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2016.02.29

0349.【富士急】富士急行6000系運行記念乗車券

本年2016年はうるう年で、本日は4年に1度の2月29日です。
この日は「富士急の日」であり、日本記念日協会においても正式に登録されているという日で、今年も各種催しが行われるようです。
 
さて、今から4年前の2012年2月29日、この年富士急では新型車両が運転を開始しました。
 
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 名称   :富士急行6000系運行記念乗車券
 発行社局:富士急行
 発売日  :2012年2月29日
 値段   :1,110円
 購入箇所:富士山駅
 シリアルNo.:00033
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今から4年前の「富士急の日」にデビューしたのは富士急6000系で、JR205系の譲受車になります。改造に当たり車内は富士登山電車を手がけた水戸岡栄治氏がプロデュースしたものになり、ロングシートではありますがどこかに水戸岡氏のデザイン性を感じることができます。 
私はこの年の2月29日に、この記念乗車券を買い求めに富士山駅まで行こうと大月で待っていますと6000系がやってきましたので、早速乗車することができました。おなじみだった205系がここまで変わるのかと感じたものでした。
 
富士急6000系はその後3月に入り、お披露目のイベントが開催されたようです。その際にもう1種類記念きっぷが発売されました。
 
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 名称   :6000系デビュー記念
 発行社局:富士急行
 発売日  :2012年3月18日
 値段   :600円
 購入箇所:
 シリアルNo.:0512
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2012年2月29日にまず第1編成目の6501編成が、そして2編成目となる6001編成が3月18日にデビューを迎えることから開催されたイベントのようで、種車の関係で6501編成は1段下降式窓、6001編成は2段窓という違いがあります。こちらの硬券セットはのちにイベント会場で入手しました。
 
その後増備され4編成が活躍している富士急6000系、運転開始から4年になる2016年の2月29日です。

0348.【富士急】富士急行1000系 京王5000系カラー誕生 記念乗車券

その後、後継の車両が登場し姿を消し始めた富士急1000系、2009年の開業80周年を記念してスペシャル塗装が登場しましたが、それから3年が過ぎた2012年、それは富士急1000系が京王線で活躍していた時代を知る者にとって、歓喜のスペシャル編成が登場しました!
 
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 名称   :富士急行1000系 京王5000系カラー誕生 記念乗車券
 発行社局:富士急行
 発売日  :2012年10月28日
 値段   :800円
 購入箇所:河口湖駅イベント会場
 シリアルNo.:216
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2012年10月、富士急1000系のうち1001編成に、往年の京王5000系カラーが再現されました。1001編成は車内がロングシートであるなど、富士急1000系となった車両のうち京王5000系の原型をもっともよく留めているということで選定されました。塗装変更に合わせて京王時代の車号も再現されました。この記念きっぷのうち、昭和20年代の外装茶色とクリーム色のツートン色の編成が京王5000系カラーになりました。
 
京王5000系カラー再現にあたり富士急ではイベントが開催され、河口湖駅で撮影会が3回開催されました。1回目の撮影会は富士急1000系の全カラー5編成を並べた撮影会でその開始時刻は朝の8:30ということでしたので、早朝から出発して河口湖について、撮影会に参加しました。
その後会場でこの記念きっぷを購入しましたが、結構並んでいたことから、2回目のJR115系との並びの撮影会は修了直前に何とか間に合った状態でした。そして、京王5000系カラーを再現した車両にかつての京王ハイキング特急「陣馬」「高尾」のヘッドマークを着けて、河口湖~大月を臨時列車として1往復運転、車内では記念乗車証の配布もありました。その列車で河口湖到着後、乗り入れてきたJR183系などと並べた3回目の撮影会がありました。
 
臨時列車も運転されたイベントとなりましたが、この日は富士急の「フジサン特急フリーきっぷ」についても特別バージョンが発売されました。
 
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2012年10月28日にのみ発売された「フジサン特急フリーきっぷ」富士急行1000系「京王5000系カラー」イベント限定バージョン

 
このイベント開催から4年になります。その後1000系は数を減らしていますが、各カラー1本ずつ残っている状況で、まだまだ活躍の姿を見せてくれるでしょう。

0347.【富士急】富士登山電車記念乗車券

2009年に開業80周年を迎えた富士急、この年の夏に1000系を改装した観光列車がデビューしました。
 
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 名称   :富士登山電車記念乗車券
 発行社局:富士急行
 発売日  :2009年8月8日
 値段   :500円
 購入箇所:富士登山電車列車車内
 シリアルNo.:00347
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この年の夏、1000系1編成を改装して「富士登山電車」がデビューしました。外装を富士急開業当初の「モ1形」をモチーフとして、車内をJR九州の九州新幹線や特急列車などを手掛けた水戸岡栄治氏のプロデュースにより、富士山をモチーフとした木のぬくもりを活かした車両としてデビューしました。
 
運転開始時は普通列車として運転され、1両は座席定員制で乗車整理料金が必要、もう1両は一般席扱いでしたが、自分が乗車した時は、一般車両と連結した4両編成でしたので、富士登山電車2両とも乗車整理券が必要な車両として運転していました。その車内で購入した記念きっぷになります。
 
富士山の麓をゆく観光列車として、今もなお人気の列車になります。

0346.【富士急】1000系デビュー&ATS導入記念乗車券

大月から河口湖を結ぶ富士急行線。初めて乗車したのは、この車両が登場したときでした。
 
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 名称   :1000系デビュー&ATS導入記念乗車券
 発行社局:富士急行
 発売日  :1994年2月--日
 値段   :500円
 購入箇所:河口湖駅
 シリアルNo.:000530
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自分が初めて富士急に乗車したのが1994年2月、その時富士急にデビューしたのが1000系でした。京王5000系の譲受車で、外観は青の車体に白のストライプ、そして富士山のシルエットを描いた大胆なものになりました。
この車両デビューに合わせて初めて乗車した富士急、やってきた車両もデビューまもない1201Fでありました。そして到着した河口湖駅で購入したのが、この記念きっぷになります。
 
1000系入線間もない試運転の姿や、まだオリジナルカラーであった5000形とこの時代健在だった3100形との並びなど、もうこの記念きっぷ発売から2016年で22年が経過したという年月を感じます。

2016.02.28

0345.【京成】AE100形引退記念乗車券

本日2016年2月28日のツアー形式での運行をもって、世界の空を結んだ特急車両が引退を迎えました。
 
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 名称   :AE100形引退記念乗車券
 発行社局:京成電鉄
 発売日  :2016年2月28日(一般発売)
 値段   :1,000円
 購入箇所:京成上野駅
 シリアルNo.:0038
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1990年6月に2代目のスカイライナーとしてデビューした京成AE100形、上野から成田空港を結び世界の空をも結んだ車両でありました。1991年3月に成田空港へ直接乗り入れるようになり、京成電鉄のフラッグシップを担いこの車両が登場したTVCMが数多く作られました。2010年7月に成田スカイアクセスが開通すると、このルートへはAE形が使用されるようになったためスカイライナーからは撤退したものの、上野から成田を主に成田山新勝寺への参拝客を乗せて走ったシティライナーで運転されてきました。シティライナーは利用が低迷したため昨年2015年で定期列車としては運転を終了し、残っていたAE100形も先週からツアー形式のさよなら運転が実施され、本日2016年2月28日のツアーをもって運転を終了しました。最終運行に際しましても、沿線には多くのファンが最後の姿を収めようと集まったようです。
 
私はAE100形には何度か乗車したことがありますが、シティライナーとなってからは運転終了直前に1度乗車したのみでした。またさよならツアーは結構人気であったようで、自分は申し込ませんでした。
 
引退を迎えることになり、このような記念きっぷが発売されました。さよならツアー参加者向けには事前に発売されましたが、一般発売は今回も数が少ないと見込んで前日に上野に向かい近くのネットカフェで過ごしたのち、発売当日朝4時前に京成上野駅に向かったという状況です。この時点で数名が並んであり、その後4:20頃に駅構内に案内され購入することができましたが、結構早い完売であったようです。
記念きっぷの内容は、AE100形の活躍の日々とともに乗車券が2枚セットされ、京成上野→京成成田の乗車券は、AE100形デビュー時のスカイライナー券を模したものになりました。
 
こうして2016年2月28日、AE100形は引退を迎えました。弊ブログにおいては過去に1990年6月発行の運転開始記念乗車券を公開しております。運転開始記念と引退記念がそろった形式というのはあまりなく、いずれも当時リアルで購入したというのもそれほどありません。そう思いますと、この車両の生涯はいかほどであったのだろうかと思うところはありますが、一時代の京成電鉄のフラッグシップを担い、スカイライナーとして上野から成田空港へ、また成田山新勝寺への参拝客を乗せて走ったAE100形、多くの方に活躍の日々の思い出を残しました。

0344.【東武】さよなら急行「南会津」号 AIZUマウントエクスプレス号乗り入れ記念 SFとーぶカード

かつて、東武鉄道の優等列車にこのような列車があったことを覚えていらっしゃいますでしょうか?
 
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 名称   :さよなら急行「南会津」号 AIZUマウントエクスプレス号乗り入れ記念 SFとーぶカード
 発行社局:東武鉄道
 発売日  :2005年2月25日
 値段   :2,000円(1,000円券2枚セット)
 購入箇所:浅草駅
 シリアルNo.:08331
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かつて、東武浅草駅から野岩鉄道会津鬼怒川線を経由して会津鉄道の会津田島までを結んでいた急行「南会津」号が、2005年2月末日をもって運転区間を浅草~新藤原に短縮し愛称を「ゆのさと」と変更することになったことから発売されたパスネットになります。
南会津号は350系を使用した急行列車でしたが、南会津号廃止の翌日より会津鉄道から快速列車「AIZUマウントエクスプレス」号が野岩鉄道会津鬼怒川線経由で東武鬼怒川線鬼怒川温泉まで乗り入れてくるようになったことも含めて発売されたアイテムになります。この時代の会津鉄道「AIZUマウントエクスプレス」は、名鉄より譲受されたキハ8500系で運転されており、これら車両と並んだ絵柄がカードになっています。
 
さて、急行「南会津」号廃止に伴うイベントがこの当時、鬼怒川温泉で開催されました。この会場においても、記念パスネットが発売されました。
 
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 名称   :さよなら急行「南会津」号 SFとーぶカード
 発行社局:東武鉄道
 発売日  :2005年2月26日
 値段   :1,000円
 購入箇所:鬼怒川温泉駅イベント会場
 シリアルNo.:00456
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鬼怒川温泉駅のイベント会場でも、このようなデザインのカードが発売され、多くの人が買い求めに来ました。
 
急行「南会津」号の運転終了から11年になろうとしています。この列車に使用されていた350系はまだ健在で、ときおり日光線の特急「きりふり」等に使用されることがあります。一方でAIZUマウントエクスプレスについては、キハ8500系は引退してしまいましたが、現在も運転区間が東武日光から運転されており、日光と会津を結ぶ観光列車として運転されています。

0343.【JR西日本】ありがとう富山港線 オレンジカード

今から10年前の2006年2月、北陸地方のJRの路線で最後の運転が行われました。
 
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 名称   :ありがとう富山港線 オレンジカード
 発行社局:西日本旅客鉄道
 発売日  :2006年2月--日
 値段   :1,000円
 購入箇所:富山港線列車車内
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JR富山港線は富山から岩瀬浜を結んでいたローカル線でしたが、戦時中に国有化されたという経緯があるため直流で電化されていました。自分は廃止直前に訪れたもので、朝夕時間帯は国鉄急行色が再現された475系電車、昼間はキハ120系気動車で運転されていました。このカードは、その車内で車掌さんより購入したものです。
富山市内の住宅地を抜ける路線でしたが、2006年2月に最後の運転を終えました。
 
廃止後の富山港線ですが、数か月間運休ののち2006年4月より「富山ライトレール」として低床構造の路線に変わりました。また富山駅付近で経路が変わり路上を走行するほか、途中の行き違い設備を増やして、JR時代は昼間は1時間に1本ほどから15分に1本と増発が行われ、利便性が向上しました。
 
