« 2016年4月 | トップページ | 2016年6月 »

2016.05.31

0510.【伊豆急】リゾート21 2次車 さよなら運転記念乗車券

伊豆急の観光電車として知られた「リゾート21」も、初期の車両については寄る年波には勝てず引退しています。ここに今から7年前の2009年5月31日にさよなら運転を行い引退した、2次車の記念きっぷを公開いたします。
 
=========================
 名称   :リゾート21 2次車 さよなら運転記念乗車券
 発行社局:伊豆急行
 発売日  :2009年5月31日
 値段   :560円
 購入箇所:伊豆急下田駅
 シリアルNo.:0388
=========================
 
Dscn3207
 
Dscn3210
 
リゾート21 2次車は1986年に導入された車両になります。伊豆急入線前に東急線で田園都市線開通20周年記念号として運転され、この年ブルーリボン賞を受賞することになったことからその祝賀列車に使用された後、伊豆急で運転を開始しました。
さよなら運転は2009年5月31日に伊東→伊豆急下田で運転され、多くの人が訪れました。なお引退時点では、一部中間車が先に引退した一次車に差し替えられていたようです。
 
デビュー当時は脚光を浴びた伊豆急リゾート21、引退した編成がありますがこれ以降は今も3編成が健在です。しかし、リゾート21デビュー当時のこの記念きっぷの外装で残っている編成はありません。いずれにしましても今でも伊豆急の観光電車として活躍しているリゾート21になります。

2016.05.29

0509.【新京成】N800形デビュー記念 SKカード

現在の新京成電鉄の最新型車両、デビュー当時に発売されましたアイテムを公開いたします。
 
===================
 名称   :N800形デビュー記念 SKカード
 発行社局:新京成電鉄
 発売日  :2005年5月--日
 値段   :1,000円
 購入箇所:
 シリアルNo.:00741
===================
  
Dscn1115
 
新京成電鉄に登場したN800形、京成電鉄で増備が行われていた新3000形をベースとした車両で、外観が変わったぐらいの共通仕様となっています。間もなく行われようとしていた京成千葉線への直通運転を考慮したのでしょう。
 
このカードは、実車運転開始前から発売されていたように思えます。すでに登場から10年以上が過ぎ、近年外装が変わった車両も登場しています。これからも活躍が期待されます。

2016.05.28

0508.【営団】丸ノ内線西新宿駅新設記念SFメトロカード

今から55年前の1961年に新宿~新中野・中野坂上~中野富士見町が開業した地下鉄丸ノ内線、この区間にあるこの駅はそれから30年以上が過ぎて開設されました。
 
========================
 名称   :丸ノ内線西新宿駅新設記念SFメトロカード
 発行社局:帝都高速度交通営団
 発売日  :1996年5月28日
 値段   :1,000円
 購入箇所:
 シリアルNo.:47814
========================
 
Dscn3204
 
Dscn3205
 
Dscn3206
 
1996年5月28日、丸ノ内線の新宿~中野坂上間に西新宿駅が開設されました。これを記念して発売されましたSFメトロカードになります。
この区間は1961年に開業していましたが当時は駅はなく、西新宿地域の開発に合わせて新設されることになりました。駅周辺はカードの図柄にありますように新宿副都心の高層ビル街になります。
 
この時点で第一期開業から40年以上の歴史を誇っていた丸ノ内線、平成になってから新設された西新宿駅になりますが、早いもので本年2016年で開設から20年という年月が流れました。この間で西新宿の高層ビル街の最寄り駅の一つとして、多くの利用がある駅に発展した西新宿駅であります。

2016.05.27

0507.【上毛】上毛電気鉄道 創立80周年記念入場券セット

本日5月27日は群馬県の中央前橋から西桐生を結ぶ上毛電気鉄道の創立記念日になります。1926年に創立し本年2016年で創立から90周年をいう佳節を迎えます。ここに今から10年前の2006年に創立80周年を記念して発売されました記念きっぷを公開いたします。
 
===============================
 名称   :上毛電気鉄道 創立80周年記念入場券セット
 発行社局:上毛電気鉄道
 発売日  :2006年5月27日
 値段   :3,740円
 購入箇所:上毛電気鉄道創立80周年記念イベント会場(大胡車両基地)
 シリアルNo.:0030
===============================
 
