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2017.03.21

0818.【名鉄】7700系さよなら記念乗車券

2009年8月に最終運行を行って引退した7000系「パノラマカー」。それから半年後、この車両にも完全退役の波が押し寄せてきました。
 
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 名称   :7700系さよなら記念乗車券
 発行社局:名古屋鉄道
 発売日  :2010年2月1日
 値段   :1,000円
 購入箇所:名鉄名古屋駅
 シリアルNo.:00600
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名鉄7700系は1973年から導入された車両で、パノラマカーが入線できない支線系統のサービス改善と本線系統における輸送力増強という目的がありました。前面は高運転台の貫通型になっていますが、側面の連続窓や車内の仕様は7000系「パノラマカー」と同等とされました。パノラマカーなどとともに活躍してきましたが、2001年頃からワンマン対応車になり主に三河線で運転されるようになりました。
三河線で主に運転されてきた7700系、2009年8月のパノラマカー7000系引退以降はその面影を求めに訪れる方もいらしたのですが、この車両も置き換えの対象となり2010年2月で定期運用は終了し、2010年3月21日にラストランイベントを行って引退することになりました。
 
定期運用終了を前に発売された記念乗車券になります。7700系は名鉄で最後まで系統板を使用していた車両でしたので、きっぷを切り離して台紙の7700系の系統版部分に取り付けることができるという仕様になっています。
 
さて、この記念きっぷについては発売日の2010年2月1日に名鉄を訪れ入手しました。この日から名鉄では7700系引退記念として硬券入場券を集めると台紙がもらえるという企画が行われていました。
 
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7700系引退記念入場券記念台紙

 
7700系が最後の活躍をしていた三河線、本線からの分岐駅である知立と、三河線の碧南中央及び猿投の3駅の硬券入場券を入手後、豊田市駅にある名鉄サービスセンターに持参するとこのような台紙がもらえるという企画で、硬券入場券については引き換え済みということも兼ねて裏面に「ありがとう7700系」の記念ゴム印が押印されました。
 
引退することになった7700系でしたが、この車両の引退は名鉄にとっても大きな意味がありました。それは「パノラマカー」を発端とする7000番代車両がこれで全車両引退するという、大きな出来事になりました。よって、7700系引退記念乗車券にも「7000番代最終章」とも記載され、7700系に限らず、7000系「パノラマカー」や7100系のイラストもあしらわれています。
 
この車両がラストランを行ってから、本年で7年になります。地味な車両であったのかもしれませんが、名鉄にとって時代の転換点となった7700系の引退になります。

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2011年11月 ありがとう!京王井の頭線3000系

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    お断り>
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