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2016.08.31

0590.【名鉄】常滑線全線開通100周年記念乗車券

今では名鉄の主要路線の一つとなっている常滑線、2013年に神宮前~常滑の全線が開通して100周年を迎えたことから発売されましたアイテムを公開いたします。
 
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 名称   :常滑線全線開通100周年記念乗車券
 発行社局:名古屋鉄道
 発売日  :2013年8月31日
 値段   :590円
 購入箇所:
 シリアルNo.:00861
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名鉄常滑線は、名古屋本線の神宮前から知多半島を進み焼き物の街常滑を結ぶ路線で、1912年に伝馬町(現在の神宮前~豊田本町間にあった駅で戦時中に廃止)から大野町を皮切りに1913年に終点である常滑まで開通、同年8月31日で神宮前まで開業し現在の常滑線の区間が全線開通しました。
 
常滑線はここ10数年の間に目覚ましい変貌を遂げ、2005年に常滑から空港線が延伸し、中部国際空港へのアクセス路線として、ミュースカイや空港発着の特急列車が運転される主要路線となりました。
 
2013年に全線開通100周年を迎えて発売されたこの記念きっぷは、それぞれの時代の常滑線の各駅や運行された列車などがあしらわれています。それから本年で3年が過ぎ、知多半島へ延びる路線として、やきものの街常滑、中部国際空港へのアクセスとして機能している路線になります。

2016.08.30

0589.【名鉄】ありがとう(名鉄創業115周年&さようなら7000系引退)記念乗車券

名鉄の創業記念乗車券、以前に2004年の創業110周年及び2014年の創業120周年について公開しておりますが、この間の2009年にも創業115周年でやはり記念きっぷが発売されました。この時、名鉄では長きにわたり親しまれた名車が引退を迎えました。
 
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 名称   :ありがとう(名鉄創業115周年&さようなら7000系引退)記念乗車券
 発行社局:名古屋鉄道
 発売日  :2009年7月11日
 値段   :1,150円
 購入箇所:Mモール(名鉄公式通販サイト)
 シリアルNo.:06833
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表面表紙(ありがとう記念)

 
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表面

 
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裏面(さよなら7000系)

 
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裏面

 

2009年に創業115周年を迎えた名鉄では、このような記念乗車券が発売されました。創業当時及び昭和初期の特急列車や沿線案内図をあしらった図柄となっていますが、これをひっくり返しますと長きにわたり名鉄の顔として多くの人々に親しまれた名車7000系「パノラマカー」がこの年の8月で引退することになり、これ記念したものにもなっています。
 
この記念きっぷを購入しますと、2009年8月30日に運転された7000系パノラマカー最終列車に乗車するための事前申し込み応募券が封入されておりました。
 
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封入されていたラストパノラマカー1DAY乗車券事前申し込み応募券

 
7000系パノラマカーは前年の2008年12月で定期運行は終了し、その後1編成7011Fが1980年代にグレードアップ改装されたときの白帯がついた状態で残り団体貸切やイベント運転を行っておりましたが、2009年8月30日に最終運行を行うことになり、この記念きっぷ購入がラストラン列車乗車の必須条件となりました。
 
私はこの記念きっぷは名鉄のネット通販で購入しましたが、さすがに最終運行は乗車することはしませんでしたので、応募券もそのまま手元に残りました。
 
多くの人々に惜しまれつつラストランを行ったのが2009年8月30日、それから7年が過ぎました。多くの人々に思い出を残したパノラマカー、すべて思い出になってそれだけの年月がいつの間にか過ぎてしまった2016年の夏の終わりになります。

2016.08.29

0588.【横浜市交】横浜市営地下鉄 戸塚~湘南台開業記念 Y CARD

1990年代の夏の終わりに開業した路線になります。
 
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 名称   :横浜市営地下鉄 戸塚~湘南台開業記念 Y CARD
 発行社局:横浜市交通局
 発売日  :1999年8月29日
 値段   :1,000円
 購入箇所:
 シリアルNo.:
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今から17年前の1999年8月29日に、現在ブルーラインという愛称がついている横浜市営地下鉄の戸塚~湘南台が開業しました。これに合わせて発売されたプリペイドカードで、このカードで横浜市営地下鉄と横浜市営バスに乗車することができたようで、1,000円券ですが1,050円分利用が可能であったようです。
 
地下鉄の湘南台延伸はこの沿線がそれまでバスのみのアクセスであったことから、利便性が向上しました。また終点の湘南台駅で小田急江ノ島線と相鉄いずみ野線と乗り換えができ、またこの駅は藤沢市に位置しており、横浜市外にできた駅となりました。
 
台紙及びカードにはこの区間延伸に伴い導入された3000N形があしらわれており、更に台紙にはこのとき増備された車両のうち1編成に横浜市交通局のイメージキャラクターである「はまりん」をあしらった「はまりん号」が起用されました。
 
この区間の開通で今の横浜市営地下鉄ブルーラインを構成する区間が全線開業しました。その後2015年からは快速列車の運転も始まり、横浜市の郊外から都心へ、また接続する路線へのアクセスとして多くの利用がある横浜市営地下鉄になります。

2016.08.28

0587.【富士急】ありがとうホリデー快速河口湖号 記念入場券セット

本日2016年8月28日は、富士急河口湖駅でJR183・189系を3編成並べての撮影会が開催されたそうです。臨時列車として乗り入れてきた2編成と団体列車として乗り入れてきた編成を合わせて3編成が河口湖で留置となる時間帯が発生することから急きょ開催されることになったようで、国鉄特急色・グレードアップあずさ色、長野色と揃うようです。
私は残念ながらすでに別件の計画が入っておりましたので参加することはできませんでしたが、富士急においてかつて発売された183・189系にまつわる記念きっぷについて公開いたします。
 