早いものでこの路線のJRでの運行終了から10年になろうとしています。富山ライトレールに生まれ変わり、数年後には富山地鉄の市内線に乗り入れる予定もあるとことで、富山市民に親しまれる鉄道になっているようです。

0342.【銚子電鉄】おつかれさまデハ1001 記念切符

銚子電鉄において主力車両として活躍したデハ1000形、残っていたデハ1001も引退を迎えました。
 
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 名称   :おつかれさまデハ1001 記念切符
 発行社局:銚子電気鉄道
 発売日  :2016年2月27日
 値段   :1,000円
 購入箇所:犬吠駅(イベント会場)
 シリアルNo.:0068
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1994年に銚子電鉄にやってきたデハ1000形、営団2000形からの改造で誕生した銚子電鉄初のカルダン駆動車でしたが、寄る年波には勝てず本日2016年2月28日の運行をもって引退となりました。その前日より発売されたアイテムになります。
 
最後は営団銀座線時代の外装になっていたデハ1001、台紙を開きますと銚子電鉄で活躍した当時の外装が掲載されており、入線時は銚子電鉄オリジナルカラーとして茶色と赤のツートン、そして2007年から2012年の間では、ゲームメーカーハドソンの協力により「桃太郎電鉄」のラッピングとなり親しまれました。このときは座席もそれにちなんだものになりましたが、こちらは引退までそのままでした。そして2012年よりかつての銀座線カラーが復刻されました。
 
デハ1001の記念きっぷはこのような乗車券も発売されました。
 
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 名称   :おつかれさまデハ1001号 記念乗車券
 発行社局:銚子電気鉄道
 発売日  :2016年2月27日
 値段   :300円
 購入箇所:犬吠駅(イベント会場)
 シリアルNo.:0013
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短冊型の記念乗車券ですが、デハ1001に備えられた方向幕の全コマがあしらわれました。
 
引退を迎えることになった銚子電鉄デハ1001、27日と28日に特別ダイヤで運転され、15時ごろに運行を終了すると仲ノ町駅の車庫において、先に引退したデハ1002と並べての撮影会が開催されました。またデハ1001引退に際しては、屋根部分を赤茶色で塗装し、営団銀座線で全盛の時代のスタイルを再現しました。
 
こうして1994年に入線し、潮騒めぐる沿線をのんびりと運転されてきた銚子電鉄デハ1000形は、これで運転を終了しました。銚子に来て22年、営団時代から数えますと50年以上にもわたり運行されてきた車両、その生涯に幕を下ろしました。

2016.02.27

0341.【銚子電鉄】デハ1000形協調運転記念乗車券

1994年に2両揃って銚子電鉄にやってきたデハ1000形、意外にも1000形どうしの連結運転は行われていませんでしたが、2014年より行われるようになり試運転を実施、この記念乗車券が発売されました。
 
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 名称   :デハ1000形協調運転記念乗車券
 発行社局:銚子電気鉄道
 発売日  :2014年10月25日
 値段   :310円
 購入箇所:秩父鉄道 秩父地域開通100周年事業イベント会場(秩父駅)
 シリアルNo.:0127
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2両連結で試運転を行っているデハ1000形の写真をあしらった記念乗車券になります。この年の夏から数回このような運転を行いました。銚子電鉄では協調運転として両車それぞれに運転士を乗車させ汽笛の合図で運転を行いました。私も1000形の連結運転は昨年1月のデハ1002さよなら運転で初めて見ましたが、それが最後となりました。

0340.【銚子電鉄】復刻!銀座線カラー運行記念入場券セット

丸ノ内分岐線カラーが再現されたデハ1002に続いて、デハ1001にも往年の姿が再現されました。
 
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 名称   :復刻!銀座線カラー運行記念入場券セット
 発行社局:銚子電気鉄道
 発売日  :2015年10月6日
 値段   :1,500円
 購入箇所:鉄道フェスティバル会場(明治公園)
 シリアルNo.:0156
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銀座線カラーが再現されたデハ1001、これを記念して各種きっぷ類が発売されたようです。まず公開しましたのは、鉄道フェスティバル会場限定で発売された硬券入場券セットになります。
 
この年の12月に銚子を訪れているのですが、その際にこのようなアイテムが発売されていましたので、購入しました。
 
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 名称   :デハ1001・元営団地下鉄銀座線色 復刻記念入場券
 発行社局:銚子電気鉄道
 発売日  :2012年9月22日
 値段   :150円
 購入箇所:仲ノ町駅
 シリアルNo.:000029
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 名称   :元営団地下鉄・銀座線・丸の内分岐線色復活!記念入場券
 発行社局:銚子電気鉄道
 発売日  :2012年9月22日
 値段   :150円
 購入箇所:犬吠駅
 シリアルNo.:000036
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 名称   :デハ1002丸の内分岐線色 復刻記念入場券
 発行社局:銚子電気鉄道
 発売日  :2012年9月22日
 値段   :150円
 購入箇所:仲ノ町駅
 シリアルNo.:00025
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 名称   :デハ1001銀座線色 復刻記念入場券
 発行社局:銚子電気鉄道
 発売日  :2012年9月22日
 値段   :150円
 購入箇所:仲ノ町駅
 シリアルNo.:00026
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銀座線色に丸の内分岐線色と営団時代にまとっていた外装が再現されたデハ1000形、記念きっぷもこのように多く発売されました。

0339.【銚子電鉄】復刻丸ノ内分岐線カラー 運行記念切符・入場券

鉄子号カラーをまとっていた銚子電鉄デハ1002、2011年11月より往年の外観が再現されました。
 
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 名称   :復刻丸ノ内分岐線カラー 運行記念切符
 発行社局:銚子電気鉄道
 発売日  :2011年12月1日
 値段   :1,000円
 購入箇所:通信販売
 シリアルNo.:0717
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 名称   :復刻丸ノ内分岐線カラー 運行記念入場券
 発行社局:銚子電気鉄道
 発売日  :2011年12月1日
 値段   :150円
 購入箇所:通信販売
 シリアルNo.:0820
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デハ1002は、元は丸ノ内分岐線で走行していたという経緯があったことから、かつての丸ノ内線時代の赤い車体が再現されました。このアイテムは通信販売で入手しましたが、当時大変大きな反響がありました。
 
デハ1002については、この外観で2011年から走り続けましたが2015年1月、惜しまれつつも引退を迎えました。

0338.【銚子電鉄】デハ1002 ありがとう「鉄子の旅」カラー車両

本日、2016年2月27日から28日にかけて銚子電鉄では、デハ1000形の引退記念イベントが開催されます。昨年2015年1月にデハ1002が引退し、残されたデハ1001も引退を迎えます。以前デハ1002引退記念アイテムを公開していますが、今回もいくつか手元に蒐集しましたアイテムを公開いたします。まずは、すでに引退しているデハ1002が一時期まとっていた外装で運転を終えることを記念して発売されたアイテムになります。
 
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 名称   :デハ1002 ありがとう「鉄子の旅」カラー車両
 発行社局:銚子電気鉄道
 発売日  :2011年9月--日
 値段   :620円
 購入箇所:
 シリアルNo.:000170
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デハ1002については2008年より、「鉄子の旅」の漫画家、菊池直恵さんがデザインした外装になっていました。「鉄子号」と呼ばれていた外装になります。2011年にこの外装での運転を終えることから発売されたものになります。
 
銚子電鉄に訪れた際に何度かこの外装のデハ1002に乗車しています。思い出になって4年になろうとしています。

2016.02.26

0337.【営団】さようなら2000形 記念乗車券・メトロカード

この車両が思い出になって、もう20年以上が過ぎました。
 
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 名称   :さようなら2000形 記念乗車券
 発行社局:帝都高速度交通営団
 発売日  :1993年7月1日
 値段   :2,000円
 購入箇所:
 シリアルNo.:2768
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 名称   :さようなら2000形 記念メトロカード
 発行社局:帝都高速度交通営団
 発売日  :1993年7月1日
 値段   :1,000円
 購入箇所:
 シリアルNo.:16469
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営団2000形は、1959年に銀座線用車両として登場した車両で、長きにわたり銀座線のオレンジ色の電車の先頭車として時代により1200~1800等の旧型車や新1500形中間車と組んで使用されてきました。この車両の時代ですと、まだ駅手前で室内灯が一時消灯するということも体験することができました。また一部の車両は赤の車体に白いラインという外装になって、丸ノ内分岐線(中野坂上~方南町)でも使用されました。
 
銀座線で活躍してきた2000形も1980年代に入り01系が導入されるに及び置き換えられることになって姿を消していき、最終車両は1993年7月で姿を消すことになりました。これを記念して発売されたアイテムになります。
 
記念乗車券は、銀座線各駅からの硬券乗車券がセットされており、メトロカードは銀座線で唯一地上に出る区間である渋谷駅付近の走行シーンがあしらわれています。
 
2000形は引退後、茨城県の日立電鉄と千葉県の銚子電鉄に譲渡されました。これら会社においては銀座線規格の車体が合致したことによりますが、いすれも架線集電方式ですので、パンタグラフを乗せて両運転台式に改造されかの地で活躍しましたが、日立電鉄は2005年で路線が廃止となってしまい、銚子電鉄に渡った車両もいよいよ明後日2016年2月28日の運行をもって引退を迎えるとのことで、銚子では引退を迎えるにあたり銀座線時代の外装が再現されています。

 

銀座線から2000形を始めとするオレンジ色の車両が姿を消してから、本年2016年で23年という年月が流れました。銀座線では現在1000系車両の増備が着々と進んでおり、この車両を置き換えた01系がかなり本数を減らしてきており、置き換え完了の日も近づいているとのことです。また合わせて銀座線渋谷駅の改良が進められており、このメトロカードや記念乗車券の台紙にあしらわれている写真の場所にホームが移設されることになっています。開業からすでに88年という長い歴史を誇る銀座線、さらに進化しており2000形が活躍していた日々からそれだけ年月が流れてしまいました。

0336.【営団】丸ノ内線「さようなら500形」記念メトロカード

かつて、東京都心で親しまれた赤い電車、引退を迎えることになり発売されたアイテムを公開いたします。
 
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 名称   :丸ノ内線「さようなら500形」記念メトロカード
 発行社局:帝都高速度交通営団
 発売日  :1995年2月--日
 値段   :1,000円
 購入箇所:
 シリアルNo.:25218
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丸ノ内線500形は1959年の新宿延伸に備えて導入が始まった車両で、300形・400形と同じ外観ではありますが、この車両は片運転台となりました。300形・400形とともに活躍し特に輸送力増強で最終的に6両編成になると、先頭に出ていたのがこの500形であり、丸ノ内線の顔として赤い車体に白のラインとサインカーブをあしらった外観は広く親しまれました。その後02系が導入されたことにより、1995年2月で池袋~荻窪の本線部から引退することになり、このようなメトロカードが発売されました。
カードの図柄は、丸ノ内線の風景としてよく知られた御茶ノ水~淡路町間の神田川橋梁を走行している写真があしらわれています。
 
本線部から引退して本年2016年で21年が過ぎました。500形はこのアイテム発売後も分岐線である中野坂上~方南町の区間では3両編成でしばらく運行されていましたが、こちらもそれから数年後には02系に置き換えられ姿を消しています。営団で引退後は多くの車両が海を渡りアルゼンチンのブエノスアイレスの地下鉄に譲渡されたほか、国内でも数両一般に売却され保存されている事例があります。
 
思い出になって20年以上が過ぎた、丸ノ内線の赤い電車になります。

0335.【名鉄】せとでん さよなら赤い電車 記念入場券

6750系、そして6600系と置き換えを進めてきた名鉄瀬戸線、最後まで残っていた赤い電車6000系も置き換えることになり、さよならイベントが2013年秋から行われました。そして2014年3月に、このイベントの一環として記念入場券が発売されました。
 