Dscn3198
 
Dscn3199
 
2006年に創立80周年を記念して発売された記念入場券セットになります。上毛電気鉄道全駅の駅舎等の施設の写真をあしらったD型硬券入場券が台紙にセットされています。1926年に創立した上毛電気鉄道はそれから2年後の1928年に中央前橋~西桐生が一度に開業します。
 
さて、創立80周年記念入場券はセットの他車両基地のある大胡駅にて、単体発売の記念入場券がありました。
 
================================
 名称   :創立80周年記念入場券
 発行社局:上毛電気鉄道
 発売日  :2006年5月27日
 値段   :各170円
 備考   :図型はこの他にもあり、また中央前橋駅などでの発売もあった
================================
 
Dscn3200

 
大胡駅では車両基地に停車中の車両などをあしらったD型硬券入場券が発売されました。これら入場券は後年まで発売されておりました。(手元にあるものの中に開業当時の車両の図面をあしらったものは平成21年の日付が刻印されています)
 
2006年に創立80周年を迎えた上毛電気鉄道では、この日にイベントが開催されました。上毛電気鉄道では開業時から走り続けているデハ101があることで知られ、この車両が運転される際にはローカルニュースでも取り上げられることもありぜひ乗車してみたいと思っていたのですが、このときに初めてデハ101に乗車することができそのレトロな内装や走行音を堪能しました。このときはすでに主力車両となっていた京王3000系の譲受車である700形との併結運転も行われました。このイベント列車の乗車にも便利な記念1日乗車券がこの時発売されていました。
 
=======================
 名称   :創立80周年記念 一日自由乗降乗車券
 発行社局:上毛電気鉄道
 発売日  :2006年5月27日
 値段   :800円
 購入箇所:中央前橋駅
 シリアルNo.:0011
=======================
 
Dscn3202
 
イベント開催日にのみ発売された一日フリー乗車券になります。デハ100形の在りし日の姿をあしらったD型硬券で発売されました。
 
今から10年前の創立80周年のアイテムを各種公開してきましたが、この時代は主力車両はすべて京王3000系の譲受車である700形に統一されていましたが、前面はこの時初めて1編成「フェニックスレッド」になった編成があった他は、まだフィヨルドグリーンの前面だった車両が大半という状況で、これより数年かけて編成ごとに前面カラーを変更していくことになります。
 
本年2016年で創立90周年を迎えた上毛電気鉄道、現在沿線地域は例外なくクルマ社会になり、鉄道の利用が減っているという現実があります。一方で積極的にイベントを開催することでも知られ、開業当初から運転されてきたデハ101も臨時列車や団体貸切として、また工事列車として活躍するなど健在です。赤城山麓を行く上毛電気鉄道を訪れてみてはいかがでしょうか?

0506.【西武】E31形電気機関車 さよなら記念乗車券

E851形引退後も西武鉄道では、E31形電気機関車を4両保有していました。1986年に製造されたこの機関車は、貨物営業廃止後も保線用貨車や新造車及び譲渡車両等の牽引用として使用されてきましたが、寄る年波には勝てず2010年3月で引退することになり、このような記念きっぷが発売されました。
 
=============================
 名称   :E31形電気機関車 さよなら記念乗車券
 発行社局:西武鉄道
 発売日  :2010年3月28日
 値段   :980円
 購入箇所:E31形電気機関車さよならイベント会場(横瀬車両基地)
 シリアルNo.:0261
=============================
  
Dscn3188
 
Dscn3189
 
Dscn3190

 
貨物営業終了後も残されたE31形電気機関車は1986年から導入された機関車で、それまでの古典機関車を置き換えました。先に記しましたように保線用や新造車及び譲渡車両等の牽引用として使用されていました。また西武のイベントには欠かせない車両で、展示されることも多くありました。
2010年3月に引退することになり発売された記念きっぷを公開しましたが、E31形引退時には横瀬車両基地でイベントが開催され、大勢の人が訪れました。そのイベント会場内でのみ発売された記念きっぷになります。この記念きっぷ購入に際しましても並んだ思い出があります。
 