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 名称   :ありがとうホリデー快速河口湖号 記念入場券セット
 発行社局:富士急行
 発売日  :2013年6月30日
 値段   :960円
 購入箇所:
 シリアルNo.:0454
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富士急線にJR183・189系が乗り入れてくるようになったのは2001年のことになります。この時それまで乗り入れていた165・169系が引退したことから新たに183・189系が富士急直通の快速列車に充当されるようになりました。その列車名として「ホリデー快速河口湖」号と命名され、土休日に運転されました。
車両は主に長野色の車両を用いることが多かったようでしたが、大宮発の列車では国鉄特急色の車両が使用されたり、運用の都合により旧あさま色車や東武直通用カラーの車両も登場しました。また前面は「快速」と表示される場合もありましたが、専用のイラストマークも用意されていました。
 
富士急線への観光客を乗せて運転されてきたホリデー快速河口湖号でしたが、2013年6月を最後に運転を終了することになり、富士急このような記念きっぷが発売されました。183・189系とともにそれ以前に乗り入れていた165系などもあしらったホリデー快速の富士急線内の停車駅のD型硬券入場券がセットされています。自分はこの年の10月に横浜で開催される鉄道の日イベント会場で入手した記憶があります。
 
さて、ホリデー快速河口湖号ですが、2013年7月から車両はそのままで列車名が「ホリデー快速富士山」号に変更となりました。この年富士山が世界遺産に登録されたことにより、富士山に一番近いところまで行くことができる列車という意味で改名となったようです。今でも土休日に富士急へ直通する快速列車として運転されています。

0586.【阪急】5000系40周年記念 ラガールカード

今でも阪急神戸線で運行されている車両です。登場から40周年という佳節に発売されましたアイテムになります。
 
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 名称   :5000系40周年記念 ラガールカード
 発行社局:阪急電鉄
 発売日  :2008年9月--日
 値段   :2,000円(1,000円券2枚組)
 購入箇所:鉄道フェスティバル会場(日比谷公園)
 シリアルNo.:9016
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阪急5000系は1968年に神戸線用車両として登場しました。この当時神戸線が600Vから1500Vに昇圧が行われ1500V用車両として登場しました。
その後冷房化など時代が下るにつれ各種改造が実施され、2001年より実施されたリニューアルにより前面の形状に変化が生じています。そして今も神戸線で主に普通列車で運転されています。このカードは登場時と発売時のリニューアル後の姿をあしらった、阪急で発売されているスルッとKANSAIカードとなるラガールカードになります。
 
このアイテムは、毎年日比谷公園で鉄道の日時期に開催される鉄道フェスティバル会場で購入しました。阪急のブースは人気で結構並んだ記憶があります。
 
5000系はまだまだ健在ですが、このカードの発売から8年が過ぎました。

0585.【JR北海道】おかげさまで10周年 SL函館大沼号 オレンジカード

以前、函館から森を走行してたSL列車、2011年は運行開始10周年という節目の年でありました。このような記念オレンジカードが発売されました。
 
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 名称   :おかげさまで10周年 SL函館大沼号 オレンジカード
 発行社局:北海道旅客鉄道
 発売日  :2011年4月--日
 値段   :2,000円(1,000円券2枚組)
 購入箇所:函館駅
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SL函館大沼号は、函館から森を運転していたSL列車で、C11型蒸気機関車によって運転されていた列車です。毎年この列車運転時にはオレンジカードが発売されるのですが、2011年は運転開始10周年という節目になりました。
 
オレンジカードについてはこの列車の牽引機として復活したC11 171の現役当時と、SL函館大沼号として走行しているシーンがあしらわれています。
 
SL函館大沼号に関しましては、オレンジカードの他硬券入場券も発売されていました。函館駅と五稜郭駅で発売されたものを公開いたします。
 
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2011年に発売されたSL函館大沼号の記念入場券

 
カラー印刷のD型硬券入場券、函館駅発行はC11 171、五稜郭駅発行はC11 207で、C11 207は左右に前照灯が2つ装備されているという特徴があります。
 
函館から出発して、大沼公園の景勝地そして北海道駒ヶ岳の麓の雄大な景色の中を走るSL列車で、私は2007年の運行時に函館→森で乗車しています。その後も運転されましたが利用が低迷してきたこととJR北海道を取り巻く環境の変化もあって、運転は終了となってしまいました。SLについてはC11 207について2017年より栃木県の東武鬼怒川線で運行されることになり、機関車が先日東武鉄道に運ばれたとのことです。
 
2016年は北海道新幹線が新函館北斗まで開業しました。この列車も十分な観光要素となったと思われますが、やむを得ない事情があったのでしょう。しかしここで運転されていたSLの1両が新たな活躍の場所が与えられ、走行する線路は変わってもまた活躍することができるようになったのはある意味喜ばしいことなのかもしれません。

2016.08.26

0584.【JR北海道】さようなら4代目函館駅 函館駅新駅舎誕生 オレンジカード

2016年、北海道新幹線開業により盛り上がっている函館、この街の玄関といえる函館駅が今の駅舎になったのは2003年6月のことです。この時発売されましたオレンジカードを公開いたします。
 
