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2016.04.08

0460.【JR東日本】「さよなら103系」Thank you, 常磐線!! オレンジカード

首都圏の通勤通学輸送に大活躍した103系、2000年を過ぎてから急速に置き換えが進んでいきました。首都圏において最後まで103系が残っていた路線は常磐快速線でありました。この路線から103系が引退することになり発売されましたアイテムを公開いたします。
 
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 名称   :「さよなら103系」Thank you, 常磐線!! オレンジカード
 発行社局:東日本旅客鉄道
 発売日  :2006年4月8日
 値段   :2,000円(1,000円券2枚組)
 購入箇所:北千住駅
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常磐快速線で運転されていた103系、「エメラルドグリーン」というこの路線にのみ採用された外装で、上野~取手及び我孫子から成田線に直通して成田までの区間で運転されていました。
「エメラルドグリーン」という他路線にはない鮮やかな外装が施された103系でしたが、この路線の運転は過酷を極めました。それは北千住~取手の複々線区間では最高時速100km/hという103系が走行できる最高速度であり、朝・夕のラッシュ時間帯は大変な混雑となることから103系でも最長15両編成で運転されました。その輸送力増強のためにこの路線には、生え抜きの車両はあったかと思うのですが、他路線からの転入車も多く一時期は低運1灯、低運2灯、高運、そして緩行線から転用された地下鉄乗り入れ仕様の貫通型と、103系のオリジナルタイプのほぼ全形態の先頭車が存在していました。複々線区間ではモーター音をうならせながら走行していたという103系になります。
周辺の路線において新型車が導入されていきこの路線だけは103系が残されていましたが、さすがに老朽化が進んだこともあり2002年よりE231系が導入され置き換えられていきましたが、その後導入本数の見直しがあり、20両が残り最後の活躍をしていました。これら103系もついに終焉を迎えることになりました。
 
常磐快速線103系の引退を記念して発売されたアイテムを公開しました。オレンジカードとして発売され、発売日に北千住駅に向かいましたが、到着したときはすでに長い列になっており整理券が配布されるほど人が集まりましたが、このように入手することができました。常磐快速線で活躍した姿が台紙及びカードにあしらわれています。
 
常磐快速線の103系引退については、このオレンジカードが発売された日に北千住~取手間で団体臨時列車としてさよなら運転が行われ、その翌日は松戸車両センターにて撮影会が開催されました。いずれも事前に参加するための会員券が必要で、これを入手するために1か月前に北千住駅に向かい申し込みまして、さよなら運転も撮影会も会員券が手に入りましたので、それぞれ参加することができました。
さよなら運転列車に乗車して、最後の走りそしてうなるモーター音を体感しました。一見鮮やかなエメラルドグリーンの外装をまとった103系でしたが、経年や過酷な走行条件から車体の状態は良くなく、満身創痍という言葉がふさわしかったのではないかと今にして思うところです。その翌日の撮影会で最後の姿を記録してきました。
 
常磐快速線の103系がさよなら運転を行ってから、本日2016年4月8日で10年という年月が流れました。私事ですが、この常磐快速線103系さよなら運転及び撮影会イベントで、同じ趣味の仲間に出会うことができました。その後紆余曲折いろいろとありましたが、10年が過ぎて今もつながりがあり時には呑んだり、また模型運転会にも呼ばれるようになるなど、今も続いています。そのつながりの始まりになったのが、常磐快速線103系のさよならイベントになります。
 
早いもので10年という年月が流れた、常磐快速線103系のさよなら運転、自分の趣味人生においても転機となったイベントになります。それだけ思い出があるアイテムになります。

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2011年11月 ありがとう!京王井の頭線3000系

  • Img_9050
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  • 2010101700
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    お断り>
    今回のアルバムは、一部ポジプリントからスキャンしたもの、あるいは携帯電話内蔵カメラで撮影した画像も含まれています。特に1999年・2001年撮影のものはすべてポジプリントからのスキャンになります。つきましては画質にやや難があるものがあります。ご了承ください。