引退後のE31形電気機関車ですが、1両が横瀬に残され毎年鉄道の日時期のイベントで公開されます。残り3両はSLの運転で知られる静岡県の大井川鐵道に譲渡されましたが、まだ整備はされておらず留置中の状態だそうです。
 
貨物列車運転終了後も残された西武の電気機関車、人気を集めましたが引退して2016年で6年という年月が流れました。

2016.05.26

0505.【西武】さよならE851形電気機関車 記念レオカード

西武秩父線開業と同時に登場した電気機関車、その最期に発売されましたアイテムを公開いたします。
 
=========================
 名称   :さよならE851形電気機関車 記念レオカード
 発行社局:西武鉄道
 発売日  :1996年5月--日
 値段   :2,000円(1,000円券2枚組)
 購入箇所:
 シリアルNo.:8176
=========================
 
Dscn3185
 
Dscn3186
 
Dscn3187
 
1969年10月に開業した西武秩父線、この路線は秩父地方の開発と合わせて、沿線にある武甲山から産出される石灰石を原料としたセメント輸送という目的がありました。山岳路線となり急こう配もある西武秩父線、この勾配に負けない、更には長い貨物列車の牽引も可能な電気機関車が登場しました。E851形電気機関車になります。この機関車は民鉄最大出力を誇り唯一のF級電気機関車になります。国鉄EF65及びEF81をベースにして製造されたというE851形は4両製造され、朱色とクリームのツートンカラーで、側面の窓が丸窓という特徴がありその外観から人気があった機関車になります。
主に秩父地方で産出された石灰石を原料としたセメント列車で活躍したE851形電気機関車でしたが、その後セメント輸送手段が鉄道貨物からトラックに移行していき、鉄道の貨物輸送量が減少してきたことから1996年3月をもって西武の貨物列車は終焉を迎え、E851形電気機関車もその役目を終えることになり、2か月後にさよなら運転が行われ、合わせて発売されたのがここに公開しました記念レオカードになります。E851形電気機関車の活躍した在りし日の姿があしらわれています。
 
さて、西武E851形電気機関車のさよなら運転は、今から20年前の1996年5月25日と26日に所沢~横瀬間で行われました。独特なスタイルで人気を集めたE851形電気機関車でしたが、牽引していたのは主にセメントを輸送するためのタンク車でした。そのスタイルからぜひ客車をけん引させてみたいと思うファンが多く、さよなら運転ではJR東日本から借りた12系客車を牽引して運転されました。この列車は事前申し込みの団体列車であったかと思うのですが、即満席となり運転日当日やその前段の試運転においては多くの人が訪れ、E851形電気機関車の最期の晴れの姿を目に焼き付けた方も多いことでしょう。
 
さよなら運転後は廃車となってしまいましたが、1両が横瀬車両基地で保存されており、毎年鉄道の日シーズンに横瀬で開催される西武トレインフェスタにて展示されます。
 
その独特なスタイルで人気を博した西武の電気機関車E851、さよなら運転でJR12系客車をけん引して有終の美を飾ったあの日から、本年2016年で20年という年月が流れました。

0504.【横浜シーサイドライン】サヨナラ1000型 記念乗車券

JR根岸線の新杉田から京急金沢八景を結ぶ横浜シーサイドライン、この路線で開業時から活躍した車両が引退したのは2014年5月のことでした。
 
====================================
 名称   :サヨナラ1000型 記念乗車券
 発行社局:横浜シーサイドライン
 発売日  :2014年5月24日
 値段   :1,000円
 購入箇所:京急ファミリー鉄道フェスタ2014会場(京急ファインテック久里浜事業所)
 シリアルNo.:0245
====================================
 
Dscn3192
 
Dscn3194
 
Dscn3197
 
1989年7月に開業した横浜シーサイドライン、この路線で開業時から活躍していた車両が1000型になります。以降四半世紀にわたり沿線地域の足として活躍しました。八景島シーパラダイスや海の公園などのアミューズメントも多く、行楽輸送にも活躍した車両でした。2014年5月で運転を終了し、発売された記念乗車券になります。この時毎年京急の久里浜で開催されるイベント会場に出店していたところで入手しました。
 