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 名称   :さようなら4代目函館駅 函館駅新駅舎誕生 オレンジカード
 発行社局:北海道旅客鉄道
 発売日  :2003年6月--日
 値段   :2,000円(1,000円券2枚組)
 購入箇所:函館駅
 シリアルNo.:
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函館駅の新駅舎誕生を記念して発売された、新旧駅舎を図柄としたオレンジカードのセットになります。
旧駅舎は4代目の駅舎として1942年に完成しその後60年以上にわたり北海道の玄関口の駅舎として親しまれてきました。新駅舎は5代目となり、先代の駅舎からはホーム側に寄った場所に建てられたようで、旧駅舎跡地は今では駅前広場として整備されています。
 
いつの時代も旅人を迎え入れる駅舎、函館駅は建物は変わって13年が過ぎましたが、今も多くの観光客が訪れる街の玄関であることに変わりはありません。

0583.【JR北海道】ありがとう寝台特急北斗星 記念入場券

思い出となって1年が過ぎてしまいました。
 
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 名称   :ありがとう寝台特急北斗星 記念入場券
 発行社局:北海道旅客鉄道
 発売日  :2015年6月--日
 値段   :170円
 購入箇所:札幌駅
 シリアルNo.:1953
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1988年の青函トンネル開業に合わせて上野から札幌を結ぶ寝台特急として登場した「北斗星」、豪華個室寝台やフランス料理などが味わえる食堂車など、当時大変話題になりその後も多くのファンを引き付けてやまなかった列車になります。しかし北海道新幹線開業に向けその準備もあって、2015年3月のダイヤ改正で定期運転は終了となりその後臨時列車として隔日運転となっていましたが、2015年8月ですべての運転が終了してしまいました。私は昨年夏の時点で最初で最後、乗ってみようと発売日の朝10時に窓口に行ってみたもののものの数秒で満席になってしまったという状況で、結局この列車にも乗車することは叶いませんでした。
 
ここに公開しました記念入場券は、JR北海道の北斗星が停車した駅で2015年6月頃から発売されたD型硬券入場券で、発売駅でデザインが異なっておりました。
札幌駅で入手したこの入場券、運転終了から随分と過ぎた2016年1月の時点で札幌駅ではまだ発売しているという掲示を見まして窓口で購入したものです。他駅については函館駅にはこの時降りていますが発売していた形跡はなく、そのほかの駅ではどうであったかは不明であります。またコレクション用のフォルダーもあったようでしたが、こちらは完売であったようです。
 
多くの方の憧れであったブルートレイン「北斗星」、最終日多くの人が停車駅や沿線に出向き見送った名列車、思い出になって早くも1年が過ぎた2016年の夏になります。

2016.08.25

0582.【京阪】「さようなら、ありがとう。」1900系 スルッとKANSAI K CARD

特急車として登場した京阪1900系、通勤車に格下げとなってもなお運行されていましたが、この車両にも終焉の時が来ました。引退を記念して発売されたアイテムを公開いたします。
 
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 名称   :「さようなら、ありがとう。」1900系 スルッとKANSAI K CARD
 発行社局:京阪電気鉄道
 発売日  :2008年12月20日
 値段   :5,000円(1,000円券5枚セット)
 購入箇所:祗園四条駅
 シリアルNo.:2778
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1963年の淀屋橋延伸に合わせて特急用車両として登場した1900系、その後後継車両が登場して通勤車に格下げとなっても運転を続けていましたが、2008年10月の中之島線開業の前日をもって定期運用は終了となりました。私もこの時に京阪を訪れております。それから2か月が過ぎて1900系のさよなら運転が行われることになり発売された記念カードになります。人気があったことなどを勘案しまして前日に京都に行き、発売日早朝に祇園四条駅に向かい入手することができました。その後は都合があったものですぐ帰りましたが、この日は最後の1900系の最後の走行シーンを収めようと大変多くの方が沿線に訪れたそうです。
 
実に50年以上にもわたり時代に合わせてスタイルを変えながらも走り続けた京阪1900系は、これで引退となりました。残念ながらすべての車両が解体されてしまったようですが、京阪の一時期のフラッグシップを担い多くの方に思い出を残した車両でありました。

0581.【京阪】2006鉄道の日記念 京阪電車1900系50周年 スルッとKANSAI K CARD

京都と大阪を颯爽と走り抜けた車両のデビュー50周年という佳節に発売されましたアイテムになります。
 
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 名称   :2006鉄道の日記念 京阪電車1900系50周年 スルッとKANSAI K CARD
 発行社局:京阪電気鉄道
 発売日  :2006年10月--日
 値段   :3,000円(1,000円券3枚セット)
 購入箇所:枚方市駅
 シリアルNo.:2710
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京都と大阪を結ぶ京阪電鉄、1956年に特急用車両として1810系が登場、その後1963年に1900系が登場しますと1810系として製造された車両も改番の上1900系に編入されました。その後後継の特急車が登場しますと通勤車に格下げとなり、車体更新・冷房改造などの改造が実施されました。そして1900系のうち1810系として誕生した車両が50周年を迎えることになったことから、この年の鉄道の日シーズンに記念スルッとKANSAIカードとして発売されたものになります。
 
この時点で京阪1900系は2編成にまで数を減らしていましたが、このうち50周年を迎えた車両を組み込んでいた編成について、当時の特急色が再現されました。この編成を見にこの当時京阪を訪れたのですが、当該編成は車両基地に留置中で運用には入っていませんでしたが、もう1編成通勤車塗装になっていた編成が支線ではなく本線の天満橋~萱島の区間急行の運用に就いていたことからこの列車に乗車、複々線である京橋→守口市においては優等列車が走行するA線走行で往年の走りを体感したという思い出があります。
 
