0439.【京急】4線直通運転開始記念乗車券
1991年3月31日に北総2期線京成高砂~新鎌ヶ谷間が開業し相互直通運転が開始されましたが、その区間は京成線・都営浅草線を経由して京急線京急川崎までのわが国初の4線直通運転となりました。これに伴い京急においても記念乗車券が発売されました。
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名称 :4線直通運転開始記念乗車券
発行社局:京浜急行電鉄
発売日 :1991年3月31日
値段 :500円
購入箇所:品川駅
シリアルNo.:0106
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4線直通運転開始に合わせて京急でも発売された記念きっぷ、表紙には直通運転に使用される1500形のVVVF車があしらわれ、内容は路線図と4社の車両があしらわれていますが、京急は1500形、東京都交は5300形ですが、京成は3300形(未更新)、北総は7000形となっており、東京都交はこの当時の新型車両の写真が使えたものの、京成・北総についてはまだ新型車が入線整備中で写真が使えなかったのでしょうか?
京急線にも乗り入れてくるようになった北総車、更には京成車も日常的に乗り入れてくるようになりました。かつては海水浴シーズン等で京成の車両が京急に乗り入れたことはありましたが、いつの間にか姿を消し京成車が京急に乗り入れてくることはなくなっていたのですが、この4線直通運転開始から再び京成車を京急線内でも見ることができるようになりました。またこの時代は4線直通運転列車は京急線内は急行として運転されその行き先は京急川崎でありました。この行先はこの2年後に京急蒲田から空港線に直通するようになり羽田そして羽田空港になり、京急線内でも急行から現在では昼間時間帯は快特として運転されるようになりました。
4線直通運転開始記念、この他東京都交通局においては、浅草線に5300形がこのとき導入されたことから記念きっぷが発売されましたが、これは入手することができませんでした。
今では羽田空港方面へ各会社の列車がやってくるようになった4線直通運転、早いもので四半世紀が過ぎました。