引退後一部の車両が並木の車両基地で保存されているようで、一般公開の際に展示されるようです。
 
いつの間にか世代交代が完了し、思い出になった横浜シーサイドライン1000型であります。

2016.05.13

0503.【小田急】さよなら9000形フェスタ 記念パスネット

今から10年前の2006年5月13日、この日は東京地方は雨が降った日でしたが、多くの人々に惜しまれつつ引退を迎えた車両のイベントが開催されました。その会場で入手したアイテムを公開いたします。
 
==========================
 名称   :さよなら9000形フェスタ 記念パスネット
 発行社局:小田急電鉄
 発売日  :2006年5月13日
 値段   :3,000円(1,000円券3枚組)
 購入箇所:さよなら9000形フェスタ会場(唐木田車両基地)
 シリアルNo.:001058
==========================
 
Dscn3180
 
Dscn3181
 
Dscn3182
 
Dscn3184

 
2006年5月13日、この日に引退イベントが開催された車両は小田急9000形になります。1972年に登場した地下鉄千代田線への直通運転用の通勤車両で、その独特な前面形状から人気を集め1973年に鉄道友の会よりローレル賞を受賞しました。1978年に当時の営団地下鉄千代田線が代々木上原まで開通し小田急線と相互乗り入れを開始すると、この車両が千代田線に直通して都心への道を拓きました。
 
地下鉄への直通運用は平成の初めごろに1000形に譲りましたが、その後も地上線において急行などの列車に使用されました。4両編成と6両編成が存在していましたが、末期になりまして4両編成については2本つないだ8両編成で各停に使用されることが多くなったことから、中間に入った先頭車については前照灯や運転台機器を撤去した車両も現れました。そしてよる年波には勝てず、2006年3月のダイヤ改正で全車両運用を離脱し、それから2か月後にさよならイベントが開催されました。その会場でのみ発売されたパスネットカードになります。
 
このパスネットカードは9000形在りし日の姿をあしらった台紙及びカードのセットになっています。雨が降ったあいにくの日でしたがイベント会場となった唐木田車両基地には大勢の人が訪れ、このパスネットを買い求めるに際しましてもかなり長い列になっておりそれだけ並んだ思い出があります。入手後展示された9000形を撮影しましたが、このイベントでは開催時間中に盟友であった東京メトロ千代田線の6000系も登場し並んで展示されました。
 
9000形引退後は先頭車1両が保存され、今でもおそらく喜多見車両基地の奥に保管されていると思われます。
 
その独特のデザインで人気を博し、小田急通勤車の顔ともなった9000形の引退から2016年で10年が過ぎました。初めて地下鉄千代田線に乗り入れた車両でしたが、この路線への乗り入れは1000形から4000形になり、ロマンスカー60000形「MSE」も「メトロはこね」「メトロホームウェイ」等の列車で乗り入れるようになりました。さらに本年2016年3月のダイヤ改正より、千代田線の綾瀬から先JR常磐緩行線の我孫子・取手へ小田急4000形が乗り入れることになり、合わせてJR東日本のE233系が小田急線に乗り入れ唐木田・本厚木まで来るようになるといった変化がありました。その道を拓いた9000形、今となっては思い出になった車両であります。

2016.05.07

0502.【山陽】新型車両6000系営業開始記念入場券

神戸から姫路を結ぶ山陽電鉄では、本年2016年より新型車両として6000系の運転が開始されました。記念きっぷが発売されましたので、入手してきました。
 
=======================
 名称   :新型車両6000系営業開始記念入場券
 発行社局:山陽電気鉄道
 発売日  :2016年4月29日(駅での発売)
 値段   :600円
 購入個所:板宿駅
 シリアルNo.:0078
=======================
 
Dscn3159
 
Dscn3161
 
Dscn3163
 
山陽電鉄において19年ぶりの新型車両となる6000系、運転開始を記念して発売された記念きっぷになります。板宿・山陽明石・東二見・山陽姫路の各駅の硬券入場券がセットされ、台紙には6000系入線時の様子などがあしらわれています。
 
6000系は3両編成で登場していますので当面は普通列車用として神戸高速線の新開地・高速神戸から先は阪急・阪神の神戸三宮までの運転のようですが、2本つないで6両で阪神梅田に向かう直通特急としても使用が考慮されているとのことです。
 