このカードも発売から本年で10年になりました。関西私鉄・地下鉄・バスなどで広く使用できたスルッとKANSAIカードも、先日サービスを終了するという報道がなされました。時代が移り変わろうとしています。

0580.【わたらせ渓谷鐵道】足尾鐵道全通100周年記念入場券

日本の近代化に大きく貢献した路線、全線開通から100周年の佳節を迎えて発売された記念きっぷになります。
 
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 名称   :足尾鐵道全通100周年記念入場券
 発行社局:わたらせ渓谷鐵道
 発売日  :2014年8月25日
 値段   :2,420円
 購入箇所:YOKOHAMAトレインフェスティバル会場(横浜ポルタ)
 シリアルNo.:0806
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日本の近代化・工業化に向けて栃木県の足尾銅山で産出された銅鉱石を輸送する目的で開業した足尾鐵道、1914年8月25日に足尾本山までの全線が開業しました。2014年に全通100周年を記念して発売されたアイテムです。ちょうど10月に横浜で毎年開催される鉄道の日イベント会場に出展していたわたらせ渓谷鐵道ブースで購入しました。
 
足尾鐵道は1918年に国有化され戦後は国鉄足尾線として運行されてきましたが、足尾銅山が1973年に閉山となると沿線の過疎化が進み旅客も貨物輸送量も大幅に減少してしまいました。そしてJR発足から約2年が過ぎた1989年3月に、足尾線は第三セクター会社わたらせ渓谷鉄道に転換されました。 
路線については1973年に草木ダム建設に伴い路線付け替え区間が発生したとともに、貨物列車しか運行されなかった末端の間藤~足尾本山は廃線となっています。
 
この記念きっぷ発売から2年が過ぎましたが、蒸気機関車が銅鉱石を満載した貨車をけん引していた時代から、今では観光トロッコ列車が運転される路線となりました。JR両毛線の桐生から渡良瀬川の渓谷沿いを進み銅山で栄華を誇っていた足尾の街を結ぶわたらせ渓谷鐵道、自然の渓流と歴史に触れられる路線として今日も運行されております。

2016.08.24

0579.【富士急】河口湖線開業60周年記念 硬券入場券セット

今年も富士登山や各種イベント等で盛況だった富士急行、現在の路線を形成する区間が開業したのが今から66年前の今日になります。今から6年前の2010年に60周年を迎えた際に発売されました記念きっぷになります。
 
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 名称   :河口湖線開業60周年記念 硬券入場券セット
 発行社局:富士急行
 発売日  :2010年8月24日
 値段   :660円
 購入箇所:富士急電車まつり2010会場(河口湖駅)
 シリアルNo.:0482
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富士急行線のうち富士山~河口湖の区間の開業は、戦後の1950年になります。それから60年が過ぎた2010年に発売されました記念きっぷになります。この年の秋に河口湖駅で開催されたイベント会場で入手しました。
 
当時は富士吉田といっていた駅からスイッチバックして河口湖駅に向かう路線で、当時はこの区間には駅はありませんでしたが、1961年になって中間にハイランド駅が開業、この駅は富士急ハイランド最寄り駅であることもあって1981年に富士急ハイランドと改称しました。
 
記念入場券は硬券でそれぞれの駅舎等をあしらったD型硬券3枚と河口湖駅開業時の様式を模したB型硬券のセットになっています。
 
この記念入場券の発売から6年が過ぎました。富士吉田駅は今では富士山駅と駅名が変更になりましたが、この駅を目指してJR線からも直通列車がやってくることは今も変わりありません。

2016.08.23

0578.【JR東日本】横浜線205系営業運転終了記念入場券

早いもので、この車両が横浜線で運転を終了してから2年が過ぎました。2014年の運転終了に合わせて発売されました記念きっぷになります。
 
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 名称   :横浜線205系営業運転終了記念入場券
 発行社局:東日本旅客鉄道
 発売日  :2014年8月23日
 値段   :980円
 購入箇所:八王子駅
 シリアルNo.:2053
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2014年8月23日の運転を最後に、横浜線の205系が運転を終了しました。
横浜線には1988年に導入されあっという間にそれまでの103系を置き換えました。205系は国鉄時代に山手線から導入が始まった車両でしたが、横浜線の導入は山手線に続いて205系が新製導入されました。当時まだ京浜東北線では103系が主力であった時代、首都圏の路線では格下と思われていた横浜線に山手線に続いて新製配置されたことは当時大きな話題となりました。入線当時は7両編成でしたが、1994年に8両編成化のため6ドア車を連結し横浜線でラインカラーであるウグイスとグリーンの2色のラインで26年間走り続けました。やがて老朽化してきたこともありE233系が導入されたことから2014年で最後の編成が運転を終了することになったものです。
 
営業運転終了の日に横浜線の主要駅で発売された記念入場券になります。私は八王子駅に早朝から出向き長い列に並んで入手することができました。
 
横浜線から205系が姿を消して2年、横浜・東神奈川から町田・相模原を経由して八王子を結ぶ路線、「東京メガループ」を形成する路線の一つとなっておりますが、時代の転機となった2014年の205系営業運転終了でありました。

0577.【国鉄】常磐線八十八周年記念乗車券

本日8月23日は常磐線が全線開通した日になります。1898年に福島県の小高~久ノ浜の開通で日暮里から岩沼間の全線が開通しました。それから88周年を迎えた1986年に発売されました記念乗車券を公開いたします。
 
