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2016.03.17

0394.【京王】なつかしの名車「5000系」 パスネット

昨日のことですが、京王電鉄より「2018年春より夕方時間帯に新宿~京王八王子・橋本へ有料の座席指定制列車の運転を開始する」とリリースが出されました。その内容には新型車両として「5000系」を導入、この車両はクロスシートからロングシートへ転換できる座席を採用し、座席指定列車の時はクロスシート、その他の時はロングシートにして運行するという特徴を持ちます。合わせてイメージ図も掲載されていましたが、これまでの京王の車両にはみられなかった流線型のスタイルを持つたいへん大胆な外観となるようです。
 
さて、京王の歴史を振り返りますと5000系と称する形式の車両はかつて存在しており、1963年に登場したアイボリーホワイトに臙脂帯というそれまでの車両とは異なるスタイルで登場した車両になります。この時代は京王線の新宿駅が地上から現在の地下駅となり、架線電圧を1500Vに昇圧、新宿~東八王子(当時:この年の12月に移転し京王八王子となる)を40分で結ぶ特急列車の運転開始時にデビューした車両で、今日の京王のイメージを作ったといっても過言ではなく、今でも関東私鉄の名車の一つに数えられる車両であり、1964年に鉄道友の会ローレル賞を受賞しました。
京王線では1996年12月に営業運転を終了し、その後事業用として貨車の牽引用に残されていた車両も2004年で廃車となりました。現在は多摩動物公園駅前にある「京王れーるランド」にクハ5723号車が展示されており、また地方私鉄数社に譲渡され現在でもかの地で活躍しているとともに、山梨県の富士急行及び島根県の一畑電車に譲渡された車両の中にかつての京王時代の外装を再現した車両が登場しています。
 
さて、弊ブログにおきまして京王5000系関連のアイテムとしまして、1996年の引退時に発売された記念きっぷを公開しております。その後2000年以降になり関東私鉄・地下鉄共通乗車カードである「パスネット」全盛の時代になりますと、何度か5000系をあしらったデザインのカードが発売されました。そこで、今回は京王5000系をあしらったパスネットカードについていくつか公開したいと思います。
 
まずは2001年の鉄道の日時期に発売されたパスネットになります。
 
======================
 名称   :なつかしの名車「5000系」 パスネット
 発行社局:京王電鉄
 発売日  :2001年10月--日
 値段   :1,000円
 購入個所:
 シリアルNo.:07833
======================
 
Dscn2650
 
Dscn2652

 
Dscn2653
 
モノクロ写真で構成されたパスネット、5000系登場間もないころの特急どうしが離合するシーンをあしらったデザインになります。先頭車側面にはヒゲも見え、時代を感じされるデザインになっています。
 
この後も京王では5000系をあしらったパスネットが発売されることになります。

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2011年11月 ありがとう!京王井の頭線3000系

  • Img_9050
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惜別 名鉄岐阜600V線区

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    2005年3月31日、惜しまれつつも廃止を迎えた名鉄岐阜市内線・揖斐線・美濃町線・田神線の総称「岐阜600V線区」。 私が初めて訪れたのは、1999年の夏のことでした。名古屋本線で新岐阜に着くと、駅前に停車していた電車に乗り、車の洪水の中を抜け、のどかな風景の中を走っていきました。
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    このアルバムでは、2001年9月30日の運行をもって廃止となった谷汲線・揖斐線(黒野~本揖斐)のモ750も登場しています。いずれにしましても、今では思い出になってしまった、名鉄岐阜600V線区へのレクイエムです。 どうぞご覧下さい。

    お断り>
    今回のアルバムは、一部ポジプリントからスキャンしたもの、あるいは携帯電話内蔵カメラで撮影した画像も含まれています。特に1999年・2001年撮影のものはすべてポジプリントからのスキャンになります。つきましては画質にやや難があるものがあります。ご了承ください。