19年ぶりに登場した山陽電鉄の新型車両、乗車する機会があればその乗り心地などを体験してみたいと思っています。

2016.05.05

0501.【東海交通事業】城北線キハ11形200番台引退記念切符

JR東海グループの会社の中に「東海交通事業」という会社があります。この会社は、JR東海から駅業務を受託し、JR東海管内において駅レンタカーの運営を行っています。JR東海管内の駅に設置されている飲料の自動販売機の設置管理も行っており、「TKJ」と表記された自販機を見かけることがあるかと思います。
 
そして東海交通事業においては「鉄道部」という組織があり、東海道線の枇杷島から中央線の勝川を結ぶ城北線の運営を行っています。この路線で運転されてきたキハ11形200番台が引退することになり、このような記念きっぷが発売されています。4月の連休中で名古屋を訪れておりましたので、入手することができました。
 
========================
 名称   :城北線キハ11形200番台引退記念切符
 発行社局:東海交通事業
 発売日  :2016年3月19日
 値段   :880円
 購入個所:東海交通事業 鉄道部
 シリアルNo.:0305
========================
  
Dscn3157
 
Dscn3158
 
城北線で運転されてきたキハ11形200番台、1993年に導入された車両でこの当時JR東海で導入が進められていたキハ11形と同型で、城北線仕様として200番台が付番されていました。
 
城北線はもとは貨物線として計画されていたものを旅客線とした路線ですが、全線高架の複線であっても非電化で実際に単行運転の気動車2両で運転を行っており、運転本数も1時間に1本程度という閑散線区になります。沿線は名古屋近郊の住宅地ではありますが、あまり利用はされていないように思えます。
この記念きっぷは城北線小田井駅前にある鉄道部の事務所で入手しました。なおこの購入箇所は、名鉄犬山線・名古屋市営地下鉄鶴舞線の上小田井駅からも徒歩で行ける場所になります。
 
引退後の城北線は、JR東海からキハ11形300番台を2両購入して運転を行っています。また引退したキハ11形200番台は、JR東海のキハ11形とともに茨城県のひたちなか海浜鉄道に譲渡されました。すでにJR東海で運転されていた車両は運転を開始していますが、城北線で使用されていた車両については改造待ちとのことです。
 
名古屋近郊において、ひっそりと運転されている城北線、ここでも世代交代が行われました。

2016.05.04

0500.【秩父鉄道】7500系車両導入記念・1011号引退記念乗車券

2009年に秩父鉄道で導入された7000系でしたが、翌年からは7500系が導入されることになりました。
 
==========================
 名称   :7500系車両導入記念・1011号引退記念乗車券
 発行社局:秩父鉄道
 発売日  :2010年3月25日
 値段   :750円
 購入個所:通信販売
 シリアルNo.:0887
==========================
 
Dscn3088
  
老朽化した1000系を置き換えるために東急8500系を譲受して7000系として導入した秩父鉄道でしたが、東急から8500系の廃車がしばらく発生しなくなった一方で、8090系が廃車となり始めたことからこの車両を譲受することになり、秩父鉄道では7500系として2010年より運転を開始しました。緑帯になるなどの変化があります。秩父鉄道においては、このあと東急8090系からの改造車が導入されていくことになります。
 
2010年当時はまず1編成が導入されるにとどまりましたが、これに合わせて1000系の1011編成が引退することになり、この引退記念も兼ねた記念きっぷになります。
 
秩父鉄道1000系は国鉄・JR101系の譲受車で、秩父鉄道において主力であった車両です。この時7500系導入に際して引退することになった1011編成は、2007年9月に国鉄時代の外装で中央快速線や武蔵野線、大阪環状線等で使用されていたオレンジバーミリオンの外装を再現した編成でした。
 
また7500系導入時に際しましても、台紙付きの硬券入場券も熊谷駅などの主要駅で発売されました。
 
Dscn3089_2

7500系導入記念の台紙を付けて発売された入場券

 
このとき、世代交代が進んでいた秩父鉄道になります。

0499.【秩父鉄道】7000系車両導入記念乗車券

ゴールデンウィークに入り行楽シーズンとなって多くの観光客が訪れる埼玉県秩父地方、この地域で運転されている秩父鉄道で現在の主力車両となった車両が入線したのが2009年春になります。当時発売されましたアイテムを公開いたします。
 
