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2016.02.14

0320.【上田交通】5000形・5200形就役記念乗車券

2016年2月14日の運行をもって、熊本県の熊本電鉄で運行されてきた5000形が引退することになりました。熊本電鉄5000形は、東急旧5000系の譲受車になります。東急旧5000系は1954年に導入された車両で、カルダン駆動・電気ブレーキを搭載した高性能車であるとともに、張殻構造の車体を持った軽量車であり外装は緑一色で登場、その風貌から「青ガエル」と呼ばれ親しまれた車両になります。東急では1986年までに全車両引退しましたが、多くの車両が各地方の私鉄に譲渡されかの地でも活躍してきましたが、寄る年波には勝てず続々と引退して、最後まで残っていた熊本電鉄の5000形の引退をもって、すべての東急旧5000系車両は運行を終了することになりました。
 
さて弊ブログにおきましては、さすがに東急時代の5000系引退記念に関するアイテムや熊本電鉄でのアイテムはありませんが、各地の譲渡された東急旧5000系に関するアイテムが手元にいくつかありましたので、すべての譲渡先のアイテムはありませんが、手元に蒐集しました東急旧5000系の譲渡車にかかわるアイテムを、熊本電鉄5000形が引退する本日2016年2月14日に特集としていくつか公開いたします。
 
まずは東急系列の会社で、本年2016年はNHK大河ドラマのゆかりの地として盛り上がっている私鉄に譲渡された東急旧5000系になります。
 
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 名称   :5000形・5200形就役記念乗車券
 発行社局:上田交通
 発売日  :1986年10月1日
 値段   :980円
 シリアルNo.:2693
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Dscn2205
 
信州・上田に譲渡された東急旧5000系、1986年10月に架線電圧を750Vから1500Vに昇圧した際に5編成10両が導入されました。上田交通では、これ以前にも中間車を先頭化改造した東急旧5000系が譲渡されていましたが、1500V昇圧に合わせてやってきた車両に置き換えられました。この10両の中には5000系一族に含まれ、わが国初のステンレスカーとしてデビューした5200系も含まれています。この記念きっぷは5000形・5200形があしらわれ、信州の田園風景の中を走行している写真があしらわれています。
 
この時代は上田交通と称していた別所線にやってきた5000形、上田での活躍は意外に短く1993年に東急から譲渡された7200系に置き換えられ、約7年で運行を終えました。
引退後は5000形の5001号車が東急に里帰りしました。この車両は東急時代もデハ5001号というトップナンバー車であり、保存されることになっていたようですが、現在JR渋谷駅ハチ公前広場で車体をカットした状態で展示されています。また5200形について5201号車も同時に東急に里帰りしましたが、その後製造メーカーである東急車輛に移動し横浜市内の工場で保存されています。これは東急車輛が総合車両製作所(J-TREC)と社名が変更された現在でも保存されています。また、5251号車が現在も下之郷の車両基地に残され、イベント等で公開されることがあります。
 
自分が初めて別所線に乗車したのは7200系の代替となる1000系が入線したころになりますので、上田で5000形に乗車することはなく、この記念きっぷも後年イベント会場で購入したものになります。
上田にやってきた30年、姿を消してから20年以上が過ぎて思い出になった上田の「青ガエル」になります。

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2011年11月 ありがとう!京王井の頭線3000系

  • Img_9050
    2011年12月、約49年にもわたり京王井の頭線で活躍してきた3000系、レインボーカラーに彩られ井の頭線のイメージを確立したこの車両も、ついに終焉となりました。最後の編成となったのはライトブルーの3028F、この編成は1987年に入線し活躍してきました。 末期には朝のラッシュ時間帯に運よく富士見ヶ丘~渋谷の1往復の運用にしか就かなくなってしまった3000系、2011年11月には「さよなら運転」として日曜日の昼間に井の頭線全線で運転され、最後の走りを披露しました。また11月20日には富士見ヶ丘車両基地において「ありがとう3000系フェスタ」も開催され、事前申込制であったこのイベントにも参加して、最後の姿を見てきました。井の頭線沿線で生まれ育ち、それこそこの車両の活躍をみて育ったと自負する私にとって、感慨深い月になった2011年11月、3000系最後の姿をぜひ皆様にご覧いただきたいと思います。

中央線201系

  • 2010101700
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2002年100周年を迎えた江ノ電

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惜別 名鉄岐阜600V線区

  • 2005032101
    2005年3月31日、惜しまれつつも廃止を迎えた名鉄岐阜市内線・揖斐線・美濃町線・田神線の総称「岐阜600V線区」。 私が初めて訪れたのは、1999年の夏のことでした。名古屋本線で新岐阜に着くと、駅前に停車していた電車に乗り、車の洪水の中を抜け、のどかな風景の中を走っていきました。
    その後2001年2月、そして2005年と何度か訪れたのですが、ついにこれら路線も命運が尽きてしまいました。そこで、名鉄岐阜600V線区で活躍していた古豪から最新鋭車まで、個性豊かな車両たちへの思い出をつづり、このアルバムを作成しました。
    このアルバムでは、2001年9月30日の運行をもって廃止となった谷汲線・揖斐線(黒野~本揖斐)のモ750も登場しています。いずれにしましても、今では思い出になってしまった、名鉄岐阜600V線区へのレクイエムです。 どうぞご覧下さい。

    お断り>
    今回のアルバムは、一部ポジプリントからスキャンしたもの、あるいは携帯電話内蔵カメラで撮影した画像も含まれています。特に1999年・2001年撮影のものはすべてポジプリントからのスキャンになります。つきましては画質にやや難があるものがあります。ご了承ください。