本日2016年12月30日をもって、京成電鉄本線の一部区間が開通から100周年という佳節を迎えました。記念乗車券が発売されました。
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名称 :中山-船橋間開通100周年記念乗車券
発行社局:京成電鉄
発売日 :2016年12月30日
値段 :1,000円
購入箇所:日暮里駅
シリアルNo.:0244
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本日で開業から100周年を迎えたのは京成電鉄本線の中山~船橋間で、この途中に葛飾・海神の2駅が設けられました。記念乗車券は硬券6枚が船橋開業時の沿線案内図をあしらった台紙にセットされているというものになります。
開業から100周年を迎えた京成本線の中山~船橋間、開業時には現在の快速停車駅である東中山駅はなく、1935年に中山競馬場臨時駅として開業後1953年に東中山駅として開業しています。また開業時に葛飾と称していた駅は1987年に西船と改称しています。
船橋まで伸びて100周年という佳節を迎えた京成本線、船橋は一時はスカイライナーも停車した主要駅であり、一時期京成電鉄の駅で最も状況客数の多い駅となっていました。また2006年に上下線とも高架駅になりました。
中山から船橋まで伸びて100年、現在も京成本線を形成する区間になります。
【2017.2.19 追記】
2016年12月30日に発売されました京成電鉄の中山-船橋間開通100周年記念乗車券ですが、その後台紙の記載内容に誤植があったということで、一旦発売を中止し訂正した台紙に変更して2017年2月7日より発売を再開しました。すでに購入していたものについては、京成全駅(一部除外駅があります。)に記念乗車券を持参し呈示すると、新しい台紙を受け取れるという対応が行われました。また誤植があった台紙については、受取印を押印して手元に戻ってきました。
そこで先日、京成線に乗車する機会がありましたので、この記念乗車券も持参して、京成高砂駅で新しい台紙を受け取りました。
硬券乗車券をセットしたのち、今回の訂正箇所について公開いたします。

訂正後の台紙(裏面)
誤植があった箇所は台紙裏面の記載内容で2箇所あり、一つ目は「中山-船橋間 開通までの道のり」で、江戸川-市川新田(現:市川真間)間の開通日が間違っていた点と、もう一つは「中山-船橋間駅の開業について」のうち、海神駅の開業年が間違っており、中山-船橋間開通時には存在していなかったのが正規になります。(本記事につきましても、抹線にて訂正しております。)
京成電鉄Webサイトにおいてもお詫びが掲載され、100周年という佳節に発生した珍事となってしまいました。