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 名称   :常磐線八十八周年記念乗車券
 発行社局:国鉄 水戸鉄道管理局
 発売日  :1986年8月8日
 値段   :1,000円
 購入箇所:藤代駅
 シリアルNo.:0486
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今から30年前の1986年、全線開業から88周年を迎えたことから、当時の国鉄水戸局で発売されました記念乗車券になります。冊子状になっており、車両だけでなく路線の歴史や水戸局管内の常磐線の駅の由来などが記載されており、最終頁に1000円の硬券乗車券がついており、このきっぷのページを開きますとメロディーが流れるといった仕様になっていました。(現在ではメロディーは流れなくなってしまいました。)
購入箇所になっている藤代駅は常磐線が茨城県に入った2つ目の駅で、この駅が東京から至近の水戸局管内の駅であったことによります。
 
この記念乗車券の発売から本年2016年で30年が過ぎ、全通から118周年となりました。常磐線は2011年3月に発生した東日本大震災による津波と東京電力福島第一原子力発電所の事故により被災し、今もなお不通になっている区間があり、東京方面からですと福島県のいわきの先竜田までしか行くことができない状況になっています。予定ではあと数年で全線復旧するとされています。

 
この記念乗車券発売時には全く想像がつかなかった事態、今もなお震災の爪痕残る常磐線、一日も早い全線復旧を祈念するところであります。

0576.【国鉄】よみがえるEF55運転記念入場券

今から30年前の1986年、その当時で20年以上の眠りから覚め復活を遂げた機関車がありました。
 
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 名称   :よみがえるEF55運転記念入場券
 発行社局:国鉄 高崎鉄道管理局
 発売日  :1986年7月25日
 値段   :各700円
 購入箇所:
 シリアルNo:5449(高崎駅発売)、0396(水上駅発売)
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高崎駅発売分

 
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水上駅発売分

 
1986年の夏に復活を遂げた機関車はEF55電気機関車で、1936年に3両製造されたこの当時流行した流線型が特徴の機関車になります。特急列車の先頭に立ってきたEF55でしたが、その後高崎線に転用され1964年で引退しこのうち1号機が高崎の地で保存されていました。時代は国鉄末期、この機関車を復活されることになったことから発売された記念きっぷになります。
当時の高崎局で発売された記念入場券、D型硬券入場券6枚のセットで並べるとEF55の写真になるという仕様になっており、高崎駅発売分と水上駅発売分で図柄が異なるといった特徴があります。
 
復活を遂げたEF55は、主に高崎~水上でイベント列車で運転されていました。国鉄からJRに引き継がれても運転されてきたEF55でしたが、どうしても寄る年波には勝てず2009年1月にラストランを行い引退しました。
 
現在この機関車は大宮の鉄道博物館で保存・展示されています。もう走ることはなくなってしまいましたが、鉄道博物館で流線型のスタイルを今でも見ることができます。時代を越えて親しまれた機関車であったのかもしれません。

2016.08.22

0575.【四日市あすなろう鉄道】新260系車両ローレル賞受賞記念乗車券

三重県四日市市を走る小さな電車に輝いた勲章です。
 
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 名称   :新260系車両ローレル賞受賞記念乗車券
 発行社局:四日市あすなろう鉄道
 発売日  :2016年8月20日
 値段   :780円
 購入箇所:あすなろう四日市駅
 シリアルNo.:0177
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四日市あすなろう鉄道はそれまで近鉄が運営していた内部・八王子線を運営するために、2015年4月より近鉄から引き継ぎ施設や車両を四日市市が保有して、列車の運行は近鉄と四日市市が出資して設立された四日市あすなろう鉄道による、「公営民営方式」で運営を行っています。この路線は現在では貴重になった軌間762㎜のナローゲージと呼ばれる特殊狭軌線で、車両も小型なのが特徴です。
近鉄から引き継いだ1982年に製造された電動車モ260型を中心とした260系車両について、四日市あすなろう鉄道に移管後旧型車改造の中間車の代替車を新造して置き換え、電動車等については冷房化などリニューアルを行って新260系として登場しました。軌間762㎜という厳しい制約を克服し、新会社の新たなイメージを確立した等が評価され、2016年に鉄道友の会からローレル賞が贈られることになりました。この受賞を記念して発売された記念きっぷになります。
 
内部・八王子線については近鉄時代に乗車したことがあり、四日市あすなろう鉄道に移管しましても乗車しましたが、近鉄での運転終了及び四日市あすなろう鉄道設立に関するアイテムが入手できなかったもので、一方この記念きっぷ発売日に北陸方面から名古屋を経由して帰る行程であったことから、近鉄四日市によって隣接しているあすなろう四日市駅で入手しました。
 
一時は存続が危ぶまれた路線でしたが、公営民営方式で生き延びることができた線路、そこを運行する車両に輝いた勲章、ナローゲージという特徴と輝かしい未来を願って命名された「四日市あすなろう鉄道」、今後の発展を祈念したいと思います。

2016.08.21

0574.【伊豆急】伊豆急2100系 アルファ・リゾート21「特別運転」記念乗車券

今日も大変暑い日でしたが、伊豆急行においては伊豆高原の車両基地で看板車両「リゾート21」車両を3編成並べた撮影会が開催され、その後事前申し込み制により5次車「アルファ・リゾート21」編成による特別運転が伊豆高原→伊豆急下田で実施され、私もこの列車に乗車しました。この列車の運転に合わせて、記念きっぷが発売されました。
 
