« 0609.【東急】目黒線急行運転開始 パスネット | トップページ | 0611.【名鉄】竹鼻線(江吉良~大須間)おわかれ記念乗車券 »

2016.09.27

0610.【東京モノレール】新線開業記念乗車券

東京の空の玄関口である羽田空港は、1993年9月27日に現在の位置に移転しました。(現在の国内線第1旅客ターミナル)。これに合わせて東京モノレールは新線を開業しました。
 
================
 名称   :新線開業記念乗車券
 発行社局:東京モノレール
 発売日  :1993年9月27日
 値段   :920円
 購入箇所:モノレール浜松町駅
 シリアルNo.:0991
================
 
Dscn3841
 
Dscn3843
 
Dscn3844

 
Dscn3845

 
Dscn3846

 
1993年9月27日に羽田空港の沖合移転に伴い、東京モノレールはこれ以前の終点であった羽田駅(初代)は廃止となり、この日より「整備場」と駅名を変更した駅から新線が開業、途中「羽田」「新整備場」の駅が開業して終点の羽田空港駅まで延伸しました。これに合わせて発売された記念きっぷになります。
 
ルーズリーフ状につづられた記念乗車券は、この時新しくなった羽田空港の完成予想図と合わせて、開業した羽田空港駅、新整備場駅、羽田駅の完成予想イラストがあしらわれています。
 
この新線開業により新たに開業した「羽田」駅はこの年の4月にすでに開業していた京急空港線の羽田駅に接続し京急からはこの駅で乗り換えて羽田空港へ行くことができるようになり、「新整備場」駅は沖合移転に伴い新たな航空機等の整備場の最寄り駅として新設されました。なおこの開業により初代の「羽田」駅は、その後滑走路の直下になることから現在は埋め戻されてしまい、跡は残っていないとのことです。
 
この新線開業から本年で23年が過ぎました。このとき開業した羽田駅は1998年の京急空港線の羽田空港乗り入れに合わせて「天空橋」と駅名を変更し、終点の羽田空港駅も2004年12月に第2旅客ターミナルが開業しここまで路線を延伸したのに合わせて「羽田空港第1ビル」駅と駅名を変更しています。また、2010年の羽田空港国際線ターミナルビル整備に合わせて、この時開業した区間で一部経路変更が発生しています。
 
1993年に行われた羽田空港ターミナルの沖合移転は大事業でありました。その後も空の需要増に合わせて拡張していった羽田空港、それに合わせて路線形態を変えていった東京モノレールであります。

« 0609.【東急】目黒線急行運転開始 パスネット | トップページ | 0611.【名鉄】竹鼻線(江吉良~大須間)おわかれ記念乗車券 »

西暦1993年(平成5年)発売」カテゴリの記事

発行社局:東京モノレール」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 0609.【東急】目黒線急行運転開始 パスネット | トップページ | 0611.【名鉄】竹鼻線(江吉良~大須間)おわかれ記念乗車券 »

カテゴリー

Googleで検索




  • 弊ブログ内検索
    ウェブ全体から検索


    Powered by Google

2011年11月 ありがとう!京王井の頭線3000系

  • Img_9050
    2011年12月、約49年にもわたり京王井の頭線で活躍してきた3000系、レインボーカラーに彩られ井の頭線のイメージを確立したこの車両も、ついに終焉となりました。最後の編成となったのはライトブルーの3028F、この編成は1987年に入線し活躍してきました。 末期には朝のラッシュ時間帯に運よく富士見ヶ丘~渋谷の1往復の運用にしか就かなくなってしまった3000系、2011年11月には「さよなら運転」として日曜日の昼間に井の頭線全線で運転され、最後の走りを披露しました。また11月20日には富士見ヶ丘車両基地において「ありがとう3000系フェスタ」も開催され、事前申込制であったこのイベントにも参加して、最後の姿を見てきました。井の頭線沿線で生まれ育ち、それこそこの車両の活躍をみて育ったと自負する私にとって、感慨深い月になった2011年11月、3000系最後の姿をぜひ皆様にご覧いただきたいと思います。

中央線201系

  • 2010101700
    JR中央線で約30年にもわたり活躍した201系、特に多摩地域においては、長きにわたり親しまれた車両で、私も小・中学生時代は遠足で、学生時代は通学で、そして社会人になってからも通勤などで利用したなじみ深い車両でした。時の国鉄が「省エネ電車」として中央線に導入された201系。そしてほとんどの車両が中央線から離れることなく、この路線で「オレンジバーミリオン」の外装で生涯を終えました。すでに引退して時が過ぎましたが、私が撮影した201系の思い出として、どうぞご覧下さい。

2002年100周年を迎えた江ノ電

  • Img_0527
    2001年12月に初めてデジカメを購入して、翌年から1年間通った路線があります。藤沢から鎌倉を結ぶご存知江ノ電です。この年は江ノ電が開業して100周年という節目の年で、各車両にステッカーなどが付いています。また世代交代もあった年です。 自分の思い出アルバムの中から公開いたします。どうぞご覧下さい。

惜別 名鉄岐阜600V線区

  • 2005032101
    2005年3月31日、惜しまれつつも廃止を迎えた名鉄岐阜市内線・揖斐線・美濃町線・田神線の総称「岐阜600V線区」。 私が初めて訪れたのは、1999年の夏のことでした。名古屋本線で新岐阜に着くと、駅前に停車していた電車に乗り、車の洪水の中を抜け、のどかな風景の中を走っていきました。
    その後2001年2月、そして2005年と何度か訪れたのですが、ついにこれら路線も命運が尽きてしまいました。そこで、名鉄岐阜600V線区で活躍していた古豪から最新鋭車まで、個性豊かな車両たちへの思い出をつづり、このアルバムを作成しました。
    このアルバムでは、2001年9月30日の運行をもって廃止となった谷汲線・揖斐線(黒野~本揖斐)のモ750も登場しています。いずれにしましても、今では思い出になってしまった、名鉄岐阜600V線区へのレクイエムです。 どうぞご覧下さい。

    お断り>
    今回のアルバムは、一部ポジプリントからスキャンしたもの、あるいは携帯電話内蔵カメラで撮影した画像も含まれています。特に1999年・2001年撮影のものはすべてポジプリントからのスキャンになります。つきましては画質にやや難があるものがあります。ご了承ください。