiSE」と呼ばれたロマンスカーで、ワインレッドの車体に前面に展望席、そしてそれ以外の車内は床面を通常の車両よりも高くしたという特徴があり、1988年に鉄道友の会よりブルーリボン賞を受賞しています。
20000形は1991年にデビューし「RSE」と呼ばれたロマンスカーで、ボギー構造の7両編成で中間2両がダブルデッカーという特徴があります。この車両のデビューに合わせてJR御殿場線に乗り入れていたロマンスカー「あさぎり」が御殿場から沼津まで延長され、西伊豆方面への観光特急として、また箱根へも運転されました。この車両も1992年に鉄道友の会よりブルーリボン賞を受賞しています。
5000形は1969年に登場した通勤車で、4両編成のちに6両編成が登場し、一時期の小田急通勤・通学輸送の主力車両として活躍しました。
 
2012年3月に実施されたダイヤ改正により「あさぎり」の運転区間が御殿場までに短縮されるとともに運転本数も減少、またロマンスカーの運転本数の見直しや特にこの時引退を迎えたロマンスカー車両はその車体構造がゆえに車いす等のバリアフリーに対応できなかったことから引退を早めることとなりました。また5000形についても、寄る年波には勝てず引退を迎えることになりました。
 
同時に3形式が引退を迎えることになった2012年3月のダイヤ改正、これら車両の引退を記念したイベントが海老名電車基地で開催され、これら車両の展示が行われ合わせてその会場内でのみ発売されました記念きっぷになります。ロマンスカー2車種に通勤車からも引退を迎えたとあって、この日はあいにくの天気ではありましたが、大勢の方がこれら車両最後のイベントに訪れました。この記念きっぷもそれだけ並んで購入した思い出があります。 
 
これら車両が同時に引退を迎えて5年が過ぎました、10000形「HiSE」については長野電鉄で特急「ゆけむり」として、20000形「RSE」は富士急で「フジサン特急」として活躍の地を見つけました。
早いもの5年が過ぎてしまったこれら車両の引退、「想いは、引き継がれる」。小田急の一時代を築いた車両たちでありました。

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2011年11月 ありがとう!京王井の頭線3000系

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    2011年12月、約49年にもわたり京王井の頭線で活躍してきた3000系、レインボーカラーに彩られ井の頭線のイメージを確立したこの車両も、ついに終焉となりました。最後の編成となったのはライトブルーの3028F、この編成は1987年に入線し活躍してきました。 末期には朝のラッシュ時間帯に運よく富士見ヶ丘~渋谷の1往復の運用にしか就かなくなってしまった3000系、2011年11月には「さよなら運転」として日曜日の昼間に井の頭線全線で運転され、最後の走りを披露しました。また11月20日には富士見ヶ丘車両基地において「ありがとう3000系フェスタ」も開催され、事前申込制であったこのイベントにも参加して、最後の姿を見てきました。井の頭線沿線で生まれ育ち、それこそこの車両の活躍をみて育ったと自負する私にとって、感慨深い月になった2011年11月、3000系最後の姿をぜひ皆様にご覧いただきたいと思います。

中央線201系

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    JR中央線で約30年にもわたり活躍した201系、特に多摩地域においては、長きにわたり親しまれた車両で、私も小・中学生時代は遠足で、学生時代は通学で、そして社会人になってからも通勤などで利用したなじみ深い車両でした。時の国鉄が「省エネ電車」として中央線に導入された201系。そしてほとんどの車両が中央線から離れることなく、この路線で「オレンジバーミリオン」の外装で生涯を終えました。すでに引退して時が過ぎましたが、私が撮影した201系の思い出として、どうぞご覧下さい。

2002年100周年を迎えた江ノ電

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    2001年12月に初めてデジカメを購入して、翌年から1年間通った路線があります。藤沢から鎌倉を結ぶご存知江ノ電です。この年は江ノ電が開業して100周年という節目の年で、各車両にステッカーなどが付いています。また世代交代もあった年です。 自分の思い出アルバムの中から公開いたします。どうぞご覧下さい。

惜別 名鉄岐阜600V線区

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    2005年3月31日、惜しまれつつも廃止を迎えた名鉄岐阜市内線・揖斐線・美濃町線・田神線の総称「岐阜600V線区」。 私が初めて訪れたのは、1999年の夏のことでした。名古屋本線で新岐阜に着くと、駅前に停車していた電車に乗り、車の洪水の中を抜け、のどかな風景の中を走っていきました。
    その後2001年2月、そして2005年と何度か訪れたのですが、ついにこれら路線も命運が尽きてしまいました。そこで、名鉄岐阜600V線区で活躍していた古豪から最新鋭車まで、個性豊かな車両たちへの思い出をつづり、このアルバムを作成しました。
    このアルバムでは、2001年9月30日の運行をもって廃止となった谷汲線・揖斐線(黒野~本揖斐)のモ750も登場しています。いずれにしましても、今では思い出になってしまった、名鉄岐阜600V線区へのレクイエムです。 どうぞご覧下さい。

    お断り>
    今回のアルバムは、一部ポジプリントからスキャンしたもの、あるいは携帯電話内蔵カメラで撮影した画像も含まれています。特に1999年・2001年撮影のものはすべてポジプリントからのスキャンになります。つきましては画質にやや難があるものがあります。ご了承ください。