===================
 名称   :7000系車両導入記念乗車券
 発行社局:秩父鉄道
 発売日  :2009年3月26日
 値段   :460円
 購入個所:通信販売
 シリアルNo.:0840
===================
 
Dscn3086
 
秩父鉄道7000系は、東急電鉄から8500系を譲り受け導入された車両です。2編成が導入されましたが、車両需給の都合で7001編成はオリジナルの先頭車からの改造である一方で、7002編成は中間車から改造の先頭車になるため形態が異なっているという特徴があります。前面を緑色の帯として側扉がボタン式の開閉スイッチが取り付けられており、ワンマン運転対応になっている等の改造が行われています。
 
この記念きっぷは、発行部数が少ないこともあって通信販売で購入しましたが、すぐに完売になったようです。
 
秩父鉄道では7000系導入に合わせて、台紙付きの硬券入場券も熊谷駅などの主要駅で発売されました。
 
Dscn3087
7000系導入記念の台紙を付けて発売された入場券

 
秩父路に登場した元東急8500系、今ではその風景に馴染んで活躍しています。

2016.05.02

0498.【いすみ鉄道】急行「そと房」運転開始記念1日乗車券

今や、その風景を売りにして積極的な観光客誘致に大きな成果を上げている千葉県の第三セクター鉄道であるいすみ鉄道、観光客誘致に一役買っている車両が運転を開始して本年2016年で5年が過ぎました。2011年の運転開始当時に発売されましたアイテムを公開いたします。
 
======================
 名称   :急行「そと房」運転開始記念1日乗車券
 発行社局:いすみ鉄道
 発売日  :2011年4月29日
 値段   :1,000円
 購入箇所:大多喜駅
 シリアルNo.:0025
======================
 
Dscn3154
 
いすみ鉄道で2011年4月29日より運転を開始した列車、JR西日本大糸線で運転されていたキハ52を譲受しいすみ鉄道線内を急行列車として土休日に運転を開始しました。「そと房」号というヘッドマークを着けて急行券が必要な列車として運転を開始しました。これを記念したいすみ鉄道の1日乗車券になります。
 
キハ52の運転開始から数日後の2011年5月2日には、このような記念乗車券が発売されました。
 
======================
 名称   :キハ52運行開始記念切符
 発行社局:いすみ鉄道
 発売日  :2011年5月2日
 値段   :520円
 購入箇所:大多喜駅
 シリアルNo.:0486
======================
 
Dscn3144
 
キハ52の運行開始記念きっぷということになりますが、発売日は5月2日で、これはキハ52にちなんでこの日に発売されました。
 
名物社長の取り組みの結果でいすみ鉄道にやってきたキハ52、今では外装は首都圏色と呼ばれる朱色1色になりましたが、土休日に急行列車として運転されています。「何もないがある」ローカル線として多くの観光客が訪れるいすみ鉄道、その風景の中を急行として運転されているキハ52、また訪れてみたい路線であるかと思います。

2016.05.01

0497.【JR東海】名古屋駅開業130周年記念きっぷ

このゴールデンウィークの三連休で名古屋に行ってきました。携帯位置ゲームの企画が名古屋近辺で開催されておりましたので、各ポイントを4月29日と30日にわたって回りました。そして4月30日はそのまま名古屋駅前に泊まって、翌日5月1日は朝から名古屋駅に向かいました。そこで入手したアイテムを公開いたします。
 
=====================
 名称   :名古屋駅開業130周年記念きっぷ
 発行社局:東海旅客鉄道
 発売日  :2016年5月1日
 値段   :1,800円
 購入箇所:名古屋駅
 シリアルNo.:1009
=====================
 
Dscn3137
 
Dscn3143
 
Dscn3140
 
本日2016年5月1日、JR名古屋駅は開業130周年を迎えました。これにあわせて発売された記念きっぷになります。名古屋駅の硬券入場券大人用・小児用と、名古屋駅と同じく開業130周年を迎えた武豊及び尾張一宮までのA型硬券による片道乗車券大人用・小児用がセットされており、開業時の表記のレプリカ入場券も台紙にセットされています。
 