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 名称   :せとでん さよなら赤い電車 記念入場券
 発行社局:名古屋鉄道
 発売日  :2014年3月1日
 値段   :各160円
 購入箇所:栄町駅・東大手駅・大曽根駅・木幡駅
        喜多山駅・大森・金城学院前駅
        尾張旭駅・三郷駅・新瀬戸駅
        尾張瀬戸駅
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このときも、瀬戸線有人駅でオリジナルデザインのD型硬券入場券が発売され、今回も前日の夜に出る高速バスで栄に早朝について、名鉄1日乗車券で発売各駅を回って、尾張瀬戸駅までコンプリートしました。
 
これら記念入場券にあしらわれている車両は、瀬戸線で走行していた歴代の赤い電車になっていますが、見ることなく姿を消してしまった車両も多くあしらわれています。
 
瀬戸線では2014年4月6日で最後まで残っていた赤い電車6000系は運行を終了しました。6000系は本線系統の通勤車として登場した車両になり、瀬戸線には本線系統から転用されてきましたが、4000系の導入により姿を消していき引退を迎えました。まだ本線系統では多数活躍していますが、本線系統に復帰することなく廃車となってしまいました。
瀬戸線は、他の名鉄線とは線路がつながっていない離れ孤島の路線であり、尾張旭にある検修設備では車体を塗装する設備がないこともあって、末期のころになりますと外装の状態はあまりよくはなかったのが実情でした。
 
こうして瀬戸線からは赤い電車はすべて引退しテンレス車の4000系で運転されるようになった瀬戸線、近年では喜多山付近の高架化が進められてきており、また時代が変わろうとしています。この記念入場券発売から2016年で2年が経過しました。

0334.【名鉄】さよなら6600系 記念入場券

最後の吊り掛け車であった6750系が引退した名鉄瀬戸線、それから2年後の2013年、今度は瀬戸線近代化の立役者であったこの車両が終焉を迎えました。
 
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 名称   :さよなら6600系 セット記念入場券
 発行社局:名古屋鉄道
 発売日  :2013年2月2日
 値段   :1,600円
 購入箇所:栄町駅
 シリアルNo.:06661
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名鉄6600系は1978年に瀬戸線用車両として登場しました。このとき瀬戸線は栄町乗り入れを控え、架線電圧を1500Vに昇圧が行われたことから、それまで運転されていた車両をこの6600系で置き換え瀬戸線の近代化が図られました。広大な路線網を持ち本線系統において多数存在している6000系列の車両ではありますが、瀬戸線用の車両として瀬戸線でしか見ることができなかった車両になります。
栄町乗り入れから活躍した6600系でしたが、ステンレス車体の4000系に置き換えられることになり、2013年3月にさよなら運転が行われることになり、その前段で発売された記念きっぷになります。
 
まず公開しました記念きっぷは、購入しますと6600系さよなら運転の乗車応募券が付いてくるというもので、発行部数も300部と少なく、栄町でのみ発売ということでしたので、前日の夜に出発する高速バスで栄に当日朝5時過ぎに到着する便に乗車、到着後栄町駅に向かいできていた列に並んで、発売開始2時間前にまずは購入権を獲得する整理券をもらい、それから発売時刻になって入手することができました。
 
6600系さよなら記念入場券は、栄町駅でのみ発売されたセットの他、瀬戸線有人駅で発売された入場券も存在しました。こちらも、整理券を入手してから発売時刻までの間で、名鉄1日乗車券を使用してまず行けるところまで行ってから栄町駅に戻りセット入場券を購入後、再び瀬戸線に乗車して終点の尾張瀬戸駅まで進み、全発売分をコンプリートしました。
 
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 名称   :さよなら6600系 記念入場券
 発行社局:名古屋鉄道
 発売日  :2013年2月2日
 値段   :各160円
 購入箇所:栄町駅・東大手駅・大曽根駅・木幡駅
        喜多山駅・大森・金城学院前駅
        尾張旭駅・三郷駅・新瀬戸駅
        尾張瀬戸駅
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各駅で購入時に付いてきた「メモリアルカード」

 
各駅発売の記念入場券は、セット発売とは色違いになりますが、それぞれの駅で購入しますとオリジナルデザインのメモリアルカードがついてくるというもので、6600系活躍のシーンをあしらったカードも合わせて揃いました。
 
瀬戸線の近代化に貢献した6600系は2013年3月のさよなら運転をもって引退しました。35年にわたり瀬戸線で活躍した車両、その日々が思い出になって間もなく2016年で3年になろうとしています。

0333.【名鉄】ありがとう6750系記念乗車券

この車両もいつの間にか引退からそれだけ年月が流れました。
 
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 名称   :ありがとう6750系記念乗車券
 発行社局:名古屋鉄道
 発売日  :2011年2月19日
 値段   :670円
 購入箇所:金山駅
 シリアルNo.:02707
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名鉄6750系は1986年に1次車が、1990年に2次車が登場、いずれも栄町~尾張瀬戸を結ぶ瀬戸線で運転されました。3900系と呼ばれた旧型車の足回りを使用し、車体を冷房付きの近代的なものに乗せ換えて登場した車両で、吊り掛け駆動という特徴がありました。
 
自分も初めて瀬戸線に乗車した際に、6750系に遭遇し近代的な車体はこの線区の新型車かと思ったら吊り掛けの重低音を響かせながら走行していたというミスマッチとともに、名鉄の車両の奥深さをまざまざと見せつけられた車両でもありました。
瀬戸線では2008年よりステンレス車体の4000系が導入されることになり、まずはこの6750系の置き換えが進められました。そして2011年2月に、さよなら運転を行いほどなく全車引退を迎えました。その際に発売された記念きっぷになります。
この車両の引退をもって、名鉄はともかく大手私鉄において特殊用途な車両や事業用車を除いて、すべての吊り掛け駆動車が引退したことになります。
 
名古屋の中心、栄の地下駅に響かせていた吊り掛けの重低音、急カーブが多い路線を走行していた姿が思い出になって、本年2016年で早くも5年の年月が流れました。

0332.【新京成】VVVF制御電車100%達成 記念乗車券

今から30年前の1986年2月26日、新京成電鉄では8800形がデビューしました。この車両は直流1500V区間用電車としては世界初となるVVVFインバータ制御を搭載した画期的な車両となりました。どこの大手私鉄よりも先駆けての導入となったVVVFインバータ制御車、最初の車両が登場してから27年が経過した2013年、新京成電鉄では偉業が達成されました。
 
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 名称   :VVVF制御電車100%達成 記念乗車券
 発行社局:新京成電鉄
 発売日  :2013年3月1日
 値段   :500円
 購入箇所:松戸駅
 シリアルNo.:0062
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記念乗車券裏面

 
2013年2月8日、新京成電鉄はすべての車両がVVVFインバータ制御車となりました。従来車を置き換えたとともに、まだ使用する8000形についても一部編成でVVVFインバータ制御に換装を行ったことから、100%VVVFインバータ制御車になったという偉業が達成されました。これを記念して同年3月1日より発売された記念きっぷになります。
 
表面には初のVVVFインバータ制御車となった8800形があしらわれており、裏面はVVVFの仕組みなどが記載されています。
 
この記念きっぷ発売から3年になりますが、新京成電鉄ではこの翌年からは外装の変更が始まっており、この記念乗車券にあしらわれている8800形も新塗装に変更が進んでいるようです。

0331.【長野電鉄】2100系E2編成 塗装変更記念特急乗車券

2011年2月にデビューした長野電鉄2100系「スノーモンキー」、翌年の2012年9月より検査出場した第2編成で外装が変更になりました。
 
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 名称   :2100系E2編成 塗装変更記念特急乗車券
 発行社局:長野電鉄
 発売日  :2012年9月8日
 値段   :1,230円
 購入個所:長野駅
 シリアルNo.:0078
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E2編成となる2100系の第2編成は、この日より長野電鉄オリジナルカラーとなりました。前面の赤の面積を広くするとともに、側面は白をベースに上下に赤のラインが入るというデザインになりました。
 
このアイテムも長野から湯田中までの特急料金が含まれた乗車券になっています。
 
本日2016年2月26日でデビューから5年が過ぎた2100系「スノーモンキー」、E1編成はJR成田エクスプレスカラーで、E2編成は長野電鉄オリジナルカラーとなって活躍しています。

0330.【長野電鉄】2100系スノーモンキーデビュー記念特急乗車券

長野から湯田中温泉を結ぶ長野電鉄、この路線で特急列車として活躍している車両のデビュー時に発売された記念きっぷになります。
 
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 名称   :2100系スノーモンキーデビュー記念特急乗車券
 発行社局:長野電鉄
 発売日  :2011年2月26日
 値段   :各1,230円
 購入個所:長野駅・湯田中駅
 シリアルNo.:0618(長野駅購入分)
         0175(湯田中駅購入分)
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乗車券は、長野駅発行分と湯田中駅発行分でデザインが異なる

 
長野電鉄の特急列車として活躍している2100系、この車両はJR東日本より元成田エクスプレス車両であった253系を譲り受けてデビューしました。長野電鉄での愛称は「スノーモンキー」と名付けられ、外観はJR時代とほぼ同じ外装で、2011年2月26日より運転を開始しました。
 
2100系デビューを記念して発売された記念乗車券になりますが、このきっぷは特急料金が含まれた乗車券となっており、長野駅発売分と湯田中駅発売分でD型硬券のデザインが異なっています。(台紙は共通です。)
 
新幹線の長野駅から湯田中温泉を結ぶ特急「スノーモンキー」としてデビューした元成田エクスプレス253系、本日2016年2月26日で運転開始から5周年を迎えました。これからも湯田中温泉への観光客を乗せて、信州の地を走ることになります。

0329.【横浜シーサイドライン】シーサイドライン2000SERIES Memorial Tichet

JR根岸線の新杉田から京急金沢八景を結ぶ横浜シーサイドライン、この路線で現在活躍中の車両のデビュー記念アイテムになります。
 
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 名称   :シーサイドライン2000SERIES Memorial Tichet
 発行社局:横浜新都市交通
 発売日  :2011年2月26日
 値段   :600円
 購入箇所:
 シリアルNo.:0940
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沿線に八景島シーパラダイスを抱え、海沿いの町を行く横浜シーサイドラインで現在活躍中の車両が2000形になります。開業当初からの1000形の置き換え用として登場し、ステンレス製の車体にVVVFインバータ制御を採用しました。
 
運転開始を記念して発売された記念乗車券を公開しましたが、台紙には入線整備時の写真があしらわれ、乗車券はアルミ製という特徴があります。
 
今ではすべての列車が2000形で運転されている横浜シーサイドライン、本日2016年2月26日で運転開始から5周年を迎えました。八景島へ、沿線地域の人々の足として活躍中の車両になります。

2016.02.25

0328.【京急】京浜急行電鉄創立110周年記念乗車券

先の記事で公開したアイテム発売から10年が過ぎた2008年2月25日、創立110周年を迎えた京急において発売されましたアイテムを公開いたします。
 
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 名称   :京浜急行電鉄創立110周年記念乗車券
 発行社局:京浜急行電鉄
 発売日  :2008年2月25日
 値段   :11,000円
 購入箇所:品川駅
 シリアルNo.:0027
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2008年に京急創立110周年を記念して発売された記念乗車券、京急各路線(本線・空港線・大師線・逗子線・久里浜線)のD型硬券による片道乗車券と、京急各駅からの初乗り運賃区間のB型硬券乗車券がセットされた豪華版になります。それだけ高額なアイテムではありましたが、発行部数も1,100部ほどであったようでしたので意外にも完売は早かったのではないかと思います。
 
このとき京急では、創立110周年を記念して当時残っていた旧1000形の4両編成と6両編成1編成ずつ、ラッピングによる特別列車が運転され、4両編成は「京急110年の歴史ギャラリー号」として戦前の代表的な車両であったデ51形をモチーフとしたデザイン、6両編成は「ありがとうギャラリー号」として昭和20~30年代の車両の外装であった赤と黄色のツートンを再現したデザインの車両が運転されました。
 
今年2016年で創立から118周年を迎える京浜急行電鉄、このアイテムの発売からも8年が過ぎました。この時代ラッピング車両としても活躍していた旧1000形はすべて引退し、800形や2000形も置き換えが今後急速に進んでいくのであろうと思われます。再来年の2018年で創立120周年を迎えます。

