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2016.05.13

0503.【小田急】さよなら9000形フェスタ 記念パスネット

今から10年前の2006年5月13日、この日は東京地方は雨が降った日でしたが、多くの人々に惜しまれつつ引退を迎えた車両のイベントが開催されました。その会場で入手したアイテムを公開いたします。
 
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 名称   :さよなら9000形フェスタ 記念パスネット
 発行社局:小田急電鉄
 発売日  :2006年5月13日
 値段   :3,000円(1,000円券3枚組)
 購入箇所:さよなら9000形フェスタ会場(唐木田車両基地)
 シリアルNo.:001058
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2006年5月13日、この日に引退イベントが開催された車両は小田急9000形になります。1972年に登場した地下鉄千代田線への直通運転用の通勤車両で、その独特な前面形状から人気を集め1973年に鉄道友の会よりローレル賞を受賞しました。1978年に当時の営団地下鉄千代田線が代々木上原まで開通し小田急線と相互乗り入れを開始すると、この車両が千代田線に直通して都心への道を拓きました。
 
地下鉄への直通運用は平成の初めごろに1000形に譲りましたが、その後も地上線において急行などの列車に使用されました。4両編成と6両編成が存在していましたが、末期になりまして4両編成については2本つないだ8両編成で各停に使用されることが多くなったことから、中間に入った先頭車については前照灯や運転台機器を撤去した車両も現れました。そしてよる年波には勝てず、2006年3月のダイヤ改正で全車両運用を離脱し、それから2か月後にさよならイベントが開催されました。その会場でのみ発売されたパスネットカードになります。
 
このパスネットカードは9000形在りし日の姿をあしらった台紙及びカードのセットになっています。雨が降ったあいにくの日でしたがイベント会場となった唐木田車両基地には大勢の人が訪れ、このパスネットを買い求めるに際しましてもかなり長い列になっておりそれだけ並んだ思い出があります。入手後展示された9000形を撮影しましたが、このイベントでは開催時間中に盟友であった東京メトロ千代田線の6000系も登場し並んで展示されました。
 
9000形引退後は先頭車1両が保存され、今でもおそらく喜多見車両基地の奥に保管されていると思われます。
 
その独特のデザインで人気を博し、小田急通勤車の顔ともなった9000形の引退から2016年で10年が過ぎました。初めて地下鉄千代田線に乗り入れた車両でしたが、この路線への乗り入れは1000形から4000形になり、ロマンスカー60000形「MSE」も「メトロはこね」「メトロホームウェイ」等の列車で乗り入れるようになりました。さらに本年2016年3月のダイヤ改正より、千代田線の綾瀬から先JR常磐緩行線の我孫子・取手へ小田急4000形が乗り入れることになり、合わせてJR東日本のE233系が小田急線に乗り入れ唐木田・本厚木まで来るようになるといった変化がありました。その道を拓いた9000形、今となっては思い出になった車両であります。

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2011年11月 ありがとう!京王井の頭線3000系

  • Img_9050
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    お断り>
    今回のアルバムは、一部ポジプリントからスキャンしたもの、あるいは携帯電話内蔵カメラで撮影した画像も含まれています。特に1999年・2001年撮影のものはすべてポジプリントからのスキャンになります。つきましては画質にやや難があるものがあります。ご了承ください。