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 名称   :伊豆急2100系 アルファ・リゾート21「特別運転」記念乗車券
 発行社局:伊豆急行
 発売日  :2016年8月21日(先行発売)
 値段   :980円
 購入箇所:伊豆高原駅イベント会場
 シリアルNo.:0075
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本日開催されましたイベントにおいて特別運転が行われたアルファ・リゾート21編成は、2100系の最終増備車にあたる編成であり、それまでのリゾート21車両の集大成という位置づけとなった車両です。就役後は土休日にJR東京駅まで乗り入れる特急「リゾート踊り子」号に優先的に使用され、伊豆急のフラッグシップを担ってきた車両になります。2016年2月から白をベースとした外装になりました。
 
1993年に登場した「アルファ・リゾート21」ですが、この車両は2017年に新たな車両として改造されることになり「アルファ・リゾート21」としての運転が今回で最後となることから発売された記念きっぷになります。イベント会場で先行発売となりましたが、一般にはその翌日から発売されたようです。
 
伊豆急のフラッグシップを担ってきたアルファ・リゾート21、改造され新たなスタイルの列車として登場することになります。2016年の暑い日に最後の運転を行った「アルファ・リゾート21」になります。

0573.【伊豆急】伊豆急2100系アルファ・リゾート21誕生20周年記念乗車券

間もなく転機を迎える車両、2013年にデビュー20周年の佳節を迎えることになり発売されました記念きっぷになります。
 
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 名称   :伊豆急2100系アルファ・リゾート21誕生20周年記念乗車券
 発行社局:伊豆急行
 発売日  :2013年3月17日
 値段   :800円
 購入箇所:
 シリアルNo.:0309
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伊豆急が誇る看板車両「リゾート21」、その5次車として1993年に登場した「アルファ・リゾート21」、2013年にデビュー20周年を迎えて発売された記念きっぷになります。
 
この編成はそれまでのリゾート21とは異なる部分があることから「アルファ・リゾート21」と名付けられ、デビューから特に土休日ではJR直通特急「リゾート踊り子」号として運転されることが多かった車両になります。デビューからの間で前面に表示器が付き最近では外装が変更になったりしました。
 
この記念きっぷ発売から3年、デビューから23年を迎え「アルファ・リゾート21」は、新たな伊豆急の観光列車としてリニューアルされることになりました。本年2016年は伊豆急開業から55周年という節目で、装いを新たにさらに進化する「アルファ・リゾート21」になります。リニューアルデビューは2017年とのことです。伊豆の列車の旅がまた面白くなりそうです。

2016.08.20

0572.【名鉄】瀬戸線栄町乗り入れ30周年 4000系新造 記念乗車券

今から38年前の1978年夏、名鉄瀬戸線は名古屋の市街地の中心地である栄町に乗り入れを開始しました。それから30年が過ぎた2008年に発売されました記念きっぷを公開いたします。
 
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 名称   :瀬戸線栄町乗り入れ30周年 4000系新造 記念乗車券
 発行社局:名古屋鉄道
 発売日  :2008年8月24日
 値段   :530円
 購入箇所:名鉄岐阜駅
 シリアルNo.:00903
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2008年の栄町乗り入れ30周年を迎えて発売された記念きっぷ、栄町乗り入れに合わせて登場した当時の瀬戸線の最新型車両であった6600系の祝賀列車をあしらい、栄町駅に乗り入れた車両をあしらいました。
 
栄町乗り入れ30周年を迎えた2008年、名鉄瀬戸線は転機を迎えておりました。それはこの時瀬戸線に新型車両が導入されることになり、瀬戸線用車両として4000系を新造することになって第1編成が入線したことから、4000系新造記念も兼ねたものになっています。
この記念きっぷが発売された日に、瀬戸線尾張旭の車両基地においてイベントが開催され、この年の秋から営業運転を開始することになる4000系の展示会が行われました。
 
瀬戸線栄町乗り入れ30周年を記念して、瀬戸線各駅の自動券売機ではこのようなSFパノラマカードも発売されていました。
 
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栄の風景とやきものの街である瀬戸をイメージした窯、4000系と6600系をあしらったイラストのカードがこのようなデザインで発売されていました。
 
この記念きっぷ発売から間もなく8年になりますが、その後瀬戸線ではこの当時存在していた吊り掛け車6750系や栄町乗り入れに合わせて登場した6600系、更には本線系統から転属してきた6000系といった赤い電車はいずれも姿を消し、ステンレス車体の車両で統一されました。そして途中の喜多山駅においては高架化工事が進み間もなく仮線に切り替えられるとのことです。時代がさらに移り変わろうとしている名鉄瀬戸線です。

0571.【えちごトキ鉄】えちごトキめきリゾート雪月花運行開始記念入場券

2015年、北陸新幹線開業に伴い新潟県内の並行在来線の運行を行うために開業した第三セクターえちごトキめき鉄道、この路線に2016年、観光列車が登場しました。
 
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 名称   :えちごトキめきリゾート雪月花運行開始記念入場券
 発行社局:えちごトキめき鉄道
 発売日  :2016年4月23日
 値段   :980円
 購入箇所:上越妙高駅
 シリアルNo.:0848
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開業1周年を迎えたえちごトキめき鉄道に登場した観光列車は「雪月花」と名付けられました。展望が効く大きな窓が特徴の車体、車内では沿線のグルメや地酒などが堪能できるという観光列車になります。運転区間は新幹線との接続駅である上越妙高から一旦妙高高原まで走行したのち折り返して直江津を経由して糸魚川まで走行するという列車になり、乗車には事前に申し込みが必要となります。
 