0327.【京急】京急創立100周年記念 ルトランカード

今から数えること118年前の1898年2月25日、川崎大師への参拝客を輸送する路線の経営を目的に設立された会社がありました。それから100年が過ぎた1998年、その会社は大手私鉄の数えられる大企業になりました。創立100周年を記念して発売されましたアイテムを公開いたします。
 
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 名称   :京急創立100周年記念 ルトランカード
 発行社局:京浜急行電鉄
 発売日  :1998年2月25日
 値段   :2,000円(1,000円券2枚組)
 購入箇所:品川駅
 シリアルNo.:00268
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1898年2月25日に設立された会社は「大師電気鉄道」という会社で、翌年の1月21日に六郷橋から大師までのわずか2キロの路線を開業させました。今日の京浜急行電鉄の始まりで、このとき開業した路線は現在でも京急大師線として営業しています。

 

創立100周年を迎えることになり発売されたアイテム、この当時京急線で自動改札機に投入して乗車することができたルトランカードで発売されました。この時代、2100形はデビュー前夜でありカードにあしらわれている車両から当時のラインナップを伺うことができるかと思います。このとき京急では全列車に創立100周年のステッカーが掲出されておりました。創立100周年を迎えた1998年は京急にとっても2100形のデビューや空港線羽田空港駅開業といったビッグプロジェクトの完成が相次いだ年でありました。
 
このアイテムの発売から本年2016年で18年が経過しました。さらに発展が続いている京急になります。

2016.02.20

0326.【北総】7500形デビュー記念 パスネット・硬券入場券セット

千葉ニュータウンを結ぶ北総鉄道、主力となった車両のデビュー記念アイテムを公開いたします。
 
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 名称   :7500形デビュー パスネット
 発行社局:北総鉄道
 発売日  :2006年2月20日
 値段   :1,000円
 購入箇所:東松戸駅
 シリアルNo.:001860
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 名称   :7500形デビュー記念 硬券入場券セット
 発行社局:北総鉄道
 発売日  :2006年2月20日
 値段   :2,800円
 購入箇所:
 シリアルNo.:0671
 備考   :各駅で入場券単体の発売もあり
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北総7500形は、2006年2月20日にデビューを迎えました。スタイルは2003年に登場した京成電鉄の3000形をベースとした車両であり、外観は北総のイメージカラーである青のラインになり、先頭車側面は空港へ向かう車両をイメージしてか、飛行機の翼をイメージにしたデザインが取り入れられました。
 
デビューを迎えて発売されたアイテム、パスネットとD型硬券入場券が発売され、ここには北総全駅の入場券がセットされたものを公開しておりますが、各駅で単体でもD型硬券入場券が発売されておりました。
 
運転開始時から北総線より京成押上線・都営浅草線を経由して京急羽田空港まで乗り入れた北総7500形、本日2016年2月20日で早くもデビュー10周年を迎えました。千葉ニュータウンへの足として都心・羽田空港を結ぶ列車として今日も活躍しています。

0325.【西武】20000系デビュー記念 レオカード

2000年2月20日、この日東京はみぞれが降る寒い日でした。そんな日にデビューを迎えた車両がありました。
 
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 名称   :20000系デビュー記念 レオカード
 発行社局:西武鉄道
 発売日  :2000年2月20日
 値段   :1,000円
 購入箇所:西武新宿駅
 シリアルNo.:821949
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2000年2月20日にデビューを迎えたのは西武20000系になります。この日西武新宿から西武球場前まで臨時快速急行で運転して、到着後は同駅で展示会イベントが開催されました。この日はみぞれが降った寒い日で、まず実際にこの臨時列車が運転されイベントが開催されるのかということも気になり、まずは西武新宿駅に向かいここに公開しました記念レオカードを購入し駅の方にイベント開催を確認したところ、開催するという回答でしたので、改札に入りますとカードの図柄になったヘッドマークを着けた20000系による臨時快速急行西武球場前行きが到着し、デビューの日に早速乗車しまして、西武球場前での展示会にも参加しました。
 
たいへん寒い日でしたが多くの人が訪れた20000系デビューイベント、開催時間帯で狭山線の西武球場前~西所沢を1往復する運用にも入りました。この列車の乗車に便利な硬券乗車券も発売されました。
 
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発売された硬券の往復乗車券

 
また、会場ではこのような記念硬券乗車券も発売されておりました。
 
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 名称   :春うらら・1・2・3・4カウントアップ記念乗車券
 発行社局:西武鉄道
 発売日  :2000年2月20日(先行発売)
 値段   :500円
 購入箇所:西武球場前駅イベント会場
 シリアルNo.:6825
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西暦2000年は和暦では平成12年になります。平成になってからほぼ毎年数字並びなどの日付で記念きっぷが発売されることが各社で多くありましたが、西武20000系デビューから13日後の3月4日は平成12年3月4日とカウントアップという数字並びの日付になることから企画されたもののようで、デビューを迎えた20000系を表紙にあしらった四つ葉の台紙に西武沿線の桜の名所最寄駅からの硬券乗車券がセットされたというものになります。
 
みぞれが降った寒い日にデビューした西武20000系、最初は新宿線でその後は池袋線にも導入され、現在に至っています。早いものであの寒かった日から今年2016年で16年という年月が流れました。

2016.02.14

0324.【アルピコ】アオガエル復活記念乗車券

引退後1編成が残された松本電鉄の5000形、引退から11年が過ぎた2011年、往年の東急時代の外装が再現されました。
 
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 名称   :アオガエル復活記念乗車券
 発行社局:アルピコ交通
 発売日  :2011年10月1日
 値段   :350円(松本-新村 片道乗車券)
        440円(新村-新島々 片道乗車券)
 購入個所:鉄道フェスティバル会場(日比谷公園)
 備考   :松本-新村 片道乗車券は「アオガエル」
        新村-新島々 片道乗車券は松本電鉄色
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この年の鉄道フェスティバル会場で発売されたD型硬券乗車券、新村で保存されていた5000形に東急時代の外装「アオガエル」が再現されました。
 
また、この年の鉄道の日を記念して、このような記念入場券の発売もありました。
 
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 名称   :平成23年「鉄道の日」記念 上高地線 全駅入場券
 発行社局:アルピコ交通
 発売日  :2011年10月--日
 値段   :2,380円
 購入個所:鉄道フェスティバル会場(日比谷公園)
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鉄道の日を記念して発売された全駅入場券セット、この台紙にも「アオガエル」塗装が再現された5000形が表紙となりました。
 
上高地線新村車庫はかつて、国鉄電車の始祖といえるハニフ1を保管していたことで知られていましたが、この車両は鉄道博物館に収蔵されることになったことから、新たな保存車両という位置づけになった東急旧5000系「青ガエル」、イベント開催時に公開されるようですので、この地で往年の姿を見ることができるようになっています。
 
 
2016年2月14日、最後の稼動可能な東急旧5000形「青ガエル」が引退する熊本電鉄、これに合わせて弊ブログでは特集記事を作成しました。
「青ガエル」として親しまれた東急旧5000系ですが、東急では残念ながら渋谷駅ハチ公前広場にあるカットボディーになったデハ5001が残るのみですが、松本電鉄ではこのように2両が残り、熊本においても最後の1両は保存が予定されているようです。また、今回の弊ブログでは採りあげることはできませんでしたが、長野電鉄に譲渡された車両が現在でも長野県内の「トレインギャラリーNAGANO」の駐車場で保存されています。
登場から実に62年、その風貌で多くの人に親しまれた東急旧5000系でありました。

0323.【松本電鉄】松本電鉄80周年 5000形車両引退 記念乗車券

上高地へ向かう松本電鉄上高地線、この路線でも東急旧5000系が活躍していました。2000年の会社創立80周年という佳節を迎えるのと同時に引退することになったことから発売されたアイテムになります。
 
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 名称   :松本電鉄80周年 5000形車両引退 記念乗車券
 発行社局:松本電気鉄道
 発売日  :2000年8月5日
 値段   :1,360円
 シリアルNo.:0917
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松本電鉄には、1986年に架線電圧を750Vから1500Vに昇圧することになったことにより、東急旧5000系が8両導入されました。2両編成での運転ですが、1編成は両運転台構造とした車両のを2両つなげた編成もありましたが、単行運転の実績はなかったようです。
 
上高地線で活躍してきた5000系、その後冷房化などのサービス向上のため1999年より京王3000系を譲受することになり5000系は置き換えられ、2000年7月で引退となりました。これを記念して発売されたアイテムになります。
CD-ROM付の記念乗車券で、そのCD-ROMには5000形の歴史やこの当時のダイヤ・運賃表などが収録されています。
この記念乗車券は、当時に購入したものではなく、後年新島々駅を訪れた際にまだ発売しておりましたものを、購入したものになります。
 
2000年に引退した松本電鉄の5000形、その後1編成が新村の車両基地に残され保存されました。引退から16年が過ぎた上高地線の5000形になります。

0322.【岳南】おわかれ5000形 テレホンカード

富士の裾野で「赤ガエル」と呼ばれ親しまれた岳南鉄道の5000形、この地でも引退を迎えることになりました。これを記念して発売されたアイテムになります。
 
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 名称   :おわかれ5000形 テレホンカード
 発行社局:岳南鉄道
 発売日  :1997年11月--日
 値段   :不明(50度数)
 購入個所:通信販売
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岳南鉄道で1981年から活躍をした5000系、老朽化や合理化によるワンマン化などを行うことになったことから、京王3000系の譲受車により置き換えられていきました。1997年に定期運用からは離脱したことにより発売されたアイテムになります。
このアイテムは、この当時の公衆電話で通話する際に使用するテレホンカードで発売され、図柄は岳南の「赤ガエル」と東急時代の「青ガエル」があしらわれています。岳南鉄道においては、引退時に1編成東急時代の「青ガエル」の外装を再現した列車が運転されました。
このアイテムは通信販売により購入しましたが、引退前に岳南鉄道を訪れ東急時代の「青ガエル」が再現された車両と合わせて見てきました。
 
引退後も1編成が予備車として残っていたようでしたが、全車両が残存していました。しかし2008年に全車両解体処分されてしまいました。
 
富士の裾野を走った東急旧5000形、この地では「赤ガエル」と呼ばれ親しまれた車両、思い出になってそれだけ年月が流れました。

0321.【岳南】旧形車おわかれ 5000形デビュー記念乗車券

富士の裾野を走る岳南鉄道、ここにも東急旧5000系が譲渡され活躍しました。そのデビュー当時に発行された記念乗車券になります。
 
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 名称   :旧形車おわかれ 5000形デビュー記念乗車券
 発行社局:岳南鉄道
 発売日  :1981年6月20日
 値段   :440円
 シリアルNo.:1703
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静岡県の東海道線吉原駅から富士の裾野を走る岳南鉄道に、東急旧5000系が譲渡されたのは1981年になります。
岳南鉄道では外装を緑からオレンジと白のラインという外装になり、「赤ガエル」と呼ばれこの地でも親しまれました。また一部中間車からの改造もあったようなのですが、オリジナルの形状で改造されましたので、ほぼ同じ形態をしていました。2両編成で4本導入されました。
 
ここに5000形導入時に発売された記念乗車券を公開しましたが、同時にそれまで運行されてきた旧形車の引退を記念したものになっておりますので、短冊型の乗車券には5000形とあわせてこのとき姿を消した旧形車もあしらわれています。日車標準車体になった車両や小田急からやってきたという車両があしらわれ、5000形デビューとともにこれら旧形車は引退、日車標準車体車両のうち1両のみ存在していたステンレス車が大井川鉄道に譲渡され鋼製車体の3両が近江鉄道に譲渡されましたが、小田急からやってきた車両は廃車となり一部車両の車体が沿線で倉庫として活用されておりましたが、その後撤去されたようです。
 
