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2016.07.06

0550.【銚子電鉄】ネーミングライツ導入記念入場券

銚子電鉄では昨年2015年より、各駅の駅名愛称の命名権(ネーミングライツ)の発売が行われました。そして2015年12月1日よりその運用が開始されたことから、このような記念きっぷが発売されました。
 
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 名称   :ネーミングライツ導入記念入場券
 発行社局:銚子電気鉄道
 発売日  :2016年1月30日
 値段   :1,050円
 購入箇所:ぬれ煎餅駅
 シリアルNo.:0084
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2015年よりネーミングライツにより愛称がついた駅の入場券のセットになります。これら駅では駅名表示も愛称が付けられたものになりました。このときは7駅に愛称がつきました。沿線地域を基盤として経営している企業が命名権を獲得した駅がある一方で、唯一の交換可能駅である笠上黒生駅はシャンプーメーカーが愛称命名権を獲得して「髪毛黒生」と命名し、昆布を用いた限定の入場券が発売され話題となりました。また犬吠駅は旅行会社が、君ヶ浜駅は人材派遣会社が命名権を獲得しました。
この時点では本銚子駅及び終点の外川駅についてはまだ愛称がついていませんでしたが、その後本銚子駅は醤油メーカーが命名権を獲得、外川駅は松戸市の建築会社が命名権を獲得して「ありがとう」と命名しました。よってJRとの共同使用駅である銚子駅を除いた銚子電鉄9駅にネーミングライツによる愛称がつきました。
 
この記念入場券は、発売日にJRにて銚子駅までSL列車が運転されることになり、それに合わせて開催されたイベントで発売されたもののようですが、その後は一般にも発売されています。購入箇所である「ぬれ煎餅駅」は、銚子駅から離れた国道沿いにある銚子電鉄のぬれ煎餅製造直売所のことで、ここでもこのような記念きっぷを発売しています。
 
経営危機が叫ばれる中、話題を打ち出して存続を図ろうとしている銚子電鉄、駅愛称のネーミングライツ権発売もその一環となります。この愛称は1年間使用されるとのことですので、夏のシーズンでもぜひ銚子電鉄を訪れてみてはいかがかと思います。

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2011年11月 ありがとう!京王井の頭線3000系

  • Img_9050
    2011年12月、約49年にもわたり京王井の頭線で活躍してきた3000系、レインボーカラーに彩られ井の頭線のイメージを確立したこの車両も、ついに終焉となりました。最後の編成となったのはライトブルーの3028F、この編成は1987年に入線し活躍してきました。 末期には朝のラッシュ時間帯に運よく富士見ヶ丘~渋谷の1往復の運用にしか就かなくなってしまった3000系、2011年11月には「さよなら運転」として日曜日の昼間に井の頭線全線で運転され、最後の走りを披露しました。また11月20日には富士見ヶ丘車両基地において「ありがとう3000系フェスタ」も開催され、事前申込制であったこのイベントにも参加して、最後の姿を見てきました。井の頭線沿線で生まれ育ち、それこそこの車両の活躍をみて育ったと自負する私にとって、感慨深い月になった2011年11月、3000系最後の姿をぜひ皆様にご覧いただきたいと思います。

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  • 2010101700
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  • 2005032101
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    お断り>
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