えちごトキめきリゾート雪月花運行開始を記念して発売されたこの記念きっぷは、「雪月花」の車両とともに、この列車が停車する駅のD型硬券入場券がセットされています。
 
新幹線の開業により誕生したえちごトキめき鉄道、この路線を彩る列車の登場になります。

0570.【上信】ぐんまちゃん列車運行記念乗車券

この夏で各地を旅しておりますが、群馬県では上信電鉄に乗車しました。この時やってきた列車の記念きっぷが発売されていましたので、記念に買っていくことにしました。
 
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 名称   :ぐんまちゃん列車運行記念乗車券
 発行社局:上信電鉄
 発売日  :2016年2月--日
 値段   :500円
 購入箇所:高崎駅
 シリアルNo.:0438
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上信電鉄に乗車した際にやってきた列車は、「ぐんまちゃん列車」と呼ばれるラッピング装飾車両になります。2014年のゆるキャラグランプリで見事1位に輝いた群馬県のマスコットキャラクターである「ぐんまちゃん」をあしらった外観になっています。元西武新101系の譲受車である500形の1編成にこのような装飾がなされました。この列車に乗り合わせたことから高崎駅で購入したものになります。
 
上信電鉄創立120周年事業の一環として登場した「ぐんまちゃん列車」、この沿線には世界遺産に登録された富岡製糸場などがあり、この夏休み期間中も多くの方が訪れているかと思います。注目を集める列車であったかと思います。

2016.08.13

0569.【いすみ鉄道】平成28年5月2日 キハ28-52記念切符セット

キハ52による急行運転開始から5周年を迎えたいすみ鉄道では、その後このような記念きっぷが発売されています。
 
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 名称   :平成28年5月2日 キハ28-52記念切符セット
 発行社局:いすみ鉄道
 発売日  :2016年5月2日
 値段   :2,000円
 購入箇所:大原駅
 シリアルNo.:0095
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いすみ鉄道にやってきたキハ52、その後2013年にはキハ28も譲り受け2両で運転されるようになった急行列車、運転開始5周年ということと本年はちょうど平成28年ということで、同年5月2日に発売された記念きっぷになります。大多喜からの硬券急行券及び指定席急行券と大人用・小児用準常備券がセットになったものになります。いかにもきっぷ蒐集家をうならせる内容に思います。
 
主に土休日に急行列車として運転されているいすみ鉄道のキハ28,52、観光列車として昭和の良き時代の姿を再現していることで人気になっている列車であります。

0568.【いすみ鉄道】キハ52-125 復活運転開始5周年記念 急行券付1日フリー乗車券

千葉県の房総半島の内陸に進むローカル線で、今や顔となった車両の佳節を迎えた記念きっぷになります。
 
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 名称   :キハ52-125 復活運転開始5周年記念 急行券付1日フリー乗車券
 発行社局:いすみ鉄道
 発売日  :2016年4月29日
 値段   :1,500円
 購入箇所:大原駅
 シリアルNo.:0316
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名物社長率いる、千葉県の外房線大原から大多喜を経由して上総中野を結ぶいすみ鉄道、この路線で観光客向けにJR西日本大糸線で最後の活躍をしていたキハ52型を譲り受け運転を開始してから2016年4月で5周年という佳節を迎えて発売された記念きっぷになります。いすみ鉄道の急行券付1日乗車券として、このきっぷでキハ52を使用した急行列車を含むいすみ鉄道全線1日乗り降り自由な乗車券になります。
 
いすみ鉄道にやってきたキハ52、この路線では急行列車として運転されており、乗車には急行券が必要となります。昭和の良き時代を再現した列車として人気を集めています。入線当初は赤とクリームのツートンカラーでしたが、2014年からは首都圏色と呼ばれる朱色一色になりました。2013年にはキハ28形と連結して運転されています。
 
早くも運転開始から5年が過ぎたいすみ鉄道のキハ52になります。

2016.08.11

0567.【真岡鐵道】モオカ14形導入14周年記念乗車券

夏本番、今年も各地を旅しております。今回も自分が参加している携帯位置情報を使用したゲームの夏企画でそのポイント攻略も兼ねた旅をしております。その先でローカル線に乗車することがあり、その時に記念乗車券が発売されている場合、来訪記念として購入することがあります。今回はまだまだ夏の前半ではありますが、入手しました記念きっぷ類を公開いたします。
 
まずは、SLの運転で知られるこの路線で発売されていた記念きっぷです。
 
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 名称   :モオカ14形導入14周年記念乗車券
 発行社局:真岡鐵道
 発売日  :2015年--月--日
 値段   :1,400円
 購入箇所:真岡駅
 シリアルNo.:0334
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茨城県の水戸線下館から真岡・益子を経由して茂木を結ぶ第三セクター鉄道である真岡鐵道、現在主力車両として活躍しているモオカ14形が2016年でデビューから14周年を迎えることから発売されたものになります。2002年に登場した車両になります。この年の和暦(平成14年)からモオカ14形と命名されました。現在9両導入され活躍しています。最初の2両は富士重工製、のちの7両は日本車両製とのことですが、最初の2両は富士重工最後の鉄道車両ということになるそうです。
 
2016年で14周年となるモオカ14形、この記念きっぷは前年の2015年の秋ごろよりイベント会場で先行発売されていたようです。
 
SLが運行されることで有名な真岡鐵道、この路線で地域の足として活躍しているモオカ14形になります。

2016.08.07

0566.【京成】京成幕張本郷駅開業記念乗車券

幕張メッセや千葉マリンスタジアムがある幕張新都心への下車駅となっているこの駅は、意外にも平成になってからの開業になります。当時発売されました記念きっぷを公開いたします。
 