この記念乗車券は1986年に発売されたものですが、入手したのはこれより実に25年以上が過ぎた2008年に、岳南鉄道創立60周年イベントの会場で入手しました。
 
私が岳南鉄道に乗車した時は5000系全盛の時代で、幾度となく訪れて乗車した東急旧5000系であります。

0320.【上田交通】5000形・5200形就役記念乗車券

2016年2月14日の運行をもって、熊本県の熊本電鉄で運行されてきた5000形が引退することになりました。熊本電鉄5000形は、東急旧5000系の譲受車になります。東急旧5000系は1954年に導入された車両で、カルダン駆動・電気ブレーキを搭載した高性能車であるとともに、張殻構造の車体を持った軽量車であり外装は緑一色で登場、その風貌から「青ガエル」と呼ばれ親しまれた車両になります。東急では1986年までに全車両引退しましたが、多くの車両が各地方の私鉄に譲渡されかの地でも活躍してきましたが、寄る年波には勝てず続々と引退して、最後まで残っていた熊本電鉄の5000形の引退をもって、すべての東急旧5000系車両は運行を終了することになりました。
 
さて弊ブログにおきましては、さすがに東急時代の5000系引退記念に関するアイテムや熊本電鉄でのアイテムはありませんが、各地の譲渡された東急旧5000系に関するアイテムが手元にいくつかありましたので、すべての譲渡先のアイテムはありませんが、手元に蒐集しました東急旧5000系の譲渡車にかかわるアイテムを、熊本電鉄5000形が引退する本日2016年2月14日に特集としていくつか公開いたします。
 
まずは東急系列の会社で、本年2016年はNHK大河ドラマのゆかりの地として盛り上がっている私鉄に譲渡された東急旧5000系になります。
 
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 名称   :5000形・5200形就役記念乗車券
 発行社局:上田交通
 発売日  :1986年10月1日
 値段   :980円
 シリアルNo.:2693
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信州・上田に譲渡された東急旧5000系、1986年10月に架線電圧を750Vから1500Vに昇圧した際に5編成10両が導入されました。上田交通では、これ以前にも中間車を先頭化改造した東急旧5000系が譲渡されていましたが、1500V昇圧に合わせてやってきた車両に置き換えられました。この10両の中には5000系一族に含まれ、わが国初のステンレスカーとしてデビューした5200系も含まれています。この記念きっぷは5000形・5200形があしらわれ、信州の田園風景の中を走行している写真があしらわれています。
 
この時代は上田交通と称していた別所線にやってきた5000形、上田での活躍は意外に短く1993年に東急から譲渡された7200系に置き換えられ、約7年で運行を終えました。
引退後は5000形の5001号車が東急に里帰りしました。この車両は東急時代もデハ5001号というトップナンバー車であり、保存されることになっていたようですが、現在JR渋谷駅ハチ公前広場で車体をカットした状態で展示されています。また5200形について5201号車も同時に東急に里帰りしましたが、その後製造メーカーである東急車輛に移動し横浜市内の工場で保存されています。これは東急車輛が総合車両製作所(J-TREC)と社名が変更された現在でも保存されています。また、5251号車が現在も下之郷の車両基地に残され、イベント等で公開されることがあります。
 
自分が初めて別所線に乗車したのは7200系の代替となる1000系が入線したころになりますので、上田で5000形に乗車することはなく、この記念きっぷも後年イベント会場で購入したものになります。
上田にやってきた30年、姿を消してから20年以上が過ぎて思い出になった上田の「青ガエル」になります。

2016.02.13

0319.【小田急】さよなら向ヶ丘遊園モノレール 記念パスネット

かつて存在したモノレール、乗車された思い出はありますでしょうか?
 
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 名称   :さよなら向ヶ丘遊園モノレール 記念パスネット
 発行社局:小田急電鉄
 発売日  :2001年3月24日
 値段   :2,000円(1,000円券2枚組)
 購入箇所:モノレールさよなら展示会会場(向ヶ丘遊園正門駅)
 シリアルNo.:07141
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現在も小田急小田原線に駅名として残る向ヶ丘遊園、小田急開業後すぐに開園した遊園地で、バラ苑があることでも知られておりました。この遊園地は向ヶ丘遊園駅からは離れたところにあったことから、開設時は豆電車と呼ばれた遊戯列車が駅から遊園地を結んでいましたが、周辺道路拡張のため豆電車は廃止となり、その代替としてモノレールとして1966年に開業しました。
このモノレールは「ロッキード式」と呼ばれる方式のモノレールで、跨座式ではありますが鉄車輪で走行するという特徴があります。元は川崎航空機工業が実験用車両として試作した車両を購入し、デハ500形501-502として、向ヶ丘遊園駅から向ヶ丘遊園正門駅までの1.1キロの区間を運転していました。
 
向ヶ丘遊園へのアクセスとして運転されてきたモノレールでしたが、2000年2月13日に車両の台車部分に亀裂が発見されたことから運転休止となりました。これ以降、このモノレールは走ることはありませんでした。
ロッキード式モノレールはこの小田急向ヶ丘遊園モノレールの他、姫路市営モノレール(これは開業から数年で廃止)で採用されたのみであり、その希少性から改修には莫大な費用がかかる一方、向ヶ丘遊園の来園者数の低迷といった状況を勘案した結果、最終的に路線廃止が決定され、2001年2月1日をもって廃止となりました。
 
廃止となった後、2001年3月24日・25日に向ヶ丘遊園正門駅において「さよなら展示会」が開催され、デハ500形モノレール車両の展示が行われました。その時に合わせて発行されましたパスネットカードになります。このイベントは多くの人が訪れました。
モノレール車両はこのイベント終了後、廃車となり解体されてしまい、また軌道についても、向ヶ丘遊園駅の施設等も合わせてすべて撤去されました。
 
モノレールが廃止となったあとも、向ヶ丘遊園の遊園地は営業していましたが、来園者の減少は止まらず、このモノレール廃止から1年後の2002年4月に閉園となりました。閉園後もバラ苑は今も残っているようですが、それ以外の敷地は現在保留状態だそうです。
 
2002年まで存在した向ヶ丘遊園、遊園地へのアクセスとして運転されていたモノレール、私はこの路線は1度乗車したことがありましたが、それが最後となりました。
 
向ヶ丘遊園に行ったことがある、という思い出がある方も多くおられると思います。その際に乗車したであろうモノレール。思い出になって15年以上の年月が流れました。

2016.02.11

0318.【ひたちなか海浜鉄道】キハ11デビュー記念

昨年、相次いで引退していったひたちなか海浜鉄道湊線の北海道型キハ、これに代わる車両が運転を開始しています。この記念きっぷが発売されました。
 
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 名称   :キハ11デビュー記念
 発行社局:ひたちなか海浜鉄道
 発売日  :2016年2月11日
 値段   :1,000円
 購入個所:那珂湊駅
 シリアルNo.:0051
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台紙裏面

 
ひたちなか海浜鉄道湊線で運転を開始した気動車はキハ11形で、JR東海キハ11形を譲受した車両になります。3両導入され、外観は帯がオレンジ単色になったくらいでそのほかはJR東海時代とほとんど変わりません。なお、ひたちなか海浜鉄道では、かつて茨城交通の時代に旧国鉄から譲り受けたキハ11形が存在してたため、車号は5~7が付番されています。
 
キハ11デビュー記念アイテムは、このほか1日乗車券も発売されました。
  
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 名称   :キハ11デビュー記念 湊線1日乗車券
 発行社局:ひたちなか海浜鉄道
 発売日  :2016年2月11日
 値段   :900円
 購入個所:那珂湊駅
 シリアルNo.:0047
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硬券タイプの1日乗車券も発売されました。
 
JR東海時代は、高山本線や太多線・紀勢本線や参宮線といった路線でローカル運用に就いていたキハ11、JR化後に導入された車両でしたが早くも置き換えられ、そのうち3両がひたちなか海浜鉄道で再起しました。ローカル線の風情が残る湊線でのこれからの活躍が期待されます。

0317.【相鉄】相鉄5000系さよなら記念乗車券

今から7年前の2009年2月11日、「感謝」「希望」と種別幕に表示して最後の運転を行った車両がありました。
 
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 名称   :相鉄5000系さよなら記念乗車券
 発行社局:相模鉄道
 発売日  :2009年2月7日
 値段   :各190円
 購入箇所:二俣川駅・相模大塚駅イベント会場
 シリアルNo.:0868(相模大塚駅イベント会場発売分)
         1948(二俣川駅発売分)
 備考   :それぞれ引退記念ヘッドマークのシール付き
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相模大塚駅イベント会場発売分

 
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二俣川駅発売分

 
今から7年前の2009年2月11日に最終運行を行って引退したのは、相鉄5000系になります。この車両は1955年に相鉄としては初の新造電車であるとともに初の高性能車として登場した旧5000系が最初になります。発売された記念乗車券の二俣川駅発売分の台紙及びD型硬券乗車券にあしらわれている図柄の形態をしており、床下機器もカバーで覆っていたことも特徴でした。旧5000系は大変好評のうち運転されてきましたが、高度成長の時代に沿線人口が急増し輸送力増強が必要となったことから、1974年にアルミ製20m4ドアの車体に乗せ換え5100系に改造されました。この車両では相鉄車両の一時期の特徴ある装備の一つである自動窓が初めて採用されました。その後は1988年に電装品を更新してVVVFインバータ制御車に改造され、再び5000系となって運転されてきました。旧5000系の時代から数えて実に54年もの間運行されてきた相鉄5000系が引退することになり、このような記念きっぷが発売されました。
 
相鉄5000系の引退に当たっては、まず2009年2月7日に相模大塚駅構内にて5000系を分割して2編成にして並べた撮影会イベントが開催され、合わせて相模大塚駅のイベント会場及び二俣川駅でここに公開しました記念きっぷや復刻版のパンフレットなど各種グッズが発売されました。その翌日からはこれら記念きっぷについてきたシールと同じデザインのヘッドマークを着けて運転されました。そして今から7年前の2009年2月11日、最終運行として事前申込制の団体列車としてさよなら運転が行われ、その時は前後の種別幕に「感謝」「希望」と表示され最後の運転が行われました。
 
さよならイベントにおいては、これら記念乗車券の他ポストカード付の硬券入場券も発売されました。
 
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同時に発売されたポストカード付硬券入場券

 
ポストカードは5種類あり、入場券1枚購入につき1枚ついてくるもので、相模大塚及び二俣川で発売されました。
 
旧5000系の時代から数えて54年もの間運転されていた相鉄5000系、この車両の活躍の間で相鉄は沿線の開発が進み二俣川からいずみ野線が延伸して湘南台まで開通し、大手私鉄に数えられる企業に大きく発展しました。その時代の移り変わりの中で姿形を変えながら活躍してきた車両になります。
旧5000系の車体は5100系に更新時にすべて処分されてしまったそうで現存せず、アルミ車体についてもおそらくは処分されてしまったかと思われます。相鉄の戦後の発展とともに姿形を変えながら活躍した5000系、思い出になってから2016年で7年が過ぎました。

2016.02.10

0316.【東急】世田谷線旧車両さよなら記念~歴代の車両たち~

今から15年前の2001年2月11日、東急世田谷線ではバリアフリー化を実施することになりました。新型車300系を増備し、ホームのかさ上げを行い段差を少なくする工事が行われることになり、従来活躍してきた旧型車は2001年2月10日の運行をもって運用を離脱することになりました。
かつて渋谷から二子玉川園間の玉川線、玉電と呼ばれていた時代から運行されてきた旧型車、引退を記念して発売された記念きっぷを公開いたします。
 
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 名称   :世田谷線旧車両さよなら記念~歴代の車両たち~
 発行社局:東京急行電鉄
 発売日  :2000年12月--日
 値段   :1,000円
 購入箇所:下高井戸駅
 シリアルNo.:3058
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世田谷線の旧型車引退を記念して発売された記念乗車券、デハ1形から最新車300系までの歴代車両をあしらった乗車券10枚セットになります。
世田谷線で300系導入前まで運転されていた車両は、デハ70形、デハ80形、デハ150形で、デハ70形・80形は車内が板張りというレトロな車両、デハ150形は側面にステンレスカーと同様なコルゲートがついているという車両でした。いすれも2両連結で運転されていました。
この記念きっぷには、世田谷線が玉電を呼ばれ渋谷~二子玉川園の国道246号線玉川通りの路上を走行し、この区間が1969年に廃止となり運命を共にした車両もあしらわれています。その中には玉電時代の花形車両であったデハ200形も登場しております。
 
