« 0711.【水間鉄道】1000形改造車両竣工記念乗車券 | トップページ | 0713.【伊豆急】伊豆急行200系さよなら運転記念乗車券硬券5枚セット »

2016.12.16

0712.【横浜市交】横浜市営地下鉄1000形・2000形 さようなら運転記念パスネットカード

横浜市営地下鉄の開業時から路線発展期に登場した車両、引退から10年の年月が流れました。引退時に発売されましたアイテムを公開いたします。
 
===================================
 名称   :横浜市営地下鉄1000形・2000形 さようなら運転記念パスネットカード
 発行社局:横浜市交通局
 発売日  :2006年12月16日
 値段   :2,000円(1,000円券2枚組)
 購入箇所:
 シリアルNo.:
===================================
 
Dscn4333
 
Dscn4336
 
Dscn4337
 
今から10年前の2006年に引退を迎えた車両、横浜市営地下鉄の1000形と2000形になります。
1000形は1972年の開業当初から活躍した車両で、入線当時は3両、その後路線延伸と輸送力増強に合わせて6両編成になり、1989年から更新と冷房化が行われました。
2000形は1985年の新横浜~横浜・上永谷~舞岡間開業に合わせて導入された車両で、回生ブレーキを装備したサイリスタチョッパ制御車であり、入線時から冷房装置が装備されていました。この時代東京の営団地下鉄や都営地下鉄においてはトンネル内の温度上昇等の理由により冷房車がまだなかった時代、関東の地下鉄車両で初めて冷房装置を搭載した車両となりました。
 
その後も路線延伸に合わせて増備された3000形シリーズとともに現在のブルーラインで活躍してきましたが、1000形については寄る年波には勝てず3000R形に置き換えられていきました。一方でホームドア導入に合わせてワンマン運転化を行うことになったことから2000形についても置き換えられることになり、台車や補助電源装置等を活用してこの時入線が始まった3000S形になりました。
 
活躍してきた1000形と2000形でしたが、2006年12月16日にさよなら運転が行われ、到着後一般公開イベントが新羽車両基地で開催され、この会場で発売されましたパスネットになります。ただ早い時間帯で完売になったようで、自分はこの会場内では入手できず後日別の場所で入手することになりました。
 
引退後のこの両車ですが、1000形についてはトップナンバー編成が開業当時の3両編成になって新羽車両基地内で保存されています。また廃車体を外部に販売を行ったようで、今でも残っているのかはわかりませんが横浜市金沢区の清掃工場で倉庫として活用されている車両もあります。一方2000形については先述のとおり3000S形に更新されましたので全車両解体されてしまったようです。
 
これら車両引退から本年で10年が過ぎました。横浜市営地下鉄はこの後ホームドア導入とワンマン運転化が行われ、2015年には快速列車の運転も始まりました。また2008年に新路線としてグリーンラインも開業、横浜市民の足として多くの利用がある現在の横浜市営地下鉄になります。

« 0711.【水間鉄道】1000形改造車両竣工記念乗車券 | トップページ | 0713.【伊豆急】伊豆急行200系さよなら運転記念乗車券硬券5枚セット »

カード:パスネット」カテゴリの記事

西暦2006年(平成18年)発売」カテゴリの記事

発行社局:横浜市交通局」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 0711.【水間鉄道】1000形改造車両竣工記念乗車券 | トップページ | 0713.【伊豆急】伊豆急行200系さよなら運転記念乗車券硬券5枚セット »

カテゴリー

Googleで検索




  • 弊ブログ内検索
    ウェブ全体から検索


    Powered by Google

2011年11月 ありがとう!京王井の頭線3000系

  • Img_9050
    2011年12月、約49年にもわたり京王井の頭線で活躍してきた3000系、レインボーカラーに彩られ井の頭線のイメージを確立したこの車両も、ついに終焉となりました。最後の編成となったのはライトブルーの3028F、この編成は1987年に入線し活躍してきました。 末期には朝のラッシュ時間帯に運よく富士見ヶ丘~渋谷の1往復の運用にしか就かなくなってしまった3000系、2011年11月には「さよなら運転」として日曜日の昼間に井の頭線全線で運転され、最後の走りを披露しました。また11月20日には富士見ヶ丘車両基地において「ありがとう3000系フェスタ」も開催され、事前申込制であったこのイベントにも参加して、最後の姿を見てきました。井の頭線沿線で生まれ育ち、それこそこの車両の活躍をみて育ったと自負する私にとって、感慨深い月になった2011年11月、3000系最後の姿をぜひ皆様にご覧いただきたいと思います。

中央線201系

  • 2010101700
    JR中央線で約30年にもわたり活躍した201系、特に多摩地域においては、長きにわたり親しまれた車両で、私も小・中学生時代は遠足で、学生時代は通学で、そして社会人になってからも通勤などで利用したなじみ深い車両でした。時の国鉄が「省エネ電車」として中央線に導入された201系。そしてほとんどの車両が中央線から離れることなく、この路線で「オレンジバーミリオン」の外装で生涯を終えました。すでに引退して時が過ぎましたが、私が撮影した201系の思い出として、どうぞご覧下さい。

2002年100周年を迎えた江ノ電

  • Img_0527
    2001年12月に初めてデジカメを購入して、翌年から1年間通った路線があります。藤沢から鎌倉を結ぶご存知江ノ電です。この年は江ノ電が開業して100周年という節目の年で、各車両にステッカーなどが付いています。また世代交代もあった年です。 自分の思い出アルバムの中から公開いたします。どうぞご覧下さい。

惜別 名鉄岐阜600V線区

  • 2005032101
    2005年3月31日、惜しまれつつも廃止を迎えた名鉄岐阜市内線・揖斐線・美濃町線・田神線の総称「岐阜600V線区」。 私が初めて訪れたのは、1999年の夏のことでした。名古屋本線で新岐阜に着くと、駅前に停車していた電車に乗り、車の洪水の中を抜け、のどかな風景の中を走っていきました。
    その後2001年2月、そして2005年と何度か訪れたのですが、ついにこれら路線も命運が尽きてしまいました。そこで、名鉄岐阜600V線区で活躍していた古豪から最新鋭車まで、個性豊かな車両たちへの思い出をつづり、このアルバムを作成しました。
    このアルバムでは、2001年9月30日の運行をもって廃止となった谷汲線・揖斐線(黒野~本揖斐)のモ750も登場しています。いずれにしましても、今では思い出になってしまった、名鉄岐阜600V線区へのレクイエムです。 どうぞご覧下さい。

    お断り>
    今回のアルバムは、一部ポジプリントからスキャンしたもの、あるいは携帯電話内蔵カメラで撮影した画像も含まれています。特に1999年・2001年撮影のものはすべてポジプリントからのスキャンになります。つきましては画質にやや難があるものがあります。ご了承ください。