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 名称   :京成幕張本郷駅開業記念乗車券
 発行社局:京成電鉄
 発売日  :1991年8月7日
 値段   :500円
 購入箇所:京成上野駅
 シリアルNo.:00034
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京成線方面から幕張メッセ等の幕張新都心方面への最寄り駅となる千葉線の京成幕張本郷駅、開業は平成になった1991年になります。この駅に隣接してJR総武線に幕張本郷駅がありますが、開業はJR総武線が先で、京成千葉線に京成幕張本郷駅が開業したのはそのあとになります。1991年に千葉線の京成津田沼~京成幕張間に開業しました。
開業時に発売された記念きっぷになりますが、盛夏の時期であるとともにマリンスタジアムへの最寄り駅ということもあってか、団扇の形をしているという特徴があります。 
 
幕張新都心方面へはこの駅から京成バスで向かうこととなります。幕張新都心の開発が進むにつれ利用客が増加してきたことから、幕張本郷駅からのバスについては連接バスが導入されています。そして今では、新京成電鉄が千葉線に乗り入れるようになり、松戸方面からも幕張新都心へのアクセスが便利になりました。幕張新都心への京成線からの玄関口となった京成幕張本郷駅、本年2016年で開業から25周年を迎えました。

2016.08.01

0565.【上田電鉄】1000系デビュー記念乗車券

当時はもう譲渡車が出現するのかと驚いたものでした。
 
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 名称   :1000系デビュー記念乗車券
 発行社局:上田電鉄
 発売日  :2008年8月1日
 値段   :1,000円
 購入箇所:上田駅
 シリアルNo.:0394
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現在の上田電鉄別所線で主力車両として活躍している1000系、2008年8月1日より運転を開始しました。
上田電鉄1000系は東急電鉄1000系の譲受車であり、東横線の日比谷線直通並びに池上線・多摩川線で運転されている車両でしたが、2008年の時点で初期車がまもなく20年というところで、上田電鉄にやってきた車両は平成になってからの製造車両であったことから、もう譲渡かと驚いた次第です。
この記念きっぷは、運転開始からしばらくして上田を訪れた際に発売していたものを購入しました。
 
この車両も上田電鉄にやってきて2016年で8年が過ぎました。4編成が導入されラッピングなどの装飾がなされた編成もあり、2016年の大河ドラマゆかりの地として盛り上がりを見せている上田電鉄で活躍をしています。

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2011年11月 ありがとう!京王井の頭線3000系

  • Img_9050
    2011年12月、約49年にもわたり京王井の頭線で活躍してきた3000系、レインボーカラーに彩られ井の頭線のイメージを確立したこの車両も、ついに終焉となりました。最後の編成となったのはライトブルーの3028F、この編成は1987年に入線し活躍してきました。 末期には朝のラッシュ時間帯に運よく富士見ヶ丘~渋谷の1往復の運用にしか就かなくなってしまった3000系、2011年11月には「さよなら運転」として日曜日の昼間に井の頭線全線で運転され、最後の走りを披露しました。また11月20日には富士見ヶ丘車両基地において「ありがとう3000系フェスタ」も開催され、事前申込制であったこのイベントにも参加して、最後の姿を見てきました。井の頭線沿線で生まれ育ち、それこそこの車両の活躍をみて育ったと自負する私にとって、感慨深い月になった2011年11月、3000系最後の姿をぜひ皆様にご覧いただきたいと思います。

中央線201系

  • 2010101700
    JR中央線で約30年にもわたり活躍した201系、特に多摩地域においては、長きにわたり親しまれた車両で、私も小・中学生時代は遠足で、学生時代は通学で、そして社会人になってからも通勤などで利用したなじみ深い車両でした。時の国鉄が「省エネ電車」として中央線に導入された201系。そしてほとんどの車両が中央線から離れることなく、この路線で「オレンジバーミリオン」の外装で生涯を終えました。すでに引退して時が過ぎましたが、私が撮影した201系の思い出として、どうぞご覧下さい。

2002年100周年を迎えた江ノ電

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    2001年12月に初めてデジカメを購入して、翌年から1年間通った路線があります。藤沢から鎌倉を結ぶご存知江ノ電です。この年は江ノ電が開業して100周年という節目の年で、各車両にステッカーなどが付いています。また世代交代もあった年です。 自分の思い出アルバムの中から公開いたします。どうぞご覧下さい。

惜別 名鉄岐阜600V線区

  • 2005032101
    2005年3月31日、惜しまれつつも廃止を迎えた名鉄岐阜市内線・揖斐線・美濃町線・田神線の総称「岐阜600V線区」。 私が初めて訪れたのは、1999年の夏のことでした。名古屋本線で新岐阜に着くと、駅前に停車していた電車に乗り、車の洪水の中を抜け、のどかな風景の中を走っていきました。
    その後2001年2月、そして2005年と何度か訪れたのですが、ついにこれら路線も命運が尽きてしまいました。そこで、名鉄岐阜600V線区で活躍していた古豪から最新鋭車まで、個性豊かな車両たちへの思い出をつづり、このアルバムを作成しました。
    このアルバムでは、2001年9月30日の運行をもって廃止となった谷汲線・揖斐線(黒野~本揖斐)のモ750も登場しています。いずれにしましても、今では思い出になってしまった、名鉄岐阜600V線区へのレクイエムです。 どうぞご覧下さい。

    お断り>
    今回のアルバムは、一部ポジプリントからスキャンしたもの、あるいは携帯電話内蔵カメラで撮影した画像も含まれています。特に1999年・2001年撮影のものはすべてポジプリントからのスキャンになります。つきましては画質にやや難があるものがあります。ご了承ください。