三軒茶屋~下高井戸の区間が残され世田谷線と改名してからも残った、デハ70形、デハ80形、デハ150形も1999年に導入が始まった300系に置き換えられていき、ついに2001年2月10日の運転を最後に引退することになりました。デハ70形は2000年までに姿を消したようでしたが、デハ80形とデハ150形については21世紀まで生き延びましたが置き換えられることになり、最後の日となった2001年2月10日はデハ150形が最後の運転を終えて長きにわたり親しまれた世田谷線の旧型車は引退しました。
この日の終電後、世田谷線各駅ではホームのかさ上げ工事が行われ、翌日からは全列車300系での運行となり、合わせて段差がなくなったことによるバリアフリー化が達成されました。
 
世田谷線から旧型車が姿を消して、本年2016年で15年になります。走る車両は変わりましたが、それでも世田谷の町を走る世田谷線の風景は大きくは変わってはいないように思えます。世田谷線の旧型車が思い出になって、いつの間にかそれだけの年月が流れていました。

2016.02.09

0315.【東急】世田谷線300系デビュー記念乗車券

世田谷区の三軒茶屋から下高井戸を結ぶ東急世田谷線、この路線で現在活躍している車両のデビュー当時に発売された記念きっぷ類を公開いたします。
 
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 名称   :世田谷線300系デビュー記念乗車券
 発行社局:東京急行電鉄
 発売日  :1999年8月21日
 値段   :400円
 購入箇所:下高井戸駅
 シリアルNo.:4517
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現在東急世田谷線で活躍している車両は300系という車両になり、1999年7月11日より運転を開始しました。それから1か月ほど遅れて発売された記念乗車券になります。
東急唯一の軌道線である世田谷線では、実に35年ぶりとなる新型車両であり、低床仕様の2両連接車、そして世田谷線では初の冷房車となりました。
記念きっぷには運転開始時の様子が写真になっておりますが、世田谷線ということもあって世田谷が舞台になっている漫画「サザエさん」のキャラクターによるマナー広告が掲出されているというスタイルになりました。
 
300系デビュー記念アイテムはこの記念乗車券の他にもあります。まずは、軌道である世田谷線らしいアイテムです。
 
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 名称   :世田谷線300系デビュー記念回数乗車券
 発行社局:東京急行電鉄
 発売日  :1999年8月21日
 値段   :1,300円
 購入箇所:下高井戸駅
 シリアルNo.:0022
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回数乗車券の裏面

 
東急世田谷線は全線均一運賃で、乗車時に運賃を支払う方式です。記念きっぷにはこのような回数券も発売されました。
 
1999年ですと、関東でも一部私鉄でプリペイドカードが導入されていましたが、東急ではまだ導入されていませんでした。そこで、300系デビュー記念において当時の公衆電話にて通話する際に使用するテレホンカードも発売されました。
 
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 名称   :世田谷線300系デビュー記念テレホンカード
 発行社局:東京急行電鉄
 発売日  :1999年8月21日
 値段   :800円(50度数)
 購入箇所:下高井戸駅
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テレホンカードでは、サザエさんの広告が付けられる前の姿があしらわれています。おそらく入線直後の姿なのでしょう。
 
世田谷線で運転を始めた300系、沿線利用客からも好評であり近代化を進めるため増備が進みました。2編成目からは編成ごとに車体色が変わり最終的には10編成すべて異なる車体色になりました。2001年に全列車が300系になった世田谷線、その後は車体広告で装飾されながら沿線で親しまれています。そしてこの記念乗車券にあしらわれている301号車のサザエさんの広告はその後外され、この編成は世田谷線がかつて玉川線と呼ばれ渋谷から二子玉川園の間の国道246号線玉川通りの路上を走行していた当時の車両の外装であった緑とクリームに変更されています。
 
この車両も世田谷線に登場して早くも17年が過ぎました。世田谷の地で親しまれている電車になります。

2016.02.07

0314.【富士急】さよなら2000系フジサン特急記念入場券セット(第2弾)

本日、2016年2月7日の最終運行をもって引退を迎えた車両があります。富士急で「フジサン特急」として活躍してきた2000系です。前年の2015年12月からさよならキャンペーンが行われてきましたが、この日ついに最後の日となりました。これにあわせて、さよなら記念入場券の第2弾が発売されました。
 
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 名称   :さよなら2000系フジサン特急記念入場券セット(第2弾)
 発行社局:富士急行
 発売日  :2016年2月7日
 値段   :850円
 購入箇所:富士山駅
 シリアルNo.:0184
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ついにラストランとなった富士急2000系、最後の日となった2016年2月7日に記念入場券の第2弾が富士山駅で発売されました。台紙及びD型硬券による特急停車駅5駅の入場券がセットされ、第1弾とは異なるデザインで発売されました。
 
この日も、発売時刻に合わせて富士山駅に向かい20分ほど並んで購入することができましたが、発行部数がかなり絞られていたようで、午後に時間帯になり再度富士山駅に出向いた時には、すでに完売といった状態でした。

 

また、前年の12月から開始したさよならキャンペーンの期間中、大月駅でのみ発売され富士急行線に2日間乗り降り自由でフジサン特急の自由席にも乗車可能な「フジサン特急フリーきっぷ」も、記念の特別デザインで発売されました。
 
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さよならキャンペーン期間中に発売された特別デザインの「フジサン特急フリーきっぷ」

 
富士山駅で記念入場券を購入後は、到着した上り大月行き普通に乗車して、都留文科大学前まで戻って、ここから最終日となったフジサン特急2000系に河口湖まで乗車し、折り返して大月までそれぞれ乗車しました。いずれも最終日だけあって多くの人が訪れ着席することはできず、大変な混雑でした。そして富士山駅にて運転台見学会のイベントが開催されたあと、河口湖駅16:49発の上りフジサン特急12号での出発セレモニーの際は、この日は雪晴れの晴天だったのがまるで2000系の引退を惜しむかのような雪が降り始め、たいへん寒い中セレモニーが行われ河口湖を出発してきました。大月到着後の折返しフジサン特急15号が最後の定期運用となり、河口湖到着後は富士山駅までの乗車と、同駅構内の修理工場までのプレミアムツアーが開催され、このツアーで富士山電車修理工場に取り込まれ、2002年から富士急行でフジサン特急として運転されてきた2000系の14年にわたる歴史にピリオドが打たれました。私は河口湖駅の出発セレモニーまでは立会いまして、この列車の出発を見届けました。
 
14年の間、車体に描かれた富士山のキャラクターとともに親しまれたフジサン特急2000系、その最後に発売されたアイテム、多くの方に思い出を残して運転を終了したことを記念するアイテムになります。

0313.【富士急】さよなら2000系 記念入場券

2002号編成引退後も、フジサン特急として8000系とともに運転されてきた2000系2001号編成、この編成も寄る年波には勝てず引退を迎えることになり、2015年12月より「フジサン特急2000系 さよならキャンペーン」が行われました。キャンペーン開始初日に発売された記念きっぷになります。
 
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 名称   :さよなら2000系 記念入場券
 発行社局:富士急行
 発売日  :2015年12月19日
 値段   :850円
 購入箇所:富士山駅
 シリアルNo.:0027
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2016年2月7日がラストランとなり、その50日前に発売された記念きっぷ、特急停車駅の5駅のD型硬券入場券がセットされ、2000系のあゆみが記された台紙がついてきます。
 
私は発売日に富士山駅に向かい、並んで購入することができました。
さよならキャンペーン初日となり、この日は富士山駅で運転台見学イベントが行われる予定だったのですが、車両不具合が発生したことから中止となり、記念きっぷ等のグッズ販売と引退記念カウントダウンパネル設置が富士山駅で行われました。
 
その後も引退記念のキャンペーンが行われてきましたが、2016年2月7日の運行をもって2001号編成も引退し、富士急から2000系は全車退役します。また合わせて旧国鉄165系一族の車両は、この富士急2000系の引退をもって長かったその歴史に幕を下ろすこととなりました。

2016.02.06

0312.【富士急】2002号編成引退記念 硬券特急券セット

2013年11月に往年のパノラマエクスプレスアルプスの外装が再現された富士急のフジサン特急2002号編成、それから数か月が過ぎた2014年2月に引退することになりました。これを記念して発売された記念きっぷを公開いたします。
 
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 名称   :2002号編成引退記念 硬券特急券セット
 発行社局:富士急行
 発売日  :2014年5月18日
 値段   :980円
 購入箇所:河口湖駅
 シリアルNo.:0104
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往年のパノラマエクスプレスアルプスの外装が再現された2002号編成は2014年2月9日に最終運行となり、これを記念したイベントが開催される予定であったのですが、この日は関東地域を中心に大雪が降り、特に山梨県内においては雪の影響で鉄道も道路も寸断されたという未曽有の大雪となってしまい富士急線も全列車運休という事態になってしまいましたのでこのイベントは中止となり、2002号編成は翌日大月→河口湖で最後の運転を行ったのち引退を迎え廃車となったとのことです。
 
この記念きっぷは2002号編成廃車後、5月に河口湖駅で実施された販売会にて入手したものになり、富士急線において「フジサン特急」としてフジサンのキャラクターがあしらわれた姿が掲載されているほか、きっぷ自体は硬券の特急券のセットとして発売されました。
 
大月・河口湖方先頭を展望車としていた2002号編成、引退から2016年で2年が過ぎ、これに代わる特急車8000系が「フジサン特急」を襲名して運行されている富士急行であります。

0311.【富士急】パノラマエクスプレスアルプス復活記念硬券入場券セット

2001年に引退したJRのジョイフルトレイン「パノラマエクスプレスアルプス」は、入線実績がある富士急に譲渡されました。富士急では2002年よりこの車両を使用し「フジサン特急」として運転を開始、外装は白をベースにフジサンのキャラクターを描いたものになり、3両編成2本に分割して富士急2000系として運転されました。
 
それから年月が流れた2013年11月、大月・河口湖方先頭を展望車とした2002編成に、かつての「パノラマエクスプレスアルプス」の外装が再現されました。これを記念して発売された記念きっぷになります。
 
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 名称   :パノラマエクスプレスアルプス復活記念硬券入場券セット
 発行社局:富士急行
 発売日  :2013年11月30日
 値段   :850円
 購入箇所:河口湖駅
 シリアルNo.:0154
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この日は、毎年恒例の「富士急電車まつり」イベントが開催され、このイベントの目玉として往年のパノラマエクスプレスアルプスの外装を復刻した2002編成、当時の外装や前面のヘッドサイン等も忠実に再現したものになりました。
この記念きっぷは、パノラマエクスプレスアルプスの外装を復刻したことを記念して発売されたもので、富士急の特急停車駅と、電車まつりイベント会場の一つである下吉田駅のD型硬券入場券がセットされ、台紙やきっぷにはかつてのパノラマエクスプレスアルプスとして活躍したシーンをあしらったものとなりました。
 
12年ぶりに帰ってきた、パノラマエクスプレスアルプスでありました。

2016.02.05

0310.【国鉄】パノラマ エクスプレス・アルプス完成記念入場券

かつて、このようなジョイフルトレインがあったことを皆さま、覚えておられますでしょうか?
 