この記念きっぷは名古屋駅で朝8:00から発売開始ということで、当日朝6:00過ぎに駅に向かったところすでに長い列ができておりまして、発売開始時刻を約1時間ほど早めて結局2時間ほど待って入手することができましたが、発行部数が1,300部と絞られていたようで午前中の早い時間帯で完売になりました。
 
開業から130周年を迎えた名古屋駅、名古屋市の玄関であるとともにJR東海により高層ビルが建てられ、デパートやホテルなどが入り、「名駅」と呼ばれる名古屋の繁華街の一角にもなりました。
130周年を迎えた名古屋駅、今後はリニア新幹線が開業し更に高層ビルが建設されるようです。
名古屋の玄関として、これからも発展していく名古屋駅であります。

カテゴリー

Googleで検索




  • 弊ブログ内検索
    ウェブ全体から検索


    Powered by Google

2011年11月 ありがとう!京王井の頭線3000系

  • Img_9050
    2011年12月、約49年にもわたり京王井の頭線で活躍してきた3000系、レインボーカラーに彩られ井の頭線のイメージを確立したこの車両も、ついに終焉となりました。最後の編成となったのはライトブルーの3028F、この編成は1987年に入線し活躍してきました。 末期には朝のラッシュ時間帯に運よく富士見ヶ丘~渋谷の1往復の運用にしか就かなくなってしまった3000系、2011年11月には「さよなら運転」として日曜日の昼間に井の頭線全線で運転され、最後の走りを披露しました。また11月20日には富士見ヶ丘車両基地において「ありがとう3000系フェスタ」も開催され、事前申込制であったこのイベントにも参加して、最後の姿を見てきました。井の頭線沿線で生まれ育ち、それこそこの車両の活躍をみて育ったと自負する私にとって、感慨深い月になった2011年11月、3000系最後の姿をぜひ皆様にご覧いただきたいと思います。

中央線201系

  • 2010101700
    JR中央線で約30年にもわたり活躍した201系、特に多摩地域においては、長きにわたり親しまれた車両で、私も小・中学生時代は遠足で、学生時代は通学で、そして社会人になってからも通勤などで利用したなじみ深い車両でした。時の国鉄が「省エネ電車」として中央線に導入された201系。そしてほとんどの車両が中央線から離れることなく、この路線で「オレンジバーミリオン」の外装で生涯を終えました。すでに引退して時が過ぎましたが、私が撮影した201系の思い出として、どうぞご覧下さい。

2002年100周年を迎えた江ノ電

  • Img_0527
    2001年12月に初めてデジカメを購入して、翌年から1年間通った路線があります。藤沢から鎌倉を結ぶご存知江ノ電です。この年は江ノ電が開業して100周年という節目の年で、各車両にステッカーなどが付いています。また世代交代もあった年です。 自分の思い出アルバムの中から公開いたします。どうぞご覧下さい。

惜別 名鉄岐阜600V線区

  • 2005032101
    2005年3月31日、惜しまれつつも廃止を迎えた名鉄岐阜市内線・揖斐線・美濃町線・田神線の総称「岐阜600V線区」。 私が初めて訪れたのは、1999年の夏のことでした。名古屋本線で新岐阜に着くと、駅前に停車していた電車に乗り、車の洪水の中を抜け、のどかな風景の中を走っていきました。
    その後2001年2月、そして2005年と何度か訪れたのですが、ついにこれら路線も命運が尽きてしまいました。そこで、名鉄岐阜600V線区で活躍していた古豪から最新鋭車まで、個性豊かな車両たちへの思い出をつづり、このアルバムを作成しました。
    このアルバムでは、2001年9月30日の運行をもって廃止となった谷汲線・揖斐線(黒野~本揖斐)のモ750も登場しています。いずれにしましても、今では思い出になってしまった、名鉄岐阜600V線区へのレクイエムです。 どうぞご覧下さい。

    お断り>
    今回のアルバムは、一部ポジプリントからスキャンしたもの、あるいは携帯電話内蔵カメラで撮影した画像も含まれています。特に1999年・2001年撮影のものはすべてポジプリントからのスキャンになります。つきましては画質にやや難があるものがあります。ご了承ください。