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 名称   :パノラマ エクスプレス・アルプス完成記念入場券
 発行社局:国鉄 東京西鉄道管理局
 発売日  :1987年3月21日
 値段   :300円
 購入個所:原宿駅
 シリアルNo.:5251
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1987年3月、分割・民営化(JR発足)直前に登場したジョイフルトレインは、「パノラマ エクスプレス・アルプス」と名付けられた列車になります。165系電車を改造して誕生したこの車両は、前後の車両を展望車としたことが大きな特徴で、三鷹電車区に配属され中央線を中心に臨時列車や団体列車などに使用されました。
 
このアイテムは原宿駅で発売されました。この車両の完成記念の展示会が、この駅の代々木方にあります宮廷ホームで開催されたことによります。私もこの展示会に参加した思い出があります。
 
JR発足後も活躍してきた「パノラマ エクスプレス・アルプス」でしたが、2001年の夏の終わりを最後の引退しました。私はこの列車にはその時運転された臨時列車でようやく乗車することが叶いました。
 
この列車の登場から今年2016年で29年、引退から15年という年月が流れようとしています。

0309.【JR北海道】北海道新幹線アクセス列車「はこだてライナー」愛称決定記念乗車券

2016年3月に開業する北海道新幹線、今回の終点となる新函館北斗駅は、現在の函館駅からは離れた渡島大野駅になります。新幹線開業に合わせて函館~渡島大野間の電化が行われ、この区間で運転されるアクセス列車の愛称が決定したことから、このようなアイテムも発売されました。
 
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 名称   :北海道新幹線アクセス列車「はこだてライナー」愛称決定記念乗車券
 発行社局:北海道旅客鉄道
 発売日  :2015年4月13日
 値段   :各360円
 購入箇所:函館駅
 備考   :函館から渡島大野ゆきの片道乗車券と渡島大野から函館ゆきの片道乗車券
        単独での発売もあり
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新幹線開業に合わせて、函館駅から新幹線の新函館北斗駅を結ぶアクセス列車、この列車は「はこだてライナー」と名付けられ、731系電車により運転されます。
この記念乗車券は、函館から新幹線開業後に新函館北斗駅になる渡島大野までの乗車券、及び渡島大野から函館までの乗車券と2種類発売されバラ売りも可能ですが、2種類同時に購入しますと専用の袋がついてくるというものになります。
 
記念乗車券のデザインは、渡島大野ゆきの乗車券は函館駅と新函館北斗駅の駅舎を、函館ゆきの乗車券は函館ライナーに使用される731系の完成予想図があしらわれています。この記念きっぷ発売時にはまだ実車は登場していなかったようです。
 
新幹線開業後は函館へのアクセス列車という使命を持つことになる「はこだてライナー」、こちらも新幹線と同時にデビューします。

0308.【JR北海道】北海道新幹線開業日決定記念入場券セット

2016年に開業する北海道新幹線、開業日は同年3月26日になりました。この開業日の決定を記念したアイテムが発売されました。
 
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 名称   :北海道新幹線開業日決定記念入場券セット
 発行社局:北海道旅客鉄道
 発売日  :2015年11月1日
 値段   :1,190円
 購入箇所:函館駅
 シリアルNo.:1450
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函館では北海道新幹線開業を前にいろいろと記念きっぷ類が発売されているようで、開業日が決定したことを記念して発売された、硬券入場券のセットになります。セットされた駅の入場券は、函館駅と新幹線の駅となる江差線の木古内駅及び函館本線の渡島大野駅、そして函館駅~渡島大野駅間にある五稜郭駅・桔梗駅・大中山駅・七飯駅の7駅になります。この時点で北海道新幹線の開業する駅名は決定しており、建設中の仮称で奥津軽、この当時は新幹線建設のため営業を休止していた津軽今別駅は奥津軽いまべつ駅に、そして終点となり仮称新函館、既設駅であった渡島大野駅は新函館北斗駅となります。
 
この記念入場券の台紙には、北海道新幹線用車両としてJR北海道が導入することになる、H5系車両もあしらわれています。
 
開業日が決定したことにより発売された記念きっぷ、それだけ開業に期待をかけていたことの現れであるかと思います。

0307.【JR北海道】北海道新幹線建設ルート経由駅記念入場券

さて北海道の2016年でホットな話題といいますと、3月に開業する北海道新幹線でしょう。すでに数年前から函館エリアを中心に各種取り組みが行われており、合わせて記念きっぷも各種発売されております。ここに手元にありますアイテムを公開いたします。
 
まずは、2013年12月に函館を訪れた際に発売され購入した記念きっぷになります。
 
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 名称   :北海道新幹線建設ルート経由駅記念入場券
 発行社局:北海道旅客鉄道
 発売日  :2013年8月6日
 値段   :720円
 購入箇所:函館駅
 シリアルNo.:0535
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表面

 
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裏面

 
2013年に発売されたこの記念きっぷは、建設が進んでいた北海道新幹線の経由駅となる駅の入場券を綴ったシート型のものになります。
入場券として綴られている駅は、JR北海道の駅で唯一本州にある津軽今別駅、北海道に入って最初の駅になる木古内駅、そして今回開業時の終点駅となる渡島大野駅になります。この記念入場券発売時点ではまだ駅名決定前であるため、既存駅の木古内駅を除いて、津軽今別駅は奥津軽駅、渡島大野駅は新函館駅として仮称駅名で記載されています。券面には新幹線駅としての完成予想図があしらわれています。
 
この時点で開業までまだ3年近くある状況で発売された記念入場券、気が早いとも思えますが、それだけ期待が高かったとみることもできるのではないでしょうか?

2016.02.04

0306.【JR北海道】DMV試験的運行開始記念オレンジカード

本日、2016年2月4日のニュースにおいて「徳島県の第三セクター路線である阿佐東線で、全国初の『デュアルモードビークル(DMV)』を導入して運行する方針を決めた」と報じられました。(ソースはこちら
 
デュアルモードビークル(DMV)とは、JR北海道が2004年から開発を進めていた線路も道路も走行できるという乗り物で、マイクロバスを改造して試験が行われました。そして2007年には、釧網線の浜小清水~藻琴間で試験的運行として、ツアー形式で往路は釧網線の線路を、復路は並行する道路を走行するルートで運行されました。私も2007年の夏にDMVに体験乗車しております。
 
さてJR北海道では、DMV試験的運行を記念して各種アイテムが発売されておりました。これら入手しましたものを一挙公開いたします。
 
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 名称   :DMV試験的運行開始記念オレンジカード
 発行社局:北海道旅客鉄道
 発売日  :2007年4月--日
 値段   :1,000円(1,000円券2枚組)
 購入箇所:道の駅「はなやか小清水」(浜小清水駅)
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 名称   :DMV試験的運行記念オレンジカード
 発行社局:北海道旅客鉄道
 発売日  :2007年7月--日
 値段   :1,000円(1,000円券2枚組)
 購入箇所:道の駅「はなやか小清水」(浜小清水駅)
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DMV試験的運行時の乗車駅であった浜小清水駅は無人駅ですが、道の駅はなやか小清水と一体構造になっており、これらオレンジカードは道の駅売店で発売しておりましたので購入しました。特に運行開始記念と表記しました2007年4月発売のものは、周辺の駅では完売で現地でまだ残っていたものを入手できたというものになります。台紙にはDMVの仕組みや線路-道路走行を切り替えるモードチェンジの様子が記載され、カードは線路走行及び道路走行時のDMVがあしらわれたものがセットになっています。
 
DMVは当時のJR北海道にとって、大変大きな期待をかけておりました。この他にもオレンジカードが発売されていたようです。
 
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2両連結走行のシーンをあしらったオレンジカード(1,000円券)

 
駅窓口等で一般的に発売されていたオレンジカードでも、DMVは各種デザインがあったと思われます。このカードは2両連結での走行している姿をあしらったものになります。この当時JR北海道では、行く先々の駅や特急列車車内などで、色とりどりのオレンジカードが多く発売されていたという時代になります。それだけ多くのカードがありました。
 
2007年夏にDMVに体験乗車した際は、網走駅から乗車しました。このときの行程は網走駅から浜小清水駅までは道路を走行し、浜小清水駅から釧網線の線路を走行、オホーツク海沿いの雄大な風景の中を走り、藻琴駅で道路に出て並行する道路を走行して浜小清水駅に戻るというものでした。網走駅でもこのような記念乗車券が発売されていました。
 
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 名称   :DMV記念乗車券
 発行社局:北海道旅客鉄道
 発売日  :2007年--月--日
 値段   :880円
 購入箇所:網走駅
 シリアルNo.:0380
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網走から浜小清水までの往復乗車券の記念乗車券ですが、DMVはJR北海道HPで予約をしてから、旅行センターでクーポンを購入することで乗車できるという仕組みでしたので、この記念乗車券でDMVに乗車できるものではありません。
 
JR北海道がローカル線の未来をかけて開発を進めてきたDMV、大変大きな反響があり実際に試験的運行時には各地から視察に訪れた方も多くいらしたようで、たいへん注目を集めました。
 
この試験的運行から2016年で9年になります。この間でJR北海道を取り巻く環境は大きく変わりました。特に近年ではトンネル内での列車火災事故、その後も車両トラブルが相次いだ中発生した列車の脱線事故においては検査データの改ざんが発覚、一方で厳しい自然環境の中利用客低迷による採算性の悪化など、負の連鎖というべき危機的な状況が続き、国土交通省から事業改善命令等が出されることとなりました。
その結果、新たな開発は凍結されることになり、DMVも開発は中止、このままお蔵入りするのではないかと思われましたが、徳島県でDMVを導入するという方針が決定されたという報がなされました。
 
線路も道路も走行できるという夢の乗り物といえるDMV、ローカル線の未来をかけて開発が進められてきた乗り物、いよいよ実用化にむけて動き始めました。

2016.02.03

0305.【東急】東急東横線・みなとみらい線相互直通運転開始10周年記念乗車券

2014年2月で開通10周年を迎えた横浜高速鉄道みなとみらい線、同時に東急東横線との相互直通運転開始からも10周年を迎えました。東急におきましても、記念アイテムが発売されました。
 
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 名称   :東急東横線・みなとみらい線相互直通運転開始10周年記念乗車券
 発行社局:東京急行電鉄
 発売日  :2014年2月1日
 値段   :500円
 購入箇所:横浜駅
 シリアルNo.:0441
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みなとみらい線開業に合わせて相互直通運転を開始した東急東横線、10周年を迎えて発売された記念きっぷになります。台紙にはこの間で活躍した東横線車両もあしらわれていますが、10年が過ぎて東横線は5050系に統一され、9000系や8000系は姿を消しました。一方で渋谷より東京メトロ副都心線を経由して東武東上線・西武池袋線からの直通列車が東急東横線を通ってみなとみらい線にも乗り入れるようになりました。
 
このアイテムは、みなとみらい駅で横浜高速鉄道みなとみらい線開通10周年記念乗車券をみなとみらい駅で購入後に横浜駅に移動して購入したものです。ここで並んだ思い出があります。
 
このアイテム購入時にも、10年が過ぎてしまったのかという時の流れを感じました。それから2016年になり2年が過ぎてしまいました。

0304.【横浜高速】みなとみらい線開通10周年記念乗車券

あの日から時が流れ、2014年2月で開通10周年を迎えた横浜高速鉄道みなとみらい線、その当時発売されたアイテムになります。
 
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 名称   :みなとみらい線開通10周年記念乗車券
 発行社局:横浜高速鉄道
 発売日  :2014年2月1日
 値段   :500円
 購入箇所:みなとみらい駅
 シリアルNo.:0052
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今から2年前の2014年2月に発売されたアイテム、このアイテムを買い求めに前日の夜にみなとみらい線の馬車道駅至近のホテルに宿泊して、翌早朝に出向きみなとみらい駅で購入したというアイテムになります。
 
この路線が開業した日、それこそ多くの人が訪れ盛況だった日のことを覚えている自分にとりまして、もう10年が過ぎてしまったのかという時の流れを感じたアイテムでもあります。それから2016年になり2年が過ぎてしまいました。

0303.【横浜高速】みなとみらい線開通2周年記念パスネット・入場券

2004年に開業した横浜高速鉄道、それから2年が過ぎた2006年に発売されたアイテムになります。
 
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 名称   :みなとみらい線開通2周年記念パスネット
 発行社局:横浜高速鉄道
 発売日  :2006年2月1日
 値段   :3,000円(1,000円券3枚セット)
 購入箇所:みなとみらい駅
 シリアルNo.:003971
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 名称   :みなとみらい線開通2周年記念入場券
 発行社局:横浜高速鉄道
 発売日  :2006年2月1日
 値段   :900円
 購入箇所:みなとみらい駅
 シリアルNo.:0541
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開業2周年を記念して発売されたアイテム、パスネットはこの記念カードで横浜高速鉄道としては初めて車両をあしらったデザインのカードとなりました。記念入場券は駅周辺の風景があしらわれていますが、C型硬券でカラー刷りになっています。
 
このアイテムの発売から2016年で10年となりました。みなとみらい線では、この後しばらく毎年この時期に○周年とヘッドマークを着けた列車が登場していました。また、この路線の佳節が来ました。

0302.【横浜高速】グッドデザイン賞受賞 パスネット

2004年2月1日に開業した横浜高速鉄道みなとみらい線、その駅施設がこの年のグッドデザイン賞を受賞しました。これを記念した発売されたアイテムになります。
 
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 名称   :グッドデザイン賞受賞 パスネット
 発行社局:横浜高速鉄道
 発売日  :2004年11月--日
 値段   :5,000円(1,000円券5枚セット)
 購入箇所:
 シリアルNo.:002881
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みなとみらい線の各駅は、それぞれ個性を持った大変意匠的なデザインの駅がそろっており、これらが受賞の決め手となりました。その個性も駅周辺の景観や歴史などをイメージしたものになっており、開業から本年2016年で12年が過ぎてもいささか見劣りするものではありません。
今日も、横浜の未来都市と歴史を切り開いた町を結んでいるみなとみらい線であります。

2016.02.01

0301.【東武】フライング東上号 復活記念乗車券

昨年2015年で全線開通90周年を迎えた東武東上線、この路線でかつて運転されていた「フライング東上」号の外装が再現された列車が登場し、記念列車として運転されました。その後この列車は通常の運用に就いております。今回、「フライング東上」号の外装が再現された列車が登場したことを記念したアイテムが発売されました。
 
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 名称   :フライング東上号 復活記念乗車券
 発行社局:東武鉄道
 発売日  :2016年2月1日
 値段   :1,000円
 購入箇所:池袋駅
 シリアルNo.:0143
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フライング東上号は、1949年4月から主に行楽シーズンの休日に東上線で運転された有料の優等列車でした。1962年まで運転され、東上線の看板列車でありました。
昨年2015年で全線開業90周年を迎えた東上線で、当時のフライング東上号に使用された車両と同じ青の車体に黄色のラインの外装を再現した列車として、現在の東上線の看板列車である「TJライナー」に使用される50090系1編成と、小川町~寄居間や越生線の運用に就く8000系4両編成1編成に施されました。この外装が再現された列車が登場したことを記念したアイテムになります。
池袋を始めとした東上線4駅の硬券乗車券4枚がセットされた記念乗車券、発売日の朝早くに池袋に向かいまして、すぐ購入することができました。
 
50090系はおろか8000系でもこの外装の時代はありませんが、当時の東上線の優等列車の外装を再現し復活した「フライング東上」号、いましばらくこの姿で運転されるようです。

0300.【京成】新3000形車両導入記念パスネット

今から13年前の2003年2月1日、京成電鉄では新型車両がデビューしました。
 
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 名称   :新3000形車両導入記念パスネット
 発行社局:京成電鉄
 発売日  :2003年2月1日
 値段   :3,000円(1,000円券3枚セット)
 購入箇所:日暮里駅
 シリアルNo.:000375
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京成電鉄で、2003年2月1日に運転を開始した車両は3000形になります。まずは8両編成1本が導入され運転を開始しました。私はこの日に記念パスネットを購入後、早速乗車しております。
 
京成において3000形と名乗る車両は2代目で、初代車両は1958年に登場し都営1号線乗り入れ用車両として設計されましたが、当初はいわゆる青電塗装で、1965年にこの系列の塗装である赤電塗装となって地下鉄に乗り入れました。その後は1977年ごろから更新が行われ1980年に外装をファイヤオレンジに変更して1991年に引退を迎えました。以来12年ぶりに登場した2代目の3000形となります。ということでこのアイテムも「新3000形導入記念」と表記されており、セットされたカードには先代の3000形もあしらわれています。
 
2003年に第1編成が登場した3000形、その後多くは6両編成で増備されましたが、現在でも増備が続いており今では京成通勤車の主力となりました。この間で2010年の成田スカイアクセス開業に伴い、同線で主に運転されるアクセス特急用として外装等一部仕様を変更した3050形という車両が登場し、また系列会社である新京成、北総においても同型車が登場しています。
 
今や京成電鉄だけでなく、系列会社でも同型車が運転されている主力車両になりました。

0299.【京急】県立大学駅改称記念パスネット・京急安浦駅・県立大学駅 入場券セット

横浜でみなとみらい線が開業した2004年2月1日、横須賀市内の京急で駅名変更がありました。
 
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 名称   :県立大学駅改称記念パスネット
 発行社局:京浜急行電鉄
 発売日  :2004年2月1日
 値段   :1,000円
 購入箇所:
 シリアルNo.:002372
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2004年2月1日付で駅名変更が行われたのは京急本線の京急安浦駅で、この日より県立大学駅となりました。この駅近くに神奈川県立保健福祉大学が開設されたことにより改称されました。このパスネットは特に台紙はなく、カード単体での発売でした。
 
駅名改称にあわせて、記念入場券の発売もありました。
 
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 名称   :京急安浦駅・県立大学駅 入場券セット
 発行社局:京浜急行電鉄
 発売日  :2004年2月1日
 値段   :400円
 購入箇所:
 シリアルNo.:1729
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京急安浦駅の最終日平成16年1月31日の硬券入場券と、平成16年2月1日の県立大学駅の硬券入場券がセットされています。
 
この駅名変更から本年2016年で12年が過ぎました。記念入場券の表紙になっている駅舎は、駅名改称から1年後の2005年に建て替えられたそうで現存していません。それからも10年以上が過ぎてしまいました。

0298.【東急】東横線・みなとみらい線相互直通運転開始記念パスネット

2004年2月1日に開業したみなとみらい線、開業時から東急東横線と相互直通運転を開始しました。東急におきましても、記念アイテムが発売されました。
 
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 名称   :東横線・みなとみらい線相互直通運転開始記念パスネット
 発行社局:東京急行電鉄
 発売日  :2004年2月1日
 値段   :1,000円
 購入箇所:渋谷駅
 シリアルNo.:001573
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みなとみらい線開業に合わせて相互直通運転を開始した東急東横線、この時代の東横線は5050系は入線前夜の状況であり、主力車両はパスネットカードにもあしらわれている9000系で、このほか8000系や8590系も運行されていたという時代になります。事実、8000系・8590系もみなとみらい線に乗り入れております。
 
今から12年前の2004年2月1日、渋谷駅でこの記念パスネットを購入後、みなとみらい線に直通する東横線列車に乗車して、開業したみなとみらい線に乗車したという思い出になります。

0297.【横浜高速】みなとみらい線開業記念パスネット・記念入場券

この路線が開業して本年2016年で干支をひと回り、12年が過ぎました。
 
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 名称   :みなとみらい線開業記念パスネット
 発行社局:横浜高速鉄道
 発売日  :2004年2月1日
 値段   :3,000円(1,000円券3枚セット)
 購入箇所:通信販売
 シリアルNo.:002901
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 名称   :みなとみらい線開業記念入場券
 発行社局:横浜高速鉄道
 発売日  :2004年2月1日
 値段   :1,010円
 購入箇所:通信販売
 シリアルNo.:7703
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今から12年前の2004年2月1日、横浜に華々しく新路線が開業しました。横浜高速鉄道みなとみらい線で、東急東横線の横浜駅から横浜の新たな街として開かれたみなとみらいを通り、商店街が並ぶ元町及び横浜の代表的な観光地である中華街を結ぶ路線が開業しました。開業時より東急東横線と直通運転を行っています。
 
これら開業を記念して発売されましたアイテムですが、表紙こそ横浜高速鉄道の車両であるY500系があしらわれていますが、カードデザイン、またD型硬券入場券にあしらわれている図柄は、みなとみらい線沿線の著名な施設等があしらわれたものになりました。これらアイテムは通信販売を行っておりましたので事前に郵送で申し込みましたが、即日早い時間帯に完売したと記憶しています。
 
開業したみなとみらい線、私も開業日に乗車しています。このとき初めてネットで知り合った方とオフ会に参加しまして、今まで掲示板等でしかお話しすることがなかった皆さまと初めてお会いしまして見識を広めるきっかけになり、その後ブログ開設にまで至ったきっかけとなった場となりました。このときお会いした方々とは、今となっては疎遠になってしまいましたが、自分の趣味人生において転機となったところになります。また、開業当日は大変多くの方が乗車され、特にみなとみらい線のY500系は人気であったようでこの車両には集中乗車され、正常運行もままならないほどの大盛況となりました。
 
横浜において待望の開業となったみなとみらい線、特にみなとみらい地区はこの路線の開業でアクセスが向上して発展を遂げました。これからも、さらに発展していくのではないかと感じます。

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2011年11月 ありがとう!京王井の頭線3000系

  • Img_9050
    2011年12月、約49年にもわたり京王井の頭線で活躍してきた3000系、レインボーカラーに彩られ井の頭線のイメージを確立したこの車両も、ついに終焉となりました。最後の編成となったのはライトブルーの3028F、この編成は1987年に入線し活躍してきました。 末期には朝のラッシュ時間帯に運よく富士見ヶ丘~渋谷の1往復の運用にしか就かなくなってしまった3000系、2011年11月には「さよなら運転」として日曜日の昼間に井の頭線全線で運転され、最後の走りを披露しました。また11月20日には富士見ヶ丘車両基地において「ありがとう3000系フェスタ」も開催され、事前申込制であったこのイベントにも参加して、最後の姿を見てきました。井の頭線沿線で生まれ育ち、それこそこの車両の活躍をみて育ったと自負する私にとって、感慨深い月になった2011年11月、3000系最後の姿をぜひ皆様にご覧いただきたいと思います。

中央線201系

  • 2010101700
    JR中央線で約30年にもわたり活躍した201系、特に多摩地域においては、長きにわたり親しまれた車両で、私も小・中学生時代は遠足で、学生時代は通学で、そして社会人になってからも通勤などで利用したなじみ深い車両でした。時の国鉄が「省エネ電車」として中央線に導入された201系。そしてほとんどの車両が中央線から離れることなく、この路線で「オレンジバーミリオン」の外装で生涯を終えました。すでに引退して時が過ぎましたが、私が撮影した201系の思い出として、どうぞご覧下さい。

2002年100周年を迎えた江ノ電

  • Img_0527
    2001年12月に初めてデジカメを購入して、翌年から1年間通った路線があります。藤沢から鎌倉を結ぶご存知江ノ電です。この年は江ノ電が開業して100周年という節目の年で、各車両にステッカーなどが付いています。また世代交代もあった年です。 自分の思い出アルバムの中から公開いたします。どうぞご覧下さい。

惜別 名鉄岐阜600V線区

  • 2005032101
    2005年3月31日、惜しまれつつも廃止を迎えた名鉄岐阜市内線・揖斐線・美濃町線・田神線の総称「岐阜600V線区」。 私が初めて訪れたのは、1999年の夏のことでした。名古屋本線で新岐阜に着くと、駅前に停車していた電車に乗り、車の洪水の中を抜け、のどかな風景の中を走っていきました。
    その後2001年2月、そして2005年と何度か訪れたのですが、ついにこれら路線も命運が尽きてしまいました。そこで、名鉄岐阜600V線区で活躍していた古豪から最新鋭車まで、個性豊かな車両たちへの思い出をつづり、このアルバムを作成しました。
    このアルバムでは、2001年9月30日の運行をもって廃止となった谷汲線・揖斐線(黒野~本揖斐)のモ750も登場しています。いずれにしましても、今では思い出になってしまった、名鉄岐阜600V線区へのレクイエムです。 どうぞご覧下さい。

    お断り>
    今回のアルバムは、一部ポジプリントからスキャンしたもの、あるいは携帯電話内蔵カメラで撮影した画像も含まれています。特に1999年・2001年撮影のものはすべてポジプリントからのスキャンになります。つきましては画質にやや難があるものがあります。ご了承ください。